3週連続の大室山 ヤケハギ尾根〜北尾根
神奈川県
山梨県
camp747
- GPS
- 04:40
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,034m
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| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
椿 - 前大室（ヤケハギ尾根）：尾根への取りつき点を見つけることができませんでした。私はテニスコート横の斜面を適当に登って尾根へ取りつきましたが、もっとわかりやすいルートが実際にはあると思われます。ルート中クモの巣を頭からかぶること多数。特に女性は手鏡を持参された方が良いかと思われます。 前大室 - 大室山：一般道で特に問題ありません。 大室山 - 椿（北尾根）：山頂から雨乞石まで踏み跡は無きに等しく赤テープも道案内とはなりません。コンパスと地図だけが頼りと考えてください。雨乞石から先も所々踏み跡は怪しくなりますので注意が必要です。雨乞石から椿分岐までの間にある木段の残骸は歩行の助けにはなりませんが、少なくとも正しいルートを歩いているという安心感を与えてくれます。数は少ないですが所々に貼られている赤テープは信用できます。 |
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感想
明日以降の天気予想が思わしくないので久々の遠征はあえなく中止。先週歩くことのできなかったヤケハギ尾根から大室山へ登って来ました。
しかしキャンプ場グラウンド近くにあるはずの尾根への取りつき点が見つかりません。とりあえずコンパスで方向を確認しグラウンド脇の斜面を適当に登っていきました。ほどなく尾根に合流できましたがそこにいたるまで少なくとも5回はクモの巣をくぐりました。季節にもよりますが特に女性は手鏡持参が良さそうです。
今日は登りでしたので尾根に乗ってしまえばあとはそれほど迷う箇所はありませんでした。下りの場合は前権現で田代方面へ向かうルートへ行かないよう注意が必要でしょう（昭文社地図には田代方面のルートしか載っていません。逆に25000分の1地形図には田代方面のルートは無く、ヤケハギ尾根ルートが載っています）。
前大室から大室山までは歩きなれた道を行きます。犬越路分岐点のベンチで小休止した後大室山へ。これで3週連続になります。
山頂の大室指方面へ向かう道標に×印が付けられているのは前から気付いていましたが、久保吊橋へ向かう茅ノ尾根を示すピンクテープが日に日に増えているような気がします。迷いやすい北尾根よりも踏み跡のしっかり付いている茅ノ尾根で下山してほしいという意図がうかがえます。
実際、山頂から大室指方面へ一歩踏み出すとそれも無理無いという気がします。踏み跡らしい踏み跡はほとんど無く赤テープも頼りにはなりません。雨乞石に着くまでは本当に気が抜けません。私は先週登りで1度歩いていましたのでその時のイメージが大分助けになりました。このルートを1度も登りで歩くことなく下るにはある程度の経験が無いと難しいと思います。
ところで昭文社地図によると椿分岐から大室沢沿いに大室指へ下るルートがあるはずですが、現地で探しても取りつき点がよくわかりませんでした。1度大室指から登って確認したいと思います。
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すっかり大室山マイスターのような感じになってきましたね。
ひとつの山に通いつめてみると毎回新しい発見があって
さらに次の課題が見つかったりして
面白くなってくるのですね。
そんなマニアックな楽しみ方は私も好きです。
一般ルートでもその日一番だとクモの巣に引っかかりますね。渓流釣りだと尚更です。
登山の時は杖で払い、釣りの時はロッドで払いつつ
歩いています。
それと、最近、活動が活発化している
クマとスズメバチにはお気をつけください。
ELK66さん
そうなんですよ。凝り性なもので一度のめり込むと離れられなくなります。静かな西丹沢の中でも地味なこの山に通いづめになるとはつい最近まで想像できませんでしたから。
ところで私は山でカモシカ、イノシシ、アナグマ等は見ていますが熊には一度も遭遇していません。ELKさんは熊に出会った経験がありますか？
camp747 さん
大室山シリーズ、とても興味深いです。
道志みちから見る雄大な大室山の山容に引き付けられますね。
雨乞石から下も迷いますね。
昨年の７月に椿で女性が大きな熊に襲われたのでちょっと怖いです。
a-maefanさん
はじめまして。地味な山の地味な山行記録を読んでいただきありがとうございます。一応このシリーズはあと2回ほど続く予定ですので乞うご期待を。
ところで椿で女性がクマに襲われたという事件は初めて聞きました。差し支えなければ状況等教えていただけますでしょうか？
camp747 さん
ご返答いただき本当にありがとうございます。
下のページの上から２番目の２０１２年７月１７日のところですね。
http://sukeroku.blog55.fc2.com/blog-entry-2877.html
道志村のツイッターにも残っていますね
https://twitter.com/WR250R_Japan/stat。us/225071921941852160
グーグルマップで「道志村椿4294」で検索するとcamp747さんの取りつき地点とほぼ一致しますね。
今は消されている動画ニュースの記憶だと、造林から熊が飛び出してきたようです。
２０１２年９月３０日にも、もう少しの西側の馬場で熊が出ています。
http://sukeroku.blog55.fc2.com/blog-date-20121004.html
https://twitter.com/DoshiOffIcial/statuses/252265797764931584
大室山の北側の道はあまり記録がないので、camp747さんのレコを楽しみに読ませてもらいます。
頂上から下りる時に茅ノ尾根と日陰沢新道の方向も分かりづらいですね。
思い返してみると神ノ川ヒュッテから日蔭沢新道の取り付き、旧日蔭沢新道と新日蔭沢新道の分岐、茅ノ尾根の下部など北側の登りで整備されている道でも分かりづらいですね。
a-maefanさん
情報ありがとうございます。確かに私の通過した辺りで事故があったようですね。この辺りはハイカーの数も少ないのでいつもカウベルを付けて歩いていますが、事前の心構えも必要ですね。
茅ノ尾根はここ1，2年で結構歩かれているようで、大分踏み跡が明瞭になっていると思います。犬越路からの通常ルートを除けば、大室山の登頂ルートの中でも一番わかりやすいと個人的には思います。
さきほどa-maefanさんの山行記録を拝見しました。私と状況は違いますが、a-maefanさんも大室山の下山でスリリングな体験をされたようですね。
椿分岐から大室指方面へ下山するルートはわかりにくいと思いますが、特に迷われませんでしたか？
camp747 さん
一昨年、下の方が茅ノ尾根の下部で遺体で発見されているのでそれから整備されたのかもしれませんね。
http://www.hasetsune.com/topics/20111202.html
自分は椿分岐まで到達せずに、ちょうど標高１２００ｍの地点で左の尾根に行かずに、右の大室沢よりの尾根に乗ってしまい崩れる植林地帯を下りてきて、標高７６０ｍくらいで大室沢に降りて沢沿いに歩きました。
コンパスの気泡が入って使えなかったのが痛かったです。
これからの季節だと、迷ったら大室沢に降りても大丈夫だと思います。
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