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Yamareco

記録ID: 342327
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

試練の大雨、白馬大池テン泊☆(蓮華温泉〜白馬岳)

2013年09月07日(土) 〜 2013年09月08日(日)
 - 拍手
GPS
10:38
距離
20.5km
登り
1,914m
下り
1,904m

コースタイム

7日
5:23 蓮華温泉 5:43
7:10 天狗の庭 7:14
8:14 白馬大池 9:49
10:17 船越ノ頭
11:03 小蓮華山 11:04
11:32 三国境 11:33
12:10 白馬岳 12:28
14:14 白馬大池

8日
白馬大池 5:52
6:34 天狗の庭
7:32 蓮華温泉 7:41
天候 7日 曇りのち大雨、風は弱めだったが朝方は時折吹いた
8日 夜が明けると辛うじて風雨が小康状態となり撤収・出発できた
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き:自宅から車で蓮華温泉
帰り:蓮華温泉から車で自宅
コース状況/
危険箇所等
コース自体は問題なし、ほとんど手を使う必要なし
白馬大池テント場:1人500円、受付は9時頃から
石での固定禁止、ペグを必ず使用すること
ペグは刺さりやすいそうだが、私にはそれでも大変だった
前日まで用意したギア、あとは食料と水だけ
2013年09月06日 06:36撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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9/6 6:36
前日まで用意したギア、あとは食料と水だけ
蓮華温泉駐車場、広さは十分
2013年09月07日 05:25撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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蓮華温泉駐車場、広さは十分
蓮華温泉ロッジ
2013年09月07日 05:37撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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蓮華温泉ロッジ
連言温泉ロッジの裏から山道に入り、露天温泉への道と分岐します
2013年09月07日 05:47撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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連言温泉ロッジの裏から山道に入り、露天温泉への道と分岐します
蓮華温泉ロッジと蓮華の森の間から蓮華温泉ロッジが見えます
2013年09月07日 05:59撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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蓮華温泉ロッジと蓮華の森の間から蓮華温泉ロッジが見えます
蓮華温泉から天狗の庭までの道
普通の山道です、すいすい登れます
2013年09月07日 06:11撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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蓮華温泉から天狗の庭までの道
普通の山道です、すいすい登れます
これはウメバチソウですかね
2013年09月07日 07:07撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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これはウメバチソウですかね
天狗の庭
2013年09月07日 07:14撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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天狗の庭
天狗の庭から白馬大池までの道
ゴツゴツしていますが易しめの登山道です
2013年09月07日 07:42撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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天狗の庭から白馬大池までの道
ゴツゴツしていますが易しめの登山道です
蓮華温泉から白馬大池直下の道
空が開けてきました
2013年09月07日 08:09撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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蓮華温泉から白馬大池直下の道
空が開けてきました
白馬大池山荘
2013年09月07日 08:15撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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白馬大池山荘
白馬大池、星空の動画撮影が行われるのはこの辺りでしょうか
2013年09月07日 08:21撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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白馬大池、星空の動画撮影が行われるのはこの辺りでしょうか
白馬大池、水が透き通っています
2013年09月07日 08:21撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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白馬大池、水が透き通っています
白馬大池テント場
2013年09月07日 08:23撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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白馬大池テント場
我が別荘☆(嬉 Six Moon Designs Wild Oasis
2013年09月07日 09:37撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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我が別荘☆(嬉 Six Moon Designs Wild Oasis
上からみた白馬大池山荘、我が別荘も見える
2013年09月07日 09:52撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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上からみた白馬大池山荘、我が別荘も見える
白馬大池
2013年09月07日 09:52撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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白馬大池
白馬大池から船越ノ頭までの間はこんな感じ
2013年09月07日 10:12撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
9/7 10:12
白馬大池から船越ノ頭までの間はこんな感じ
船越ノ頭から小蓮華山までの道
この辺りが大河ドラマ「坂の上の雲」のエンディングか、ガスで見えない、残念
2013年09月07日 10:17撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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船越ノ頭から小蓮華山までの道
この辺りが大河ドラマ「坂の上の雲」のエンディングか、ガスで見えない、残念
雷鳥さんがいました
2013年09月07日 10:56撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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雷鳥さんがいました
小蓮華山
2013年09月07日 11:03撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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小蓮華山
白馬岳、向かいの旭岳すら見えません、おにぎり2個全部食べて撤収
2013年09月07日 12:10撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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9/7 12:10
白馬岳、向かいの旭岳すら見えません、おにぎり2個全部食べて撤収
雷鳥さんの後ろ姿
2013年09月07日 12:28撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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雷鳥さんの後ろ姿
雷鳥さん、登山道を外れてひょこひょこ下りていきます
2013年09月07日 12:29撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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雷鳥さん、登山道を外れてひょこひょこ下りていきます
雷鳥さん、40センチくらいですかね
2013年09月07日 12:30撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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雷鳥さん、40センチくらいですかね
白馬岳から戻ってきた時の白馬大池テント場、完全に雨になっています
2013年09月07日 14:14撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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9/7 14:14
白馬岳から戻ってきた時の白馬大池テント場、完全に雨になっています
フロアレスシェルターと軽ビビィサックの中で雲が晴れ星が出るのを待ちましたが、一向に雨は止みません、風も強くなってきました、足元が防水できていることを確認しています
2013年09月08日 04:53撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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9/8 4:53
フロアレスシェルターと軽ビビィサックの中で雲が晴れ星が出るのを待ちましたが、一向に雨は止みません、風も強くなってきました、足元が防水できていることを確認しています
夜が明けた白馬大池テント場
2013年09月08日 05:11撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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夜が明けた白馬大池テント場
朝方の白馬大池、ガスが短時間で通っていき、次々と見え方が変わります
2013年09月08日 05:48撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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9/8 5:48
朝方の白馬大池、ガスが短時間で通っていき、次々と見え方が変わります
白馬大池から天狗の庭までの道から見た雪倉岳
2013年09月08日 06:04撮影 by  COOLPIX S3100, NIKON
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9/8 6:04
白馬大池から天狗の庭までの道から見た雪倉岳
おまけ:下山後は木崎湖でいわゆる「聖地巡礼」をしてきました☆
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おまけ:下山後は木崎湖でいわゆる「聖地巡礼」をしてきました☆
撮影機器:

