記録ID: 3452715
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根
【燧ヶ岳】ナデッ窪の急登で体力使い果たし、最終バスに滑り込みセーフ
2021年08月21日(土) [日帰り]
Gunma-chan
A93Ot4MFH
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:16
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,248m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 11:16
16:31
ゴール地点
▼今回もヤマレコアプリのログを反映しているので通過時間はほぼ正確化と思われます。私の記憶と乖離している部分は下記の通り。
1. 沼尻休憩所では小休止を摂ったのですが、ヤマレコでは同地点はベンチマーク地点として扱われていないため、小休止時間は山行時間に含まれてしまった模様。
2. その他ナデッ窪や、長英新道とナデッ窪ルートの合流地点での小休止も、山行時間に含まれてしまっている模様。
1. 沼尻休憩所では小休止を摂ったのですが、ヤマレコでは同地点はベンチマーク地点として扱われていないため、小休止時間は山行時間に含まれてしまった模様。
2. その他ナデッ窪や、長英新道とナデッ窪ルートの合流地点での小休止も、山行時間に含まれてしまっている模様。
| 天候 | ▼ 7月21日は山に行かないかとのお誘いがA隊長から入ったが、ここ数週間嫌がらせの様に連休中や週末は天気が悪い。今週末もどうもパッとしない天気である公算が高かった。一週間前から、天気予報と睨めっこ、目的地候補は複数あったが、どれも天気が悪かったり、豪雨で登山道がダメージを受けている可能性を排除できなかったりで、中々行き先が決まらなかった。最悪丹沢か？と思っていたところ、天気が好転した燧ケ岳に行こうと最終決定したのは、前日の出発数時間前だった。 ▼19日の午後18時頃高崎駅集合。沼田ICで高速を下り、途中夕食を摂ったりしたが、午後10時頃には大清水駐車場に到着した。大清水は標高1000mを越えるだけあって、夜中、車中に冷気が侵入してきて少し寒かった。午前4時頃起床、日の出は随分と遅くなっていると見えて、まだ夜空といっていい暗さの中、オリオン座がはっきりと見えた。午前中は晴れ、午後から夕立があるというのが山行当日の予報。その予報通りであれば、二つある本日の山行の目的、三平下で逆さ燧が見る事、柴安�瑤波�瀬ヶ原と至仏山が見る事が期待出来る。オリオン座を見ながら、「午前中は晴れるな、予報通り。これなら目的は達成できそうだ」と思った。しかし、出発してほどなくして、空はどんどん雲に覆われていく感じだった。三平下では逆さ燧は見ることができたが、沼尻に着くころには曇天と言っても良い天候となった。A隊長曰く、「ナデッ窪に登るには、これくらいの天気の方が暑くなくていい」とのことだったが、柴安�瑤�らの眺望は期待できないかなと思っていた。 ▼大分水嶺に近い尾瀬の天気は変わりやすい。ナデッ窪を登っている最中に陽が射す瞬間もあったと記憶している。それなのに爼��手前では濃いガスが垂れこめ一瞬暗くなり、ポツリと雨滴を観測した。幸いにも雨は本降りになることもなく、柴安�瑤�ら尾瀬ヶ原が見えるかもしれないと再度期待出来る程度まで回復してくれた。只、いつ雨が降るか分からないので、爼�瑤縫妊櫃靴寝拱�には念のためレインカバーを掛けておいた。柴安�瑤�ら尾瀬ヶ原が見える時間は短いと考えてでしょう、A隊長はかなり急ピッチで柴安�瑤惴�かっていった。ナデッ窪で体力を使い果たした私は隊長についていくことが出来ず、少しだけ遅れて柴安�瑤謀�着となった。至仏山は雲が掛かっていてはっきりと見ることは出来なかったが、眼下に広がる尾瀬ヶ原ははっきりと見ることが出来た。この方角から見る尾瀬ヶ原は初めて。燧ケ岳はそんなにアクセスの良い山ではない為、次いつ登れるかわからない。A隊長には非常に貴重な体験をしたさせて頂いたと思う。 ▼もっと柴安�瑤傍錣討睥匹�ったと思うが、午後から天気が崩れるのは間違いないという確信があった為、早々に切り上げて爼�瑤北瓩襦９堝或�で腹ごしらえをした後、長英新道を下って行った。途中予報とは違い、比較的長く陽が射す場面があった。顔に熱を感じるくらいの陽射しだったが、やがて陽射しは感じなくなった。涼しくなって良かったと思っていたら、今度は雷鳴が聞こえ始めた。これは夕立が来ると確信、塩見岳の苦い経験の反省から、早めにザックカバーとレインコートを着用した。 ▼果たして、雨は降り始めた。あまり恐怖感はなかったが、かなり近いところで雷鳴が轟いていたと思う。でも、それほど雨脚は強くならず、一端雨はあがり、雷鳴も遠くで聞こえるようになった。山あるある、「レインコートを着込んだ時に限って雨は強くならない」そんなことをA隊長と会話したが、A隊長はこれから強い夕立が来ると確信しているみたいだったので、暑く、不便だがレインコートもザックカバーも着用したままにした。 ▼雨が降ったことで心配事が増えた。三平峠付近の木道がより滑りやすくなるからだ。悪い予想は的中、木道は夕立に打たれて濡れていた。更に悪いことに再度雷鳴とともに雨が降り出す。三平峠を過ぎたあたりからは今度は本降りの夕立となった。最終バスを捕まえられるか微妙だったが、バスを捕まえようと思うがあまり急いで転倒し怪我をすることだけは避けようと思った。その結果最終バスを逃してもいいと覚悟を決めた。雨が弱まらない中、バスには間に合わないだろうと思いつつも、最後までベストは尽くすつもりで、急がば回れの精神で下山していく。