苗場山で秋の大収穫祭
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,244m
コースタイム
登山口0545→下ノ芝0713→神楽ヶ峰0835→1000苗場山頂上1132→1336下ノ芝1346→1450登山口
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道はしっかりした舗装で走行に大きな支障はありません。 登山口手前の最後1kmくらいは少々荒れ気味ですが 極端に車高を落としたような車でなければ走破可能です。 駐車場はメインのスペースに30台くらいでしょうか。 チップ制のトイレあり。紙はあります。水道の水も出ます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山口から和田小屋を経て下ノ芝》 他の方のレコを参考に和田小屋までは砂利道の方を歩きました。 距離もほとんど変らないのでそれで正解だと思います。 和田小屋から先はしばらくの間傾斜の緩やかな樹林帯です。 ところどころ木道、木の階段が整備されています。 木道状になっていないところは一般的な樹林帯の登山道なのですが 土が粘土質になっているため大変滑りやすいです。下りは特に注意が必要です。 《下ノ芝から神楽ヶ峰を経て山頂直下の急登取り付きまで》 下ノ芝→中ノ芝→上ノ芝と進む毎に次第に視界が開けてきます。 地面も湿ったところが少なくなるのでスリップを気にしないで済むようになります。 各芝にベンチが設置されているので休憩に便利で助かります。 神楽ヶ峰からは一度下り、途中に雷清水の水場があります。この日はあまり出ていませんでした。 鞍部に下るとしばらくは平坦な道となります。豪雪地帯のためか背の高い木は少なく 視界の開けた快適な散歩となりますが、最後の急登を目の前にしてちょっとブルーな気分になります。 《山頂への最後の急登と山頂の散策コース》 鞍部から山頂へはそれほどの時間はかかりませんが中々大した急登です。 途中1箇所にお助けロープがあり、実際結構助けになるロープです。 山頂周辺は遠くからの見た目通りにほぼ平坦です。 山頂から西側の木道は東側に比べると少々傷んでいるところが多いです。 |
写真
感想
◆◆◆混み方がそこそこの山を探します◆◆◆
久しぶりに日曜日の天気が少々マシな感じです。3週連続で日曜日が悪天候で山に行けず、ストレス溜まりまくりなのは私とて皆様方と同様。今週こそ山に行くぞ。
問題はどこに行くかです。「今週こそ…」と考えるのは皆同じ。三連休の真ん中で日曜日、数週間ぶりの好天、混雑するのは仕方ないとしてせめて「死ぬほどの混雑」は避けたいものです。
候補地は、ずっと目標にしながら未だ行けていない赤岳、膝痛で二度断念している至仏山、前回稜線美満喫が不発に終わった谷川岳、平標山から眺めて面白そうだと思った苗場山。
この中で一番空いていそうなのは…苗場山でしょうな。
◆◆◆例によって延々と下道走行、天気予報は?◆◆◆
22時ちょっと前に自宅をスタート。国道464号→16号とつなぎ17号に入るのがいつものパターンですが今回は少々小細工をして春日部あたりから埼玉県道78号→国道122号→行田BP→上武道路と言うルートにしてみました。122号に信号が多いのが欠点ですかね。
春日部辺りでラジオの天気予報を聞いていると、関東甲信越は概ね晴れるが午後からにわか雨のところもって話で、さらに聞いていると新潟は朝からにわか雨が降る…。
「えっ、マジすか? どうしよう…、転進用の地図持ってきてないし…」
春日部から成田まで戻り地図を取って八ヶ岳…うーんキツすぎる。このまま行くしかないです。途中眠くなったので少々仮眠したりしながら登山口には5時過ぎに到着しました。とりあえず晴れているようです。
◆◆◆秋の大収穫祭は静かに始まりました◆◆◆
スタートは6時チョイ前。それにしても大分涼しくなりましたね。登山口の気温は10℃。快適に登れそうです。とりあえず和田小屋までは車も通れる砂利道を歩きます。和田小屋前の例の熊看板を過ぎて少々歩くとゲレンデから外れて登山道に入ります。
傾斜は緩やかで要所は木道や木階段になっているため歩きやすいです。ただこの辺りの土は粘土質なので下りは結構気を遣う必要がありそうだなと思いました。
しばらく歩いていると足元に黒いものが転がっています。どうやらストックのキャップです。私自身ストックのキャップはたまになくすんですよね。ゴミ拾いがてら拾って自分の予備にするのに丁度良いので山の恵みを頂いておくことにします。
さらに10分ほど歩いているとまたしてもキャップが落ちています。地面が柔らかいのでストックの先が潜りやすいんですかね。実際私自身もストックの手ごたえがおかしくなり「おやっ」と思って振り返るとキャップが外れているということが10回以上ありました。
とりあえず予備が2個も手に入り、山からゴミも減ったのでラッキーでした。その後下ノ芝を過ぎてからは地面も乾いていたのでそれ以上拾うこともなく先へ進みます。
