瑞牆山・金峰山 子供と一緒に
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- GPS
- 06:00
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,783m
- 下り
- 1,784m
コースタイム
6:10富士見平小屋-8:00大日岩-8:40砂払の頭-10:00金峰山-13:30富士見平小屋-14:30瑞牆山山荘
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場、ガレ場は確かに多いですが、特に危険箇所はありません。 鎖場という程の場所はあまりありません。 瑞牆山への途中、時々ロープを貼ってある大岩がツルツル滑ります。 |
写真
感想
今回は一年ぶりに我が家のエースと山行。
去年は雲取山テント泊でしたが、今回は山小屋に泊まりたいとのことで
瑞牆山と金峰山へ。富士見平小屋を起点に2日で百名山を2座登る。
先週の台風一過が続いて天気は上々。そのためか、朝一のスーパーあずさはすし詰め状態。
韮崎からのバスも座れなくて、登山口に着いた時は少しお疲れ気味。
休憩もそこそこに、今日お世話になる富士見平小屋へ。
1時間そこそで小屋に着くと荷物を置いて、1座目の瑞牆山へいざ。
距離はそれほどでもないのだが、大きな岩が点在する急登を登らなければならないので、
体の小さなチビは大変。大人の倍位、体を動かさなくてはならない。
あまり鎖場の多い山には連れて行っていないので、最初はぎこちなかったけど、
そのうち慣れてくると信じられない登り方で登っていく。
まるでジャングルジムだ。
それでも2時間位で山頂に着く。
山頂は巨大な岩のテーブルで、縁から見下ろすと何百メートルも切れ落ちている。
四つん這いで下を覗きこむ方。平気で縁に立ち、写真を撮る方、とても楽しげで賑やかな山頂だった。
ここで買って来たお弁当を食べる。不思議な岩の造形にすっかり満足そうだった。
少し登山道が渋滞したので、遅くに小屋に戻り、しばらくすると夕食の準備が整った。
日もくれて小屋の内部が暗くなると、アルコールランプが灯される。
発電機の音が聞こえない。
そう、ここでは電気を使用しないのだ。
夕食のおかずは鹿の腸詰めと、チキンとサラダ。そしてけんちん汁?
思わぬごちそうだった。こんなにおいしい夕食を山小屋で頂けるのは滅多にない。
ご主人のサービストークに息子も大喜び。
ご主人も鳴らしたロッククライミングの談義に盛り上がった。
夕食を頂くともう寝るしかない。
えっ、まだ7時だよ。
でも、寝るしか無いんだよ。って、横になった瞬間にもう寝入っていた。
よっぽど疲れていたのだろう。昨晩も興奮して中々寝付かなかったみたいだったから。
翌日は4時頃からもそもそ。5時になってエイッと起き上がると、廻りでも準備を始める方もいて、
5時半には朝食の準備も整っていた。
これが、山の時間だ。いいだろう?
朝食もだしの効いた山菜のおじやと焼き餅。何とも言えない美味しさに完食する。
荷持を整理して、そのまま小屋で預かって頂いて、2座目の金峰山へ。
川沿いの気持ちの良い沢道を抜けて、岩稜地帯や岩場を抜けていく。
途中、ロッククライミングのメッカの大日岩なんかを通り過ぎ、こんな処を登るのか
なんて、TVで見る映像と実際の高度感の違いに二人で目を見合わせる。
森林限界を越えて山頂に近づくと、2千メートルそこその山とは思えない。
まるで、南アルプスの3千メートル級の雰囲気がある。
砂払いの頭を超えると山頂への稜線が綺麗なシルエットで続いている。
北斜面のハイマツの海を南からの光が逆光気味に反射して金色に光っていた。
山頂に着くと五丈岩の異様な姿に思わず目を見合わせる。
誰だ、こんなことしたの!
って言う位、不思議な形をしている。大きな岩をまるで積み木のように
美しく積み上げられている。
神様が積んだのかな?
山頂の景色を思う存分楽しんだ後、山頂を後にした。
途中山小屋で荷物を受け取って、また来いよ!のご主人の優しい言葉に元気良く頷いて、
次はどこの山登ろうか?キタダケかなホタカかな、なんて頼もしい会話を楽しみながら、
のんびりと下山した。
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