冬路沢橋当たりでは登山道は小川の様になっていたが、A隊長が「バスに間に合うかもしれない」と発言、その言葉に力を得て、少しだけ下山スピードが上がった気がした。簡易舗装路に出会ってからすぐに左に曲がると、雨に打たれながら最終バスが発車時刻を待っているのが見えた。ギリギリ間に合った様だ。運転手さんに「間に合いましたか？」と声を掛けたら、「間に合いました。お疲れ様」と声をかけてくれた。 ▼レインコートを脱いでバスに乗る。先客は2名いただけだった。バスに揺られること15分、間に合わなければ濡れながら最短でもあと40〜50分大清水まで歩かなければならなかったことに比べると、天国だと自分の幸運を素直に喜んだ。只、これも山あるある、バスが大清水に到着する頃には雨脚は弱くなっていた。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
電車：最寄駅 → 高崎駅 自家用車：高崎駅 → 大清水駐車場 バス：大清水BS → 一ノ瀬BS 【復路】 バス：一ノ瀬BS → 大清水BS 自家用車： 大清水駐車場 → 高崎駅 電車： 高崎駅 → 最寄駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
<一ノ瀬〜三平峠> 最初は沢沿いの道。路面は、木道、石畳階段、木製階段の3種類。木道のコンディションはまずまず。三平峠までの勾配はそれほどきつい感じはなかった。冬路沢橋付近は雨天時は小川の様に水が流れる模様。水場の岩清水は、感染防止の為コップは撤去されているが、水量は十分あるので水場としては機能する。（写真12参照） <三平峠〜三平下> 大部分が木道だったと記憶。一ノ瀬〜三平峠間に比べると木道の状態がやや落ちる。北側斜面であるためか、全般的に木道は湿っている感じがした。往路では下り勾配となるため、スリップ注意。実際私は転倒した。（写真18参照） <三平下〜沼尻平> 尾瀬沼南岸は、一部沼の淵から離れて高巻く箇所があるが、基本的には沼の淵の木道歩き。木道のコンディションは、数年前に比べると格段に改善されている模様で、歩き難さは感じなかった。 ・逆さ燧撮影スポットあり（写真30参照） ・小沼湿原は気持ちの良い場所（写真36〜38参照） ・2021年8月21日現在、小沼休憩所の小屋は休業中であった。 <沼尻平〜ナデッ窪分岐> ナデッ窪と呼ばれる沢を登る急登。登りで使う分には、危険を感じるような難易度の高い箇所はなかったと記憶しているが、大きな岩がゴロゴロしていて、段差もそこそこ大きく非常に歩き難い。岩の表面は決して滑りにくい摩擦の大きい類ではなく、下りで使う際は結構滑るのではないかと感じた。個人的には下りでは使用したくないルート。 ・道標やピンクリボンの類は一切ないが、全く人の手が入っていないわけではなく、クマザサは伐採してくれている。また、窪んだ一本道で雪に覆われていなければ道迷いのリスクはまずないコースと感じる。 ・山と高原の地図（2017年版）では、CTは3時間となっているが、最新版（2021年版？）では2時間30分程度に短縮されている模様。 <ナデッ窪分岐〜爼��> 比較的大きな岩が露出した急勾配の道。歩きやすさはないが、難易度の高い箇所もなかったと記憶してる。ナデッ窪分岐から爼�瑤鮓�上げると、とてもCTの30分で到着できるようには見えないが、同地点からは、俎��山頂に人が立っているのがはっきりと肉眼で見えるくらいの距離であるため、見かけと違って30分程度で十分到達可能。 <俎�堯措動濁�> 爼�瑤�ら柴安�瑤謀个襪砲蓮�一旦50m程度下った後、再度50m以上の登り返しとなるため、精神的には少しきついが、後ろめたさ無しに燧ケ岳に登りましたと言うには、必要な代価となる。両ピーク直下の勾配は、岩が露出したそこそこ傾斜のきつい坂道であるが、格別難易度の高い箇所はないと思う。両ピークの行き来は、片道30分程度見ておけば十分と思われる。 <ナデッ窪分岐〜長英新道分岐> 長英新道は、傾斜のなだらかなダラダラ坂が延々と続くイメージ。難易度の高い箇所話。道中にある燧ケ岳5ピークの一つであるミノブチ岳は、晴れていれば日光の山々や会津駒が見える眺望は良い箇所ではあるが、山頂感はなく、山頂標もない。長英新道の下部は、ぬかるんでいる箇所が複数個所ある。 <長英新道分岐〜三平下> 基本的には木道歩き。木道のコンディションは良好。 |
| その他周辺情報 | ▼大清水の駐車場は有料。駐車料金\500 ▼大清水・一ノ瀬間の乗合シャトルバス。30分間隔で運行、運賃\700 写真5参照のこと。 ▼入浴施設：ほっこりの湯 入浴料\550 https://oze-katashina.info/hokkorinoyu/ |
写真
1. おはようございます。本日はA隊長と燧ケ岳を登ります。大清水の駐車場には前夜に到着して車中泊でした。
2. 大清水の有料駐車場の様子。Covid19の影響か、ハイシーズンなのにまだ空きがある。写真はバス停に一番近い第一駐車場で、まだ他に2つの駐車場があります。
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8/21 4:49
2. 大清水の有料駐車場の様子。Covid19の影響か、ハイシーズンなのにまだ空きがある。写真はバス停に一番近い第一駐車場で、まだ他に2つの駐車場があります。
3. これから一ノ瀬までは乗り合いバスを利用します。始発は5時です。
4. 今のところ天気は良さそうなんですが、午後から夕立があるとの予報。夏の尾瀬に丸一日快晴を保証しろと言う方が無理があるので、夕立は覚悟の上。
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8/21 4:50
