飯盛山〜天女山…蜂に刺されてやむなく撤退…。
山梨県
長野県
momiji-
コースタイム
【2日目】7：02 富士山とせせらぎの小径 7：43 ＝ 9：25清泉寮出発 ＝ 10：03美し森入り口10：24美し森（1542m） ＝ 10：47出発 ＝ 11：19羽衣池 ＝ 12：06川俣川東沢 ＝ 13：00八ヶ岳牧場展望台 ＝ 13：29出発 ＝ 13：58頃アクシデント発生（蜂！！） ＝ 14：01車道（八ヶ岳高原ライン）へ ＝14：50JR甲斐大泉駅 ＝ その後タクシーで病院へ ＝ 16：10JR中央線長坂駅
| 天候 | 晴とか曇りとか霧とか |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
■蜂に刺されました！（泣） （念のため現地の病院に行きました） 八ヶ岳高原ライン（車道）の美し森山方面登山口、天女山方面登山口、 いずれもガードレールに「ハチに注意！」との貼り紙がたくさんありました。 病院でも、看護士さんが「今年は大量発生しているようで蜂に刺される人が多いみたい」って仰ってました。 このあたり歩かれる場合は、ご注意くださいね。。。 ・清泉寮 (快適な宿泊施設でした。ご飯もおいしいです！） http://www.seisenryo.jp/ ・キープ協会の自然歩道 http://www.keep.or.jp/place_event/shizenhodo/ |
写真
最高地点で浮かれたのか、間違ったルートへ…。「山梨県」との表示。うん？今日のルートに山梨・長野の県境なんてなかったはず。。。あぁぁー、誤ルートを30分以上も歩いてようやく間違いに気づくなんて。。。
途中の登山道に入る所がよくわからなくて、結局平沢峠までずっと車道…。あー、気分的にもしんどかった…。ここまで何と1時間以上のロス。。。
1
今回は歴史ある本館に宿泊。すごくいい雰囲気のお部屋です。一休みした後は、温泉へGo〜。
すぐ近くにやまねミュージアムもあります。
牧場から天女山方面の道は、バッタがものすごくたくさんいました。一歩歩くごとにびょんびょん飛び跳ねて、怖いくらいでした(~o~)
(~o~)
感想
「山では何が起こるかわからない」
そんな標語のようなフレーズが、どーんと自分にのしかかってきました。
コースも終盤に差しかかり、少々重い足を引きずりながら樹林の中を一人歩いていたところで、
突然ブーンブーンという音が鳴り響き、複数の蜂が目に入りました。
ひゃあっと驚き、慌てて足を速めようとした瞬間…。
ずしっと右太ももに鋭い刺激…。
いきなりなにか熱いものが注射されたかのような…そんな衝撃でした。
一瞬何が起きたかわからず、それでもとにかくその場を早く逃れなければ…と
危険から逃れようとする本能に背中を押されるかのように足を進めました。
私、蜂に刺されちゃったんだ〜どうしよう〜と泣きたいような気持を抱えながら、
それでも、コースはもうすぐ車道にぶつかる所とわかっていたため、
ともかく、そこまで行こう…と、気力で歩き続けました。
山歩きの指南書や雑誌は、何度か読んではいましたが、
いざとなるとどうすればいいのか全然わからない。
自分にはアクシデントは起きないだろうという根拠のない思い込みが、
一気に吹き飛ばされましたね。
小走りに進むこと数分で車道に到達したのはいいのですが、
指南書で拾い読みした、あやふやな記憶の中から、
「蜂に刺されると、最悪は命を落とすことも」というような言葉が暗雲のように頭の中に広がります。
こういう時、不安を分かち合えない単独行はつらいですね。
ええと、たしか「応急処置して、念のため病院へ」って書いてあったような気がする。
でも応急処置ってどうすればいいのかなぁぁ。
とりあえず、刺された場所を覗いてみると（人も車も誰もいなかったので）
刺された部分が2ミリぐらいの赤い点になり、その周り2センチくらいの範囲で皮膚がうっすらと盛り上がっていました。
とりあえずミネラルウォーターで傷口を洗い、毒を出すかのようにもんでみました。
コースとしては、この後天女山へ登り返すつもりでしたが、
このまま一人で山道に入る勇気はなく、とにかく一刻も早く下山することにしました。
刺されたすぐ後は、多分夢中であまり感じなかったのですが、
徐々にズキズキとした痛みが起こり始めました。
動けない程ではなかったため、
とにかく車道を甲斐大泉駅に向かって歩き始めることにしました。
ここから小一時間かかる道のりですが、とにかく進まないと。。
急に毒が回って、全く動けなくなっちゃったらどうしよう〜って不安を抱えながら、
患部も痛むし、体力的にも疲れているし、車道とはいえ延々と下りが続く修行道のようで…
辛いけど少しずつ一歩一歩進みます。
もし途中でうずくまっていても、時々車も通っているので、誰かが発見してくれるかなぁと思いながら。
とりあえず、人の少ない山道の中からは脱出していただけ、まだ良かったですね。
