猿橋駅〜百蔵山〜扇山〜鳥沢駅
- GPS
- 05:47
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
08:34 百蔵山(〜08:48)休憩
09:15 宮谷分岐
10:17 扇山(〜11:11)食事休憩
11:24 分岐
(途中沢に突入する道迷いあり。5分ほどロス)
11:55 登山道を抜けて林道へ
12:07 林道を抜けて一般道へ
12:15 梨の木平
12:54 鳥沢駅着
(歩行時間4時間39分)
天候 | 快晴。 7時時点で大月は8.7℃、最高気温は13時の22.0℃ 朝は涼しいというより、やや肌寒ささえ感じさせる1日でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 基本的に歩きやすい道で、危険箇所もありません。 ただしまだ夏山モードで藪になっているところがあります。 道を見失わないように、踏み外さないようにしましょう。 ◆猿橋駅〜百蔵山 しばらくは舗装路を歩きます。 中央自動車道をくぐると間もなく急坂が始まります。 登山道に入るまでは息つく暇もありません。 最初にして最大の難所です。 逆に登山道に入ると傾斜は落ち着きます。 つづら折りの道を登り、分岐を右に曲がると10分ほどで山頂です。 山頂は広く、ベンチもあります。何より富士山がよく見えます! ◆百蔵山〜扇山 百蔵山からはやや急な下りです。その後はアップダウンが続きます。 やや急な下りもありますので注意が必要です。 宮谷分岐を過ぎるとほどなくして急登になります。 大久保山をピークに僅かに下り、大久保のコルから少しだけ登り返すと山頂です。 山頂は百蔵山よりさらに広く、食事休憩には最適です。 晴れていればしばし富士山の眺めを占有できます。 ◆扇山〜鳥沢駅 いくつかルートがあります。今回は東側に下りました。 ただ道がやや荒れているのと、藪による道迷いがありました。 少なくとも夏場の通行はお勧めできません。 登山道の終わり方も不自然で、道を間違えた可能性が高いです。 結局大月カントリークラブを経由するルートを歩くことになりました。 人家がある場所に入ってからの道も分かりづらいので注意が必要です。 下りは大久保のコルに引き返し、そこから下る道をお勧めします。 |
写真
感想
爽やかな秋晴れのもと、気持ちよく歩くことができました。
体力的にも復調を感じました。
仕事の振休を取ることができましたので、当然山に行くことに。
当初はまた奥多摩かと思ったのですが、15キロベースでいいところがありません。
そこで中央本線の山域に目を向けてみました。
すると「百蔵山・扇山」がいいな、となったのです。
ここに前回行ったのは2011年の暮れのこと。ずいぶん開いてしまいました。
ちょうどいいなと思いました。
朝起きたら「寒い」というのが第一の感想でした。
猿橋駅に降り立っても同じ感想。むしろ寒くなっている…
寒いのは好きなのですが、まだ体が夏モードでうまく対応していません。
今回のルートは舗装路、林道歩きが長くなります。
そこはもう一つなのですが、何と言っても富士山の眺望が良いのです。
差し引きはどう考えても大幅プラスです。
危険なところもありませんし、長すぎもせず、きつすぎない。
でもアップダウンが多く、十分に負荷はかかります。
二つの山に登りますので、「縦走したぞ」という感触も残ります。
とてもうれしかったことがありまして、
急坂を登っていると中学生と思しき女の子と3人ほどすれ違ったのですが、
いずれの子も「おはようございます」と挨拶してくれました。
もちろんにこやかに応じましたが、実に気持ちの良いものです。
うち1人はその後家の前を通った時に、お母様にもご挨拶いただきました。
「教育だなあ」と思うのでありました。
そんなわけで、きついのにきつくないと思っていると登山道に入ります。
静かな樹林帯で落ち着きます。
あっという間に分岐にたどりつき、右に曲がるとほどなくして山頂です。
割に急登続きなので麓との距離は近いです。
百蔵山山頂からは抜群の眺望が手に入ります。
しばし軽食をとりながら休憩しました。なんとも贅沢な時間です。
そこからは少し急な下りがあり、終わると緩めのアップダウンが続きます。
再度急な下りを歩くと宮谷分岐です。
少しずつ傾斜が急になり、ある地点からは一気に急登になります。
もうここは息を切らしながらでも淡々と行くしかありません。
展望はきかないこともあり、最もきついところです。
大久保山という小ピークで急登は終わり、少し下ると大久保のコルがあります。
下りはここからがいいですね。今日は別ルートで失敗しました。
ヤマレコで過去の記録を振り返っても、私が行ったルートを通っている方がいません。
先に調べておくべきでしたね。まぁ「失敗例」として捉えてください(笑)
扇山の山頂は大きく開けており、草原のようになっています。
木のベンチもたくさんあります。食事休憩にはこれ以上の場所はありません。
しかも雄大な富士山がセットです。よく晴れた日に行きましょう。
久々に「おでんとうどん」にしました。まだ少し気温が高かったかもしれません。
空気は少し冷たいですが、日差しが暑いくらいなのでちょうど良くなりました。
さて問題は下りでした。東側に行ったのは失敗でした。
分岐を右側に進んだまでは予定通りでしたが、道が想定以上に荒れていました。
その程度は問題なく歩けたのですが、あるところで完全に道を間違えました。
真っ直ぐ行くべき所を右に曲がり、沢に突入してしまったのです。
それもしばらくはきづかず、妙に藪になっているところを何とか歩いていました。
ふと上を見ると「沢じゃないか!」となり、道を間違えていることに気づいたのです。
慌てて引き返しましたが、藪に引っかかって何度か尻餅をつきました。
正しい道の先にすぐ標識があり、救われました。
そこから少し歩くと登山道が途切れ、林道に入りました。
これは本当に登山道の終わりだったのか、道を見つけられなかったのかは分かりません。
林道は右側ですが、左には道が続いていた可能性もあります。
とにかく明るい方へ、ということで林道に出てしまいました。
ただこの林道も実に怪しいのです。舗装されているのに車が通った感じがない。
道の割れ目から草がボウボウと生えている。んー大丈夫だろうか…
と思っていたら、きれいにススキが生えていました。
すると、富士山がセットになってきれいに見えたのです。
思わず写真を撮ってしまいました。
「まぁ林道ならどこかにつながるだろう」という余裕はあったわけです。
そのうちゲートが出てきまして、林道は終わりました。
舗装路に入るとすぐ二股に分かれており、よく分からず右に行きました。
左に行くと登山道に復帰できた可能性もあります。
結局大久保のコルから下りるのと同じところ、つまり梨の木平に着きました。
ここからは大月カントリークラブを経由して、鳥沢駅に向かいます。
ずっと舗装路歩きなので飽きますが、こればかりは仕方がありません。
途中ご年配のご婦人に声をかけられました。
「もう終わったの?疲れたでしょ?」
「ええ。どうもありがとうございます」
やはりですね、自然が近くにあると人間が良くなるのだと思います。
最後は気分良く鳥沢駅に着くことができました。
「あぁ道迷いなんてあったな…」
というのが今の感想です。
地図を見ると15キロくらいは歩いているはずですが、物足りなくなりました。
いよいよ20キロベースに戻せる時が来たようです。
次は天気が良ければ中1日で高尾、陣馬ルートを歩きます。
その前に、筋肉痛が軽ければ良いなと思うのでした。
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