秋晴れの瑞牆山 +隠れ展望スポット・魔子の山
- GPS
- 05:47
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,114m
コースタイム
瑞牆山荘 7:54
富士見平 8:23(〜8:26)
瑞牆山 9:34(〜10:40)
富士見平 11:36(〜11:41)
瑞牆山荘 12:06
(計4時間12分、うち休憩1時間14分)
<魔子>
金山峠(登り口) 12:46
魔子 13:08(〜13:21)
展望台 13:28(〜13:41)
魔子の人穴 13:44(〜13:49)
魔子 13:56
金山峠(登り口) 14:12
(計1時間26分、うち休憩0時間31分)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場自体の収容台数は100台くらいですが路肩にもかなり止まってました。朝8時前で駐車場はほぼ満車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<瑞牆山> 瑞牆山荘〜富士見平 山荘の前から登り始めます。緩やかで幅広の道を進んでいくと岩が出てきて、未舗装の林道を横切ったらジグザグの登りに。瑞牆山が正面に見える所で尾根に乗れば、あとは気持ちのいい森の中を少しで富士見平小屋の建つ富士見平です。 富士見平〜瑞牆山 指導標にしたがい、直進する金峰山への道を見送り左に折れてうす暗い針葉樹林帯の斜面を登ります。登りきると小川山との分岐で、小川山への道は立派な看板のわりに細々としていました。 道なりに進むとジグザグの急下降で天鳥川に到着。澄んだ水の沢です。これを渡ると登山道左に大きな桃太郎岩があります。 この先も樹林帯の急な登り。ロープが張ってあるところもありますが、足元は大きな岩がゴロゴロしているので滑りやすく注意です(ひっさびさにコケました・・;)。 登って行くにつれ視界が何となくひらけ、富士山なんかが見えてくると前方に大ヤスリ岩の登場。テンション上がりますが油断禁物、この辺りから足元に転がる岩が更に大きくなるので特に下りは気を付けて。別にデンジャラスな道という訳ではありません。 岩と岩の鞍部が黒森分岐、右に折れてちょっとした岩を越えると瑞牆山山頂です。 <魔子> 金山峠〜魔子 瑞牆山荘から僅かに下り、右に廃道と化した林道(カラーコーン有り)を分けるところが登り口。「魔子の山」と書かれた指導標がありますが見落としやすい。すぐ下に3台分の駐車スペースがありました。 始めは古い木段のある遊歩道のような道ですが、あるところでぷつりと切れて急な尾根の登りになります。この先台風の影響もあってか枝葉が落ちて荒れ気味でした。 魔子の直下では踏み跡がほぼ消滅しますが、このコースは尾根通しなので尾根上を登って行きます。 登りきると狭いピークの魔子(魔子の山)に到着。 魔子〜展望台、魔子の人穴 魔子から、登ってきた方と反対側にのびる踏み跡をたどり急な尾根を下ります。途中指導標がありました。「展望台」の指導標の所で左に分かれる割とはっきりした道は魔子の人穴への道で、この道を入り少し進むと人穴への指導標があります。尾根を直進すれば露岩のピーク、展望台。 山頂には特に何もありませんが瑞牆山、金峰山、富士山、南アルプスなどの眺めがまあまあいいです。 |
写真
感想
紅葉の頃になるとすごく混み合いそうなので、今のうちにと今日は瑞牆山へ行ってきました。
あんまり混んでないかな〜と思っていましたがさすがは百名山、駐車場とその周りの路肩がいっぱいになる人気ぶりです。歩いてみて分かりましたが、やはり、この山は百名山ですね(^_^)
瑞牆山荘からの歩き始めは緩い樹林の登り。先日の台風の影響でしょう、大きな枝や葉っぱが登山道にたくさん落ちていました。
富士見平からはその名の通り木と木の間に青い富士山が。おお、今日は展望期待できるぞ。
立派な看板のある小川山分岐を過ぎ、薄暗い中を急下降すると澄んだ流れの天鳥川に出ました。この先山頂へ
は岩まじりの急登が続きます。樹林帯をひたすら登るので眺めはあまりありませんでしたが、その分大ヤスリ岩の根元を過ぎて以降だんだん開けてくる眺めが新鮮でした。
瑞牆山山頂も直下まではあんな山頂が待っているとは思えないような深い樹林帯を進み、岩のテッペンにとび出た時のあの快さ。素晴らしい演出です。
昼寝をしている人が多かったのでまねしてみましたが、確かに岩の角度と温度がちょうどいい。今度来た時はゆっくり昼寝でもしたいなあ。
山頂を満喫して瑞牆山荘に戻り、こんどは知る人ぞ知る瑞牆山の展望台、魔子を目指します。
魔子なんておよそ山らしくない名前ですが、それはこの山にかつて住んでいた魔子爺(怪物的な感じ)に由来しているそう。まあ詳しくは書きません。
いまいち分かりにくい登山口の少し下に車を止めてスタート。先程瑞牆山荘で知り合った男性と計3名で登ります。
始めは古いけど木段何かがあったりして楽勝か?と思っていましたが、ある所からはそれが突然切れ、急なうっすーい踏み跡程度の道に。あれ〜?
まあまあ急な尾根で、途中からついに道形がほぼ消滅してしまいました。こんなに人の入らない山だったとは(・・)
木の根っこがむき出しになっていて何となく分かる道をたどると魔子(魔子の山)に到着。山頂にはしっかりした山名標があってちょっと場違い。展望は瑞牆山が見えますが木が邪魔、ということで展望台へも向かいます。
魔子から踏み跡の分かる尾根をたどるとはっきりした道もないくせに立派な指導標が。しかもこの極薄の道を「瑞牆山展望歩道」と指している。整備するのかしないのかはっきりしておくれ。
その先に「展望台」の指道標があり、正面の岩のピークを登るとそこが展望台でした。魔子よりこちらの方が眺めはいいものの、ここもパアッ、と360度!とはいかないか。富士山も見えたのは意外。
瑞牆山は先程登ったとは、いや登れるとは思えないような岩だらけの山肌を見せていました。
展望台入り口手前を左に行って魔子爺の澄んでいたという「魔子の人穴」も見てきましたが、想像以上に大きく深くちょっと怖かったです。この辺は武田信玄が金を掘った坑道が多いらしいので、ひょっとするとこれもそのひとつなのかもしれません。
もう一度魔子に登り返し、来た道を下って車に戻りました。
思ったよりはるかに道がうすく、山と高原地図には実線で描かれていますがバリエーションルートに含まれると思います。
久しぶりのいい天気での山行でした。
<今日踏んだ主なピーク>
瑞牆山(初)
魔子 (初)
僕のレコへのコメントありがとうございました。
何気にmasacchoさんのプロフィールを拝見したら
「魔子の山」の文字が!
名前が前から気になっていたところなので、
これは参考になります!
瑞牆山もノーチェックだったので、
なんだか凄いところだなと思った次第です
車があれば行くんだけどなぁ・・・
こちらこそコメントありがとうございます(^_^)
魔子、変わった名前ですよね。どこか恐ろしい。
そういえばチョキとか松ネッコとか、奥秩父は何だか変わった名前が多いように思います。
瑞牆山は見た目は凄そうに見えますが、百名山だけあって道はよく整備されていて割と簡単に登れちゃいますよ。
車は乗っけてもらってるだけです(^_^;)
瑞牆山荘まではバスが来てました。
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