感想

山行計画に行動予定と装備。
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-54722.html

私の目標の1つに、
9月の新月の日に家族3人で白馬大池でテン泊し満天の星空を見る、
というのがあります。
日傘嫁と我が娘はまだまだ無理ですが、
私1人ならできそうだ、
ということで日傘嫁のお許しを得て、行くことにしました。

朔(新月)は5日なので、三日月が西に沈んだ後は真っ暗になるはずです。
前日の予報は曇りのち雨、夜間に雨が降るとのことでした。
雲が晴れる時間はあるだろうと思いました。

入りは、ロープウェイの影響が無くて短時間な蓮華温泉から。
スキンアウトで11kgの荷物は少し重かったですが、
大して苦労することもなく、白馬大池へ。
まだ時間が早くて山荘が忙しかったので少し待ちましたが、
9時前に程なく朝一番で受付してフロアレスシェルターを
張りました。

ここでのアクシデント。いきなりペグのカーボンコアステイクを
2本も折ってしまいました。馬鹿力で横に捻るから…。
予備のペグは持ってきていません。軽量化でリストから外してしまってました。
折れたペグを何とか地面に突き刺して我が別荘を完成させました。
マットやシュラフを中に置いて、シェルターが倒れるのを少し心配しながら
白馬岳へ出発しました。

この時点で雨は無し。
しかし少し登り始めると雨がポツポツしだします。
船越ノ頭あたりでレインウェア上下を着用。
大河ドラマ「坂の上の雲」のエンディング道は
ガスで全く見えません。
順調に進みますが、雨は降り続けました。
靴の中が濡れてきたので白馬岳頂上で
防水ソックスに履き替えました。
白馬岳は2回目ですが、前回よりも見通し悪く、
隣の旭岳すら見えませんでした。

しかし、こんな時は居るはず…ということで
行き帰りで雷鳥を見ることができました。
特に帰りは雷鳥さんを間近に見ることができました。
ヒョコヒョコ歩いて可愛いです。

