駐車場に3時45分に到着。
バス待ちの時間は券売機スタートの4:50まで1時間ほど。
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9/19 3:45
駐車場に3時45分に到着。
バス待ちの時間は券売機スタートの4:50まで1時間ほど。
第3駐車場から直ぐにまずはバスの券売機に向かいます。
既に3名…先頭がどこかちょっと分かりづらいですね。
待っているとどんどん列は伸び、最終的には写真の通り数十名。
4時過ぎに係員の人が出勤し、列を捌いてくれました。
その間に乗り合いタクシーも数台、発車していたようです。
列から離れられなかったので詳しい事はわかりませんが、タイミング良ければバスより早くつけそうですね。
ただ運が絡みますが。
2021年09月19日 04:19撮影
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9/19 4:19
第3駐車場から直ぐにまずはバスの券売機に向かいます。
既に3名…先頭がどこかちょっと分かりづらいですね。
待っているとどんどん列は伸び、最終的には写真の通り数十名。
4時過ぎに係員の人が出勤し、列を捌いてくれました。
その間に乗り合いタクシーも数台、発車していたようです。
列から離れられなかったので詳しい事はわかりませんが、タイミング良ければバスより早くつけそうですね。
ただ運が絡みますが。
始発定刻よりちょっと早く出発してくれました。
まだまだ真っ暗。
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9/19 4:37
始発定刻よりちょっと早く出発してくれました。
まだまだ真っ暗。
上高地到着!人生で三度目。
ヘッドランプ無しでも出発出来そうです。
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9/19 5:17
上高地到着!人生で三度目。
ヘッドランプ無しでも出発出来そうです。
まずは明神へ。
林道に入ると暗い。
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9/19 5:19
まずは明神へ。
林道に入ると暗い。
河童橋。
天候まあまあか、良くなることを期待。
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9/19 5:22
河童橋。
天候まあまあか、良くなることを期待。
上高地のシンボルにして入り口ですね。
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9/19 5:23
上高地のシンボルにして入り口ですね。
小梨平、やっぱり定期的に熊が出るようですね。
川も近いし熊としても住みやすい場所なんだろうなぁ。
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9/19 5:26
小梨平、やっぱり定期的に熊が出るようですね。
川も近いし熊としても住みやすい場所なんだろうなぁ。
小梨平キャンプ場。
天気の割には少ないような気がします。
コロナの影響か、熊のせいか。
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9/19 5:26
小梨平キャンプ場。
天気の割には少ないような気がします。
コロナの影響か、熊のせいか。
まず現れる山容、明神岳。
上の方は真っ青!
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9/19 5:56
まず現れる山容、明神岳。
上の方は真っ青!
最初のチェックポイント、明神です。
登山者はそこそこ…前夜から上高地に泊まっていた人、タクシーで先行したと思われる人達が居ます。
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9/19 6:00
最初のチェックポイント、明神です。
登山者はそこそこ…前夜から上高地に泊まっていた人、タクシーで先行したと思われる人達が居ます。
天気は回復して最高のコンディションに近いです。
台風後を狙ったかいがありました。
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9/19 6:01
天気は回復して最高のコンディションに近いです。
台風後を狙ったかいがありました。
明神から先のエリアにもツキノワグマ情報。
沢筋は注意した方が良いだろうなあ…でもこれだけ人が居れば熊が出たらすぐ大騒ぎになるはず。
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9/19 6:01
明神から先のエリアにもツキノワグマ情報。
沢筋は注意した方が良いだろうなあ…でもこれだけ人が居れば熊が出たらすぐ大騒ぎになるはず。
徳沢ロッジ到着、まだまだ先は長い…
上高地から明神、徳沢と歩きますが地味にちょっとした登りが有ったりして、久々のテン泊装備を背負う肩に苦労を上乗せしてくれます。
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9/19 6:39
徳沢ロッジ到着、まだまだ先は長い…
上高地から明神、徳沢と歩きますが地味にちょっとした登りが有ったりして、久々のテン泊装備を背負う肩に苦労を上乗せしてくれます。
徳沢の野営場もまばら…
ここに泊まるのは、テントの形からしてソロとグループが半々くらいか?
