京都西山/西芳寺川の小滝たち3@ヘンテコな軌跡になっちゃいました(O_O)
- GPS
- 07:10
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 7:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【丁塚〜くさりの谷?】 問題なし 【ハチノスの谷】 近年整備された道。やや道は細いが特に問題なし。谷筋を離れる箇所はやや分かりづらく、テープの見落としなく。尾根に出ると2箇所のベンチ、急斜面にはロープ設置。上部に展望所あり。主尾根の道は唐櫃越ではなく、テープにしたがって尾根を左に下ると唐櫃越。 【水晶谷】 やや荒れているがルートはしっかりしている。倒木箇所は迂回踏み跡あり。 【深谷】 谷に入りしばらくは踏み跡をたどれるが、徐々に分かりづらくなる。朽ちた橋や踏み跡は時々みられるが断続的。谷底水際を歩く方がかえって安全な箇所も。テープ等なくルーファイ必須の難路。初心者× 【寒谷】 荒れた林道を最近整備された。橋が落ちていて谷に下りての迂回がある。その他は特に問題なし。 【井戸のシキビ谷】 谷筋に道はあるが草藪でクモの巣多し。適当なところから左の尾根に上がる方が無難。 【滝谷】 下部は踏み跡明瞭だがトラバース道細し。上部は踏み跡消える。テープ等ほとんどなし。初心者× 【坊城の谷】 問題なし 【一本杉東の谷】 問題なし |
写真
感想
1週間前に続いて、西芳寺川流域の滝探し。(この地区の滝地図を作成中)
きょうは午後3時までに家に帰れば良いので、キノコも探しつつ、5本くらいの谷に入れそう。
毎度のことながら頭痛はあるが、歩いているうちに治まるだろうと、まずは唐櫃越道を登る。丁塚より唐櫃越道をはずれ、キヌガサタケはないかと探しながら竹林の道を下る。見つからないまま小滝を写真に収めながら西芳寺川に下りる。
林道を歩き出合に滝のあるハチノスの谷に入る。出合の滝の他に小滝がいくつか。なかでも2段になった直瀑は水量が少ないものの形が整っておりいい雰囲気。
谷を離れ尾根に上がるとベンチ。尾根筋には数々のキノコがあるが老菌が多くフォトジェニックなものは少ない。
登り切って尾根を越すと再び唐櫃越道。きょうは頭痛が治まるどころかひどくなってきたのでロキソニンを服用。どうも体調がよくないのか、足取りも重くこれは早めの退散かなと思う。
こんどは水晶谷を林道に向かって下りる。大きなキノコがあるがやはり少し遅くボロボロ。途中ヤマジノホトトギスが一輪だけ咲いている。花は期待していなかっただけに嬉しい。水晶谷は良い谷だが滝は少ない。
林道6号橋に着地。再び林道を上流へ。
頭痛は治まってきて、足取りも軽くなってきた。
今度は深谷を登る。本流にかかった橋は落ちたらケガをするので、上流側より川に下りて谷に入る。
深谷には昔は道があったのだろうが、今は不明瞭で奥に行くほど踏み跡も消えている箇所が多い。朽ちた橋は体重をかけるのがこわい。トラバースより谷底の水際を歩く方がスリップさえ気を付ければ危険も少なく楽だ。ただしちょっとしたぬめった岩越えをしなければならない。
このくらいの方が山を歩いている気がして楽しい。ルートを見極めるのも面白い。
肝心の滝は小滝ばかり。
右岸に明瞭な踏み跡が現れるとひと登りで二俣。左俣には滝があり越えられそうにないように見えるが、案外右岸が登りやすい。
そのあとは流木の詰まった谷底を歩くと、突然苔むした古い石組み堰堤が現れる。
その上の二俣を右へ。辛抱強く谷底を歩き最後は急登でまたまた唐櫃越道に出る。
沓掛山は近い。山頂で昼にしようかと思ったが暑いので下る。
今度は北尾根を少し歩いてから、寒谷を通り11号橋に向かって下りる道を行く。
すぐにタンクがあり、続いて廃屋と廃車(ナンバー付き)がある。でも車の通れそうな道は崩れて細くなり、ひと一人が通れるほどの幅しかないところもある。
急な林道跡を下りきると寒谷。上流側にも滝があるかもしれないが、それはまたの機会にしようとそのまま下る。
すぐに橋が落ちている箇所があり、ロープにしたがって谷に下り対岸をトラバースする。この道での危険箇所はここだけ。その後は林道跡をひとくだりで西芳寺川11号橋に下り立つ。
本流の川に下りて昼食。その後川沿いに林道をいく。
今度は井戸のシキビ谷を登る。滝は全くなく、ヒメワラビとマツカゼソウが覆い茂る草藪の道となる。クモの巣が多いので適当なところから左の尾根に逃げる。
尾根には道があり、ひと登りで稜線の山道に出る。ここは愛宕山が望め、ベンチが設置されているところだ。
