富士山(富士宮口IN、御殿場口OUT)
- GPS
- 09:46
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 2,358m
コースタイム
- 山行
- 0:32
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 0:35
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 2:46
- 合計
- 8:23
天候 | ガスガス、めっちゃ寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
飛行機
22日 9:15御殿場口→シャトルバスで水ヶ塚公園→成田空港→新千歳空港19:20 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆水ヶ塚公園から富士宮口5合目までのタクシー料金は5490円でした(深夜料金) ◆下りは御殿場コースを下りると楽。しかも水ヶ塚公園までタクシーで移動しても2,500円くらいですし、バスなら520円です。 ◆大砂走の上部の雨裂は先日の大雨の影響なのだとか。 ◆水ヶ塚公園から徒歩で5合目まで登るコースは大雨の影響で閉鎖中とのこと(タクシーの運転手さんからの情報) ◆山頂のトイレは協力金300円 ◆水ヶ塚公園の駐車料金は1000円です。 |
その他周辺情報 | ◆21日より静岡県にも緊急事態宣言が発令されているので、営業しているお風呂屋さんが少なめです。予定していた富士の心得さんは休業中で、時の栖の茶の湯殿さんを利用。休日料金2,200円。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今月2回目の富士山は富士宮口IN、御殿場口OUTで。
7月中旬、職場での会話
「私、富士山に登ってみたくって」
「じゃあアテンドしますよ」
で、僅か1ヶ月ちょっとで実行へこぎつけた。
完全な未経験者3名と私でのパーティ。
職場のチームなので気心は知れているけれど、私以外のメンバーは若さ以外のアドバンテージはあまりない。社会人サッカーチームに所属している、30歳で運動神経がいいとか、まあそういうレベル。しかし、登山では体力より若さの方が大切だと思う。
それぞれ3人の子育て中が2名。
だからファミリーとお財布に配慮して0泊2日とした。
体感的には11月の積雪直前、濃霧の樽前山で風速15〜20mみたいな気象条件のなか、完徹に近い状況での山行。
私自身、昨年11月の大朝日岳や阿蘇高岳以来の寒さを感じた。
そして楽観視していたけれど、やはり甘かった。
5合目でタクシーを降りてすぐ、
「私、クルマの中にストック忘れてきました。ごめんなさ〜い」
「あっ、おれ水持ってくるの忘れた。」などなど。
「チッ、水0リットルで富士山に登れると思ってるんかい!」という心の声は、口に出さずにそっと飲み込んだ。
「みんな意識してゆっくり歩いてね」と言っているにもかかわらず、グングン飛ばして序盤からはしゃいだ結果、7合目ですでに高山病の兆候が1名。頭痛はしないけれど眠気がすさまじいらしい。実例を目の当たりにして、とても勉強になったかな。
気象条件もイマイチだった。
8月上旬に来たときは半袖短パンだったのに、今回は想像以上に寒い。
新7合目で「持っているものすべて着用して」みたいな指示を出す。
厳冬期装備まで持ってきて、4人分の手袋の予備とかも準備して結果として正解。
素人は「柵」のロープに無意識に触れるので、手が濡れてしまう。
真夏に防寒テムレスを着用してもらって、濡れや寒さは乗り切れた。
ご来光は見れなかったけれど何とか全員登頂を果たし、帰りは御殿場ルートで大砂走を無邪気に楽しめた。
「富士山登頂によって人生の探し物を見つけたい」、そんなニュアンスの目的は達成できなかったみたいだけど、各々が新しい発見があったみたいで嬉しい。
自分の得意分野によって、誰かの夢を叶える一助になったり、何かを切り開くきっかけになったうえ、しかも感謝されるなんて。
コロナ禍で職場の飲みニケーションは激減したが、こうしたレクリエーションはあってもいいと思う。
そんな場を提供してくれた「山」に感謝したい。
富士山はすべての日本人にとってそんな憧れの山なんだと思った。
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