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Yamareco

記録ID: 3554717
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

試される山 餓鬼岳 剣ずり 東沢岳 東沢乗越 テン泊縦走

2021年09月23日(木) 〜 2021年09月24日(金)
 - 拍手
634rider その他2人
GPS
16:56
距離
16.4km
登り
2,120m
下り
1,631m

コースタイム

1日目
山行
7:33
休憩
2:13
合計
9:46
距離 7.9km 登り 1,798m 下り 173m
6:22
43
7:05
68
8:13
8:20
25
8:45
9:00
120
11:00
11:12
159
13:51
13:52
6
13:58
15:28
23
15:51
15:54
6
16:00
16:05
3
16:08
宿泊地
2日目
山行
6:27
休憩
0:37
合計
7:04
距離 8.5km 登り 322m 下り 1,458m
6:28
129
宿泊地
8:37
8:43
49
9:32
9:45
30
10:15
10:22
44
11:06
46
11:52
11:53
20
12:13
12:23
69
13:32
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
中房温泉登山口
有明山の上に、お月様。良いお天気の予感です
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有明山の上に、お月様。良いお天気の予感です
今日は、山友さん2人と一緒です。まだこの先に、苦行が待っていることを知る由も無いので笑顔です
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今日は、山友さん2人と一緒です。まだこの先に、苦行が待っていることを知る由も無いので笑顔です
6時間30分もあるのか〜。私は初・餓鬼。山友さんは、日帰りで3回ほど来ているそうですが、テン泊装備で登るのは初めてだそうです。
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6時間30分もあるのか〜。私は初・餓鬼。山友さんは、日帰りで3回ほど来ているそうですが、テン泊装備で登るのは初めてだそうです。
ザックはめちゃ重いけど、がんばります
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ザックはめちゃ重いけど、がんばります
前夜の雨で、足元が濡れてツルツル。慎重にしか脚がだせない私。
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前夜の雨で、足元が濡れてツルツル。慎重にしか脚がだせない私。
なんじゃこりゃ
すでに、何度も怪しかったので『声に出して復唱』することにしました。
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すでに、何度も怪しかったので『声に出して復唱』することにしました。
なのに・・この渡渉で、滑ってドボン。背中のデカザックのおかげでお尻の平和は守られました。少し靴が浸水気味。
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なのに・・この渡渉で、滑ってドボン。背中のデカザックのおかげでお尻の平和は守られました。少し靴が浸水気味。
増水はしていなかったけど、餌食にはなりました。
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増水はしていなかったけど、餌食にはなりました。
ホコリダケ
つるつる。何かつかむモノをください!
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つるつる。何かつかむモノをください!
片足分の濡れた道に顔がこわばりまくり
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片足分の濡れた道に顔がこわばりまくり
神経ぴりぴり、必死で歩く道にシラヒゲソウの癒やしです
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神経ぴりぴり、必死で歩く道にシラヒゲソウの癒やしです
グラグラステップは使いません
1
グラグラステップは使いません
指先も、ベチャベチャ
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指先も、ベチャベチャ
紅葉真っ盛りの時は、綺麗だそうです
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紅葉真っ盛りの時は、綺麗だそうです
やっとアスレチックゾーン終了のようです。
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やっとアスレチックゾーン終了のようです。
でも、ここからも長く険しかった。
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でも、ここからも長く険しかった。
しばらく『餓鬼スタンプラリー』にお付き合いください
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しばらく『餓鬼スタンプラリー』にお付き合いください
過酷な急登は続く・・が、視界が開けて眼下に松川村
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過酷な急登は続く・・が、視界が開けて眼下に松川村
じゃんじゃん漕いで、関節が擦り傷だらけ
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じゃんじゃん漕いで、関節が擦り傷だらけ
疲労困憊で、ここから小屋までは写真がありません
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疲労困憊で、ここから小屋までは写真がありません
小屋に到着!!ここまで本当に長かった
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小屋に到着!!ここまで本当に長かった
小屋直前まで、やばい登山道でした。緊張が解けて一気に疲れが。
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小屋直前まで、やばい登山道でした。緊張が解けて一気に疲れが。
晴れわたる餓鬼岳。なんとかここまでこれました
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晴れわたる餓鬼岳。なんとかここまでこれました
振り返って、西斜面の紅葉が美しい剣ずり。
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振り返って、西斜面の紅葉が美しい剣ずり。
テン泊の受付をして
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テン泊の受付をして
冷え冷えのビールで乾杯です。
4
冷え冷えのビールで乾杯です。
近くにホシガラスが飛来
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近くにホシガラスが飛来
ビールタイムを満喫した後は、各々、テントの設営へ。テン場は、MAX6張りで要予約
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ビールタイムを満喫した後は、各々、テントの設営へ。テン場は、MAX6張りで要予約
我が家設営の後は、餓鬼の山頂へ
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我が家設営の後は、餓鬼の山頂へ
数々の試練を乗り越え、長い道のりをやってきました。うれしかった!!
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数々の試練を乗り越え、長い道のりをやってきました。うれしかった!!
今回はたくさん助けてもらいました。ありがとうございました!
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今回はたくさん助けてもらいました。ありがとうございました!
唐沢岳(立山方面は、雲の中)
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唐沢岳(立山方面は、雲の中)
水晶がチラリ
剣ずりの斜面に天使のハシゴ
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剣ずりの斜面に天使のハシゴ
テン場に戻って、居酒屋餓鬼、開店です。日本酒も2種類
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テン場に戻って、居酒屋餓鬼、開店です。日本酒も2種類
激うま過ぎだった、ジンギスカンにおつまみ数々とデザート
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激うま過ぎだった、ジンギスカンにおつまみ数々とデザート
キノコもね
めざしもね。山の上とは思えない、良い香りにオコジョがでてきたそうです。
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めざしもね。山の上とは思えない、良い香りにオコジョがでてきたそうです。
暗くなる前に、ちょっと見に来ました。裏銀座の夕景
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暗くなる前に、ちょっと見に来ました。裏銀座の夕景
続く宴をBGMに、お先に6時にはシュラフに潜り込み爆睡&記憶も無し。大変な1日でした。
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続く宴をBGMに、お先に6時にはシュラフに潜り込み爆睡&記憶も無し。大変な1日でした。
