【嵐の前の紅葉ハイク】烏帽子岳〜湯の丸山

2013年10月15日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.7km
• 登り: 794m
• 下り: 809m

コースタイム

06:40　湯の丸高原スキー場駐車場
07:10　中分岐
07:40　鞍部
08:20　烏帽子岳
09:00　鞍部
　途中10分ほどおにぎり休憩
09:45　湯ノ丸山
10:25　角間峠
11:10　レンゲツツジ群生地
12:05　猿飛佐助修行の地の碑を探して藪こぎ（見つからず）
12:15　車道との出会い
12:40　駐車場

天候

台風26号直前、不安定な大気
12時くらいから雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：所沢IC〜小諸IC 94号線経由およそ50分
駐車場：湯ノ丸高原スキー場の駐車場利用（無料）
復路：141号線から佐久北IC〜所沢IC

コース状況／危険箇所等

基本的に歩きやすいハイキングルート。
台風直前で稜線は強風が吹き荒れていましたが、時折眺望も。

笹薮に入って行くと、クマのものと思しき糞が至る所に。
クマ鈴と音楽をガンガン鳴らして歩く。

コンビニは小諸IC下りてすぐにセーブオンとセブンイレブン。
94号線登り口にもセーブオンあり。

下山後、あぐりの湯こもろ大人500円。残念ながら露天風呂から山はうっすらとしか見えず。
念願かなって小諸懐古園前の草笛本店にて、おそば。

写真

まぜご飯おにぎりが上手にできたので、ちょっと山に行って食べようかと。

嵐の前の静けさでしょうか、湯ノ丸山の上空には青空もちらり。

連休明け、台風直前。駐車場はもちろん貸し切り状態。

想像していたよりも気持ちいい秋空。

さっそく紅葉のお出迎え。

ミレニアムなんて騒いでいたのも、もう13年も前なんですね。

キャンプ場の森、落葉松の黄色がいい感じ。

草紅葉の彼方に、湯ノ丸山。山容に見合った、ぴったりなネーミング。

気持ちのいい木道ですが、ぐるっと周回しているので先には進めません。

森に飛び込むと、予想どうりの秋の情景。

中分岐。天候も持ちそうなので、烏帽子岳を目指します。

赤く色づく森。

振り返ってパシャリ。

ラスタカラーな木々、ジャー。

落ち葉一つとっても、絵になる秋。

寂しく咲き残ってしまったホタルブクロ、しょぼーん。

曇っていてもこの彩り。

晴れていたらさぞかし...

なんだか地面がモゾモゾ動くと思ったら、こんにちは。

枯れ葉の山道が足にとても優しい。

自然の作り出すフォルムって、なんでこんなに心地良いんでしょう？

紅葉の見本市のような森を抜ける。

曇天の中に本日最初のピーク、烏帽子岳を発見。

鞍部の樹にたわわに実った赤い実。

足下にも、可愛らしい秋。

湯ノ丸の山肌も錦秋の彩り。晴れていたらさぞかし...