ここからは蝶ヶ岳にも行けるんですよね。
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9/19 6:41
徳沢の野営場もまばら…
ここに泊まるのは、テントの形からしてソロとグループが半々くらいか?
ここからは蝶ヶ岳にも行けるんですよね。
徳沢到着。
朝7時にならないとソフトクリームが始まらない、と言う話が聞こえました。
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9/19 6:42
徳沢到着。
朝7時にならないとソフトクリームが始まらない、と言う話が聞こえました。
新村橋。
ここから屏風の頭に登れます、が、人影は全くなし。
奥穂に行った帰りに体力が有り余ってるような人が行くのだろうか。
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9/19 6:54
新村橋。
ここから屏風の頭に登れます、が、人影は全くなし。
奥穂に行った帰りに体力が有り余ってるような人が行くのだろうか。
屏風のパノラマ、夜明けはもうずっと前にしたのですが薄暗く涼しい状態が続いています。
と言うのも沢筋を歩いているので影になっている時間がかなり長いんですね。
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9/19 7:13
屏風のパノラマ、夜明けはもうずっと前にしたのですが薄暗く涼しい状態が続いています。
と言うのも沢筋を歩いているので影になっている時間がかなり長いんですね。
2時間半で横尾、ここから先の槍沢方面は未踏破です。
そこそこ良いタイムで来ているのでまだまだババ平のテン場も良い場所は空いているだろうし、ここで少し休憩します。
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9/19 7:31
2時間半で横尾、ここから先の槍沢方面は未踏破です。
そこそこ良いタイムで来ているのでまだまだババ平のテン場も良い場所は空いているだろうし、ここで少し休憩します。
横尾からは奥穂、北穂、槍、常念、蝶といろんな場所にアタックできます。
横尾山荘にはお風呂も電波もあるので、ここで一泊して…と言うのも十分有りですね。
テン泊は熊が怖いですが…
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9/19 7:32
横尾からは奥穂、北穂、槍、常念、蝶といろんな場所にアタックできます。
横尾山荘にはお風呂も電波もあるので、ここで一泊して…と言うのも十分有りですね。
テン泊は熊が怖いですが…
まだまだ人はまばらです、空が青い!
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9/19 7:43
まだまだ人はまばらです、空が青い!
天頂方面、雲一つありません。
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9/19 7:44
天頂方面、雲一つありません。
さて、進みます。
右に行くと蝶ヶ岳方面に行くので注意、地味に看板を見落としそうです。
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9/19 7:50
さて、進みます。
右に行くと蝶ヶ岳方面に行くので注意、地味に看板を見落としそうです。
横尾から先に進むのは涸沢が一番多いようですね、槍沢方面に行くのは4人に1人程度でした。
涸沢テント村のキャパは半端ないですからね。
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9/19 7:51
横尾から先に進むのは涸沢が一番多いようですね、槍沢方面に行くのは4人に1人程度でした。
涸沢テント村のキャパは半端ないですからね。
槍沢沿いに歩いて行きます、ちょっとずつ登山道らしくなっていきます。
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9/19 8:16
槍沢沿いに歩いて行きます、ちょっとずつ登山道らしくなっていきます。
とは言え傾斜はまだ全然ありません、感覚的には徳沢〜横尾間と変わらず。
ただ道が狭いです。
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9/19 8:23
とは言え傾斜はまだ全然ありません、感覚的には徳沢〜横尾間と変わらず。
ただ道が狭いです。
人の手もかなり入っています。
木道に木橋。ただ木道はこの間の転倒トラウマがあるので極力気を付けて。
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9/19 8:28
人の手もかなり入っています。
木道に木橋。ただ木道はこの間の転倒トラウマがあるので極力気を付けて。
横尾〜槍沢ロッヂの中間点、一の俣です。
開けていて腰を下ろせそうなところも。
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9/19 8:29
横尾〜槍沢ロッヂの中間点、一の俣です。
開けていて腰を下ろせそうなところも。
太陽が顔を出してきました、ここからぐんぐん気温が上がっていきます。
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9/19 8:29
太陽が顔を出してきました、ここからぐんぐん気温が上がっていきます。
二ノ俣。
ここまで来れば槍沢ロッヂまでは一直線。
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9/19 8:34
二ノ俣。
ここまで来れば槍沢ロッヂまでは一直線。
槍沢ロッヂは水力発電しているようです。
そばを流れる槍沢はかなりの流量で、水量も安定してそう。
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9/19 8:51
槍沢ロッヂは水力発電しているようです。
そばを流れる槍沢はかなりの流量で、水量も安定してそう。
槍沢ロッヂ到着!
