鳥原山〜小朝日岳〜秋色の大朝日を眺めた


- GPS
- 08:15
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,204m
コースタイム
9:20 湿原
9:40 鳥原山山頂
11:10 小朝日岳山頂
11:30 小朝日岳から西に少し下りた展望台でお昼休憩
11:50 下山開始 熊越の手前の分岐まで下りる
12:10 分岐、古寺山へ
12:55 古寺山山頂
13:50 ハナヌキ峰分岐
14:00 一服清水
15:00 登山口
天候 | 晴れ 大展望の一日でした☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7:00で満杯だったので手前の道路脇に停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※古寺鉱泉〜鳥原山 いきなり樹林帯の急登で始まる。 急緩を繰り返しながら沢を廻り込むように高度を上げる。 田代清水を過ぎてからはときおり展望が開けてくる。 谷側が切れ落ちた個所は何箇所かあるので注意。 湿原に出てから石畳の階段道が出てきて鳥原山山頂に至る。 ※鳥原山〜小朝日岳 山頂は大展望。大朝日、小朝日、鳥原山だけでなく祝瓶山までの稜線が良く見渡せる。 素晴らしい展望ポイント。 アップダウンを繰り返し、細尾根や砂礫、岩場を登りつめて小朝日岳に出る。 岩場などにはロープがつけられている。 ばててきたら周囲を見渡して、蔵王連峰や吾妻連峰、月山などを眺めて気分転換。 ※小朝日岳〜古寺山〜古寺鉱泉 小朝日岳からは大朝日岳までのルートが見渡せる。 紅葉が進み、ドウダンやミネカエデ、スノキなどが見頃。 大朝日岳は山肌が赤くなっている個所や草黄葉の部分もある。 しばらくは紅葉を楽しめそうだ。 古寺山からハナヌキ峰分岐までは途中登山道の崩落部分あり迂回路が作られている。 ヒメコマツが多くなってくると樹の根っこが登山道に張り出しているので 足をひっかけないように。 ※クマ目撃情報 銀玉水あたりでクマが出たそうです。 ※トイレは駐車場に簡易トイレ二基あります。 ♨大井沢温泉ゆったり館 ¥300 http://www.geocities.jp/oyu_web/t1863.html |
写真
感想
今年初の朝日へのお出かけ。
7月の豪雨による被害で行くのをためらっていましたが
レコに朝日連峰の記録が度々登場するので、臆することなく出かける事にしました。
朝5時には登山口に到着して歩き始めるつもりだったのが
目覚ましを止めた記憶もなく2時間オーバーになりました。
日帰りで大朝日を狙っていたのに寝坊して小朝日岳止まりに変更。
日没が早くなってきたのでたとえ朝5時に出発しても日帰りは危なかったかな〜(~_~;)
大井沢の集落へ続く道路は二か所工事中で一方通行でした。
古寺鉱泉へは通常通行です。
しかし駐車場について驚きました。
もうすでに満杯で停められず
手前の道路脇の路肩の広い部分を見つけて停めました。
登山口まで歩きながら車のナンバー見ていたら東北に留まらず関東ナンバーも。
紅葉の時期の朝日連峰はこんなに賑わうんですね〜(~_~;)
今日は鳥原山経由で行くことにし、先行パーティが姿が見える程度に後ろからついていきました。
初っ端から急登の連続で、喘ぎ喘ぎ汗びっしょり。
先行パーティの姿はすぐに見えなくなりました。
肌寒いと思ったのもつかの間、暑くて大量の汗をかきました。
鳥原小屋近くの湿原周辺からは、何人もの下山グループや単独の方とすれ違い
展望が開けてくると空が青くて高くてくっきりと稜線を繋いでいる峰々がいろんな方向に見えてきました。
古寺山経由より鳥原山経由の方が展望がいいです。
目の前に迫ってくる小朝日岳、大朝日岳、そして平岩岳から伸びる稜線の先に見える祝瓶山、
遥か奥に飯豊連峰、吾妻連峰が望めるほどの好天気でした。
北には、障子ヶ岳が独峰を突き立て、月山のなだらかな山容の奥に鳥海山、月山の隣に葉山、
そして東には雲の帯を被った蔵王連峰から船形連峰まで望む事が出来ます。
鳥原山から小朝日岳までの砂礫や岩場を越えて小朝日岳山頂に立つと
目の前にどんと構えている大朝日岳、そして西朝日岳から続く稜線を見渡せて素晴らしかったです。
こんなに展望が効くのも珍しいのでは〜と思わせるほどの晴天に恵まれた日でした。
おそらく土曜日もこんな感じで土日お泊りだった人は恵まれていましたね。
小朝日岳山頂は団体さんで賑わっていたので
小朝日岳から少し下った展望ポイントでお昼を摂りました。
先にこの場所にいらっしゃった千葉から来られたご夫婦は
朝日に来たのは初めてで今日は大朝日小屋に泊まりだとのこと。羨ましい。
私も単独でもお泊まりセットで翌日仕事休んででも来ればよかったと後悔(/_;)
紅葉の進みつつある山肌は染まりかけて大朝日岳周辺はなかなかの色になっています。
晴天の旬の時期に山を堪能するのはそうそうない事ですが
秋晴れの佳い日にピークを眺められるだけでも恵まれているのかもしれません。
頑張って大朝日まで歩いたとしても
下山時はもう日暮れて山道は危なくなる…。
いろんな獣や物の怪や“まやかし”が横行する黄昏時は怖い〜!