なんとか甲斐大泉駅にたどり着き、
「あのぅ、山で蜂に刺されちゃって、念のため、病院に行きたいんですけど」とご相談しました。
駅にようやく到着したことに加えて、人に会えて話ができたことで、すぅーっと気持ちが落ち着きました。
駅の方には、本当に良くしていただいて、心から感謝しています。
電話で病院に受診できることを確認していただき、タクシーを呼んでいただき…と、
この場をお借りして、本当にありがとうございました！！
タクシーに10分くらい揺られ、病院で診ていただきました。
刺された時刻から1時間半くらい経過しており、
その時点で発熱や発疹、ふるえなど患部の痛み以外の症状が出ていないので、
大丈夫でしょうとのことで、ようやくホッとしました。
塗り薬と飲み薬を処方されました。
保険証を持っていたので、本当に良かったです。
山でも旅行でも、これからも保険証は絶対に持っていこうと思いました。
蜂に刺されたのは今回が初めてでした。
「今後2度目刺されることがあれば、色々な症状が出やすいので、気を付けてくださいね」
というようなお話もありました。
ええぇ？私、蜂に敏感な体になっちゃったのかぁぁ。
病院からの最寄り駅は長坂駅になりますよと、行きのタクシーで
運転手さんが親切に教えてくださっていました。
病院を後にし、タクシーで長坂駅に向かい、電車に乗りこみ、
何とか無事に帰ってきました。
大事に至らなくて良かったけど、本当に刺された直後は、不安で不安で仕方なかったです。
無事に帰れたことが、本当にしみじみとありがたかったですね。
アクシデントの記録ばかりの感想となってしまいました…(~o~)
飯盛山のパノラマ状の山頂も良かったし、
清泉寮もまた泊まってみたいなっていう素敵な宿だったし、
早朝の森の散歩も楽しんだし…。
もちろん楽しい旅でもありました！
それにしても、旅先で病院に行くのは、初めての体験でした。
蜂って衣服の上からでも刺すのね…ってことも今更ながらビックリしました。
山はやっぱり甘く見てはいけないなぁと
しみじみと学んだ思い出深い旅にもなりそうです。
おかげさまで、一晩寝たら翌日には痛みは無くなりました。
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AKR48 さん
火曜サスペンス劇場のように拝読しました
「事件」が起きたのは水曜日でしたが
今年はコバイケイソウが当たり年であるように、ハチも当たり年のようですね
山の怪我といえば、拙者のような転倒・強打、我が一号隊員のように靱帯損傷・・・色々ありますが、ハチに刺されるのも山の事故の一種ですね
でも、帰りのかいじ車中に、ひっそりと（堂々と？）甲州ワインが写っているのをみて、こりゃ大丈夫だと安心しました
ホンマにそうなると、飲む気も失せますから
ところで、いける口
清泉寮でも
はじめしてkipyonです。
momijiｰさん 無事帰宅出来て良かったですね
鉄道＆山が好きなので、楽しく
レコ拝見させていただきました。
清泉寮も素敵なところですね
山で蜂に刺されたことは、ないですが
黒色を蜂が好むと聞いたので黒の服は、
着ないように、しています
いざという時、保険証も大切なことなのですね
勉強になりました
yamabeeryuさん、お立ち寄りありがとうございます！
わぁ、ハチにも当たり年なんてあるんですね
本当に今回はびっくりしてしまいました。
ホント、山は何があるかわからないですよね。
yamabeeryuさんや相方さんもお怪我をなさったんですか。。。
お互いに気を付けながら山を楽しみたいですね。。。
お医者様からは、
「今日はもう激しい運動をしないほうがいいですよ」
と言われたのですが、
「今日はお酒は飲まないほうがいいですよ」
とは言われなかったなぁと^^;
お医者様からすれば、そんなの言わなくてもわかるでしょって感じだったのかな^^;
私も今日は我慢したほうがイイのかなとも思ったのですが、
甲府駅の売店で、恥ずかしながらついつい手が伸びてしまいました…甲州ワイン(;^ω^)
コメント本当にありがとうございました(^^)/
kipyonさん、初めまして！！
おかげさまで、何とか無事帰宅できて、良かったです。
ありがとうございます！！
そ、そ、そうなんですっ、
まさに私上下とも黒に近いグレーのウェアを着ていたんですよ(~o~)
私も帰宅してからネットでいろいろ調べていたら、
kipyonさんのおっしゃる通り、黒い色を好むという情報があり、
呆然としてしまいました(~o~)
これからは違う色のウェアにしようと思います。。。
鉄道もお好きなんですね。
ヤマレコなのに、つい最高地点の写真とかたくさん載せちゃったのですが、
そんな風に仰っていただいて嬉しいです(^^)/
清泉寮も本当にいい所でしたね。
コメント、本当にありがとうございます(^^)/
momiji-さん、こんばんは〜！