◆◆◆曇りでも結構楽しめる山頂の湿原◆◆◆
神楽ヶ峰を過ぎ一度高度を下げてからの登り返しは視覚的にはきつい気がします。しかし標高差は300m足らずで今回は日帰り装備なので軽くクリア。突然平らなところに出てしまい、何だかあっけない感じがします。
2000mを超える山の上にこんなだだっ広いところがあるなんて。曇り空で遠望は利きませんがそれなりに楽しめます。
大菩薩なみに地味な山頂を経由し、小屋でビールを購入したら見晴らしの良いところまで移動してダラダラします。ビール&カップラ&コーヒーの後はせっかく来たので西の方にも少し歩いてみます。まあ悪くはないですね。でもやっぱり空が青くないと”天上の楽園”な雰囲気には欠けます。
ま、雨にも降られず久しぶりの山行を楽しめたので納得して下山することにしましょう。
◆◆◆秋の大収穫祭本格開幕◆◆◆
山頂から雷清水、神楽ヶ峰へと順調に戻り、上ノ芝あたりに差し掛かるとまたしてもキャップが落ちています。「お〜、これで今日は3個目か。大収穫だったな」と思いつつ拾い上げて、またしばらく歩いていると4個目が落ちています。「げっ、どうなってんだこの山?」と驚きながら、手を伸ばすとその1m先にまた一つ。と思っていたらその20cm横にも一つ埋まっているキャップが頭を覗かせています。
これで完全に火がつきました。こうなったら徹底的に拾いまくってやることにします。どちらにしてもここから先は滑りやすい下りで、足元をしっかり見ながら下りないといけないので一石二鳥です。すると次から次へと出てきました。
その数何とキャップ14個とバスケット1個。これが松茸だったらな〜。ま、たくさん収獲して山から多少なりともゴミを減らせて満足です。しかしいくら予備にするにしてもこんなにたくさんのキャップは必要ないですよね〜。かと言ってまだ使えるものをゴミ箱に叩き込むのももったいない。
登山口の看板の周りに置いていくことにしました。誰かが拾って有効活用してくれることを願います。
◆◆◆感想◆◆◆
ラジオの天気予報にビビらされましたが、結局雨に降られることなく下山できました。全体的に曇りがちで遠景を楽しむことは出来なかったものの山頂の広さは確認出来ましたし秋の訪れを感じることも出来ました。さらに山から大分ゴミを減らすことも出来たのでそこそこ満足でしょうかね。混み具合もそれほどでもありませんでした。
ということで今回の山行の満足度は85%としておきます。→修正95%。
大収穫祭でしたね!
私は無くしたことが無いのですが、
何故取れてしまうのでしょう…。
???です。
ゴムキャップでしたか?
こんなに沢山とは
やはり毎週末の悪天候でmuscatさんも
ストレスたまっていたようですね。
行田バイパスはよく通りますよ
上武道路は高速道路のようでいいですね。
大収穫祭?
なんだろう…??と思ったらキャップだったんですね
うちも時々なくしちゃいます。
買うとそれなりにするのでうらやましい〜
ちなみに以前、天城山に行った時も、落ちてるの結構発見しました。
雨のあと、泥道にストックめり込んじゃうような登山道が豊作ポイントなのでしょうかね?(*^_^*)
ちなみに苗場山、池塘が見たくて行ってみたいんですが、まだ行ったことありません。
上信越のお山はやっぱ遠い〜
コメントありがとうございます。
キャップはストックの先を泥の中に突っ込んでもぎ取られたり
キャップのふちを岩にひっかけて外れてしまったりするんですよ〜
今回の山行では私自身キャップが外れてしまうことが10回以上ありました。
手応えですぐに気付いたため、全ての回で回収に成功しましたけどね。
一度キャップを無くしてしまい、純正以外のキャップを使っていると
フィット感が甘くなりキャップ紛失が再発しやすくなるのかも知れませんね。
こんばんは、Happiさん。
コメントありがとうございます
行田BPと上武道路は使い勝手がいいですね。
以前Happiさんに教えて頂いたルートも試してみたいんですが
新4号から行田BPへのつなぎ方がよくわからなくて今回のルートにしました。
大体満足なんですが、やはり122号の信号プログラムがイマイチで
やっと目の前が青信号になったのに200m先が嫌味なタイミングで
赤になると言う繰り返しが少々ストレスになるんですよね。
それでも都内を一般道で抜けてどこかにいくよりは遥かに快適です
こんばんは、CATさん。
コメントありがとうございます
あんなチッポケなゴムキャップでも買うと高いですよね。
私も谷川岳で無くして北岳の時は片方キャップがない状態でした。
北岳の下山時に1つ拾ってチャラになりました。
なので今まで追加でゴムキャップを購入したことはありません。
苗場山の序盤は登山道が湿った状態のところが多かったので
大豊作になったように思われます。
神奈川からですと上信越方面の山はちょっとアクセスが大変ですが
キャップがなくなった際には是非キャップ狩りにお出かけ下さい
こんばんは!