ここは諦めて戻ろう。
帰りは古寺山経由で戻りましたが
何度も後ろを振り返り素晴らしい朝日の山々を目に焼き付けて戻りました。
古寺山へ下る辺りで笹原がざざざっと動いたのは何?
鳥がうろちょろしていたので鳥の仕業かな〜?(クマの気配ではないと思う)
一服清水を過ぎたあたりで、樹の根っこにけつまずいて見事に転んでしまいました。
最近下山時に転ぶことはあまりなかったのが久しぶりの転倒で擦りキズと痣ができました。
転んですぐに周辺を見渡し誰もいない事を確認。
見られていたらこんなに恥かしいものはない!と思うほど見事な転びっぷり!
さらに古寺鉱泉に近くなったヒメコマツの巨木のあたりで
樹の根っこと見間違えて踏んでしまったヘビ。
ヘビは踏まれたにもかかわらず素早い動きで茂みに逃げて行きましたが
こっちはびっくりして「うあ”ああああ〜!」と雄叫び上げました(笑)
無事に古寺鉱泉に下りてきて車に戻った時
車のキーをポーチから出した時にいつもポーチに入れていたお守りを落としてしまったようです。
その時は気付かず、家に戻ってからお気に入りのお守りがない事に気づきました。
「お、お守りがない…」(T_T)涙
寝坊に始まって、熱中症になってしまいそうな大汗をかき
樹の根っこに蹴躓いて大転倒、そしてヘビ踏んじゃった、お守り落としちゃった
トラブルはありましたが
紅葉期の色づいていく朝日を見られただけでもラッキーだったかな〜(^_-)-☆
秋の山を歩いてみて思う独り言。
日の入りが早くなってきて下山するのも急かされるように下りて行きます。
一抹の寂しさがポツンと生まれて胸を蔽うように寂しさでいっぱいになります。
まだ全然山を歩いていない(あんなに歩いたのに…)
まだ全然見ていない(あんなにいっぱい素晴らしい景色を眺めたのに)
矛盾する思いが湧いてきては、寂しい〜という気持ちに駆られてしまいます。
秋から冬に遷ってしまうと毎年のように一年の早さを実感させられてしまう。
この一年まだ充分に生きていない…という事なんでしょう。
体力の衰えが目に見えるように速くなってきては、気持ちばかりが焦りますね(^^ゞ
この日は好天に恵まれて、最高の登山日和でした、朝日連峰の大展望、いつまでも眺めていたい気持ち良く解ります
鳥原山からのルートの方が、変化もあって展望が良いみたいですね、とても参考になりました、前回行った時はは古寺山経由で登ったので、今度はこちらのルートを辿ってみたいと思います
自分もこの日は北蔵王に行きましたが県境から宮城側は曇りでした
朝日連峰はまだ行ったことないので、大朝日岳に続く紅葉ロード歩いてみたいです
8月末初めて小朝日まで行きました
大朝日の姿を眺めただけでしたが、やはり後ろ髪引かれながら下山しました
行きたいなぁ・・・今週末は無理かも・・・
紅葉は終わっちゃう
今も葛藤しています
素敵なレコありがとうございました
*転んだ時の傷?青あざ?早く治りますように!!
