白馬三山〜白馬鑓温泉→三山→大雪渓：大雨からの雷鳥と大絶景

2025年08月12日(火) 〜 2025年08月14日(木)

• GPS: 56:00
• 距離: 24.2km
• 登り: 2,690m
• 下り: 2,284m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:33

6:10 スタート地点
6:10 6:12 二股ゲート
7:00 中山沢
7:48 8:10 猿倉荘
8:25 鑓温泉分岐
9:00 9:05 猿倉台地
10:48 中山沢
11:35 11:46 小日向のコル
12:15 12:18 サンジロ
12:49 12:53 杓子沢
12:55 落石沢
13:00 13:05 崩沢
13:11 鑓沢
13:43 白馬鑓温泉小屋

2日目

• 山行: 7:56
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:23

6:05 白馬鑓温泉小屋
7:25 7:35 大出原
9:43 9:47 鑓温泉分岐
10:40 10:45 鑓ヶ岳
12:05 12:10 杓子岳
13:50 13:53 丸山
14:28 白馬山荘

3日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:07

5:48 白馬山荘
6:10 6:15 白馬岳
6:35 7:02 白馬山荘
7:17 白馬岳頂上宿舎
8:01 8:03 避難小屋
9:30 9:35 岩室跡
10:55 11:10 白馬尻小屋
11:30 御殿場
11:45 11:46 鑓温泉分岐
11:55 猿倉荘
11:55 ゴール地点