横尾から涸沢まで行くのと比べ、標高差や平面距離が若干短 い分こっちの方が早く着きますね。
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9/19 8:57
槍沢ロッヂ到着!
横尾から涸沢まで行くのと比べ、標高差や平面距離が若干短 い分こっちの方が早く着きますね。
事前情報で知ってましたが、ここでテントサイト利用申請してまた30分登らないといけないんだよなぁ…仕方無いか。
もうちょっとで重たいザックから開放される!
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9/19 8:58
事前情報で知ってましたが、ここでテントサイト利用申請してまた30分登らないといけないんだよなぁ…仕方無いか。
もうちょっとで重たいザックから開放される!
槍沢ロッヂのフロントです。
売店・軽食ともネット情報通りやっていました。
今はテントサイトの予約だけしてあとはスルーです。
中に入ってテントサイト利用申込書書いて提出、特にテントに何か付けるものは渡されませんでした、領収書のみ。
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9/19 8:59
槍沢ロッヂのフロントです。
売店・軽食ともネット情報通りやっていました。
今はテントサイトの予約だけしてあとはスルーです。
中に入ってテントサイト利用申込書書いて提出、特にテントに何か付けるものは渡されませんでした、領収書のみ。
槍の穂先を定点監視してる望遠鏡。
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9/19 9:04
槍の穂先を定点監視してる望遠鏡。
スマホのカメラで望遠鏡レンズを撮ってみました、意外といけるもんですね。
山頂には人の姿が…自分も明日、同じくらいの時間にあそこにいるはず。
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スマホのカメラで望遠鏡レンズを撮ってみました、意外といけるもんですね。
山頂には人の姿が…自分も明日、同じくらいの時間にあそこにいるはず。
槍沢ロッヂ周辺はまばらに木があって、程よく日陰を作ってくれます。
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9/19 9:05
槍沢ロッヂ周辺はまばらに木があって、程よく日陰を作ってくれます。
ヘリポートもありました、荷の上げ下げもやるんだろうか。
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9/19 9:05
ヘリポートもありました、荷の上げ下げもやるんだろうか。
ババ平まではこんな感じの道が30分ほど。
最初傾斜きつく、後々緩くなってきます。
登り150m…テント張ったあとにランチを食べに戻りますが、ちょっと遠いですね。
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9/19 9:14
ババ平まではこんな感じの道が30分ほど。
最初傾斜きつく、後々緩くなってきます。
登り150m…テント張ったあとにランチを食べに戻りますが、ちょっと遠いですね。
カブト岩に到着、しかしどれがカブト岩?
あのピークか?
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9/19 9:16
カブト岩に到着、しかしどれがカブト岩?
あのピークか?
