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Yamareco

記録ID: 3434216
全員に公開
沢登り
奥秩父

瞽女ヶ岳《大谷沢 瞽女ノ滝》

2021年08月11日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:24
距離
5.9km
登り
973m
下り
976m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:27
合計
4:24
距離 5.9km 登り 985m 下り 976m
12:24
49
スタート地点
13:13
13:26
76
瞽女ノ滝
14:42
14:56
112
16:48
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
森林管理道大谷線の終点に駐めさせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
反時計回りに周回です。

○大谷沢(左股)
見どころ:10m滝、瞽女ノ滝(50m)

○瞽女ヶ岳北東尾根(大谷沢右岸尾根)
岩場がいくつかありましたが、巻きは容易いので難易度は低いVRかなと思います。
その他周辺情報 道の駅 両神温泉薬師の湯
日帰り入浴600円
森林管理道大谷線の終点 スタート
駐車適地が見つからず、結局ドンつきまで来てしまいました。
2021年08月11日 12:24撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:24
森林管理道大谷線の終点 スタート
駐車適地が見つからず、結局ドンつきまで来てしまいました。
ドンつきガードレールの下から入渓です。
早速の小滝をガシガシ登ります。
2021年08月11日 12:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:25
ドンつきガードレールの下から入渓です。
早速の小滝をガシガシ登ります。
三段の小滝
2021年08月11日 12:28撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:28
三段の小滝
二段目
釜が深そうなので左から。
2021年08月11日 12:29撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:29
二段目
釜が深そうなので左から。
滝場を越すとしばらく平凡ながらも美しい渓となります。
2021年08月11日 12:33撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:33
滝場を越すとしばらく平凡ながらも美しい渓となります。
小滝群
2021年08月11日 12:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:38
小滝群
滑滝
2021年08月11日 12:40撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:40
滑滝
分岐(2:3)
大谷沢本流は右ですが、今回は左へ。
2021年08月11日 12:43撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:43
分岐(2:3)
大谷沢本流は右ですが、今回は左へ。
小滝群を登ると
2021年08月11日 12:45撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:45
小滝群を登ると
10m滝
取り付くも中段の核心部数手が厳しく退却。釜が無いので、ソロ&プロテクション無しでは危険と判断しました。
2021年08月11日 12:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:46
10m滝
取り付くも中段の核心部数手が厳しく退却。釜が無いので、ソロ&プロテクション無しでは危険と判断しました。
安牌の左岸高巻き
垂直の中段はスタンスがありましたが、難易度は高めでした。
2021年08月11日 12:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 12:54
安牌の左岸高巻き
垂直の中段はスタンスがありましたが、難易度は高めでした。
10m滝を越すとガレ場の伏流となります。
2021年08月11日 13:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:01
10m滝を越すとガレ場の伏流となります。
水流が復活し、徐々に近づく滝音に呼応するかのように高鳴る鼓動。
2021年08月11日 13:10撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:10
水流が復活し、徐々に近づく滝音に呼応するかのように高鳴る鼓動。
瞽女ノ滝50m
瞽女(ゴゼ:盲芸者)が山賊に突き落とされたという悲しい伝説の滝で、瞽女ヶ岳の山名由来になっています。
2021年08月11日 13:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:14
瞽女ノ滝50m
瞽女(ゴゼ:盲芸者)が山賊に突き落とされたという悲しい伝説の滝で、瞽女ヶ岳の山名由来になっています。
対峙すると圧巻の迫力
もし登攀するなら…と一応ルーファイしてみました(笑
2021年08月11日 13:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:15
対峙すると圧巻の迫力
もし登攀するなら…と一応ルーファイしてみました(笑
下から
簾状になった水が再び集まり、四条になって落ちています。
2021年08月11日 13:24撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:24
下から
簾状になった水が再び集まり、四条になって落ちています。
予定では右岸高巻きを想定していましたが、ざっと20〜30m規模の岩壁になっていて、確保無しでは到底無理でした。岩壁上からは鉄製のワイヤーが伸びていました。
2021年08月11日 13:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:31
予定では右岸高巻きを想定していましたが、ざっと20〜30m規模の岩壁になっていて、確保無しでは到底無理でした。岩壁上からは鉄製のワイヤーが伸びていました。
トイ状8m
岩壁は東の支流まで繋がっていて、ここを突破するしかなさそう。傾斜はあるものの直登できました。
2021年08月11日 13:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:31
トイ状8m
岩壁は東の支流まで繋がっていて、ここを突破するしかなさそう。傾斜はあるものの直登できました。
イワタバコ
トイの中に咲いていました。ラッキー♪
2021年08月11日 13:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:32
イワタバコ
トイの中に咲いていました。ラッキー♪
すぐさま10m滝です。ここは一枚岩のムリな斜度でした。右巻きへ。
2021年08月11日 13:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:35
すぐさま10m滝です。ここは一枚岩のムリな斜度でした。右巻きへ。
滝を右巻きというか、岩壁を回り込んでいる感じです。下りなら懸垂下降なしではムリなところでした。
2021年08月11日 13:44撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:44
滝を右巻きというか、岩壁を回り込んでいる感じです。下りなら懸垂下降なしではムリなところでした。
さらに10mの滝…
これは見送って、支尾根に乗り上げることにしました。
2021年08月11日 13:45撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:45
さらに10mの滝…
これは見送って、支尾根に乗り上げることにしました。
ワイヤーのある支尾根
想定していたより大巻きになりましたが、予定の支尾根に上がれました。
2021年08月11日 13:47撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 13:47
ワイヤーのある支尾根
想定していたより大巻きになりましたが、予定の支尾根に上がれました。
岩場
「尾根なら進めるでしょ」と思っていましたが、ここは逸見尾根の一角というのを思い出しました。
2021年08月11日 14:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 14:15
岩場
「尾根なら進めるでしょ」と思っていましたが、ここは逸見尾根の一角というのを思い出しました。
瞽女ヶ岳北東尾根に合流
荷物をデポしようか迷いましたが、ロープ類を手放すのは危険と判断して辞めました。
2021年08月11日 14:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 14:32
瞽女ヶ岳北東尾根に合流
荷物をデポしようか迷いましたが、ロープ類を手放すのは危険と判断して辞めました。
瞽女ヶ岳北峰
一年振り二度目の登頂でした。山名板が割れ落ちていたので、石杭に立て掛けておきました。
2021年08月11日 14:44撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 14:44
瞽女ヶ岳北峰
一年振り二度目の登頂でした。山名板が割れ落ちていたので、石杭に立て掛けておきました。
両神山
山頂は涼しいので、両神の風を感じながら小休止です。
2021年08月11日 14:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 14:46
両神山
山頂は涼しいので、両神の風を感じながら小休止です。
瞽女ヶ岳北東尾根(大谷沢右岸尾根)
東は植林ゾーンなので安定の尾根かなと思います。このあと猪二頭に遭遇しました。
2021年08月11日 15:05撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 15:05
瞽女ヶ岳北東尾根(大谷沢右岸尾根)
東は植林ゾーンなので安定の尾根かなと思います。このあと猪二頭に遭遇しました。
岩場1
岩場を縫うように下りました。
2021年08月11日 15:21撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 15:21
岩場1
岩場を縫うように下りました。
岩場2
大きく右巻きの踏み跡がありました。
2021年08月11日 15:33撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 15:33
岩場2
大きく右巻きの踏み跡がありました。
岩場3
小さく左巻き。
2021年08月11日 16:00撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 16:00
岩場3
小さく左巻き。
個人墓の裏手に下り立つ
時間と余力があるので、赤線を伸ばしておくことに。
2021年08月11日 16:21撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 16:21
個人墓の裏手に下り立つ
時間と余力があるので、赤線を伸ばしておくことに。
大谷橋 森林管理道大谷線の始点
ここからスタートとしたかったところです。このあとロードを歩いて車を回収しましたが、最後のロードはアブが凄かった。
2021年08月11日 16:26撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/11 16:26
大谷橋 森林管理道大谷線の始点
ここからスタートとしたかったところです。このあとロードを歩いて車を回収しましたが、最後のロードはアブが凄かった。
撮影機器:

感想

ライフワークにしている両神山の探検です。今回の目標は瞽女ノ滝の偵察と瞽女ヶ岳北東尾根の探索でした。

瞽女ノ滝は水量こそ少ないものの、両神山域に架かる滝としては最大規模の滝で圧巻の迫力でした。当たり前に登ることはできませんが、退却した手前の10m滝と合わせていつの日か挑戦したいとも思いました。

それから大谷沢の下流域は林道と堰堤によって整備されているものの、遡行しがいのある滝場も上からいくつか散見でき、上流域を含め改めて探索したいところです。

今回は諸事情でスタートが遅れたのに加え、単独行というプレッシャーから、コースや内容に消化不良気味の感は否めませんでした。しかしながら無事に目的を果たせたので良かったです。

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コメント

mさん、こんにちは。お疲れ様でした。
瞽女ヶ岳の謂れは何かの本で読んだことがありましたが、瞽女ノ滝の写真は初めて見たかも!やっぱり、沢筋を詰めないと見れないんですかねぇ
ソロでの沢登り、十分注意しながら歩いているのは写真のコメントでも解りますが、それでも何があるかわかりません(沢登りに限ったことじゃないですけどね )。今後とも、くれぐれもご注意ください
2021/8/12 13:12
mame302さん、こんにちは。

瞽女ノ滝は、深田光雄1999『奥秩父の滝』で知りました。ネット検索でもいくつか写真が出てきますが、眼前に聳え立つ岩壁と滝音や水飛沫の感覚がリンクする迫力は、やはり訪れた者しか味わえないんですよね。

ルートとしては三方を岩壁に囲まれているので、沢筋を下から詰めるのが正道だと思います。滝場を巻き一択で遡行する分には問題ないのですが、沢装備は必要かなと思います。今回の核心部は、瞽女ノ滝の大巻きから支尾根にのるまででした。

mameさんをはじめ皆さんとグループで歩くようになって、目が覚めたかのように単独VRや沢が怖くなり、かなり慎重になってきました。ですが寧ろ良かったのかなと思う今日この頃です。また「秩父藪尾根グループ行」やりましょう。ありがとうございました!
2021/8/12 14:21
プロフィール画像
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