4. 今のところ天気は良さそうなんですが、午後から夕立があるとの予報。夏の尾瀬に丸一日快晴を保証しろと言う方が無理があるので、夕立は覚悟の上。
5. バス時刻表も撮影しておかないとね。この写真は後々最終バスの時刻を確認するのに役に立った。
6. 大清水を午前5時に出発した始発バスは、15分弱で一ノ瀬に到着。
10. 沢沿いの道と言った感じです。前回の会津駒ケ岳で後半膝が笑ってしまい上手く歩けなくなったA隊長は、今回用心の為、初っ端からサポーターとポールを使用しています。そういう私も初っ端からサポーターを着用しています。
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8/21 5:30
10. 沢沿いの道と言った感じです。前回の会津駒ケ岳で後半膝が笑ってしまい上手く歩けなくなったA隊長は、今回用心の為、初っ端からサポーターとポールを使用しています。そういう私も初っ端からサポーターを着用しています。
12. 岩清水着。中々の水量。感染防止の為、コップが撤去されているとは、ご時勢ですなあ。
13. ちょっと眺望があるところにて。少しずつ雲が増えてきていますね。山と高原の地図によると、富士山や赤城が見える地点があるとのこと。恐らくこの写真の地点の近くなんでしょうが、気が付かなかった。
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8/21 5:43
13. ちょっと眺望があるところにて。少しずつ雲が増えてきていますね。山と高原の地図によると、富士山や赤城が見える地点があるとのこと。恐らくこの写真の地点の近くなんでしょうが、気が付かなかった。
14. 三平峠までの上り勾配の木道を進む。一部傷んでいる箇所もありましたが、ここまでの木道のコンディションはまずまずといった感じ。
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8/21 6:10
14. 三平峠までの上り勾配の木道を進む。一部傷んでいる箇所もありましたが、ここまでの木道のコンディションはまずまずといった感じ。
16. 後から見返すと撮影する必要のなかった看板ですが、記録としてアップします。
18. 三平峠を通過後、写真の木道少し上部で派手に転倒し、腰をしたたかに打つ。恨めし気に振り返って撮影した写真です。これを書いている今も腰が痛い。
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8/21 6:19
18. 三平峠を通過後、写真の木道少し上部で派手に転倒し、腰をしたたかに打つ。恨めし気に振り返って撮影した写真です。これを書いている今も腰が痛い。
19. 三平峠から三平下までの木道は、一ノ瀬〜三平峠間のそれに比べると心持ちコンディションが悪い気がします。下りですので尚更、再度転倒しない様気を付けて下って行きます。
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8/21 6:29
19. 三平峠から三平下までの木道は、一ノ瀬〜三平峠間のそれに比べると心持ちコンディションが悪い気がします。下りですので尚更、再度転倒しない様気を付けて下って行きます。
21. 説明版があると、必ず後で読むための写真を撮らないと気が済まない性分です。
22. 火山は山体崩壊する定めなんでしょうね。いつか富士山もそうなるのかな？そういえば富士山が今年の8月20日に噴火するとかいう予言、大外れでしたね。
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8/21 6:33
22. 火山は山体崩壊する定めなんでしょうね。いつか富士山もそうなるのかな？そういえば富士山が今年の8月20日に噴火するとかいう予言、大外れでしたね。
23．三平峠周辺は、オオシラビソの群生地とのこと。確かにシラビソの香りが漂っていました。しかし、シラビソとオオシラビソの見分け方は、素人には難しい。
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8/21 6:33
23．三平峠周辺は、オオシラビソの群生地とのこと。確かにシラビソの香りが漂っていました。しかし、シラビソとオオシラビソの見分け方は、素人には難しい。
24. 三平下では、尾瀬沼越しに燧ケ岳が見えました。A隊長曰く、湖面が波立っているので、逆さ燧が写らずイマイチとのことでしたが、私は中々いい写真だと思います。
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8/21 6:34
24. 三平下では、尾瀬沼越しに燧ケ岳が見えました。A隊長曰く、湖面が波立っているので、逆さ燧が写らずイマイチとのことでしたが、私は中々いい写真だと思います。
26. 沼尻に向かう最中、湖面が落ち着いてきたのか逆さ燧が綺麗に写るようになりました。只、全体像が撮影できていないのが残念ではあります。
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8/21 6:48
26. 沼尻に向かう最中、湖面が落ち着いてきたのか逆さ燧が綺麗に写るようになりました。只、全体像が撮影できていないのが残念ではあります。
27. さらに進んで行くと、写真26よりかは燧全体象が撮影出来る地点がありましたが、もっとドーンとした感じでの絵が欲しいですね。
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8/21 6:50
