月山山系 いにしえの古道をたどり湯殿山神社へ
- GPS
- 05:52
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 670m
- 下り
- 345m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが石跳川上流は大きめの石を踏跳ながら行きますので、スリップ注意。 |
写真
感想
今回は山行といってもピークには行きません。湯殿山神社参拝が主な目的。いにしえの参拝道(登山道)を通って、昔の人々の気持ちになって湯殿山神社に参拝します。今の時代、湯殿山神社は文明の利器を使って気軽に行ける所で、何時間も掛けて歩いて行く人はいない(^^);。苦労した分ご利益も大きいかもしれない・・・(^^);。
月山の山域は公共交通の便があまり良いとは言えないので、大抵自家用車で行くわけです。となると行った登山道を戻る事になり、縦走と言うことがあまりできないのです。今回は地元の団体のツアーに参加するので、片側通行で終点の湯殿山神社から出発点まで送ってもらえます、めったに無い機会なのです。
出発点は志津温泉。通常の登山口の姥沢口よりかなり下です。普通こんなところから歩こうなんて考える人はいないかな。
と言うわけで、すがすがしいブナ林の中を歩きます。出だしで巨大なナメクジさんの歓迎を受けました。10cm〜15cm位か。何匹もいます。
やがて森林限界近くになると左手に湯殿山の山容が見えてきます。湯殿山は登山道が無いので、山頂には雪のある時しか行けない山です。山全体が神様の御座所(神域)なので、人間は行ってはならない所。でも、冬に登る人もいます。まあその時期、神様は羽黒山に行っておられて留守との事。留守の間にチョットお邪魔するんですね(^^)v。
この道は石跳川沿いを行きます。先日の豪雨でかなり橋が流出して、仮橋だったり渡渉になってしまったりの地点もあります。上部は川の石を跳んで行く(だから石跳川?)のですが、やはり豪雨で大きな石も動いて登山道の有様が変わってしまったようです。
さて、本日の最高点の装束場の少し手前で事件が発生、川を挟んで反対側。姥ヶ岳の西斜面のササ藪がガサガサ動いてます。距離にして数百メートル。動きからしてカモシカさんではありません、もっと背が低くて大きい(^^);。どうもクマさんのお食事中にお邪魔したようです。こちらの物音に驚いて姥ヶ岳山頂方向に逃走?してます。本日最大の(@O@)。
この辺りは昔、参拝者用の営業小屋があって食用にアザミを植えていたとのこと、どうもこのアザミが好物らしい。もちろん沢山あるササも好物ですが。
ほどなく装束場で昼休憩。後、本日の最大難所の月光坂を下ります。普通、水月光・金月光と言いますがその間の岩道(岩月光と言うらしい)がけっこう堪えます(膝がケラケラ笑う)。瀧の修行場を右手に見ながらほどなく本宮に到着。ここで、白装束の一団に遭遇。これから気合いを入れて瀧行ですね。あの冷たい水(水流もかなりある)に入るのは真夏でもかなりの覚悟が要ります。気合いを入れないととてもできんわな〜。
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