遠征二日目・大パノラマの蝶ヶ岳へ(三股から)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,448m
コースタイム
大滝山分岐(9:00/9:10)〜蝶ヶ岳ヒュッテ・瞑想の丘(9:20/10:20)〜蝶槍(10:55/11:10)〜
蝶ヶ岳最高点(11:40/12:00)〜蝶沢(13:10)〜まめうち平(13:40/13:50)〜三股登山口(14:50)〜三股駐車場(15:00)
天候 | 終日素晴らしい快晴 《気温》 駐車場スタート時:9℃ 瞑想の丘:18℃ 下山終了時:18℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道烏川線は現在、落石予防の工事が行われており、伴う規制が有りますので通行時間帯に注意してください。 幸い9/28の16:00から・9/29は終日規制は解除されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股駐車場のトイレ脇には谷水が引かれています。(飲料も可のようです) 「力水」までは本沢の支流左岸寄りの岩ゴロの谷道、やがて枝尾根に上がり「ゴジラの木」を過ぎて 落ち着いた尾根道に変わります。 このコースは「まめうち平」が唯一の平坦地で、その他は傾斜のきついコースです。 特に蝶沢〜大滝山分岐までは悪路が多く、きつい登りが延々と続きます。 ガイドブックには「北アの入門コース」と有りますが個人的には?と感じます。 近くには、立派な立ち寄り湯「ほりでーゆ・四季の郷」が有ります。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
以前徳澤に沿って(今は廃道?)大滝山へ登った際、大滝山荘の小屋開けが遅れて泊まれず、
やむなく蝶ヶ岳ヒュッテで宿泊。
そのまま横尾へ下ったので蝶ヶ岳の山頂は踏んでいない。今回は広い山頂部を忠実に踏んでこよう。
三股で見上げる空には星がまたたき、今日の快晴を約束してくれているようだ。
本沢左岸の林道が尽きると登山口に出る。ポストに届を投函して登山道に入る。
すぐに常念岳への道を右に分ける。
吊り橋で本沢を右岸へ渡り、幾筋も流れを横切って岩ゴロの荒れた谷道を進む。
やがて本沢支流から離れ、染み出る流れを踏みなが登ると「力水」に出る。美味しい水だ。
枝尾根を斜めに絡んで「ゴジラの木」を過ぎると歩きやすい尾根道に変わる。
朝陽に差し込むと林は輝くようだ。
傾斜を増した尾根道でジグザグと高度を稼ぐとやがて傾斜が緩み「まめうち平」に出る。
いいペースで来たので一息入れよう。
シダや苔に囲まれた本コース唯一の平坦地も間もなく終わり、再び傾斜が増す。
辛抱強く登り、蝶沢を横切ると初めて常念岳が姿を現す。
堂々とした常念を眺めた後は、長い厳しい登りが始まる。
岩ゴロの悪路を我慢して黙々と登る。
広い急斜面に絡んだジグザグ登りが続く。空が近くなり稜線近しを思わせるがなかなか届かない。
這い松の緑・ダケカンバに黄・ナナカマドの赤・そして青い空。
豊かな色彩に慰められて長い登りを耐え、稜線直下の大滝山分岐に出ると突然眺めが一変する。
森林限界を越えた稜線は色つき、ナナカマドの赤い実が溢れている。
這い松を分けるように一息登り、蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳を横目に睨みながら這い松の海をたどると
待望の稜線となり、一気に展望が広がる。
ヒュッテの赤い屋根を越えて中部山岳の大パノラマだ。
さっそく「瞑想の丘」へ向かい、心ゆくまでこの眺望を満喫しよう。
御嶽・乗鞍岳に始まり槍〜穂高連峰・表銀座コース・常念山脈・頚城山塊・
浅間山・八ヶ岳・富士山・南アルプス。文字通り360度の大パノラマだ。
微風・快晴の素晴らしい稜線は、幸い人も居ないので絶景の一等地で
贅沢な食事タイムを含めた大休止とする。
涸沢からザイテングラートにからんで白出のコルに至る登山道もはっきり肉眼に捉えられ、
穂高岳山荘も北穂高小屋もはっきりとわかる。
昼寝でもしたいような至福の時間はすぐに過ぎる。
たっぷり休んだので蝶槍へ向かおう。
のびやかな稜線の登降を繰り返し、横尾分岐のコルから蝶ヶ岳三角点を越えないと蝶槍のピークは見えないが、
のんびり行こう。
小ピークを二度ほど越えると、なだらかな稜線でひと際尖った蝶槍が姿を現した。
蝶槍・三角点・最高点と蝶ヶ岳の山頂部は広い。
蝶槍のピークを楽しんだので今度は蝶ヶ岳の最高点を踏んで来よう。
色づき始めた蝶の二重山稜を眺めながらヒュッテへと戻る。
ヒュッテでトイレ休憩をとり、すぐ先のテント場から最高点へ上がる。
2677mと記された指標を確かめ、もう一度広がる展望を目に焼き付けて下山する。
長い悪路を一気に下るので「まめうち平」までは慎重に下る。
そして暗い内に通過した本沢沿いの道は、渓流を楽しもうと何度も寄り道しながら登山口まで下り、
陽を浴びながら林道をのんびりと駐車場まで戻る。
燕といい蝶といい、最高のお天気で最高の山行だったですね。
まるで山と渓谷の北アルプス特集の写真を見ているようです。
以前、横尾から蝶に登ろうとしたのですが、何かアクシデントが起きて断念した思い出があります。
こんなにいい景色が見れるのなら、登ればよかった。
最高の秋晴れに恵まれた中部山岳の大パノラマは、
苦しい登りに耐えた素晴らしいご褒美でした。
秋の空は高く遠望も利いて、過去最高の稜線歩きを体験しました。
この時期は人も少なく、落ち着いて山が楽しめますね。
sugi-chanさんも、木曽駒が楽しみですね。
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