振り返ってあれがカブト…ではないか。
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9/19 9:16
振り返ってあれがカブト…ではないか。
大きなペイント矢印。
とはいえまだまだ迷うような感じではありません。
槍沢ルートはやっぱり歩く人も多いのか、石の丸みの帯び方が半端ないです。
槍ヶ岳登頂で一番歩かれているのは、槍平ルートか、槍沢ルートのどちらかだろう。
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9/19 9:23
大きなペイント矢印。
とはいえまだまだ迷うような感じではありません。
槍沢ルートはやっぱり歩く人も多いのか、石の丸みの帯び方が半端ないです。
槍ヶ岳登頂で一番歩かれているのは、槍平ルートか、槍沢ルートのどちらかだろう。
赤沢岩小屋に到着。
登山道の直ぐ側にあるのでちょっと寄り道してみます。
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9/19 9:26
赤沢岩小屋に到着。
登山道の直ぐ側にあるのでちょっと寄り道してみます。
岩小屋に入ってみました、これくらいのスケール感です。
ビバークするには良い場所です。
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岩小屋に入ってみました、これくらいのスケール感です。
ビバークするには良い場所です。
ウォルター・ウェストンがここで宿を取ったとな。
直火での焚火とかしたんだろうなぁ…憧れる。
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9/19 9:26
ウォルター・ウェストンがここで宿を取ったとな。
直火での焚火とかしたんだろうなぁ…憧れる。
そして10分もたたずにババ平到着!テントは張れるか…?
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9/19 9:37
そして10分もたたずにババ平到着!テントは張れるか…?
ババ平は複数箇所にテントサイトが別れていて、合わせると100張りは行けそうか?空きは4割ほど。
一番下に水場、トイレがありやはりその近辺が競争倍率高い模様。
今回はトイレから10mほどの好位置に陣取れました。始まりバスで来た甲斐があったよ。
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9/19 9:42
ババ平は複数箇所にテントサイトが別れていて、合わせると100張りは行けそうか?空きは4割ほど。
一番下に水場、トイレがありやはりその近辺が競争倍率高い模様。
今回はトイレから10mほどの好位置に陣取れました。始まりバスで来た甲斐があったよ。
テントを張るのは半年ぶり、さてどのくらいスピーディーにいけるか。
微風ながらコンディション良好、設営開始!
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9/19 9:42
テントを張るのは半年ぶり、さてどのくらいスピーディーにいけるか。
微風ながらコンディション良好、設営開始!
設営完了!23分か…
ペグが全く刺さらないので全部石です。
固定できてないところもあるけど風も穏やかだし、大丈夫でしょう。
ペグを洗う手間が省ける。
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9/19 10:05
設営完了!23分か…
ペグが全く刺さらないので全部石です。
固定できてないところもあるけど風も穏やかだし、大丈夫でしょう。
ペグを洗う手間が省ける。
設営を終えたので、槍沢ロッヂまで戻ってランチ。
普通のカレーですね、ビーフカレーって書いていたのに肉が無いです…もしくはすごく細かくなってしまっているか。
テント張ったは良いですが、まだまだ日没まではテント内はサウナ状態です。
コンビニおにぎりなど生の食べ物と貴重品を持って、槍沢ロッヂの日陰で暇つぶしします。
槍沢ロッヂやババ平は電波が繋がるので有り難いですね。
2021年09月19日 10:46撮影
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9/19 10:46
設営を終えたので、槍沢ロッヂまで戻ってランチ。
普通のカレーですね、ビーフカレーって書いていたのに肉が無いです…もしくはすごく細かくなってしまっているか。
テント張ったは良いですが、まだまだ日没まではテント内はサウナ状態です。
コンビニおにぎりなど生の食べ物と貴重品を持って、槍沢ロッヂの日陰で暇つぶしします。
槍沢ロッヂやババ平は電波が繋がるので有り難いですね。
ロッヂの裏手のこの黒い畑?はなんだろう…ゴミを焼いた炭の仮置き場所?
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9/19 12:08
ロッヂの裏手のこの黒い畑?はなんだろう…ゴミを焼いた炭の仮置き場所?