27. さらに進んで行くと、写真26よりかは燧全体象が撮影出来る地点がありましたが、もっとドーンとした感じでの絵が欲しいですね。
28. A隊長曰く、尾瀬沼南岸の木道は、結構荒れているとのことでしたが、ここ最近かなり整備が進んだみたいで至る所で木道が新しくなっており、大変歩きやすかった。写真の箇所も近いうちに補修されるのではないでしょうか。
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8/21 7:01
28. A隊長曰く、尾瀬沼南岸の木道は、結構荒れているとのことでしたが、ここ最近かなり整備が進んだみたいで至る所で木道が新しくなっており、大変歩きやすかった。写真の箇所も近いうちに補修されるのではないでしょうか。
29.燧全体がしっかり撮影出来、 陽の当たり方が良く緑色が鮮やかでいいのですが、湖面の写像が木に隠れてしまっているのが残念ですかね。
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8/21 7:03
29.燧全体がしっかり撮影出来、 陽の当たり方が良く緑色が鮮やかでいいのですが、湖面の写像が木に隠れてしまっているのが残念ですかね。
30. これがこの日のベストショットかなあ。という訳で、代表写真決定。これから登るナデッ窪もはっきり写っています。雲の量がさらに増えた感じがしますね。
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8/21 7:05
30. これがこの日のベストショットかなあ。という訳で、代表写真決定。これから登るナデッ窪もはっきり写っています。雲の量がさらに増えた感じがしますね。
31. 尾瀬沼も撮影してみた。この写真なんかは、雲が多いことでかえって味が出ていると思う。
32. 最近補修されたばかりと思われる木道。ご覧の通り大変歩きやすい。A隊長曰く、木道の設置には相当お金がかかるとのこと。大部分はヘリコプターによる資材運搬費用だとか。
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8/21 7:07
32. 最近補修されたばかりと思われる木道。ご覧の通り大変歩きやすい。A隊長曰く、木道の設置には相当お金がかかるとのこと。大部分はヘリコプターによる資材運搬費用だとか。
33. 分岐がありました。富士見峠からのルートということは、ここからアヤメ平や鳩待峠に繋がっているということですね。
34. 富士見峠へのルート入口の様子。この先道が荒れているとの注意書きがありました。富士見峠から尾瀬沼間は、交通量も少なくあまり整備されていないと聞いたことがある。実は大分水嶺なんですけどね。
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8/21 7:08
34. 富士見峠へのルート入口の様子。この先道が荒れているとの注意書きがありました。富士見峠から尾瀬沼間は、交通量も少なくあまり整備されていないと聞いたことがある。実は大分水嶺なんですけどね。
35. 尾瀬沼を撮影。もはや曇天と言っていい状態まで、雲が空を覆う。でもおかげで水面に写る太陽がいい感じに撮影出来ました。
36. ちょっとした湿原に出ました。A隊長お気に入りの場所で、小沼湿原というらしい。正面に燧ケ岳がみえているのもいい。
37．一面に花が咲いていたら、写真36．37のどちからがが代表写真になっていてもおかしくなかったかな。
39. 小沼湿原の名前の由来となった小沼と思われます。神秘的だったので撮影したが、写真ではその神秘さが表現できていなくて残念。何回も来ているA隊長も初めてその存在に気が付いたとのことでした。
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8/21 7:41
39. 小沼湿原の名前の由来となった小沼と思われます。神秘的だったので撮影したが、写真ではその神秘さが表現できていなくて残念。何回も来ているA隊長も初めてその存在に気が付いたとのことでした。
43. 沼尻平の四辻。我々の進行方向は勿論ナデッ窪方面へ。さあこれから本日のメインイベント、ナデッ窪ルートでの燧ケ岳登山が始まります。
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8/21 7:55
43. 沼尻平の四辻。我々の進行方向は勿論ナデッ窪方面へ。さあこれから本日のメインイベント、ナデッ窪ルートでの燧ケ岳登山が始まります。
44. 燧ケ岳に向かって沼尻平の湿原を進んで行くA隊長。冒険の始まりという感じがしてとても良い。陽が射していたら、ナデッ窪が際立って見えたのかな。
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8/21 7:55
44. 燧ケ岳に向かって沼尻平の湿原を進んで行くA隊長。冒険の始まりという感じがしてとても良い。陽が射していたら、ナデッ窪が際立って見えたのかな。
45. ついにナデッ窪に取り付きました。緩やかに見えますが、それは最序盤だけ。
49. 岩がだんだん大きくなってきました。A隊長「まだまだ序の口、これからどんどん傾斜がきつくなり段差も大きくなってきます。」
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8/21 8:18
49. 岩がだんだん大きくなってきました。A隊長「まだまだ序の口、これからどんどん傾斜がきつくなり段差も大きくなってきます。」
