快晴の谷川岳は暑かったけど最高！
群馬県
新潟県
nabekuni
その他2人 
体力度について
- GPS
- 05:36
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 678m
- 下り
- 810m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 6:10
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、気温が20〜25℃と高く、快晴だったのでとても暑く、熱中症に要注意です。熱中症で動けなくなった人がいて、群馬県警の山岳警備隊の方4人が担いで降ろすために登って行きました。 |
| その他周辺情報 | 谷川温泉・湯テルメ谷川。低温の浴槽があり、長く浸かって疲れを取るのに良いです。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
|---|---|
| 共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
感想
去年は2回悪天候で中止し、今年4/2には登頂したもののガスで何も見えなかった谷川岳。元々9/3-4で苗場山と谷川岳に登る計画だったが、天気予報が芳しく無く、ほぼ晴れが間違い無い予報の8/28に谷川岳に登る事にした。0:00にベースプラザ1Fの駐車場に到着。夜間は2〜5Fの駐車場には入れないようになっている。夜間は無人なので駐車料金(500円)は退場時に支払うシステム。1F、3F、5Fにトイレがあり、トイレ近くに車を停め、ビールを飲んで車中泊。
5:00起床。エレベーターは夜間は停止しており、5:30に稼働開始した。5:35に6Fのチケット売り場に行くと、意外にも誰もおらず、一番乗りだった。夏休み+土曜日+晴天なので混雑すると思ったが、意外に少ない。それでも6:30頃には50〜60人の行列が出来た。ザックをチケット売り場に置き、待合室の椅子で待機する。
チケット販売は始発(土日祝は7:00、平日は8:00)の10分前とアナウンスがあったので、トイレに行っていたら20分前の6:40からチケット販売が始まり、遅れをとってしまった。
2台目のゴンドラで天神平に向かう。コロナ対策の為か定員(22名)の半分以下に乗車人数を制限しているようだ。天神平までの高低差573m、距離2,400mを15分で結ぶ。
天神平はスキー場だが、一部のリフトは夏山観光リフトとして運転している。双耳峰・谷川岳の二つのピーク、トマノ耳とオキノ耳がくっきり見える。素晴らしい登山日和だが、出発時の気温は19℃と高く、暑さが思いやられる。水はアクエリを2.5リットルとランチ用の水2リットルを持って来たので、足りるはずだが・・・・
熊穴沢避難小屋までは樹林帯を行く。4月に登った雪道と夏道は全然違うルートで、初めて登る感覚だ。
熊穴沢避難小屋の少し手前で下山してくる人とすれ違った。4:15に出発して田尻尾根を登り、山頂を往復して来たとのこと。もの凄いスピードだ。
40分で熊穴沢避難小屋に到着。4月には屋根まで埋まっていたので全貌を見るのは初めてだ。(44年前に登っているが記憶無し)
ここで最初の休憩を取る。次のポイント「天狗の留まり場」で2回目の休憩を取る。天狗の留まり場からは樹林帯を抜けて常時日差しが背中から当たるので、一層暑くなる。濡れタオルを帽子に挟んで肩まで垂らして熱中症を予防する。
蛇紋岩の岩場が多く、表面がツルツルで滑る、と言われているが乾燥している状態では滑らない。
所々にクサリ場があるが、ほぼ先頭集団で歩いているので渋滞はない。
暑くて疲れるが、展望が素晴らしいので報われる。風があると良いのだが、今日は終日無風だった。
天神平から約2時間で肩の小屋に到着。肩の小屋は30人収容の小さな小屋で、冬季は一部を避難小屋として開放している。4月に登った際は休憩に使わせて頂き、ありがたかった。トイレは小屋の外に簡易トイレが3基ある。
肩の小屋からトマノ耳までは10分弱。360°の大展望だ。山頂の標識で記念写真を撮るために約5分待ったが、直ぐに行列は2倍位になった。
山頂は無数のトンボが飛び交っている。
トマノ耳からオキノ耳まで約15分。4月には落ちかかった雪庇がパックリと割れて吸い込まれそうだった尾根を辿る。
オキノ耳でも5分位待って記念撮影。
凍ったアクエリと一緒に保冷バッグで持って来た冷え冷えのビールで乾杯した。ビールは最初の一口が一番旨いが、135ccの缶なので、旨いところだけ飲み、下山やその後の運転にも支障の無い丁度良い量だ。
肩の小屋まで降り、お湯を沸かして「カレーメシ」ランチ。即席とは思えない味でこのところヤマメシの定番になっている。この時点で気温は26℃、暑い！
下山をする頃には登ってくる人も多い時間帯ですれ違いでの待ち時間が多くなるが大渋滞という程ではない。紅葉時期の連休には天神平から山頂まで数珠つなぎになるそうだが・・・・。
天狗の留まり場と避難小屋の間で、動けなくなっている女性がいてご主人らしき人が介抱していたが、避難小屋の前後で救助に向かう群馬県警・山岳警備隊の方4名とすれ違った。人を背負うためのハーネスを装着していたが、人を背負って登山道を歩くのは重労働だ。4人で交代で運ぶのだろうが、大変なことだ。頭が下がる。
肩の小屋から1時間45で天神平に到着。この頃には雲がでてしまったが、谷川岳の山頂は良く見えている。
天神平は観光客で賑わっており、降りのゴンドラは5〜10分待ちだった。最終便の16時前にはもっと混雑するのだろう。
車に戻るとワイパーに駐車料金についての紙が挟んであり、退場時に係員に500円を支払った。
ロープウェイ駅の直ぐ下の谷川岳インフォメーションセンターは群馬県の緊急事態宣言に伴い休館しているが駐車場(300台収容で無料)は解放されており、ほぼ満車だった。
来週苗場山に登った後に宿泊予定の土合山の家に立ち寄ったが、キャンプ場はたくさんのテントで賑わっており、山の家の隣では建物の建設工事が行われていた。なんの建物だろうか？来週聞いてみよう。
温泉はいつもの「湯テルメ谷川」。開放的な露天風呂があり、水上町営なので650円とリーズナブルな温泉だ。内湯は3つあり、うち2つは低温で長く浸かる事が出来て疲れが取れる。
今回は天気予報を睨んで急遽予定を変更した山行だったが、読みが当たりピーカンの素晴らしい天気に恵まれ、暑かったものの大満足の山行だった。
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