ロッヂの裏手に外来者用トイレ。
そこそこ綺麗で、匂いはしません。
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9/19 12:08
ロッヂの裏手に外来者用トイレ。
そこそこ綺麗で、匂いはしません。
槍沢ロッヂはそこそこ充実していますが、特筆すべきものは無いですね。
強いて言えば宿泊者には風呂の提供があることくらいか。
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9/19 13:08
槍沢ロッヂはそこそこ充実していますが、特筆すべきものは無いですね。
強いて言えば宿泊者には風呂の提供があることくらいか。
胃袋に隙間があるのでランチおかわり。
いかんこれは山行トータルでカロリーオーバーのパターンだ…
しかし、小さい。味もレトルトの域を出ないですね。カレーの方が良かったな。
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9/19 13:16
胃袋に隙間があるのでランチおかわり。
いかんこれは山行トータルでカロリーオーバーのパターンだ…
しかし、小さい。味もレトルトの域を出ないですね。カレーの方が良かったな。
テントがちょっと心配になってきたので戻ります、14時30分位には日陰になるはずなので、残り一時間はテント近くの日陰で過ごすことにしました。
ババ平に戻る途中に、地図にはない見どころがありました。
北の方を指して槍見、とあるが、あれは槍ヶ岳では無いです。
なんのピークだろう?赤沢山?
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9/19 13:26
テントがちょっと心配になってきたので戻ります、14時30分位には日陰になるはずなので、残り一時間はテント近くの日陰で過ごすことにしました。
ババ平に戻る途中に、地図にはない見どころがありました。
北の方を指して槍見、とあるが、あれは槍ヶ岳では無いです。
なんのピークだろう?赤沢山?
テントサイトに戻るとテントの数は増え、河原の方までかなりの数が。
明日に備えてあれやこれや準備して一段落したころ…
■2021/9/19 17:18 地震発生
直下型のビリビリとした縦揺れがホップステップジャンプな感じで三段階に分けて来ました。
靴下のままテントを飛び出て周りを見渡します。
南西側、横尾尾根。写真中央下部に白い煙が上がっています。
最初は何だろう?と思いました。
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9/19 17:19
テントサイトに戻るとテントの数は増え、河原の方までかなりの数が。
明日に備えてあれやこれや準備して一段落したころ…
■2021/9/19 17:18 地震発生
直下型のビリビリとした縦揺れがホップステップジャンプな感じで三段階に分けて来ました。
靴下のままテントを飛び出て周りを見渡します。
南西側、横尾尾根。写真中央下部に白い煙が上がっています。
最初は何だろう?と思いました。
別の方が撮ったものを提供して頂きました、西方面の横尾尾根。
沢筋から白煙が上がっています。
白煙の正体は、落石による物でした。
谷部分を落石が走り、細かい砂を巻き上げているようです。
周囲を見渡すと至る所に白煙が。ババ平は落石エリアの中に閉じ込められていると感じました。
周りの人たちも少なからず動揺しながら周りを見ていたため、皆同じ感想だったのだと思います。
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別の方が撮ったものを提供して頂きました、西方面の横尾尾根。
沢筋から白煙が上がっています。
白煙の正体は、落石による物でした。
谷部分を落石が走り、細かい砂を巻き上げているようです。
周囲を見渡すと至る所に白煙が。ババ平は落石エリアの中に閉じ込められていると感じました。
周りの人たちも少なからず動揺しながら周りを見ていたため、皆同じ感想だったのだと思います。
北西方面、赤沢山です。
この斜面の下部にババ平はあります。
山頂斜面とババ平の間には樹林帯があり、もし落石が起きても林が守ってくれる…との考えは、樹林帯の薄さと、間断なく続く余震の為思いついても直ぐに消えました。
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北西方面、赤沢山です。