ハチに刺されたんですね…ご無事でよかったです。
私も１人で歩いているので、アクシデントが怖くて
高尾山ばかり歩いているのですが、それでも何度か
ひやっとしたことがあります。
（道間違いや、蛇との遭遇とか…＾＾；）
うん…私も保険証忘れないようにします。(._.) φ ﾒﾓﾒﾓ
おつかれさまでした＾＾ｗ
蜂の被害に遭われてしまったんですね
単独行ということ、いつもと違うフィールドということで、かなり不安だったことと思います。
本当に何事もなくて良かったです。
ただ、２回目以降は注意が必要だと思います。
その場からゆっくり遠くへ逃げること。
爪で毒を出すようにしぼり水で洗い流す。
30分は安静に。（反応が出るのは30分以内だそうです）
それから、もし反応が出てしまった場合は、迷わず119．そして、場所を的確に教えられるよう、常に位置確認をしながら歩くことも大事みたいです。（山道には所々に位置が確認できる住所のようなものがあると思います）
私も単独が多いので気を付けたいと思います
清里は数年前まで、キープ協会の体験プログラムなどに参加するために毎年訪れていた場所なので懐かしく記録を読ませていただきました
ヤマネミュージアムのもう少し奥に、映画「西の魔女が死んだ」で使われたロケハウスがあるんですが、そこも好きな場所でした
清里はお天気が良いと八ヶ岳がきれいに見える場所ですね
実は、私のPCのデスクトップは八ヶ岳の画像なんですよ
今回断念された天女山、またリベンジ出来ると良いですね
kisaragiさん、こんばんは〜。
そうなんですよー、蜂にやられちゃいました。
まさか自分にこんなことが起こるとは？？
…っていうのは本当に根拠ない思い込みですね…(^^;
山に入るってことは、
やっぱり素手で自然に対峙するって感じで、
何が起こってもおかしくないって覚悟は必要なのかも…ですね。
予防とか、できることはしないとなぁってちょっといい勉強になった感じです(^^)
人が多くて安全度が高い高尾山が、妙に懐かしかったです^^;
蛇もきっといきなり現れるとビックリしますよね。
私もこのレコの1日目に路迷いもしちゃったのですが^^;、
2日目の蜂アクシデントで、路迷いアクシデントが、ずいぶん前のことようになっちゃいました^^;
コメント、ありがとうございます(^^)/
kotenguさん〜、こんばんは〜。
おかげさまで何とか無事に帰れましたー。。。
そうそう、あの時あの場所では、本当にどうなっちゃうんだろうって不安になっちゃいました。
山を甘く見ちゃあいけないですね(~o~)
そうかぁぁ…
対処方法をいろいろ教えて下さって、本当にありがとうございます！
しっかり頭に刻ませていただきます〜。
実は今回スマホの充電器を持って行ってなくて、
2日目ということもありバッテリーもほとんどアウトになっていました。
そのことが益々不安をあおる要因になっちゃってました。
いざという時のために、電話も通じるようにしておかなきゃですよね。
…まぁ、場所的に電波が届かなければバツですが^^;
わぁ、清里あたりは、kotenguさんの思い出の地だったんですね。
観光客は少なめだったり、お店が結構閉まっていたりしますが、
かえって、落ち着いた高原って感じで、本当にいいところですよね。
やまねミュージアムの奥は、ちょっとわからなかったです^^;
機会あればロケハウス是非見てみたいです(^^)
コメント、ありがとうございます(^^)/
遅ればせながら、蜂にさされるなんて大変でしたね…
私も、ポインズンリムーバーを買おうかなと悩んでいたところなんですが、
なんていうか、自分にはそういうことが起るとは想像できなくて、
ついつい後回しにしてしまっていました。
早々に買いに行ってきます
蜂は今の時期ピークですしね…
それに私も先日、谷川岳で滑落しかけまして…
自分にアクシデントが起りうるということも身をもって体験しました
やっぱり準備は万端に、油断は禁物
chikihanaさん〜、お立ち寄りありがとうございます(^^)
そうなんですよぉ(~o~)
刺されちゃったんですよぉ(~o~)
今はもう全然普通に元気に過ごしていますが、あの時はホント焦りました
本当に、山では何があるかわかりませんね。
そうそう、ポイズンリムーバ―って応急処置する器具があるんですよね。
私も買おうかなぁ。。。
ええ？
chikihanaさんも谷川岳で…。
ご無事で何よりでした〜。
ホント、自分の身に降りかかるってことが、実際に起こってみないと想像ができないものですよね。
私もいい経験をしたかも(^-^;
でもお医者さんにも2回目は気を付けてって言われちゃったので、
今後がちょい不安です〜(~o~)
お互いに気をつけましょうね
コメントありがとうございます(^^)/
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