muscatさんのレコに上越は珍しいような
しかも下道を走って行くところが スゴイ
カシバードの展望図いいですネ
思わず昨年行った苗場山のレコと見比べました
何とかヤマレコに活かせないですかネェ
ここのところバタバタ続きで、1ヶ月も山に行っていませんが、今週末はいけるかなぁ
上越方面へ行きたいものです
こんばんは、hottenさん。
コメントありがとうございます
高速でも大してスピードを出さない私なので
下道でもそんなに所要時間は変わらないんですよ
上越の山については今年平標山と谷川岳に行って魅力にちょっと気づき
最近関心が強くなっているところです。でもオール下道で行けるのは
今回の苗場山が限界かな〜。越後駒や巻機山だと流石に高速利用でしょうね
今週末は天気は悪くないようですね
凄すぎてちっとも参考に出来ないhottenさんのレコが楽しみです
muscatさん、こんにちは!
今シーズンラスト?北アルプス縦走から無事下山しましたヨ!竹村新道は疲れ死にました〜
苗場山、やっぱイイなぁ。ずっと行きたい行きたいと思いつつ行けてません。小屋にテン場があれば間違いなく行ってるんですが…。
でも草紅葉の湿原を見てると、テン泊にこだわってる場合じゃなくサッサと行っとけっつう感じですな。
ストックのキャップ拾い、お疲れした
t2も山の中でせっせと拾ってため込んでますヨ。
こんにちは、zawadaさん。
コメントありがとうございます
テン場欲しいですよね〜。
木道を作るついでにウッドデッキみたいなテン場を
作ってくれれば幕営料1000円くらいでも構わないのですが
t2氏もキャップを拾っているんですか
なんか益々親近感が湧きますね。でも溜め込んでどうするんだろう?
あまりたくさんあっても仕方ないですよね〜。
予備に2〜3個あれば充分な気がしますけど
北ア行って来たんですね。竹村新道ってことは前に言ってたコースですかな?
詳しくはレコで拝見させて頂きますね。
私も29、30で恐らく今年最後の北アです。
猿倉から白馬に上がって時間に余裕があれば三山往復し
月曜日に栂池に下山する予定です。日曜日は天気良さそうですが
月曜日がイマイチな感じなんですよね。小蓮華山の坂は青空バックで見たいな〜
こんにちは。muniと言います。
先日、キャップを落としたばかりなので、ついついその大収穫が羨ましく
思わずコメントをさせていただきました。
おんなじタイプのが2つもある〜
今週苗場山に行って、回収してこようかな…なんて
苗場はスキーでしか聞いたことがありませんでしたが、豊かな湿地帯でもあったのですね
ビール販売所 まであるとは至れり尽くせりな
いつかぜひ訪れてみたい山となりました。
ご紹介ありがとうございました\(^o^)/
こんにちは、muniさん。
”はじめまして”ですがzawadaさんのレコのコメント欄で
よくお見かけしているのでお初な感じがしませんね。
苗場山。今回は天気がもう一つでした。
9/29に行った方のレコで見ると快晴で、正に天上の楽園。
紅葉のピークも近々だと思います。是非行ってみて下さい。
私が看板周りに置いてきたキャップもまだ残っているかも
残ってなくても足元に注意しながら慎重に歩けば収獲のチャンスが
必ずあると思いますよ…って一体どんな山行目的なんだ
こんばんは。
見事な収穫ですね、キャップ
キャップを拾い集めいるので、こんなに収穫出来るのが羨ましい(ぇ
落し物だからどこかに届けた方がいいんだろけど…落とし主は拾いに戻ってこないだろうと拾ったのは瓶に詰めて溜まっていく様を眺めて楽しんでいます
大量だとmuscatさんの様に登山口に置いて有効活用とか出来るんだろうけど
紅葉も始まっていて開放感のあるコースですね。
なかなか新潟方面へはアクセスが大変で気軽に行けないのが残念。
これから紅葉が深まってもっと素敵になるんでしょうね。
行きたいなぁ〜。
こんばんは、Mococoさん。
コメントありがとうございます
>瓶に詰めて溜まっていく様を眺めて楽しんでいます
いやはや…なかなかの変態ですな〜。おっと口が過ぎました
それはともかく秋の快晴の苗場山ならアクセスが多少大変でも
充分にお釣りがきますよ。天気に絶対の確信がある時に狙ってみては?
登山口から下ノ芝の間であればまだまだ埋もれた財宝はありそうですしね
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