50. 登り始めて約30分。振り返ると尾瀬沼が見える程度には高度を稼いだみたいです。
51. 時間が経つにつれてどんどん傾斜がきつくなってきます。息もあがり、息苦しさも感じました。
52. 道標もピンクリボンもないナデッ窪ルートですが、全く手つかずという訳ではなく、ご覧の通り熊笹は伐採してくれているみたいです。大変ありがたい。さもなければとても進めるルートではなかったことでしょう。
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8/21 8:50
52. 道標もピンクリボンもないナデッ窪ルートですが、全く手つかずという訳ではなく、ご覧の通り熊笹は伐採してくれているみたいです。大変ありがたい。さもなければとても進めるルートではなかったことでしょう。
54. 登り始めて1時間以上経過していますが、一向に急登の終わりが見えてくる気配がありません。正面に燧ケ岳のピークが見えてきましたが、赤ナグレ岳か御池岳のどちらかで俎�瑤任呂覆気修Δ任后�
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8/21 9:12
54. 登り始めて1時間以上経過していますが、一向に急登の終わりが見えてくる気配がありません。正面に燧ケ岳のピークが見えてきましたが、赤ナグレ岳か御池岳のどちらかで俎�瑤任呂覆気修Δ任后�
55. 息が上がって苦しいので、呼吸を整える為に頻繁に足を止めます。足を止めるたびに後ろを振り返り、尾瀬沼を見るのですが、写真50とくらべてそれほど高度を稼いだという実感がない。
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8/21 9:12
55. 息が上がって苦しいので、呼吸を整える為に頻繁に足を止めます。足を止めるたびに後ろを振り返り、尾瀬沼を見るのですが、写真50とくらべてそれほど高度を稼いだという実感がない。
56-1. 私「至仏山あたりが見えて来たのでしょうか？」A隊長「至仏はアヤメ平当たりの山稜に隠れて見えないと思います」
56-2. A隊長の見立て通りの様です。晴れていたら、赤城や富士山も見えるみたいですね。
57. ナデッ窪の源頭だと思って撮影した写真。あまりにもきついので、いつナデッ窪の急登が終わるのか？それしか考えていなかった結果起こった過ち。
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8/21 9:31
57. ナデッ窪の源頭だと思って撮影した写真。あまりにもきついので、いつナデッ窪の急登が終わるのか？それしか考えていなかった結果起こった過ち。
58-1. 写真50、55に比べると、明らかに尾瀬沼が大きく見えるようになっているので、高度を稼げていると実感した写真。ナデッ窪を登り終えたと思っているので、尚更だったのですが・・・
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8/21 9:33
58-1. 写真50、55に比べると、明らかに尾瀬沼が大きく見えるようになっているので、高度を稼げていると実感した写真。ナデッ窪を登り終えたと思っているので、尚更だったのですが・・・
58-2. そういえばA隊長が男体山や日光白根の一部が見えているって言っていたけど、疲れていて聞き流してしまったんだよな。おそらくこの光景のことを言っていたのでしょう。勿体ないことをした。
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58-2. そういえばA隊長が男体山や日光白根の一部が見えているって言っていたけど、疲れていて聞き流してしまったんだよな。おそらくこの光景のことを言っていたのでしょう。勿体ないことをした。
59. ナデッ窪終わっていなかったみたいです。大ショックを受ける。まあ、CT3時間と言われているのに、1時間半で登りきる訳ないんだよなあ。
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8/21 9:34
59. ナデッ窪終わっていなかったみたいです。大ショックを受ける。まあ、CT3時間と言われているのに、1時間半で登りきる訳ないんだよなあ。
60. ついに尾瀬沼全体が見渡せるほどの高度にまで到達しました。分かり難いですが、先ほどまでいた沼尻休憩所も小さく写っています。
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8/21 9:56
60. ついに尾瀬沼全体が見渡せるほどの高度にまで到達しました。分かり難いですが、先ほどまでいた沼尻休憩所も小さく写っています。
62. 大きな岩もゴロゴロ。段差も結構大きい。途中2人ほどスライドしましたが、そのうち一人から「なんでこんな急登をワザワザ登るの？」と言われる。「これを下るより安全と考えたからです」と返答したかったのですが、息が上がりすぎて何も言えなかった。
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8/21 10:13
62. 大きな岩もゴロゴロ。段差も結構大きい。途中2人ほどスライドしましたが、そのうち一人から「なんでこんな急登をワザワザ登るの？」と言われる。「これを下るより安全と考えたからです」と返答したかったのですが、息が上がりすぎて何も言えなかった。
63. 何事にも終わりがあるのが万物の理。長英新道との合流点着。小休止です。苦しかったナデッ窪登りもようやく終わったみたいです。正面にナデッ窪登山中には見えなかった爼�瑤�、ドーンと聳えています。俎�瑤某佑�立っているのがはっきりわかるくらいの距離まで辿り着いたということです。
