記録ID: 3486723
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ハイキング
九州・沖縄
秋風吹く天山
2021年09月04日(土) [日帰り]
MISB
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:41
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 717m
- 下り
- 712m
コースタイム
天候 | 曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2年前の水害で通行止めとなっていた、七曲峠登山口までの市道が開通していました。 |
写真
感想
先週の脊振山系に続き、秋模様を探りに天山へ出掛けてみました。夏草が茂っていて足元はびしょ濡れになったが、まだ寒さを感じることはなく快適に歩くことができました。マツムシソウやツリガネニンジン、キュウシュウコゴメグサなど草原を彩る秋草が早くも咲き誇っていました。
山を下りてから私の出身地でもある多久市の郷土資料館に立ち寄ってみました。石炭王「高取氏」が寄進して造作した西蹊公園の中にあります。
庭先に天山山系が高P/T広域変成岩の珍しい地質である事を証明する「ナポレオン石」があります。珍しい石を追い求めて行きつく先は宝石につながりますが、その手前の石でも充分に人の目を楽しませてくれますね。
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天山には私、昨年に久しぶりに登りましたが、石碑の石の種類までは、目がいきませんでした。何の岩石でしょうね?
それと、「ナポレオン石」という岩石、初めて知りました。世界的にも珍しい石とのこと、多久市にそういう珍しいものがあるって不思議ですねー
阿蘇惟直卿の石碑画像コメントに関して誤解を招く書き込みしていました、後ほど訂正しておきます。
正しくはbergheilさんが石ころ観察日記で記述されているように
”「ザクロ石」という鉱物を含む変成岩です。” と書くべきですね。
いずれにせよ、苔むして風化の進んだ石塔なので外観からの判別は難しいと思いますが、何となくあずき石を含む変成岩に見えました。機会があれば是非鑑定してみてください。(笑)
ナポレオン石は産地である多久市北多久町多久原(たくばる)の飯森神社にもっと大きな石が飾ってあります。このような球顆を含むものを捕獲岩とも言うそうですが、礫岩とは違って母岩の中で球顆が晶出する不思議な現象のようです。
飯森神社は多久市の相の浦(あいのうら)という地区に鎮座していますが、実は歴史的に不思議な因果を持つ場所でした。
西暦1300年頃に現在私の住む海沿いの佐世保市相浦(あいのうら)地区から山中の多久へと移住した国人(武士集団)が相の浦氏なのです。
移住したいきさつについては不明ですが、不思議な縁を感じます。何故なら私の出身地はプロフィールにも記していますが、まさに多久市北多久町多久原なんです・・・。
佐世保市の歴史書によると戦国末期までは相浦(あいのうら)は「相神浦(あいこうのうら)」と記されています。多久市の飯森神社の鳥居にも実は「相神浦神社」と記された扁額が残されていました。700年近くも変わらずに残っているんですね・・・驚きです。
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