この斜面の下部にババ平はあります。
山頂斜面とババ平の間には樹林帯があり、もし落石が起きても林が守ってくれる…との考えは、樹林帯の薄さと、間断なく続く余震の為思いついても直ぐに消えました。
まるで火事が起きているかのような、すごい煙です。
余震が起きるたび、もしくはその間にも、石が転がる音が発生し続けています。
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まるで火事が起きているかのような、すごい煙です。
余震が起きるたび、もしくはその間にも、石が転がる音が発生し続けています。
幸い自分のスマホはネットも電話もつながったので(回線:LINEMO)、まずいろいろ情報収集しました。
そして、ここから20分ほど下ったところにある槍沢ロッジにとにかく電話してみました。
■ロッジとの情報交換
電話はすぐつながりました。
まず、ババ平に現在被害は無いことを伝え、そしてその後の対応を伺いました。
ロッジ側のアナウンスとしては、この程度の地震はこの辺りでは珍しい物では無いためあまり気にしないように、心配なのであれば落石に近くなる山頂側からテントを動かし、谷側(河原側)に設置してくださいとの事でした。
ただ、その電話の最中に次々とババ平に人が避難してきます。
どうやら落石で危ない目に遭ったようで、震えている方もいました。
その様子を見て、最悪の場合ロッジへの避難も可能か?と聞くと、一応キャパは少ないが可能、との返事でした。
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幸い自分のスマホはネットも電話もつながったので(回線:LINEMO)、まずいろいろ情報収集しました。
そして、ここから20分ほど下ったところにある槍沢ロッジにとにかく電話してみました。
■ロッジとの情報交換
電話はすぐつながりました。
まず、ババ平に現在被害は無いことを伝え、そしてその後の対応を伺いました。
ロッジ側のアナウンスとしては、この程度の地震はこの辺りでは珍しい物では無いためあまり気にしないように、心配なのであれば落石に近くなる山頂側からテントを動かし、谷側(河原側)に設置してくださいとの事でした。
ただ、その電話の最中に次々とババ平に人が避難してきます。
どうやら落石で危ない目に遭ったようで、震えている方もいました。
その様子を見て、最悪の場合ロッジへの避難も可能か?と聞くと、一応キャパは少ないが可能、との返事でした。
ここでひとまず電話を切りました。
電話をしている様子を見守っていた周囲の方と内容について話をし、そもそもババ平〜槍沢ロッジ間の道は通行可能なのか?と言うのを確認すべき、との意見が出てきました。
そこで、隣のテントの大学生のお二人(後にPtを組むことになるN氏、H氏)と協力して、道を確認しに行くこととしました。
H氏の電話も通じたため、H氏にはババ平で通信役として待機をお願いし、N氏と自分でロッジに行くこととしました。
0
9/19 17:26
ここでひとまず電話を切りました。
電話をしている様子を見守っていた周囲の方と内容について話をし、そもそもババ平〜槍沢ロッジ間の道は通行可能なのか?と言うのを確認すべき、との意見が出てきました。
そこで、隣のテントの大学生のお二人(後にPtを組むことになるN氏、H氏)と協力して、道を確認しに行くこととしました。
H氏の電話も通じたため、H氏にはババ平で通信役として待機をお願いし、N氏と自分でロッジに行くこととしました。
最低限の荷物だけ持ち、薄暗い中下ります。既に日没後です。
結論から言うと登山道に全くダメージはありませんでした。
自分の目で見たわけでは無いのですが、周囲の情報からだとババ平以上、水俣乗越分岐あたりはどうも落石が多発していたようです。
恐ろしいことに小槍が折れた、なんて噂も耳にしました。
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9/19 17:57
最低限の荷物だけ持ち、薄暗い中下ります。既に日没後です。
結論から言うと登山道に全くダメージはありませんでした。
自分の目で見たわけでは無いのですが、周囲の情報からだとババ平以上、水俣乗越分岐あたりはどうも落石が多発していたようです。
恐ろしいことに小槍が折れた、なんて噂も耳にしました。
下る途中にある「槍見」です。
この槍が倒れて来そうで恐ろしかったったら無かった!