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63. 何事にも終わりがあるのが万物の理。長英新道との合流点着。小休止です。苦しかったナデッ窪登りもようやく終わったみたいです。正面にナデッ窪登山中には見えなかった爼�瑤�、ドーンと聳えています。俎�瑤某佑�立っているのがはっきりわかるくらいの距離まで辿り着いたということです。
64. 小休止中に、人が沢山いるピークがあったので撮影。後から知ったのですが、ミノブチ岳の様です。
65. 小休止後、爼�瑤妨�けてまた登り始めました。長英新道9合目を通過します。因みに写真63のナデッ窪と長英新道の合流点が8合目。その他4合目もあるみたいですが、下山時には見つけられなかった。
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8/21 10:46
65. 小休止後、爼�瑤妨�けてまた登り始めました。長英新道9合目を通過します。因みに写真63のナデッ窪と長英新道の合流点が8合目。その他4合目もあるみたいですが、下山時には見つけられなかった。
66. ナデッ窪の急登に苦しめられ、息も絶え絶えの状態ですが俎�瑤謀�着しました。
67. 爼�瑤�ら見える柴安�瑤鮖１董�爼��踏破で、燧ケ岳踏破ですと言いたいところですが、燧ケ岳の真の山頂は柴安�瑤任后６瓩い茲Δ任垢�、後20〜30分掛かります。
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8/21 11:00
67. 爼�瑤�ら見える柴安�瑤鮖１董�爼��踏破で、燧ケ岳踏破ですと言いたいところですが、燧ケ岳の真の山頂は柴安�瑤任后６瓩い茲Δ任垢�、後20〜30分掛かります。
68. 爼�瑤乃抃特罅△△訶仍骸圓�「ここが燧ケ岳の山頂ですか？」と質問、質問された別の登山者は、おもむろに柴安�瑤鮖悗気后�質問した登山者は絶句という場面に遭遇した。気持ちは痛いほどよくわかる。
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8/21 11:00
68. 爼�瑤乃抃特罅△△訶仍骸圓�「ここが燧ケ岳の山頂ですか？」と質問、質問された別の登山者は、おもむろに柴安�瑤鮖悗気后�質問した登山者は絶句という場面に遭遇した。気持ちは痛いほどよくわかる。
69. かなり雲が多いですが、今ならまだ柴安�瑤�ら尾瀬ヶ原が一望できるかもしれません。荷物をデポして柴安�瑤傍泙�ました。
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8/21 11:06
69. かなり雲が多いですが、今ならまだ柴安�瑤�ら尾瀬ヶ原が一望できるかもしれません。荷物をデポして柴安�瑤傍泙�ました。
70. 柴安�瑤彼��瑤隆屬砲△覦班瑤茲蠎動濁瑤鮖１董０譴弔瞭販�した山の様に聳えています。
71. 柴安�瑤竜淌个房茲衂佞い討�ら振り返って爼倉を撮影。こちらもやはり一つの独立した山の様です。
72. ちょっと唐突感がありますが、柴安�瑤謀�着。燧ケ岳山頂です。そんなに長くは続きませんが、柴安��迄の登りは中々の急登で、途中撮影している余裕がありませんでした。
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8/21 11:29
72. ちょっと唐突感がありますが、柴安�瑤謀�着。燧ケ岳山頂です。そんなに長くは続きませんが、柴安��迄の登りは中々の急登で、途中撮影している余裕がありませんでした。
73. 至仏山は残念ながら雲に隠れてしまっていますが、尾瀬ヶ原はなんとか眺めることは出来ました。
74-1. 平ヶ岳とか越後三山が写っていないかなと思って撮影した写真。
74-2. 目論見通り、平ヶ岳も越後三山も写っていました。小沢岳とかいう山の左隣に巻機山が見えるはずですが、雲に隠れてしまっている模様。
75. 本当はもっと柴安�瑤膨控錣鬚靴燭�ったのですが、天気がいつ悪くなるかわからないので、すぐに爼�瑤北瓩蠑�休止をした後、下山を開始しています。途中柴安�瑤釆撕瑤魄譴弔離侫．ぅ鵐澄爾房�められる場所があったので、見納めにと撮影した。これも代表写真候補でした。
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8/21 12:29
75. 本当はもっと柴安�瑤膨控錣鬚靴燭�ったのですが、天気がいつ悪くなるかわからないので、すぐに爼�瑤北瓩蠑�休止をした後、下山を開始しています。途中柴安�瑤釆撕瑤魄譴弔離侫．ぅ鵐澄爾房�められる場所があったので、見納めにと撮影した。これも代表写真候補でした。
77. 長英新道との合流地点。復路は長英新道へと足を進めます。
78-1. ミノブチ岳到着。爼�瑤留ο討妨�えている山は、前回登った会津駒ケ岳かもしれないということで撮影した写真。
79. パノラマでも撮影しておいた。動画も撮影したので、編集が終わり次第UPする。
80. 長英新道はご覧の通り、普通の登山道という感じ。段差の大きな箇所も無く、眺望のないダラダラと長い下り坂が続きました。ナデッ窪より登り易そうですが、ダラダラ続く登りと言うのもそれはそれできついかもしれない。燧ケ岳登山は、御池ルートが一番お勧めなのかもしれない。
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8/21 13:27