雨は止まないのでテント場はどうなっているのだろうと
心配しつつ戻ってきました。
シェルターは無事でしたが白馬大池は完全に雨でした。

荷物を全部シェルターの中に入れて夕方まで寝ました。
雨は降り続けています。
晩ごはんは、固形燃料でお湯を450cc沸かしてアルファ米チキンライスと
みそ汁を作って食べました。上出来。

後は軽ビビィサック、シュラフカバー、シュラフに包まって
雨が止むのを待ちますが、一向に止みません。
時折シェルターを雨が叩く音で目が覚めました。

シェルターの中にあるのに荷物がどんどん濡れていく…?
テントの中で雨が降るというのは本当でした。
シェルターの内側に付いた結露が荷物を濡らしていると分かったのは
夜に入ってから。ソックスがびしょ濡れになってしまいました。
レインウェアと靴以外の荷物は軽ビビィサックの中へ。
ソックスはヤマノートに書いてあった上腕の辺りで
温める方法で乾かしました。

軽ビビィサック:
 単体で雨の直撃を耐えることはできない、
 屋根、タープやシェルターの下で飛沫程度から守ることができる
 200グラム程度のビビィサックを指しています

シェルターの中は、雨や風の直撃は受けませんが、びしょ濡れの状態。
床は濡れた地面で足の置き場が無く、自由な姿勢が取れません。
風が吹くとフライシートが揺れて、飛沫が飛び散ります。
軽ビビィサックの中にいても通気窓から飛沫が顔に掛かって目が覚めました。

狭い軽ビビィサックの中で少し寝ては起きてシェルターの中の様子を確認する、
問題ないことを確認してまた寝る、の繰り返しでした。
軽ビビィサックの中への浸水は無く、体や足元が十分に暖かかったのは
良かったと思います。
夜半1時過ぎに雨が止んだので外を覗きましたが、ガスで星は見えませんでした。
またバラバラ雨がシェルターを叩き始めました。

結局雨は夜明けまで止まず。
トレランシューズや防水ソックスは濡れたままだったので、
撤収の時に凍えないか心配でしたが、何とか大丈夫でした。

腹持ちから、朝は食べずに山を下りることを決断。
カロリーメイトとペットボトルの水で何とかなると思いました。
辛うじて雨と風が弱くなり無事に撤収することができました。
カーボンコアステイク、さらに1本破損。使いこなせていません。

白馬大池に何しに行ったんだっけ…?
星空は見えなかったけど、
白馬大池に行くことができた、
白馬岳を往復することができ赤線を繋げられた、
雷鳥さんを間近に見ることができた、
そして何よりもテント泊、
しかも大雨の状況を体験することができた、
という山行でした。

次に来るのは
東京オリンピックの頃に日傘嫁と我が娘と一緒に
白馬大池山荘泊かな…。

10歳の娘「東京オリンピックが決まった時お父さんは何してたの?」
48歳の私「お父ちゃんは白馬大池で星空が見えなくてがっかりしてた☆(苦笑」


…ここからは山とは関係無い話。
山を下りた後は、大町市の木崎湖でいわゆる「聖地巡礼」をしてきました。

「聖地巡礼」とは。
特にアニメの熱心なファンが物語の舞台となった場所を訪れることです。

対象のアニメを知ったのは2週間くらい前のことなのですが、
私の好みにドストライクでした。
こんなにドハマりしたアニメは久しぶりだわー☆:D~~~
白馬大池の帰りに寄れるじゃん、ということで行ってきました。

行ったところ(聖地)
 ・ゆーぷる木崎湖(登山後の温泉として使える)
 ・湖畔の公園
 ・星湖亭
 ・稲尾駅
 ・縁川商店(海ノ口駅近くのYショップ)
 ・海ノ口駅

レイヤー(コスプレイヤー)がアニメシーン再現の
ロケ撮影をやっていました。こわこわ…。

10歳の娘「東京オリンピックが決まったことをお父さんはどこで知ったの?」
48歳の私「お父ちゃんは聖地巡礼してて海ノ口駅のラジオで聞いた☆:D(キリッ」


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