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記録ID: 346104
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳 笠新道

2013年09月19日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
21.3km
登り
2,139m
下り
2,127m

コースタイム

6:00新穂高温泉無料駐車場
6:18左俣谷林道ゲート
6:54笠新道登山口
8:54杓子平
9:45笠ヶ岳抜戸岳分岐
10:12抜戸岩
10:35笠ヶ岳山荘
10:48〜10:59笠ヶ岳山頂
11:11〜11:52笠ヶ岳山荘
13:03〜13:15抜戸岳山頂
14:22杓子平(途中勘違いで30分程藪の中を彷徨う)
15:50笠新道登山口
16:24左俣谷林道ゲート
16:39新穂高温泉無料駐車場


天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スノーシェッド途中の深山荘への細い道(バス停あり)を左折して下ったところに登山者用無料駐車場(150台)有り。※手前は深山荘の駐車場なので注意。
コース状況/
危険箇所等
左俣谷林道ゲートのところに登山ポスト有り。
天気が良かったこともありこれといった危険箇所や迷うようなところは無かったように思います。(自分は迷いましたがw)しいて言えば下りは足を捻らないように慎重に。あとガスっていて目印が見づらいと杓子平から稜線にでるまでのザレた岩場は迷うかも知れません。
登山口から山荘までは水場はありません。(登山口と登山口までの林道途中に有り)
駐車場の一番奥からスタート!
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駐車場の一番奥からスタート!
ほどなくしてゲートに到着。ここに登山ポストがあります。
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ほどなくしてゲートに到着。ここに登山ポストがあります。
林道途中から朝日に照らされた笠ヶ岳と緑の笠が見えます。
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林道途中から朝日に照らされた笠ヶ岳と緑の笠が見えます。
駐車場から小一時間ほどで登山口に到着。
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駐車場から小一時間ほどで登山口に到着。
急登ですが斜度が一定なので思っていたより登りやすい感じ。
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急登ですが斜度が一定なので思っていたより登りやすい感じ。
こういう気配りは嬉しいですね。
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こういう気配りは嬉しいですね。
後半は岩場っぽいところも。この先に・・・
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後半は岩場っぽいところも。この先に・・・
杓子平がありました。写ってませんがたくさんの人が休憩中でした。大きな声で歌っているおじさんもいましたw
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杓子平がありました。写ってませんがたくさんの人が休憩中でした。大きな声で歌っているおじさんもいましたw
ここで笠ヶ岳の姿が目に飛び込んできます。
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ここで笠ヶ岳の姿が目に飛び込んできます。
緑と白のコントラストが綺麗で迫力あります。
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緑と白のコントラストが綺麗で迫力あります。
しかし右手を見ると大きな壁が・・・
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しかし右手を見ると大きな壁が・・・
稜線への登り。最初は笠とは逆の方向(向かって右斜め上)に登って行きます。
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稜線への登り。最初は笠とは逆の方向(向かって右斜め上)に登って行きます。
さらに続く〜。自分は杓子平までよりこっちの登りのほうがきつかったです。
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さらに続く〜。自分は杓子平までよりこっちの登りのほうがきつかったです。
ナナカマドの実がチラホラ。秋近しですね。
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ナナカマドの実がチラホラ。秋近しですね。
やっときつい登りが終わりました。
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やっときつい登りが終わりました。
ここからは楽しい稜線歩き。自分もおじさんみたいに歌いたくなりました♪
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ここからは楽しい稜線歩き。自分もおじさんみたいに歌いたくなりました♪
黒部五郎&薬師岳。
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黒部五郎&薬師岳。
赤く色づきはじめた草紅葉。
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赤く色づきはじめた草紅葉。
チングルマの果穂もいっぱい。
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チングルマの果穂もいっぱい。
稜線の中間あたりで門みたいな抜戸岩を通ります。
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稜線の中間あたりで門みたいな抜戸岩を通ります。
山小屋と山頂が見えてきました。
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山小屋と山頂が見えてきました。
山小屋までの最後の登り。稜線歩きではここだけが地味にきつかったです。近くにはテン場があります。
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山小屋までの最後の登り。稜線歩きではここだけが地味にきつかったです。近くにはテン場があります。
笠ヶ岳山荘到着。小屋番の人達総出でふとんやら何やら乾かしていました。右手に写ってますが双眼鏡もありました。
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笠ヶ岳山荘到着。小屋番の人達総出でふとんやら何やら乾かしていました。右手に写ってますが双眼鏡もありました。
山頂への登り。平べったい岩が積み重なっています。
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山頂への登り。平べったい岩が積み重なっています。
最初に祠が現れます。無事登頂出来たことに感謝&下山もよろしくってことで安全祈願。
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最初に祠が現れます。無事登頂出来たことに感謝&下山もよろしくってことで安全祈願。
山頂は祠から左に少し進んだところにあります。
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山頂は祠から左に少し進んだところにあります。
槍・穂高連峰。
乗鞍&御嶽方面。
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乗鞍&御嶽方面。
正面奥には剱&立山も見える。
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正面奥には剱&立山も見える。
おぉ!地元の白山&別山も見えるではないか!
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おぉ!地元の白山&別山も見えるではないか!
歩いてきた稜線。
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歩いてきた稜線。
帰りは抜戸岳に寄ってみます。ここを登って少しトラバースした先に・・・
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帰りは抜戸岳に寄ってみます。ここを登って少しトラバースした先に・・・
山頂がありました。
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山頂がありました。
絶好の槍・穂の展望台になってました。
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絶好の槍・穂の展望台になってました。
このあと杓子平に向かったのですが、ここで勘違いしてハイマツの藪に特攻してしまいましたw
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このあと杓子平に向かったのですが、ここで勘違いしてハイマツの藪に特攻してしまいましたw
お疲れ〜。無事下山出来てほんと良かったぁ〜。
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お疲れ〜。無事下山出来てほんと良かったぁ〜。

