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記録ID: 343954
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ハイキング
朝日・出羽三山

月山山系 いにしえの古道をたどり湯殿山神社へ

2013年08月18日(日) [日帰り]
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Georgey その他24人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:52
距離
7.5km
登り
670m
下り
345m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:22志津温泉-9:12玄海口9:21-10:49春木戸-12:32装束場13:15-14:03湯殿山神社
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんが石跳川上流は大きめの石を踏跳ながら行きますので、スリップ注意。
まず旧六十里越街道を行きます。
2013年08月18日 08:34撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 8:34
まず旧六十里越街道を行きます。
お出迎え。
巨大ぶなの森です。
2013年08月18日 08:40撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 8:40
巨大ぶなの森です。
湖畔にたたずむ乙女。地蔵沼。
湖畔にたたずむ乙女。地蔵沼。
地蔵沼の由来となったお地蔵さん。
地蔵沼の由来となったお地蔵さん。
湧き水が流こんでいる池。湧き出しているのは少し上のようです。
湧き水が流こんでいる池。湧き出しているのは少し上のようです。
池の傍らにも。
正体不明のキノコ。似てる2つでもさわりこごちが違う。
正体不明のキノコ。似てる2つでもさわりこごちが違う。
祈祷所跡の石碑。山は女人禁制だったので、ここで参拝した。
祈祷所跡の石碑。山は女人禁制だったので、ここで参拝した。
花は少なめ。
信仰の証が点在。
信仰の証が点在。
森の中を行きます。
2013年08月18日 09:51撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 9:51
森の中を行きます。
整備された登山道(参道)。
整備された登山道(参道)。
ぶなの森もだんだん深くなる。
ぶなの森もだんだん深くなる。
ぶなの葉ではありません。ぶなに寄生(寄宿?)している植物です。
ぶなの葉ではありません。ぶなに寄生(寄宿?)している植物です。
首なし地蔵。弘法大師像だと言われています。
首なし地蔵。弘法大師像だと言われています。
首なし地蔵の説明。明治政府の神仏分離令(廃仏毀釈)で壊された?。
首なし地蔵の説明。明治政府の神仏分離令(廃仏毀釈)で壊された?。
石跳川に残る雪渓。今の時期まで残るのは珍しい。でも、もうその上は歩けません。踏み抜く恐れあり。
石跳川に残る雪渓。今の時期まで残るのは珍しい。でも、もうその上は歩けません。踏み抜く恐れあり。
すでにお疲れモード?。
2013年08月18日 11:29撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 11:29
すでにお疲れモード?。
上流は川と道が一緒。
2013年08月18日 11:57撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 11:57
上流は川と道が一緒。
こんな所を跳んで行きます。実際は危ないので跳べませんが。
こんな所を跳んで行きます。実際は危ないので跳べませんが。
営業小屋跡。食用に植えたとされるアザミ。ここで、熊?に遭遇。対岸の笹薮を逃走。
営業小屋跡。食用に植えたとされるアザミ。ここで、熊?に遭遇。対岸の笹薮を逃走。
本日の最高点、装束場で休憩。ここでわらじを変えたそうです。
2013年08月18日 13:09撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 13:09
本日の最高点、装束場で休憩。ここでわらじを変えたそうです。
装束場からの姥ヶ岳。
2013年08月18日 13:09撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 13:09
装束場からの姥ヶ岳。
登ってきた道。
本日の最大難所。金月光。
2013年08月18日 13:15撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 13:15
本日の最大難所。金月光。
岩月光?。公式には言わないらしいが。
2013年08月18日 13:16撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 13:16
岩月光?。公式には言わないらしいが。
水月光は湿地のたたずまい。
水月光は湿地のたたずまい。
瀧修行場。行くにはそれ相応の覚悟が(とにかく水が冷たい。水の圧力も・・・)。
その後白装束の一団に遭遇。かなり気合を入れてました。
瀧修行場。行くにはそれ相応の覚悟が(とにかく水が冷たい。水の圧力も・・・)。
その後白装束の一団に遭遇。かなり気合を入れてました。
神社本宮に参拝後。少し下った所にある鳥居。本日の終着点。ここまでマイカーで来れます。
2013年08月18日 14:46撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/18 14:46
神社本宮に参拝後。少し下った所にある鳥居。本日の終着点。ここまでマイカーで来れます。

感想

今回は山行といってもピークには行きません。湯殿山神社参拝が主な目的。いにしえの参拝道(登山道)を通って、昔の人々の気持ちになって湯殿山神社に参拝します。今の時代、湯殿山神社は文明の利器を使って気軽に行ける所で、何時間も掛けて歩いて行く人はいない(^^);。苦労した分ご利益も大きいかもしれない・・・(^^);。
月山の山域は公共交通の便があまり良いとは言えないので、大抵自家用車で行くわけです。となると行った登山道を戻る事になり、縦走と言うことがあまりできないのです。今回は地元の団体のツアーに参加するので、片側通行で終点の湯殿山神社から出発点まで送ってもらえます、めったに無い機会なのです。
出発点は志津温泉。通常の登山口の姥沢口よりかなり下です。普通こんなところから歩こうなんて考える人はいないかな。
と言うわけで、すがすがしいブナ林の中を歩きます。出だしで巨大なナメクジさんの歓迎を受けました。10cm〜15cm位か。何匹もいます。
やがて森林限界近くになると左手に湯殿山の山容が見えてきます。湯殿山は登山道が無いので、山頂には雪のある時しか行けない山です。山全体が神様の御座所(神域)なので、人間は行ってはならない所。でも、冬に登る人もいます。まあその時期、神様は羽黒山に行っておられて留守との事。留守の間にチョットお邪魔するんですね(^^)v。
この道は石跳川沿いを行きます。先日の豪雨でかなり橋が流出して、仮橋だったり渡渉になってしまったりの地点もあります。上部は川の石を跳んで行く(だから石跳川?)のですが、やはり豪雨で大きな石も動いて登山道の有様が変わってしまったようです。
さて、本日の最高点の装束場の少し手前で事件が発生、川を挟んで反対側。姥ヶ岳の西斜面のササ藪がガサガサ動いてます。距離にして数百メートル。動きからしてカモシカさんではありません、もっと背が低くて大きい(^^);。どうもクマさんのお食事中にお邪魔したようです。こちらの物音に驚いて姥ヶ岳山頂方向に逃走?してます。本日最大の(@O@)。
この辺りは昔、参拝者用の営業小屋があって食用にアザミを植えていたとのこと、どうもこのアザミが好物らしい。もちろん沢山あるササも好物ですが。
ほどなく装束場で昼休憩。後、本日の最大難所の月光坂を下ります。普通、水月光・金月光と言いますがその間の岩道(岩月光と言うらしい)がけっこう堪えます(膝がケラケラ笑う)。瀧の修行場を右手に見ながらほどなく本宮に到着。ここで、白装束の一団に遭遇。これから気合いを入れて瀧行ですね。あの冷たい水(水流もかなりある)に入るのは真夏でもかなりの覚悟が要ります。気合いを入れないととてもできんわな〜。

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