須谷川道初入渓


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 915m
- 下り
- 895m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
須谷川。銚子ヶ口への登路として以前のエアリアにはルート表示されていたが、現在版ではルート表示されていない。マニアックルートが大好きな今の私としては、入渓できるチャンスを待っていた。最大の障害になっていたのは ヤマビル 生息の可能性。しかーし、もう出ないであろう気温となって、本日喜び勇んで入渓した。下山ルートも、かなりひねって黒尾山から風越峠、庭戸山経由の予定だった。
FF須谷の看板の農道を入っていくと須谷川沿いになるが、有料漁場だから入っちゃダメと標識がありますが、お金を払わない釣り人に対してのメッセージでしょうと自己解釈して進ましていただく。林道が終わった地点で、奥地でたまに見られるボロい「自然を大切にしよー」っていう永源寺町設置?の標識が転がっていて、登山道としても認知されてるじゃんと自信を持って、釣り場標識B入口地点にて左岸の踏み跡に移動して歩く。
漁場の中なのかはっきりとした道ですが、滝の高巻きで右手の植林へ上がりすぎないように沢筋へ降りて、右岸に自然を大切標識を見つけ移る。
すぐに、左岸に移って枝沢を2つばかし渡り進むと、左岸が岩盤状になって上部山腹へ高巻くように追いやられてしまうが、対岸に山道があったことに気が付いた時はすでに遅し、もう戻れない。眼下の何段かの連爆を見下ろしながらのヒヤヒヤとらばーすが続いた。
チョックストーンの滝は右岸を巻きます。この滝をすぎれば、谷は平流となって沢中を普通にあるけるようになります。
少しで、二股となって地図を確認して左股へ入ります。釜跡が目立つ小広い雰囲気となり、すぐに二股ですが、これは水量をみてノータイムで左股を進み沢中歩きを続けると、左の北尾根道と接触する場所を確認。ここで、遡行を中止するのも一つの手ですが、マニアックな私はもちろん完全遡行を目指してそのまま須谷川を進行。長ーい花崗岩のナメを歩いて最後の二股。左は須谷郷行きですが水量の多い右股へ入ってラストを拝む。
傾斜も強まり溝状の細流となり源流近くまで水が流れていので、これなら頂上で幕営しても水の確保に心配なさそうだと思っていましたが、ホントのラストに黒い岩盤を2つ直登(下降はむりです)したので、ロープで確保して沢を下るか山腹を横から入るかしないとダメですかね。銚子ヶ口の中峰っていうんですか、に詰めあげてから、黒尾山へ向かいました。
降りかけて展望が開けた地点で竜ヶ岳の右に雪を被った御岳が遠望できてラッキー、写真撮りましたがなかなか写りませんね。
黒尾山への稜線は1年前に経験済みだったので、ほぼ地形図を見ることなく歩けましたが、P930へ続く尾根へは造林の赤杭が続いているので釣られないように要注意、そしてなにより最低鞍部から黒尾山への登りの脆くて細い綾歩きは注意が必要でした。
黒尾山から庭戸山への尾根も登りで一度歩いて、頂上から1分歩いて下の左植林へ突っ込むということを予習していたのですが、何だか3分くらい先まで続く赤テープを追っていってしまい、そのテープもすぐに見失っちゃい、もう庭戸山への尾根へ移るには降りすぎてしまう失態。諦めて、このまま太い尾根を降りましょかと、最後の最後に道ハズし。須谷川へ直降して釣り場標識Cの少し上へ降りちゃいました。
車の所へ戻ると野良作業の人と話しをしたのですが、風腰谷先のことを小松山っていうことやシダハラ峠とかウソクラ・ジュルミチの名前をツラツラと話されて、山やじゃない普通人がマニアだと思ってる地名を話されることに少し感動した次第。次回あたりにそこいらから谷尻谷へ抜けてみようと画策したことから尋ねてみたのですが、道はもうないだろうとの話に、またまたマニア魂がメラメラしたのでした。
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