八ヶ岳(秋空の赤岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,246m
コースタイム
8:20 美濃戸
10:20 行者小屋 (昼食休憩)
11:00 行者小屋出発
13:00 赤岳頂上
13:20 赤岳頂上小屋着
12日
6:50 赤岳頂上小屋 出発
7:20 赤岳展望荘着 (強風のため待機)
7:40 赤岳展望荘発
8:40 行者小屋着 (休憩)
9:00 行者小屋発
9:30 赤岳鉱泉
11:20 美濃戸着
天候 | 11日(金)曇りのち晴れ 12日(土)曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
11日(金)朝8時頃、美濃戸は20%程度で空いていました。 12日(土)下山11時頃、連休初日のため満車。美濃戸口も満車状態。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
文三郎尾根 急登ですがしっかり固定された階段のため特に問題ありません。 稜線から赤岳頂上 岩稜の急登が続きますのでストックは収納して三点確保が必要です。 赤岳頂上小屋から赤岳展望荘間 岩稜の急坂や一枚岩、くさり場があります。ここもストックは収納 して三点確保で登り下りする方が良いと思います。 地蔵尾根 途中まで急坂の岩稜が続きます。慎重に手や足のホールドを確保 して下ることをおすすめします。 |
写真
感想
「八ヶ岳に登って来た」と言うとまわりの家族や友人達は「ふ〜ん」と
言ってその後の言葉が返ってこない。
登山者に「八ヶ岳に登って来た」と言うと「北ヤツ?天狗、赤岳?」と
ポンポンっと具体的な山名が返ってくる。
それだけ八ヶ岳というとあまりにも広大な山脈でありつかみどころがなく
はっきりその位置はわかるが漠然としているような山ではないかと思う。
北ヤツ〜南ヤツまで南北30Kmにおよぶ八ヶ岳の主峰は「赤岳」だから
やはりのこピークを目指してみたいし、又、北ヤツとは違い岩稜地帯と
いうこともありアルペン気分にもひたれるのではないか!といざオヤジ
9人がチャレンジ!
南沢からすがすがしい森林浴を楽しみながらハイキング気分ですすむ中、
突然頭上に現れた赤岳のまぶしい雄姿と横岳、硫黄岳までのびる稜線を
望み歓声!!
行者小屋からは阿弥陀岳〜峰の松目までの180度のくっきり見える岩峰群
に感動とシャッターの連続。
文三郎尾根にとりつきハイマツの急坂を登るにつれ、先ほどの歓声から
一転して言葉が徐々に少なくなり、中高年のオヤジ達にとっては過酷な
階段が延々と続く。トホホ・・・。
そんなオヤジ達に更に過酷な試練が!
中岳の稜線に出ると晴天ではあるが、吹き飛ばされそうな強風が待ち受
ていた。この強風の中、最後の赤岳頂上に向けての岩稜の急登。
”頂上まで登るのは簡単じゃないよ”と誰かにささやかれながら登り
きった頂上は、なんと360度さえぎるものはなく、見渡す限りの青空
と目の前にそびえる富士山が眺望!
北にのびる八ヶ岳連峰と蓼科山。浅間山や四阿山。更に東には甲武信岳
や両神山の秩父山系。南には北岳、甲斐駒ケ岳などの南アルプス連峰!
いくつの百名山が数えられるのか?
そのど真ん中に位置する八ヶ岳は、やはり登山を愛好する人にとっては
魅力の山であり人気の山であることがうなずける想いでした。
赤岳頂上山荘のラウンジは、大きな窓から富士山や南アルプス、秩父の
山並みを眺望できるゆったりと落ち着ける場所です。
当然その場所ではオヤジ達にとってビールが最高のおもてなしになった
ことは言うまでもありません。
簡単に登らせてくれなかった分、その喜びはひとしおでした。
山荘の書籍棚にあった深田久弥氏の「日本百名山」の著書をめくって
皆で読んでみました。
「八ヶ岳という名はその頭の八つの峰から来ているというが、麓から
仰いで、その八つを正確に数えられる人は誰もあるまい。
その八峰と称せられるものを挙げれば、西岳、網笠山、権現岳、赤岳
阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、峰ノ松目。
そのうち、阿弥陀岳、赤岳、横岳あたりが中枢で、いずれも2800mを
抜いている。
2800mという標高は、富士山と日本アルプス以外には、ここしかない。
わが国では貴重な高さである。
最高峰は赤岳。盟主にふさわしい毅然とした見事な円錐峰である」
今、そんな山頂にいると思うとなんとも言えない優越感にひたり、更に
缶ビールに手が伸びるオヤジ達でした。
翌日はあいにくの強風とガスのため、地蔵尾根より下山。
連休初日ということもあってひっきりなしに赤岳を目指す登山者が
絶えません。もちろん美濃戸、美濃戸口の駐車場は満車状態でした。
最後の紅葉登山ということと連休が重なり、首都圏や中部、関西方面の
ナンバー多数。やはり人気のメジャーな山だな〜と思いながら山ガール
を横目にニヤニヤオヤジ達は下山。
一日目の秋の青空、綺麗です。
赤岳山頂からの景色、素晴らしいですね。
賑やかな山行、羨ましい。
私は今日、山女子5人で鳥海山…のはずでしたが、暴風(強風ではない)の予報のため、中止しました。
紅葉、終わってしまいます
涸沢、大キレットに続き行ってきましたよ。
やはり八ヶ岳は人気の山だな〜とあらためて感じました。
う〜ん、鳥海山の紅葉見てみたいな〜。
途中何度かスレ違いました、下りの強風はホント大変でしたね。
私は展望荘に泊まったのですが、頂上山荘の方が綺麗な感じで羨ましかったです。
こんにちは。
12日の強風はすごかったですね。
私たちは硫黄岳まで縦走予定でしたが、あの強風ではとても危険でしたので、地蔵尾根より下山しました。
他の方の当日山行記録を見ましたが、やはり昼頃も強風が止まなかったようですね。
しかし、11日は最高の登山日和で良かったです。
展望荘は泊まったことはありませんが、山頂小屋は綺麗でとても良かったです。
特にトイレの臭いが全くしない点は”すごいな!”と思いました。
それだけ清潔にしている証拠ですね。
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