80. 長英新道はご覧の通り、普通の登山道という感じ。段差の大きな箇所も無く、眺望のないダラダラと長い下り坂が続きました。ナデッ窪より登り易そうですが、ダラダラ続く登りと言うのもそれはそれできついかもしれない。燧ケ岳登山は、御池ルートが一番お勧めなのかもしれない。
81. 長い長英新道の終わりが近いことを告げる木道が現れました。長英新道はいい登山道ですが、非常に退屈です。下山作業をするという感じ。下部は結構ぬかるんでいる箇所も複数あったかな。
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8/21 14:30
81. 長い長英新道の終わりが近いことを告げる木道が現れました。長英新道はいい登山道ですが、非常に退屈です。下山作業をするという感じ。下部は結構ぬかるんでいる箇所も複数あったかな。
82. はい、燧ケ岳を完全に下り終えました。でも、まだこれで終わりではないのが辛いところ。一ノ瀬まで16時半までに戻らないといけません。残り時間2時間弱、最終バスに間に合うのでしょうか？
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8/21 14:37
82. はい、燧ケ岳を完全に下り終えました。でも、まだこれで終わりではないのが辛いところ。一ノ瀬まで16時半までに戻らないといけません。残り時間2時間弱、最終バスに間に合うのでしょうか？
83. 長瀬沼ビジターセンターまでの間にある湿原を通過中。ご覧の通りかなり雲が重たい。実は長英新道を下っている最中に雷鳴が響き渡り、パラリと軽い雨に遭っています。
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8/21 14:44
83. 長瀬沼ビジターセンターまでの間にある湿原を通過中。ご覧の通りかなり雲が重たい。実は長英新道を下っている最中に雷鳴が響き渡り、パラリと軽い雨に遭っています。
85. もう一回だけ撮影チャンスがありました。この後、雨脚がドンドン強くなり、木道で転倒しない様、でもバスを捕まえるべく急がなければならないという二律背反した行動の為に、写真を撮影しているゆとりは一切なくなりました。
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8/21 15:16
85. もう一回だけ撮影チャンスがありました。この後、雨脚がドンドン強くなり、木道で転倒しない様、でもバスを捕まえるべく急がなければならないという二律背反した行動の為に、写真を撮影しているゆとりは一切なくなりました。
86. はい、最終バスに何とか間に合いました。出発1分前くらいにまさにギリギリ滑り込んだという感じ。このバスを捕まえられなかったら、雨の中の林道歩きを40分程度行わなければならなかったので、天国と地獄を分ける出来事でした。まあこれもいい思い出の一頁になったということで。今回のレコはこれにて。お疲れさまでした。良い山行でした。
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8/21 16:31
86. はい、最終バスに何とか間に合いました。出発1分前くらいにまさにギリギリ滑り込んだという感じ。このバスを捕まえられなかったら、雨の中の林道歩きを40分程度行わなければならなかったので、天国と地獄を分ける出来事でした。まあこれもいい思い出の一頁になったということで。今回のレコはこれにて。お疲れさまでした。良い山行でした。
感想
▼A隊長から8月21日に山に行かないかとのお誘いを受けたので、参加させていただくことにした。ここのところ、天気が良くないので出来るだけ天気の良い山域をギリギリまで絞り込んだ結果、燧ケ岳に行き先が決まった、
▼いつもの通り、写真のキャプションが完成した時点でアップしてしまう。動画も撮影したので、編集が終わり次第UPしたい。後日加筆の為の頭出し誹謗録は下記の通り。
・難路ナデッ窪を登って感じたこと。息が上がってワクチン副作用かと心配になった。（済）
・ベストは尽くすが、何が何でも最終バスに間に合わなければならないという強迫観念には、一貫して支配されなかったこと。（済）
・転倒回数、3回。今後毎回転倒回数と状況について記載していきたい。
【後日記】
■すでに写真キャプション等々で言いたいことはほぼ書き尽くしているので、当感想欄は、当初の予定通り事前に備忘録に記載した3点に絞って記載しておく。
■ナデッ窪ルートが急登で大変だったことは、写真キャプションやコース状況で既に書いた。ここでは、その急登を登った際の心情についてより詳しく記載したい。
・今まででも何度も急登は経験してきたが、急登と言われてぱっと一番最初に思いつくのは、甲武信ケ岳の徳ちゃん新道登りかな。本当にきつかったから。3年も経っている甲武信ヶ岳レコ(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1687033.html)ですが、五・六歩登っては深呼吸なんて箇所を読み返すと、当時のきつさがはっきりと甦ってきます。徳ちゃん新道のきつさは、急峻な勾配だけではなく、それが長く続くところにあると書いています。
・ですから辛さの総量では、辛い時間の継続時間がナデッ窪を圧倒する徳ちゃん新道の方が間違いなく大きいです。只、辛さの密度という意味ではナデッ窪は徳ちゃん新道に引けは取りません。勾配のきつさは、両者甲乙つけがたいほどの急峻さでしたし、ナデッ窪登山には、徳ちゃん新道にない辛さ要素もあるからです。