山の向こうにはお馴染みの湯ノ丸のゲレンデが。

ぷっちりと寄り添うシラタマノキ。

後は青空さえあればと言った風情。

ギリギリ花の形を保っているウツボグサ。

稜線に出た途端、強風にふらつく。

東御市の街も、ぼんやり。

なにはともあれ、あそこを目指す。

強風のなか慰霊碑に一礼。

もはや原型のわからないマツムシソウ。

と思ったらすぐ近くに立派な花弁を保ったやつが。

セルフで1枚。強風すぎてこんな顔になっちゃう。

中々の錦秋っぷりでしたが、手がかじかんできたので退散。

山頂近辺はこんな有様、モゾモゾ、ゴニョゴニョ。

何となく門松を連想させる色合い。今年ももう残りわずかですね。

自然が作り上げた、アザミのドライフラワー。

リンドウでしょうか、この時期にまだ蕾なの？

鞍部から少し上がり、歩いてきた稜線を省みる。

なかなかの紅葉を見つけたので、ちょっと早めのおにぎりタイム。キノコと鮭のまぜご飯、うまー。

こちらも見事なドライフラワーに。ヤマアジサイ？

二つ目のピーク湯ノ丸山でセルフ撮り。もちろんここも強風。

ガスったり晴れたり大忙しの山頂を後に。

嬬恋方面、奥にうっすら見えるのはパルコールのゲレンデ？

シッテル。

角間山が霧に煙って幻想的な様相に。

秋葉の中に映える、ヤマハハコ。

ヤグルマソウの葉が、花よりもきれいに色づく。

お待たせしました、苔の時間です。

苔、胞子嚢、地衣類、もはやお祭りです。

角間峠に到着、東屋なぞあってピクニック的なコース。

美しく燃える森。

ユノマル、ウラカラ。

晴れてたら、それはもう大変なことになってたであろう。

ヨシナガムチゴケの絨毯の上に、ぴょっこりキノコ。

晴れていたら、それはもう大変な... 以下略。

狭い牧柵ゲート、ギリギリ通過。

柵の上には、なぞの胞子嚢がぎっしり。

足下ににゅるっと、光沢の素敵なフォルム。

一枚の絵画のような樹。晴れていたら... もういい？

一瞬「コソコソ平」と見誤って、一人で噴いた。

至る所で見かけたデカイ糞。クマ鈴とBGM、全開。

サルノコシカケ的な、それにしても立派。

ちょっとピッチ広めな木段を、ダラダラと下る。

突如現れた青い実、サワフタギ。

どんな花よりも、見事な大輪。

桟敷山、小桟敷山、仲良し。

レンゲツツジ広場に出てしまい、呆然。

ここからしばらく、藪に飛び込み「猿飛佐助修行の地碑」を探すも、見当たらず。

この裏辺りが怪しいのですが、無念。

モタモタしていたら、パラパラと雨が。

峠全部で百体の観音像があるらしいです。ここは八十九番。

車道を渡ってすぐに森に飛び込むも、結局最後は工事現場脇の車道歩き。

駐車場に到着。まだ小雨ですが他に車が停まっていてビックリ。

さっさとお風呂で汗を流し、念願の草笛本店へ。

佐久店より大きなかき揚げ、おそばはちょっと少なめでしたが満足。

感想

otkme

長い旅を終えて東京に帰ってきて、さて休めそうと言うところで台風だの、何だの。

このままだと今年は紅葉に会えずじまいかなあなんてしょぼくれつつ炊いた炊き込みご飯（キノコと鮭）が絶妙な出来、これは山で食べるしかないとあわてて支度をして深夜に出発。紅葉が見頃で、台風がくる前にさっと回れていい山ってことで、湯ノ丸。勝手知ったるゲレンデの駐車場で1時間ほど仮眠。

夜が空けると、ちらっと青空も。気を良くして、出発。

思った通りの紅葉っぷりと、嵐の前の静けさ、不安定な大気も手伝っておかしなテンションでズンズン歩く。予定していなかった烏帽子岳のピークも踏み、湯ノ丸の手前でおにぎりタイム。曇天の下ですが、紅葉を眺めながら外で食べるおにぎりが美味しくないなんてことがあろうか、いやない（反語）。

湯ノ丸からの下りでこの日唯一の登山者に遭遇、年上のご夫婦。角間峠からの下りの途中にある「猿飛佐助修行の地碑」なる胡散臭い碑を拝もうと進むと、その先の分岐に出てしまう。あれれ？　悔しいので少し戻って、それらしい沢筋を詰め、笹薮を漕いで、小1時間ほど彷徨ってみたもののそれらしいものは見当たらず。そのかわりにまだ柔らかい大きな糞をそこかしこで目撃し、ちょっと心折れて下山。

車道渡り、再び山道に入ったところで先ほどのご夫婦と再び遭遇、猿飛佐助の碑が見つけられなかったと告げたら、一緒に残念がってくれる。工事現場の脇を歩き駐車場についたところで雨は本降りに。ギリギリセーフ。

まっすぐ下って千曲川渡り、いつものスポット「あぐりの湯こもろ」へ。大人500円。露天から見えるはずの烏帽子と湯ノ丸は雨でぼんやり。野菜即売所で大きなカブ4つと袋一杯のししとう購入、210円。

懐古園の目の前、いつも下山すると閉まっている草笛本店に初締めて入店。ざるそば630円、かき揚げ250円。かき揚げは佐久店よりも大きくて、おそばは少し少なめでしたがちょうどいい量。大満足。

佐久北ICから高速に乗ったらワイパーフル稼働の雨。横川で少し仮眠したものの雨はいっこうに止まず。ゆっくり、のんびりと帰宅。

コメント

ゲスト

混ぜご飯。おいしそう。
セルフ撮りもナイスです！

otkme

まぜごはん
美味しい季節ですからねえ。
セルフ撮り、簡単な三脚とか購入検討中です。