御在所岳ロープウェイ巡視路
過去天気図(気象庁) | 2006年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
8月27日にねずみ男と一緒に御在所本谷コースを上った際に、ほぼ中間点で大黒滝へ入る左股へ行かず「この先点検道」標識のある右股へ突入していくグループの後ろ姿を眺めていた。ロープウェーの巡視路の存在は聞いていたのですが、過去の維持もされていない廃道だろうと考えていたんですが、いざ、実際に利用される人がいることを見てしまうと、メラメラとマニア心が燃え上がってしまい、日を改めて今日までに2回登ってみました。
1度目は、先のグループがたどったであろう大黒滝分岐を点検道標識のある右股を直登して6号鉄塔基部へはいあがり、以後は比較的明瞭な巡視路を登りあげました。老婆心ながら6号鉄塔基部までの岩壁ルンゼ登りは肝を冷やします。どこか、巻きがあるのやもしれませんが・・・。巡視路へでますと、要所に鉄ハシゴ、チェーンハシゴ、鉄ハシゴ渡り、岩壁登りがあって緊張させられますし、ハシゴは全て錆色で中には腐食しているものもあります。その反面、高度感のビシビシのコースなので岩峰御在所岳を実感できる好ルートだとも言えます。
2度目は、蒼滝トンネルから6号鉄塔までも巡視路はあるだろうと予測して、捜索しながら登ってみました。トンネル附近でロープウェイを仰ぎ見つつそれらしき赤テープのある踏み跡から急斜面に取り付いていき、いい感じで架線沿い登っておると満足していましたら、負ばれ石の手前で中道に合流してしまい上がりすぎ。ロープウェーの中間駅は少し下にあることは知っていましたので、少し中道を下り斜面に取り付いて岩壁にかかる2連鉄ハシゴを登って中間駅へ出る。
普段は、ゴンドラが通過しているので注意しないと轢かれてしまうが、その時は運行前でゴンドラは1基もぶら下がっていなかった。中間駅から上部へあがるための木製のはしごは崩壊しているので利用不可、脇の岩峰を手がかりを求めて5m程注意してあがるのみであるが、もちろん自己責任のレベルでしょう。その先電柱下に出るが、上部先の電柱へは大きく谷を下りないといけないみたいで少し降りかけてみたが、道は全くなくガレ場を形成していて少し危険なので止め、すぐ近くの中道を一旦少し利用してキレットまで行って、キレット鞍部から降下する踏み跡でロープウェイ架線下まで戻る。架線方向に進むそれらしき進路に入るが、巡視路といえる踏み跡は私には見つけられませんでしたので、強引に電柱と電柱を結ぶラインをキープするように斜面を上昇して、無理矢理6号鉄塔までたどりついたって感じになってしまいました。6号鉄塔に付く直前から踏み跡らしき雰囲気になりましたので、恐らく別ルートが6号鉄塔に合流しているのだろうと思います。(たぶん、本谷コースに何カ所かある点検道標識からの道だと思います)
そんなことで、中間駅から6号鉄塔までの間の巡視路の確認については、今後もやってみたいと思っていますが、ご存じの方がありましたら情報をお願いいたします。
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