・ナデッ窪特有の辛さ要素とは何か？歩き難さです。大きな石がゴロゴロしており、自由気ままに歩けない行動が非常に制約された条件下に2時間以上身を置かなければならないということは、精神や肉体に与える負の影響度としては想像以上に大きいものでした。過度のフラストレーションも、疲労蓄積に大きく作用すると言えばいいでしょうか？まあ、改めて言わなくても当たり前の事ですね。
・ナデッ窪登攀中ずっと考えていたことは「ナデッ窪はいつ終わるのか？」だけでした。勿論、急勾配が生み出す肉体的な疲労から逃れたいという直接的でわかりやすい欲求から滲み出た自然な感情だろう。でも、登っている最中にははっきりとは気が付いていませんでしたが、自由に歩けない欲不満状態から早く抜け出したいという気持ちも、たった一つのことしか思い浮かばないほど心に余裕がなくなってしまう状況を産み出すことに大きく寄与していると今思っている。
・山と高原の地図には、ナデッ窪ルートについて難路と記載されています。実際に歩いてみた結果、それは難しい道ではなく歩き難い道と解釈することにした。
・あともう一つ、今のご時勢故に引き起こされた負の感情も、ナデッ窪ルートで体力を使い果たす一因であったことにも触れておきたい。Covid1-19ワクチンの負の副作用についてだ。私はワクチン接種には肯定的ですが、負の副作用があることも間違いないと考えている。確率は非常に低いので、Covid19に罹患した場合の重症化を防ぐメリットと、自身にはまずは降りかからないだろう負の副作用を天秤にかけ、割の良いギャンブルと割り切って接種を選択している。割が良いギャンブルとは言え、外れ籤の内容を確認しないほどの蛮勇さは持ち合わせていない。打った後の発熱や倦怠感は、外れ籤には含まれていないと考えている。接種直後のアナフィラキーショックや、心筋症を引き起こす可能性があることこそが外れ籤と考えている。ワクチン接種後に無酸素運動の様な激しい運動をすると、心筋症を起こす可能性があるとの記事を読んだことがある。ナデッ窪登りは、無酸素運動ではないとは思いながらも、息があがるほどの運動量をこなしている。病は気からの例え通り、ナデッ窪上っている最中、胸にチクチクした痛みが生じている気がしてならなかった。心筋症を引き起こしていないだろうな？と心配をしていたと思う。「ワクチン接種してから3週間以上経過しているけど、絶対に外れ籤を引かない保証ないからなあ」勾配のきつい非常に歩きにくい道でそんな無駄なこと考えていたら、そら体力も使い果たすよねえ。
・<更に後日記>ナデッ窪と徳ちゃん新道のきつさを定量的に分析してみる。
【徳ちゃん新道】徳ちゃん新道登山口〜木賊山 D（距離)=4690m H（標高差）=1313m H/D=28.0%→勾配角度15.6度
【ナデッ窪】沼尻平〜爼�堯�D=2430m H=673m H/D=27.7%→勾配角度15.5度
上述の通り、勾配のきつさはほぼ互角、辛い時間の継続時間は距離が約2倍ある徳ちゃん新道の方がきびしいというのも間違いないところ。下調べなしに直感的に表現しましたが、正確な評価をしていたみたいですね。
■今回のレコタイトルでも、写真キャプションでも触れていますが、最終バスには本当に発車1分前位のタイミングで間に合った。勿論間に合ったことは大変うれしいことでしたが、間に合うことを至上命題に掲げ、達成に向け努力した結果が報われたうれしさでは決してなかったということが言いたいのです。
・長英新道分岐に辿り着いた時には最終バス発車時間まで2時間を切っており、ちょっとの差で間に合わないかなと思っていました。走ることも出来たのですが、濡れた木道を走ろうと思うほどの蛮勇は私は持ち合わせていません。勿論ベストは尽くすけど、ケガなんかしたら最終バスを逃すよりもっと帰りが遅くなるのは明白なので、安全を確保できる最速のスピードでの巡行を心掛けました。最終バスに何が何でも間に合わせるぞという強迫観念を持ってしまうと、どうしても安全が疎かになりがちですが、そういった気持に支配されたことはなかったことは誇りに思っていいかなと思っている。
・悪い事態も受け入れる覚悟ができている時に、大体いい結果が出ることが多いことも知っています。今回もそうでした。ただ正直、冬路沢橋を通過した時に、間に合うかもしれないと知り、なんとか捕まえたいという色気が出て心が乱れたかもしれない。即ち、悪い事態を受け入れる覚悟が少し揺らいでしまったということです。50を過ぎても全く修業が足らない身であるということですね。
■健康は掛け替えのないもので、それを守るには努力が必要です。私の登山目的は、突き詰めればフィジカルとメンタルの健康維持に行きつきます。適度に肉体に負荷がかかる運動と、いい景色を見て洗われる心と難所を無事通過した際に待たされる心が登山の成果物といったところでしょうか？究極の目的が健康の維持や増進であれば、登山で怪我をしてしまったら本末転倒ということになります。怪我防止は、今後も有意義な登山ライフを続けていく上で不可欠なコンセプトと確信しています。転倒ゼロの登山スタイル確立はそんな思いから生まれた目標です。今後、レコではその山行で何回、どのように転んだかを記載し、転倒のデータベースを蓄積、自分の転倒の傾向を解析し把握、対策を練るところまで持っていき、自らが掲げた目標の実現に繋げたいと考えています。
・今回のレコがその第一発目。フォームは今後少しずつ変化しながら確立されていくと思うが、取り敢えず、転倒回数と転倒原因は今後も必須要素であり続けると思うので、まずはその2点の記載から始めることにする。
・今回の山行での転倒回数：3〜4回
・転倒の理由：全て濡れた木道でスリップした為
■動画
1. 柴安��山頂より
2. ミノブチ岳山頂より
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