山の神がいらっしゃる林道の峠まで尾根道を行き、林道を下る。
すっかり体調はよくなり、まだ足の疲労も覚えていない。さて、時間はまだあるし、次はどの谷に登ろうかと思案。
では滝の谷を登ろうと思う。出合近くにかかる落差8mほどの西芳寺川流域では一番立派な滝の下へは先週にも行ったので、きょうは橋のたもとから登る左岸道を辿る。
立派な滝の上流はいくつかの小滝があるのみ。
踏み跡は明瞭だがテープ等は見当たらない。
左に美しい小滝のかかる支流を分けると、再びやや谷の傾斜が増し小滝が3つほど。
二俣は右へ。踏み跡はなくなる。その先の二俣は左俣が倒木で登りにくそうなので再び右へ。最後は急登で支尾根付け根付近に登り切る。
間違って南に尾根を歩き出すがすぐに気がつき引き返す。
メイン尾根ルートから今度は坊城の谷を下る。
中流域に3m少々ほどの小滝があるほかは、2mを超すような落差はない。
再び西芳寺川本流に下り、林道を少し下って、もうちょっと時間があるので最後に一本杉東の谷を行く。
きょうはやや落差の大きい滝には下りず通過。先週もここを通っていてキノコが多かったのでもう一度と見回すが、一週間でキノコは激減、跡形もない。
それでも新たなキノコが出てきているのでそれらを写真に収める。
京都一周トレイルに出て南に下り、苔寺奥に下り立つ。
結果、落差2〜3mの滝も含めると10以上の新しい滝に出逢えた。
しかしキノコは多かったものの、フォトジェニックなものも少なく残念。
しばらく長時間長距離を歩いていなかった上に、出発後の体調が悪かったわけだが、しっかり歩くことができ、予定以上の谷を歩くことができた。疲労感も少なく、きょうの山行は今のわたしにしては上出来だったのではないだろうか。
今回はまたキノコの同定もなかなかいい線までいっているのではないかと思っている。
気のむくままに歩いていたのでGPS軌跡を後から見ると変な形ですね。
「ゴン」ってなに?って感じ!
コメント
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残念ながら、私は昨日は大文字山にお出掛けでした
頭痛が・・・、なんて書いておられますが、この距離
私、体調良くても無理です
前にも書きましたが、
歩く人の興味のある部分によって、
見ている個所が違うのが面白いですね。
行きなれた場所も、新鮮に映ります
滝マップ、出来たらまた紹介してください
またまた縄張り荒らしにまいりました。もしかしたらheheさんにお会いできるかもと。
この時期にすればよく歩けた方だと思います。初めてのコースが多かったので楽しくて、つらさは後半感じませんでした。
人による視点の違いは面白いですね。行ったところでも別の場所に見える。
わたしの場合、寄りのフレーミングで画角一杯またははみ出して、滝をよく見せようと強調して写真に収めるので、ちょっと盛りすぎのところがあるかもしれません。
滝マップあと何回調査したらできるのでしょうか。気長にお待ちください。
HB1214さんのレポを見て同じキノコ🍄(ニワタケ)だと思いました。
私の方は柄が偏生していたので最初ヒラタケを見つけたと思ったのですが、柄が黒い。 ムキタケの様に表皮が簡単にめくれる。 何だろう? と考えていました。HB1214さんのレポを拝見して、「ニワタケ」の存在を思い出しました。 持って帰ったのですが食べなくて良かった。😅👍
多雨のせいでキノコが多いですね。 歩いていて、ちっとも進まない。
夏も終わりですね。🖐️😆
私も最初ヒラタケだと思いました。他のキノコを探して図鑑をペラペラめくっていたら、ニワタケが。このキノコは知りませんでしたが、これだと思いました。同じ日に違う場所で同じキノコを見ていたのですね。
キノコの季節ですね。ワクワクします。花と違ってどんな種類のものが見られるのか予想できないのも面白いところです。
こんなに滝があるんですね
最近キノコの写真を見ることが多くなりました
カマキリが気になりました
カメラを意識しているようですね
滝は小振りなものばかりで、夏の長雨の影響もあって水量もやや多めだと思いますが、
それなりに楽しめます。京都ではこのくらいの標高のところで比較すると、この流域は
北山や東山よりも小滝が多くみられるのではないかと思います。
キノコは今が盛りでしょうか。どなたのレコにも多くの写真が上がっていますね。
なかなか花のように簡単には同定できませんが、見つけるのは楽しいです。
カマキリは目の前を飛んできて数メートル先で着地、しばらく遊んでくれました。
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