おはようございます。昨夜は月明かりが明るい夜でした。
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おはようございます。昨夜は月明かりが明るい夜でした。
ご来光。今日も長い道のり、無事歩けますように・・・
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ご来光。今日も長い道のり、無事歩けますように・・・
富士山と八ヶ岳
富士山 八ヶ岳 南アルプス
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富士山 八ヶ岳 南アルプス
テン場上より、表銀座のモルゲンロート
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テン場上より、表銀座のモルゲンロート
裏銀座も
パーティーは、2つに分かれて唐沢岳を回って下山するOさん。私とSさんは、大天井のテン場を目指してスタート。激闘の疲れが抜けきってないけどお天気に背中を押されます。
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パーティーは、2つに分かれて唐沢岳を回って下山するOさん。私とSさんは、大天井のテン場を目指してスタート。激闘の疲れが抜けきってないけどお天気に背中を押されます。
雷鳥さん、いないかなあ
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雷鳥さん、いないかなあ
何段か落下してる朽ちかけたハシゴ。枝パンチが、バシバシで痛い。
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何段か落下してる朽ちかけたハシゴ。枝パンチが、バシバシで痛い。
唐沢岳の奥に剱岳。
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唐沢岳の奥に剱岳。
美しい細いトラバースを振り返る
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美しい細いトラバースを振り返る
花崗岩の崩れた道
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花崗岩の崩れた道
ここの黄色が、とても綺麗でした
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ここの黄色が、とても綺麗でした
剣ずり西側トラバース。ここテレビで見たなぁ。鎖も無いので、岩つたいで通過。
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剣ずり西側トラバース。ここテレビで見たなぁ。鎖も無いので、岩つたいで通過。
少しビビりながら、早めに通過しようと思ってました
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少しビビりながら、早めに通過しようと思ってました
ボロボロで、心もとないハシゴだけど使わないと進めない。
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ボロボロで、心もとないハシゴだけど使わないと進めない。
なんて可愛いんだろう。ドキドキヒヤヒヤの後、最高の癒やしでした。
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なんて可愛いんだろう。ドキドキヒヤヒヤの後、最高の癒やしでした。
後ろには、テン場でお隣だった若者二人
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後ろには、テン場でお隣だった若者二人
鹿島槍も、今日は北峰・南峰と見えています
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鹿島槍も、今日は北峰・南峰と見えています
この崩落地トラバースは、怖かった。しっかり脚を置かないと、崩れまくり奈落の底へ・・・
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この崩落地トラバースは、怖かった。しっかり脚を置かないと、崩れまくり奈落の底へ・・・
餓鬼から剣ずりを振り返ります。ドンドン下って、また登ってと
細かいアップダウンが地味に疲労度を増します。
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餓鬼から剣ずりを振り返ります。ドンドン下って、また登ってと
細かいアップダウンが地味に疲労度を増します。
鷲羽岳と双六。それにしても良いお天気です
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鷲羽岳と双六。それにしても良いお天気です
東沢岳までも、岩岩のアップダウンが続きます。手足を使って「よいしょ」ばかりなので手足、あざだらけになりました。
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東沢岳までも、岩岩のアップダウンが続きます。手足を使って「よいしょ」ばかりなので手足、あざだらけになりました。
燕山荘と本日のゴール、大天荘が見えます。本当に行けるのだろうか?もう、今日は燕山荘でいいんじゃないか??と完全に、戦意喪失気味。
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燕山荘と本日のゴール、大天荘が見えます。本当に行けるのだろうか?もう、今日は燕山荘でいいんじゃないか??と完全に、戦意喪失気味。
あっ!東沢にも、イルカ岩が
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あっ!東沢にも、イルカ岩が
くじら岩もおった〜
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くじら岩もおった〜
奇岩の間を登って下って、時に挟まって救出されることも。
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奇岩の間を登って下って、時に挟まって救出されることも。
登り返しの東沢乗越まで、樹林帯の激下り。途中に振り返る。
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登り返しの東沢乗越まで、樹林帯の激下り。途中に振り返る。
激下って、東沢乗越に到着。ここが運命の分かれ道。さぁどうする??!さんざん悩んだけれど、白沢登山道で下山を選択。
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激下って、東沢乗越に到着。ここが運命の分かれ道。さぁどうする??!さんざん悩んだけれど、白沢登山道で下山を選択。
またもや、激下りの急斜面の樹林帯。中房川沿いを歩き、また登り返し、また下りを繰り返します
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またもや、激下りの急斜面の樹林帯。中房川沿いを歩き、また登り返し、また下りを繰り返します
渡渉すること5回以上10回未満。うち3回は、ザックを預け本気のジャンプ!!流れが速いので、要注意。
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渡渉すること5回以上10回未満。うち3回は、ザックを預け本気のジャンプ!!流れが速いので、要注意。
残り2kmでやっと、なだらかな道へ。またもや疲労困憊で写真がありません。やっとゴール。めちゃめちゃアドベンチャーな下山道でした。(整備はされています)
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残り2kmでやっと、なだらかな道へ。またもや疲労困憊で写真がありません。やっとゴール。めちゃめちゃアドベンチャーな下山道でした。(整備はされています)
バスの時間まで、中房温泉の足湯に。目的は果たせなかったけど、私なりに頑張ったので満足です。
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バスの時間まで、中房温泉の足湯に。目的は果たせなかったけど、私なりに頑張ったので満足です。
縦走を切り上げたので、白馬村に移動。いつものお店にきました。生ビーがしみまくり!
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縦走を切り上げたので、白馬村に移動。いつものお店にきました。生ビーがしみまくり!
栄養補給、それにしても美味しい!明日は、遠見尾根くらいまで散歩に行ってもいいなあ
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栄養補給、それにしても美味しい!明日は、遠見尾根くらいまで散歩に行ってもいいなあ
翌朝、もうのんびりしようと。大町へ移動
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翌朝、もうのんびりしようと。大町へ移動
山品さんのオープン待ち
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山品さんのオープン待ち
看板娘と看板息子
4
看板娘と看板息子
大盛りはなかなかのボリュームです。評判通り、美味しかった!!
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大盛りはなかなかのボリュームです。評判通り、美味しかった!!
キノコのおろし和えにも、はまる
2
キノコのおろし和えにも、はまる
帰り道のJAであれこれお買い物
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帰り道のJAであれこれお買い物
過酷な山なのに、可愛い手ぬぐい。
次は軽装備でまた来ます‼️
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過酷な山なのに、可愛い手ぬぐい。
次は軽装備でまた来ます‼️

