秋の爺ヶ岳 鹿島槍ヶ岳(紅葉は見頃)
- GPS
- 11:20
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,237m
コースタイム
10:05冷池山荘10:15〜11:13布引岳11:20〜12:00鹿島槍ヶ岳12:25〜13:30冷池山荘13:40〜13:50冷池乗越13:55〜15:06種池山荘15:15〜17:05柏原新道登山口
天候 | 曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:柏原新道登山口にあり。 柏原新道登山口〜種池山荘 森林の中を登り続けるが、木の階段や案内板などが整備されており、管理が行き届いていると思った。山荘の手前にガレ場を通過する所があるが、登山道が整備されているので慎重に歩けば問題ない。 種池山荘〜爺ヶ岳南峰 危険箇所は特になし。ハイマツの稜線を歩いて行き、浮き石に気をつけて歩けば問題ない。ただ天候が悪くなると、注意が必要。開けている場所があるので目印を見ながら慎重に歩いたほうがよい。 爺ヶ岳南峰〜冷池山荘 危険箇所は特になし。爺ヶ岳中峰、北峰をトラバースしつつアップダウンの登山道が山荘まで続く。稜線歩きを満喫できる。 冷池山荘〜布引山 危険箇所は特になし。最初はハイマツの中を歩いていく。歩いて行くにつれて石が多く見られるようになって、浮石に注意して登ったほうがよい。 布引山〜鹿島槍ヶ岳南峰 危険個所は特にないが、登山道は浮石が多いので、落石しないように気をつけて登ったほうがよい。 下山後の温泉 大町温泉薬師の湯 料金600円 |
写真
感想
6月に唐松岳に登って鹿島槍ヶ岳を遠くから見て、機会があれば行ってみたいなと思い、今回行ってみることにした。自宅を午後9時に出発して柏原新道登山口に着いたのは午前1時。それから仮眠をとり、午前5時半に起きて準備して5:45に歩き始めた。柏原新道を歩いてみて思ったことは、案内板や木道などが整備されており非常に歩きやすかった。また登山道が急登ではないので、登っていてあまり疲れなかった。あと標高を上げて行くと、針ノ木岳やスバリ岳が見えてくるので、景色を楽しみながら登っていける。そして2000mを越えてくると辺りの木の葉が赤や黄色に色づいていた。特に爺ヶ岳南峰斜面がきれいに紅葉していて、立ち止まって見入ってしまった。
登山道案内板の最後の鉄砲坂を登ると種池山荘に着いた。山荘に着いて10分ぐらい休憩して足早に山荘を後にする。種池山荘から爺ヶ岳南峰までは傾斜もきつくない穏やかな稜線なので、稜線歩きを満喫できた。そして歩きながら北の方角に鹿島槍ヶ岳、西に剱岳や立山、南には針ノ木岳に続く稜線を見ることができた。30分くらい登って爺ヶ岳南峰に着いた。南には槍ヶ岳から奥穂高岳に続く稜線がみれた。北アルプスの山々は見通すことができたが、南アルプスや八ヶ岳などの山々は台風の影響で雲に覆われて見ることができなかった。
約10分くらい爺ヶ岳南峰にいて写真を撮って冷池山荘に向かう。途中爺ヶ岳中峰に行けたが、雲がかからないうちに鹿島槍ヶ岳に行きたかったので、中峰は通過することにした。冷池山荘まではアップダウンの繰り返しだが、周りの景色を見ながら歩けたのであまり疲れなかった。そして冷池山荘に着いて朝食を食べて足早に山荘を通過する。
山荘からテント場までは、10分くらいかかり、所々崩壊しているところもあって、ちょっと怖かった。テント泊するには小屋まで離れすぎているなと思ったが、テント場は景色が素晴らしい場所にあるので、機会があったらテント泊してみたいと思った。テント場から布引山まではガレ場の登りで浮き石が多かったので落石をしないように注意しながら登った。
布引山から鹿島槍ヶ岳まではガレ場で約1時間くらいかかったが、足を止めては周りの景色を見て呼吸を整えて登って山頂に12:00に着く。山頂に着く前に単独行の女性が「絶景が広がっていますよ」と言っていたが、まさにその通りの景色が広がっていた。北は白馬岳に続く稜線、西には剱立山の峰々、南に目を移せば、自分が歩いてきた稜線と、針ノ木岳へと続く稜線が見渡せた。そしてその奥には槍ヶ岳や奥穂高岳などが見えた。山頂でゆっくりして動画を山頂から一周して撮影していたが、親子連れの父親の方が撮影している方角に入ってしまったので南東方面は撮影できなかった。まあ南東方面は雲がかかっていたので撮れなくてもよかったのだが、邪魔されると、少し嫌な気分になった。
山頂に30分くらいいて、北峰に行こうか迷ったが北峰に行くと、帰りはナイトハイクになると思ったので、行くのをやめて下山することにした。下山は写真を撮りながらゆっくり歩いた。午後3時ぐらいになるとガスも出てきて、周りの景色を楽しめなかったが、紅葉を見ながら柏原新道を下山した。また来ることがあったら、テント泊して歩いてみたいと思った。
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