余震はまだまだ続いています。
結局、ロッジには無事たどり着けました。
ロッジの人々はババ平程動揺はしていませんが、やはり外を気にしています。
この辺りからも落石が起こす白煙が多数、目撃されたようです。
ロッジの方に改めて対応を伺いましたが、基本的には先ほどの電話の通りでした。
キャパは少ないが、どうしても不安なようならロッジ内及び併設のヘリポートをテン場として供与するとの事でした。
最終的にババ平に戻り、あえて上記情報をアナウンスはしませんでした。
下手に扇動してしまってパニックに陥るのを恐れました。
聞かれた場合だけ、上記内容は伝えました。
ババ平は既にかなり様変わりしており、テントがかなりの数河原に移設されていました。
テントを畳んで去った方もいたようです。
自分は協力してくれた大学生のN氏、H氏と共にロッジに避難する選択をしました。
自分はテントが散らかっていたため、撤収準備が先に出来たN氏、H氏を先に行かせ、10分ほど遅れてババ平を後にしました。
皆余震におびえながらもパニックは起こしてないようでした。
少しは電波がつながるのが幸いしたかもしれません。
ロッジではN氏、H氏は食堂に雑魚寝、自分はヘリポートをお借りしテントを立てました。
設営していると上から明るい歌声と共に下ってくる朗らかな女性が。
恐さを紛らわすために歌っていたのよ、との談はやはり明日行動を共にすることになるN氏でした。
このような状況なので出来ればグループ行動したい、との全員の意見が合致し、明日の朝5時、4名でここを下り上高地に向かうことで一致しました。
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9/19 18:06
下る途中にある「槍見」です。
この槍が倒れて来そうで恐ろしかったったら無かった!
余震はまだまだ続いています。
結局、ロッジには無事たどり着けました。
ロッジの人々はババ平程動揺はしていませんが、やはり外を気にしています。
この辺りからも落石が起こす白煙が多数、目撃されたようです。
ロッジの方に改めて対応を伺いましたが、基本的には先ほどの電話の通りでした。
キャパは少ないが、どうしても不安なようならロッジ内及び併設のヘリポートをテン場として供与するとの事でした。
最終的にババ平に戻り、あえて上記情報をアナウンスはしませんでした。
下手に扇動してしまってパニックに陥るのを恐れました。
聞かれた場合だけ、上記内容は伝えました。
ババ平は既にかなり様変わりしており、テントがかなりの数河原に移設されていました。
テントを畳んで去った方もいたようです。
自分は協力してくれた大学生のN氏、H氏と共にロッジに避難する選択をしました。
自分はテントが散らかっていたため、撤収準備が先に出来たN氏、H氏を先に行かせ、10分ほど遅れてババ平を後にしました。
皆余震におびえながらもパニックは起こしてないようでした。
少しは電波がつながるのが幸いしたかもしれません。
ロッジではN氏、H氏は食堂に雑魚寝、自分はヘリポートをお借りしテントを立てました。
設営していると上から明るい歌声と共に下ってくる朗らかな女性が。
恐さを紛らわすために歌っていたのよ、との談はやはり明日行動を共にすることになるN氏でした。
このような状況なので出来ればグループ行動したい、との全員の意見が合致し、明日の朝5時、4名でここを下り上高地に向かうことで一致しました。
21時に就寝し、23時、1時と目を覚まし、次に起きたのは4:45でした。寝坊した!
床に就いてからは余震もほぼなく、槍沢ロッジ周辺は傾斜も少なく樹林帯も深いため落石からは身を十分守れそうで安堵したまま眠れました。
ババ平の人たちは眠れただろうか。
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9/20 5:37
21時に就寝し、23時、1時と目を覚まし、次に起きたのは4:45でした。寝坊した!
