檜枝岐川 下ノ沢
- GPS
- 09:03
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 9:02
天候 | くもり、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
後輩と沢登りへ。
そろそろ本気沢を出したいシーズン。
とはいえ、最近ゆるいのばかりだったので、リハビリも兼ねて、かつ来週以降に行きたい沢に近い山域で沢を探す。
銘渓62選を見返していたら、ちょうどこの沢を見つけた。アプローチ、下山が楽だし、コンパクトながら3級沢。滝登りが多くて面白そうだ。
ということでこれをセレクトした。
概要的には、竜門の滝ハイキングコースみたいな道を使って入渓。ひたすらゴーロ歩きと滝登攀、巻きを繰り返して会津駒ヶ岳へ詰めあげる感じ。
最初のイベントは竜門の滝手前の3m滝。淵を泳いで取り付き超える。その後に竜門の滝が出てくる。2段のうち、下部は右側をフリーで超え、上部は左岸巻き。
それが終わると、長めのゴーロ歩きが続き、二俣へ。途中、滝もあったが容易なものばかりだったのであまり覚えていない。
二俣を超えると、またしばらくゴーロ歩きが続いて、その後第2ゴルジュへ。
連爆が続く、逆くの字の落ち口が水流跨ぎムーブができそうに見えなかったので、右側の岩を無理やりパワームーブで突破した。その後も大きめの滝をロープ出して登ったりしたが、そんなに難しい登攀はなかった。ヌメリが悪いかなってくらい。登れない滝もちょくちょく出てくるので、巻くことになるが、巻きがけっこう悪かった。
第3ゴルジュに突入した後もこれでもかというくらい滝が続く。小瀧+深い釜の組み合わせの滝が5連チャンくらい続いたときは笑ってしまった。お腹いっぱいになったぐらいで沢はただのボサ沢になる。
その後は沢形を詰めていくと、藪漕ぎになるが、ルートチョイスが悪かったのかかなりの密藪漕ぎになってしまった。しょうがないので藪漕ぎしまくると、会津駒ヶ岳の湿原に出て、登山道へ。フィナーレが綺麗でした。もう少し天気良い日ならもっと良さそうでした。紅葉の頃も良さそうだけど、結構濡れそうな沢なので大変そう。
その後は駒の小屋でTシャツ買って(我々はミーハーです)、快適な登山道を使って下山。全部で9時間くらいだったけど、アプローチと下山が短い分、たっぷり沢登りを楽しめたかなって感じでした。
檜枝岐川 下ノ沢 3級
記録見てる感じだとそんな難しそうに見えなかったのでどんな感じだろうと思ってたけど、連続するヌメリ強めの登攀に悪めの巻き、ひたすら長いゴーロ歩き、手強めの藪漕ぎと嫌なところがちゃんと網羅されてる感じで面白い沢でした。会津駒ヶ岳につきあげる感じも面白かったです。
そして、やっぱりこれぐらいのレベル感の沢が楽しい。
16時台には下山できたので、うまい中華料理店で腹ごしらえして、道の駅かねやまに移動し、次の日の前ケ岳に備える
まさか、こまTを購入するチャンスがやってくるとは!駒の小屋は閉まる時期にしか来ることはないだろうと思っていたので、とんでもないTシャツが変えてとても満足です。
霧来沢は日帰りなので、土日のもう一本は遠いけどヤド沢ですかねーと話していたところ会津駒の登山道脇に良い感じの沢があるらしい。確かに会津駒の周りの谷は深く切れ込んでいるので、ゴルジュありそうだ。檜枝岐川下ノ沢、名渓62選にも載っているらしい。ヌメっているし、登攀も巻きもいちいち小難しいし、激ヤブでしたが沢登りらしい沢で良いリハビリになりました。
詳細な遡行内容はあまり覚えていない。アトラクションが多すぎた。とにかくヌメる。ヌメるというよりもツルツルで王将のキッチン状態だ。最近、こういう沢ばっかりなのでバチ効きの気持ち良い岩も登りたいw。高巻きも根曲がり竹なので、強い割に折れやすいし、上に乗ってしまうとスリップするし辛いw。逆さくの字滝が最難だった。あとで調べると水流を跨ぐらしいが、yutaさんが強引に直登した。私は全力ゴボウ作戦。ボルダーだとしても難しい。水が涸れ始めてからは枝沢をくじ引きしながら進み、結局、激藪に入ってしまった。この時期はまだ藪も多いので当たりか外れかは分からないが、背丈よりも高くて全く先が見えなかった。奮闘の後、湿原に出て、小屋のテラスでカプラー麺食べて、Tシャツ買って下山した。百名山だけあって登山道は整備されていて歩きやすかった。短くも悪くて良い沢だった。
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