感想

先日、山雑誌を読んでいたら最近では劔の早月尾根、甲斐駒の黒戸尾根そして笠ヶ岳の笠新道が急登として有名らしいということで自宅から比較的近く(と言っても車で片道4時間ですがw)未踏の笠ヶ岳に登ってみることに。
コースタイムを調べると登りで9時間弱らしいので登り6時間、休憩1時間、下り5時間の設定で6時間経っても山頂に着かないようだったら諦めて帰ることに決めていざ出発!と思ったら地図を忘れた事に気付く。まぁでも地図をコピーした時にだいたいのコースは把握したつもりだし平日とはいえ百名山なので他にも登っている人は結構いるだろうって事でさほど心配はしてなかったのですが・・・

【駐車場〜登山口】
無料駐車場から約1時間程、車が余裕で通れる広さの林道をテクテク歩いて行きます。若干勾配がありますが登山前の準備運動にはちょうどいい感じ。
林道途中(進行方向左側にパイプが突き出ている)と登山口脇に水場があります。
ちなみに登山道沿いには頂上直下の山小屋まで水場はありません。
【登山口〜杓子平】
急登ですが良く整備されており、斜度と段差が一定なので比較的登りやすいと思います。100mおきに標高の表示板が設置されているのでペースも把握しやすいです。標高2000mあたりを過ぎたあたりから槍、穂高の展望が楽しめます。
【杓子平〜稜線上分岐】
杓子平で一気に視界が開け稜線〜笠ヶ岳山頂部が見渡せます。今回の山歩きで一番感動しました。花の季節に訪れると一層素晴らしいだろうと思います。
一旦鞍部にゆるやかに下り稜線までザレた岩場の登りになります。標高が上がって空気が薄くなる&陽射しがまともにあたるので自分は杓子平までの登りよりきついと感じました。
分岐から少し行ったところに抜戸岳の山頂があり、槍・穂高連峰の絶好の展望台になっていますので是非行かれた方がいいと思います。
【山小屋までの稜線歩き】
杓子平から見た時は結構登り返しがあるように感じましたが緩やかに下って緩やかに登る感じで歩きやすいです。最後の山小屋までの岩場の登りがちょっときついくらいです。展望を楽しみながらルンルン気分♪で。稜線から池のある播隆平が見渡せますがここも花の季節は最高だろうと思います。
【山小屋〜山頂】
平たい岩が積み重なった岩場の登りです。目印を目安にすると登りやすいです。ちなみに自分は下りで目印を見失ってしまいコースをはずれてしまいました。
山頂からは槍・穂高、北アはもちろん中アや南アルプスまでの大展望が楽しめます。(ただ富士山は甲斐駒に隠れてちょっと残念な感じ)

山小屋の可愛いお姉さんのつくる安くて美味しいと評判の播隆らーめんが麺切れ?で食べられなかったのがちょっと残念。仕方なくいつものコンビニのおにぎりを食べ、山頂からの下山で道をはずしてしまったお詫びのつもりでバッチを購入し下山開始。抜戸岳までは順調だったのですが杓子平まで降りる途中でやけに急な下りにさしかかり「こんな急なとこ登ったっけ?」と疑心暗鬼になり目印を再度確認し鞍部まで降りて行く。すると杓子平の標柱に続く登山路がやけに上に見えたので「またやっちまったか」と不安になり焦って草地を登ってハイマツ&ナナカマド?のヤブに特攻。上のほうに見えた登山道の稜線付近まで悪戦苦闘しながら登って見上げると登山道は無くそこから再びヤブを降りながら横移動してようやく上のほうに見えた登山道に辿り着くことが出来ました。
結果的には道は間違っておらず、帰宅してから撮影した写真と2万5千分の1の地図で確認したところ地図を持っていれば勘違いする事は無かったように思います。多分天罰が下ったのでしょう。猛省したいと思います。無事に下山出来たのは山頂の祠に安全祈願したおかげかも?これからも欠かさず続けようと思います。

まぁいろいろありましたが無事に戻ってこれてほんと良かったです。設定タイムより早く登れたのは荷物を軽めにしたのが良かったのかも知れません。今まで遠めでしか見たこと無かった笠ヶ岳は坊主頭でかわいい感じの印象でしたが、間近で見ると凄い迫力があり格好良かったです。今度は花の最盛期に来たいと思います。きっと素晴らしいだろうなぁと思います。あと次こそ食べそびれたらーめんを食べないとなw


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