床に就いてからは余震もほぼなく、槍沢ロッジ周辺は傾斜も少なく樹林帯も深いため落石からは身を十分守れそうで安堵したまま眠れました。
ババ平の人たちは眠れただろうか。
15分ほど遅れて出発、天気は良好、昨日と同じような感じです。
薄明るく、ヘッドランプは無くても大丈夫ですが付けたまま進みます。
驚いたのは、この状況でもすれ違う人がいたと言う事。
中には長野県警の方もいたのですが、明らかにこれから山頂を踏みに行く方々の姿も。
時間的に恐らく横尾あたりに泊まったのだと思いますが、ここから槍を目指す勇気は自分にはないなぁ…
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9/20 5:37
15分ほど遅れて出発、天気は良好、昨日と同じような感じです。
薄明るく、ヘッドランプは無くても大丈夫ですが付けたまま進みます。
驚いたのは、この状況でもすれ違う人がいたと言う事。
中には長野県警の方もいたのですが、明らかにこれから山頂を踏みに行く方々の姿も。
時間的に恐らく横尾あたりに泊まったのだと思いますが、ここから槍を目指す勇気は自分にはないなぁ…
槍見沢。
天気が良いのが悔しさに拍車を掛けます。
また来るからね。
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9/20 5:53
槍見沢。
天気が良いのが悔しさに拍車を掛けます。
また来るからね。
明神に到着。
後ろ髪をひかれる思い、とはこのことだなぁ。
7月からアタックを狙っていて、まさかの地震とは。
もし昨日、ババ平で設営後槍にアタックしていたら、と考えます。
ペースを維持できていれば、14時には登頂、17時前にはババ平に戻れていたはず。
ただ、その後の行動(ロッジ〜ババ平間の確認と、テントをロッジに担ぎ下ろす1.5往復)を出来る気力と体力を残せていたか、と言うと自信がありません。
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9/20 6:40
明神に到着。
後ろ髪をひかれる思い、とはこのことだなぁ。
7月からアタックを狙っていて、まさかの地震とは。
もし昨日、ババ平で設営後槍にアタックしていたら、と考えます。
ペースを維持できていれば、14時には登頂、17時前にはババ平に戻れていたはず。
ただ、その後の行動(ロッジ〜ババ平間の確認と、テントをロッジに担ぎ下ろす1.5往復)を出来る気力と体力を残せていたか、と言うと自信がありません。
横尾〜徳沢間。
一見ただの石ですが、良く見ると落石である事が分りました。
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9/20 6:56
横尾〜徳沢間。
一見ただの石ですが、良く見ると落石である事が分りました。
一つだけ色の違う石。
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9/20 6:57
一つだけ色の違う石。
上を見てみると同じ色の崖が。
恐ろしくなってそそくさとその場を一行は離れました。
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9/20 6:57
上を見てみると同じ色の崖が。
恐ろしくなってそそくさとその場を一行は離れました。
落石注意の看板にこれほど感慨を抱いた日もありません。
そんな話に笑いながら、上高地へ下ります。
バスは大丈夫だろうか?
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9/20 7:59
落石注意の看板にこれほど感慨を抱いた日もありません。
そんな話に笑いながら、上高地へ下ります。
バスは大丈夫だろうか?
屏風の頭。
きっとここも落石が発生して、白煙が上がったんだろうか。
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9/20 7:55
屏風の頭。
きっとここも落石が発生して、白煙が上がったんだろうか。
そして明神岳。
周りの人から話を聞くと、やはりここも落石による白煙が上がったそうです。
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9/20 8:56
そして明神岳。
周りの人から話を聞くと、やはりここも落石による白煙が上がったそうです。
右が自分です、N氏に撮っていただきました。
やっぱりテン泊装備はボリュームが凄いなぁ。
とは言え何故か二日目はいつも軽く感じます。重さに慣れたのか、食料分減っているからなのか。
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右が自分です、N氏に撮っていただきました。
やっぱりテン泊装備はボリュームが凄いなぁ。
とは言え何故か二日目はいつも軽く感じます。重さに慣れたのか、食料分減っているからなのか。
最後に河童橋で記念撮影。
急造のグループとは言え、とても楽しかったです。
願わくばまたいつかどこかで共に山行出来たら、と思います。
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最後に河童橋で記念撮影。
急造のグループとは言え、とても楽しかったです。
願わくばまたいつかどこかで共に山行出来たら、と思います。
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