感想

恒例になりつつある、山友さんとの山行
今年は
1日目 餓鬼岳
2日目 餓鬼岳~大天井テン場
3日目 大天井テン場~常念岳~一の沢下山 の予定
私は、初餓鬼
山友さんは、日帰りで3回ほど(テン泊装備は初めて)
コースの1/3は、神経ピーンのデンジャーアスレチック
一度滑って、ドボンする
そこからは、ひたすら続く過酷な急登
手足を使い、バチバチ藪をこぎ、小屋直前まで気の抜けない道を進むこと数時間
いや~ホント大変だった(これにつきる)
過酷ゆえ、山頂にたった時には嬉しさもバクハツ
2日目
激闘の疲れも抜けきらず、不安を抱きながらも目指せ!大天井岳
出発して2時間で「今日はもう燕山荘泊で、雷鳥さんをゆっくり探せればいい」
と完全に戦意も喪失
東沢岳までも、キツかった~
東沢乗越で、最終決断をせまられます
「2時間登り返す脚は、あってもその先はわからない」
「ボロぞうきんになっても、たどり着く自信もない」
申し訳ないと思いつつも、山友さんに正直に申告しました
そして、白沢登山道を使い中房へ下山開始
いや~ここも、またすごかった
クマの痕跡の恐怖と、滑りまくる激下りに
真剣モードの渡渉の数々
目的は達成できなかったけど、テン泊装備でよくがんばったな~と
死にかけた足ツメを見て、しみじみ感じています
悪路で靴のアッパーも破れてしまった~
背中の重さで、稜線上危険箇所でふらつくこと数知れず
ほんのちょっとのミスで、明暗が分れてしまうことを巳をもって再確認です
「自分の脚で登ったら、自分の脚で安全に下山」
ほっとしています
今回、山友さんには例年以上に色々と助けていただきました
居酒屋餓鬼も、最高だった
心から感謝しています。
ありがとうございました!

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体力レベル
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2/5
体力レベル
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