雨の日は白津川(記録のなかった下流部遡行)
- GPS
- 05:10
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 471m
- 下り
- 475m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:11
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
本格的な沢登りは気乗りがしないので、美渓散策で吾妻山/中津川渓谷の白滑八丁に行くことにした。が、生憎の雨予報!!とにかく中津川レストハウス集合し増水具合を見てどうするか考えることに!
雨は弱くなる予報ではあったけれど降り続いているし、橋から眺めるとちょっと濁ってる。やっぱり晴れた日に快適に歩きたいのでここは次にしよう!
ということで、雨の日の定番になった白津川へ。
この白津川、下流部の記録が見当たらない。地図を見ると500〜600mのあたりは密になっているし、左隣の塩の川には560mに「思いの滝」、右隣の不動沢には580mに「鼓滝」があり、20m級の大滝があるのではないかと期待大!!何しろ記録がないってのがいいじゃないですか。
で、1時間くらいで上流部の入渓地点に到着。初夏に来た時は全く水が流れていなかったが、今日は同じ沢かと思えるくらい立派な水量!!もともと水が流れてない沢だから増水してるって感じではない。
車を路肩に留めて約1時間廃道となってる林道を下る。木々が覆いかぶさっているけど道は極めて明瞭。
途中から車も走れそうな林道になり、少し下って巨大堰堤の所より入渓。
あとは写真をご覧ください。
下流は流石に水量が多い!もともと滝はそんなにないだろうと思っていたのでゴーロ歩きも苦にならない。が、水が赤濁りで水の中がどうなってるかわからずチョット苦労。大きな堰堤を2つ越えると傾斜が増して行き、側壁からところどころ水が湧いて出て来ているのを確認、どうも温泉っぽく少し暖かい。目的の550mあたりは急傾斜の多いし登りはありましたが、大滝はなかった。でも、その後小さな思いの滝っぽい2段滝があったり、小ゴルジュっぽくなったり結構楽しい。
そしてハイライトが最後に待っていた。沢の赤濁の原因、鉄分を多く含んだ温泉水が噴き出してる谷に突入、こんな沢は見たことない、見事な造形にみんなで感動。
(温泉水は25度くらい?微温湯温泉の温度と同じくらいか??)
鍾乳石のように成長した赤い石柱のように見えるものは泥で触ると壊れてしまう。沢床に溜まった赤泥は下手すると抜けてズボズボと埋まってしまう。
そのパラダイスを超えると急に沢は普通の透明色になり、急な大岩の塊を登りつめるとラスボスの8m滝!ここは普段は水が流れていないので滝の中に木が生えている。
滝の裏側を通って反対側へ。とっても見事!!
左岸を高巻き滝の上にでると車を置いた道のすぐ下に出る。最後に橋のトンネルを抜けて終了。
お疲れ様でした。
でも、小柳隊長がいなくて残念、復活したらまた来よう!!
大して期待してなかったけれどとても面白い沢でみんな満足でした。
雨が降っていない時にあの温泉水は出ているのか?
出ているとするとどんな景色になるのだろうか?
また行って確認して見たくなりました。
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