秋晴れの朝日、いいですねぇ!!
ドンと聳える山並みが、私のよく行く辺りとは違いますよね。
それにしても、お怪我は大丈夫ですか?
虎毛の負傷はもう大丈夫かとは思っていましたが…。
山道はほんと気を付けないとどこに危険が潜んでいるか分かりませんね。
お大事にしてください
クロバナヒキオコシ、撮りたい花の一つです。
鳥原山のルート、最初から急登に喘ぎますが
ブナの小路がとてもいい雰囲気を作っています。
湿原超えると展望が素晴らしく開けてとてもいいですよ〜
古寺山経由でいつもばててしまうのでこちらを通ってみましたが
小朝日岳の手前の急登はさすがに疲れ気味になってしまいます
小朝日岳までしか行けませんでしたが朝日はやっぱり素晴らしいです。
宮城県境の山々は雲がかかっていて山形側は快晴でした。
朝日でこういう晴天はなかなかないと思いましたが
落ち着いた天気は秋の季節だからこそかもしれません。
山ガールさんお二人連れての仙台神室、楽しそうでしたね。
朝日にも山ガールさん連れてきてくださいね。
初めまして
朝日に行かれた時はお天気は今一つだったようですね。
晴天なら申し分ないですが
雲の多い日でも時折見える山稜が勿体つけてちらりと見せてくれたりして
なかなかこちらを焦らすような朝日でもあります
ヒメサユリの時期がお薦めですが
紅葉の時期もなかなか佳いものですね〜。
行くべきか諦めるか〜迷っちゃいますね。
ただ日が短くなってきたので大朝日まで行く時はお泊まりをお勧めします。
※擦り傷と痣は全く気にならないほどです。
でも、お気に入りのお守り落としたショックが大きい〜
朝日は確かに岩手や栗駒あたりとも違います。
一度稜線に出たら、戻りたくない戻れない〜
下山するのが虚しくて気もそぞろに下って行くと
木の根っこにいたずらされてしまいました〜
ケガは無いに等しいですが、下山するのも体力勝負ですね。
今更ながら年齢をしみじみと感じてしまいました。
ヘビ踏んでお気に入りのお守り落としたのもショック!
次は優しい山歩きをしたい…と思いつつ
少なくなった花と実と紅葉も入れつつ…欲張りになってしまいますね
meikenさま
yonejiyともうします。
いつもレコ拝見しています
本当によく登られていますね。そして素晴らしい写真と山への思いのあふれたレポに感心しています
私も年と共に体力の衰えを実感する歳ですので、なんとなく焦る気持ちはよくわかります
でも山で出会う大先輩方のゆうゆうとした有様にも、心が洗われたりします
ちょっとニュアンスが違いますが「悠々と急げ!」の心境ですかね
追伸:私も蛇は大の苦手です
初めまして。コメントありがとうございます。
山を本格的に登り始めて5年になりますが(ヤマレコ登録してからは4年弱)
少しずつステップアップしながらここまで来ました。
仕事もあるので思うように行けない時もありますが
焦らずゆっくりと時機と体力を見合わせて山に行っているつもりです。
最近、何故かもう来年は思うように行けないかもしれないという危機感を感じてしまって
内心、焦りを感じつつあります。
「悠々と」心構えをして大丈夫と言い聞かせながら山を楽しむべきですね
お互い、自分の体力に合わせつつ
山の美しい悠然とした時間を楽しみましょう〜
ヘビ…踏んだ後、思わず「ごめんなさい」と謝りました。
今年は巳年なので敬意を払わないと〜
最高のお天気に恵まれで
遠くの山並み
自分の足で歩いて、現実の風景を楽しみたくなります。
紅葉もとっても綺麗ですね。
膝小僧は治ってきましたか?
私は下山でよくこけるので膝で青あざが絶えません
秋晴れの素晴らしいお天気でした。
紅葉を楽しむには、こういうお天気の日がいいですね
毎週秋晴れの日が続くといいんですけど
お天気はこちらの思うようにはいきませんねぇ。
週末は晴れの場所を狙ってお出かけするしかありません
膝小僧は傷痕はまだありますが痛くもかゆくもなく
反対の足に痣もありますが何ともないです。
感覚が鈍くなってくるようで…
縦走用の重い靴なので帰りは疲れて足が上がらくなっているんでしょうね。
お互い、気をつけましょう〜
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