天候

12日：雨
13日：曇り
14日：曇り

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

12日：猿倉までバスで入る予定だったが雨量制限のためバスは運行中止。タクシーで二股ゲート前で下車。そこから猿倉まで徒歩で移動

14日：猿倉13時発のバス。定員の半分ほど乗車

コース状況／危険箇所等

白馬鑓温泉〜大出原間の鎖多数。難易度は低いが傾斜がある。

その他周辺情報

八方温泉：850円

写真

8/12 5:51

朝から小雨。しかし事前予約したバスは雨量制限のため運休に。代わりにタクシーで二股まで向かう

8/12 6:10

二股から先はこのように通行止め。ここから先は徒歩で猿倉に。

8/12 7:04

舗装路を歩く

8/12 7:48

思わぬ運動。標高差も結構ある

8/12 7:48

1時間40分歩いて猿倉に到着。登山前にもうへとへと

8/12 7:48

ドラマでも使われた場所

8/12 8:21

雨が降り出したがスタート。

8/12 8:25

分岐。ここから温泉に向かいます

8/12 8:36

樹林帯を行く

8/12 9:00

雨足は強まるも樹林のおかげでそれほど雨を感じない

8/12 10:11

沢に出合う。連日の雨にもかかわらずそれほど水量は多くない

8/12 10:29

強い雨のモロに浴びる

8/12 10:29

紫陽花

8/12 10:34

それほど登りはないものの、道は歩きやすいとは言えない

8/12 10:48

雨が強くてこの先が心配になる

8/12 10:51

樹林帯を抜けたが小日向のコルがどこかわからない

8/12 10:52

天気が良ければ大絶景な場所だが、今日はそれどころではない

8/12 11:07

急斜面を登り切ると開けた雰囲気のいい場所に出る

8/12 11:07

晴れ間が一瞬でるも、雨は降り続く

8/12 11:21

木道が出てきた
湿原のそばを歩く

8/12 11:26

雲が晴れ、正面に遣温泉が
ここから絶景ポイントが続く

8/12 11:35

この辺りが小日向のコルか？

8/12 11:45

ここからトラバース気味に進む

8/12 11:47

かなり強い雨が。事前の雨雲レーダーではそろそろ止むはず

8/12 11:48

増水で川のようになってしまった道を登る

8/12 12:13

雨ガッパはずぶ濡れ。

8/12 12:20

小日向山方面に雲がかかる。

8/12 12:34

すぐそばに感じるが、あと2時間は歩く

8/12 12:38

トラバースすると杓子沢が見えた！山の伽藍堂といった巨大な景色に息を呑む

8/12 12:38

こんな天気でも絶景に出会えたことに感動

8/12 12:43

沢にかかる橋を目視で確認
流されてなかった

8/12 12:43

それにしても絶景

8/12 12:49

橋がかかっているものの足元は川は轟音を立てて流れていて怖い

8/12 13:07

橋を渡り切るとザレ場に

8/12 13:07

標高を見ると1800台を行ったり来たり
なかなか登らない

8/12 13:11

もうすぐ小屋かな

8/12 13:11

雨さえなければ

8/12 13:21

雪渓を渡る。藍染なくても大丈夫だが、トレースは外さないように

8/12 13:21

上を見上げるとすごい景色

8/12 13:24

幅100mほどだったが、緊張感のためか長く感じた

8/12 13:34

ようやく小屋直下に到着

8/12 13:35

この橋が流されたら小屋にはいけない

8/12 13:38

ここから小屋まで200m以上登る

8/12 13:38

ここにきてしんどい

8/12 13:43

雪渓の割れ具合もダイナミックで凄すぎる

8/12 13:55

テント場まできました

8/12 13:55

温泉が流れ落ちてます

8/12 15:32

こやに到着しました
早速温泉に入ります。
なお、雨は一層強くなってます

8/12 16:57

ディナーはとんかつ。
この日は予約で入ったのは我々だけ。その後、大雪渓の途中にかかる橋が流されたとかでルート変更を余儀なくされた2パーティが到着。

8/12 18:07

よく見るやつ

8/12 18:07

小屋前はこんな感じ

8/12 18:08

温泉は小屋から丸見え

8/13 6:14

翌日。前日の大雨の名残かキリがかなり水分を含んでいる

8/13 6:16

レインウェアを装着して登る

8/13 6:18

かなり急斜面です

8/13 6:22

雪渓の高さが凄すぎる。
家一個分の高さがある

8/13 6:24

クルマユリ。この後たくさん見る

8/13 6:28

雪渓の脇を歩く。

8/13 6:29

久しぶりに太陽を見た

8/13 6:32

ヨツバシオガマ

8/13 6:34

妥協なき急斜面を登る

8/13 6:38

整備はされているが、ワイルドな道だ

8/13 6:40

予想通りの急斜面

8/13 6:44

鎖を掴んで登る

8/13 6:49

岩のトラバースにかかる鎖。
難易度は高くない

8/13 6:55

雲海の真横にいる感じ

8/13 7:01

こちらも難易度の低い鎖。

8/13 7:03

よじ登るようにして鎖をつかむ

8/13 7:10

ゆっくり登る

8/13 7:24

程なくして大出原に到着

8/13 7:25

お花がすごくたくさん咲いてる

8/13 7:33

天狗岳方面

8/13 7:33

ヨーロッパのような景色

8/13 7:33

8/13 7:33

クルマユリの大群落。斜面がオレンジに染まってた

8/13 7:34

天狗岳方面は斜面が崩れて砂地になる。

8/13 7:36

大出原に至ってもかなり急斜面を登る

8/13 7:51

道脇には多数の花が咲いてる。
クルマユリがここまで群落になってるのは初めて見た

8/13 7:54

ウサギギクも群落になってる

8/13 7:54

素晴らしい景色

8/13 7:56

白馬鑓ヶ岳の分岐まで登る

8/13 8:00

ワタチン

8/13 8:06

少し傾斜も緩やかになり歩きやすい

8/13 8:06

天狗岳方面の景色がクリアに

8/13 8:06

このとんがりが象徴的

8/13 8:13

反対側は、これから向かう白馬鑓ヶ岳

8/13 8:20

上空の雲は分厚い

8/13 8:36

登れど登れどつかない

8/13 8:38

体力もつきかけてきた

8/13 8:53

ハクサンコザクラ
咲いてるのは白馬鑓ヶ岳の分岐直下のここだけ。

8/13 8:59

つづら折れになって登るのも疲れてきた

8/13 9:19

最後の人上りだがザレ場で足を取られる

8/13 9:23

これは何お花だろう？

8/13 9:27

駒草がまだ残っていた

8/13 9:31

まだ登れない

8/13 9:41

白馬鑓ヶ岳分岐直下から天狗岳方面の斜面にテントの残骸のようなものがあった。。
おそらく遭難者のものだろう。南無阿弥陀仏。成仏ください。

8/13 9:43

分岐に到着。ここまでしんどかった

8/13 9:53

白馬鑓ヶ岳に向かう

8/13 9:58

晴れていれば素晴らしい景色

8/13 9:59

青空だが、景色はまだ見えない

8/13 10:00

山頂が見えないので不安になる

8/13 10:03

歩きやすい道

8/13 10:06

ウルップソウの残骸が

8/13 10:16

一生懸命登る

8/13 10:37

白馬鑓ヶ岳についた

8/13 10:48

この日は我々だけ

8/13 10:58

次の杓子に向かう

8/13 11:02

写真を撮っていないがこの直前に雷鳥親子に出会った

8/13 11:05

青空が見えた。杓子岳の全景

8/13 11:18

草がない荒涼とした斜面

8/13 11:24

杓子沢の上部と思われる

8/13 11:26

山頂に向かう斜面

8/13 11:27

晴れていたら素晴らしい景色

8/13 11:40

山頂までの登り

8/13 11:55

遠くから見てもはっきり見えているトラバース道

8/13 12:00

山頂稜線

8/13 12:05

杓子岳山頂に到着

8/13 12:14

下の道

8/13 12:23

雲間から次の道が見えるが、まだ登り斜面が待っている。
杓子で終わりではない

8/13 12:33

白馬大雪渓からも見える岩の伽藍堂

8/13 12:44

再び登りがある。とくに山頂名は無いピークがある

8/13 12:46

天気が回復し始めた

8/13 12:46

杓子岳〜頂上宿舎の間は複雑な地形

8/13 12:47

白馬山荘と山頂が見えた！
素晴らしい景色。ここからの角度は初めて見る

8/13 12:50

この日2度目の雷鳥！まだヒナもいた

8/13 12:50

親鳥も一回り小さい
まだ若い母鳥のようだ

8/13 12:51

8/13 12:51

ひなを見守る

8/13 12:53

周りの山がでかい

8/13 12:55

よく考えたら杓子岳よりも高い位置にある白馬山荘
それなりに登ることになる

8/13 12:55

最後の登り

8/13 13:03

アルプスらいし景色だが、ここは南部と違ってぎゅっといろいろな要素が詰まっているような山

8/13 13:13

杓子のスパッと切れた斜面が見えた。
これはすごい

8/13 13:17

独特の山容

8/13 13:26

登り切った

8/13 13:34

この時期によく見るトリカブト

8/13 13:35

綺麗な花

8/13 13:36

ようやく青空が見えた

8/13 13:39

これまで歩いてきた道
昨日とは打って変わって清々しい登山

8/13 13:46

今回唯一白馬鑓ヶ岳が見えた
この後結局雲が取れることはなかった

8/13 13:50

白馬頂上山荘のテント
窪地にあるので風の影響は受けなさそう

8/13 13:50

山荘までの登りは気力でいく

8/13 14:06

分岐

8/13 14:14

雲で覆われてしまった

8/13 14:28

ようやくこの日のゴールに到着

8/13 14:40

3回目。宿泊回数が一番多い

8/13 17:02

塩ダレの鶏肉
美味しかった

8/14 4:55

翌朝
前日に比べて朝ごはんを頼んでる人数が少なかった

8/14 5:52

最後の山頂目指して登ります

8/14 6:01

この日は晴れ予報を期待したのですが

8/14 6:12

山頂に到着

8/14 6:12

白馬岳のヘリ

8/14 6:14

山頂は景色が見れず。
残念

8/14 6:47

山荘に戻ってきた後、しばらく晴れ待ち。
20分ほどするとようやく晴れてきた

8/14 6:50

旭岳方面も

8/14 7:07

下山します

8/14 7:07

晴れ間が登山道を照らす

8/14 7:17

頂上宿舎
ここには止まったことはない

8/14 7:23

幻想的な景色

8/14 7:24

ハクサンフウロ

8/14 7:26

杓子岳からの裾野が大雪渓につながる

8/14 7:27

下山の道も厳しい道

8/14 7:41

素晴らしい景色

8/14 7:42

トリカブト

8/14 7:42

大雪渓を下る登山者は、今の所我々だけのようだ

8/14 7:49

見上げると素晴らしい景色だ

8/14 7:50

いい感じの道

8/14 7:50

ミヤマキンボウゲの群落

8/14 7:52

お花畑

8/14 7:55

お花畑と雪渓

8/14 8:01

避難小屋に到着

8/14 8:05

お花畑

8/14 8:05

お花畑

8/14 8:07

雪渓が見えた。歩いてくる人多数

8/14 8:07

急斜面のガレバ。危険はないが気持ちよく景色を眺めながら下山、というわけではない

8/14 8:19

綺麗な竜胆

8/14 8:25

雪渓の下から雲が湧き立ってきた

8/14 8:33

あちこちから沢が湧いてきてる

8/14 8:35

水量が豊富な沢を渡る

8/14 8:43

雪渓が近づいてきた

8/14 8:55

大雪渓とお花畑。手強い斜面だが愛されているのもよくわかる

8/14 9:02

8/14 9:06

なんとウルップソウがまだ残っていた

8/14 9:33

ここでアイゼンに履き替える

8/14 9:33

大雪渓に降り立ちます

8/14 9:35

トレースを外さずに下る

8/14 9:43

夏なのに雪が残ってる不思議

8/14 9:47

8/14 9:47

久しぶりのアイゼンは楽しい

8/14 10:01

雪渓を歩く区間は短い

8/14 10:40

白馬尻小屋に向かう途中にある滝

8/14 10:59

白馬尻小屋はもうなくなっていた

8/14 10:59

トイレだけはまだ使えるようだ

8/14 11:04

小蓮華の稜線が見えた

8/14 11:12

8/14 11:19

この橋が流されたのか？

8/14 11:37

林道に出ました

8/14 11:45

分岐に到着

8/14 12:10

猿倉そうに戻ってきました

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark III Canon

Insta360 Ace Pro Arashi Vision

感想

uneme

鑓温泉に浸かって杓子岳に登ってみたくて白馬三山に行きました。
初日はひどい雨の中登山しました。無事白馬鑓温泉に到着できましたが、到着できたのは我々だけで他はキャンセルされたようです。また、当日雨の影響で大雪渓付近の橋が流されたことで急遽白馬鑓温泉に変更した登山者も2組ほどいたようです。
おかげでゆっくり温泉に入ることができました。
翌日は白馬鑓と杓子岳に向かいました。
分岐までの登りは予想通りきつかったのですが、なんとかお花畑が素晴らしく楽しんで登れました。ただ、残念ながら稜線に出ると霧で景色が見れませんでした。荒涼とした景色が雰囲気を醸し出していました。一瞬きりが晴れた時は感動でした。

この日は予想外に雷鳥に2回も会えたこと。昨年も五竜で見かけたのでこの地域の雷鳥の数は回復してるのでしょうか？良いことです。