オープンしたての下ノ廊下へ(扇沢〜阿曽原温泉泊〜欅平)



- GPS
- 10:23
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 3,294m
- 下り
- 3,959m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 6:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
9月の栂海新道でOさんに下の廊下へ行きたいと同行をお願いした。
阿曽原温泉小屋のHPを確認していると数日前に開通したとのお知らせにより決行が決まった。
前日黒部市に車をデポって電車を乗り継いでOさんに信濃大町でピックアップしてもらい扇沢駐車場へ到着。
23時過ぎなのに無料駐車場は混雑していた。
車で仮眠をし5:30にチケット販売の列に並ぶと石段の前の折り返し辺りだった。
チケットを購入しバスターミナルでまた少し待ち、始発のバス(6〜7台?)に乗る事ができた。
自分が初黒部ダムなのを伝えるとOさんが折角なのでダムの展望台へ行きましょうと案内してくた。ダムの迫力ある放水を眺めたあといよいよ出発だ。
ダムの放水先の一番下まで高度を下げていくと橋があり渡ったところで記念撮影をする。下から見る放水も迫力ものだ。
ここからは川沿いに進んでいく。途中登山道の崩落でハシゴで高巻する所もあったが、基本的にアップダウンも少なく歩いていく。
道はとても良く整備されていて歩きやすくなっているが、時々作業中の番線が置いたままになっていて足を引っ掛けないように注意をした。
とても綺麗な絶景が続いて麻痺してきた頃に、十字峡やS字峡が現れて感動させてくれる。
黒四の送電線を見て吊り橋を渡ると林道に出て仙人谷ダムへと至る。
そこからダムの敷地内を歩き、時々熱風にさらされながら敷地を出て関電の宿舎脇を過ぎると阿曽原温泉小屋へ最後の急登だ。
しんどいしんどい言いながら登りきり、また下らされてやっと目的地に到着して、テントを設営した。
露天風呂の男性時間に間に合ったので駆け込みで汗を流して売店でビールを買って早速プシュと開けた。
Oさんが炭火焼鳥をフライパンで温めたり、チーズのオイル漬けなどを持ってきてたりなんとも頼もしい。
それをあてにしてビールを飲んでいたらポツポツと空から降り始めて来たので、それぞれのテントに撤収しつかの間の宴会となってしまった。
そのうち雨は本降りとなり雷までなる始末。なかなか止まないのでそのままご飯を食べてお酒も無くなったのでそのまま寝てしまった。
その後雨が上がり、Oさんから声が掛かってまた温泉に入りにいった。
数時間前まで雨が降っていたとは思えないほど空には星が輝いていた。
そしてテントに戻りまた眠りについた。疲れていたのでだいぶいびきもかいていたらしい。
翌朝は3:00に起床し4:30に出発だ。
Oさんは朝風呂もしていたが、自分は準備が遅いので省略した。
ヘッデンを点けて歩き始めるが、夜間の歩行に慣れていないのといきなりの急登でついていけない。
Oさんが後ろに回るとめっちゃ明るくなって歩きやすくなった。
Oさんのヘッデンは下を向いている時は広角に明るく映し、上を向いた時は自動で細く先を照らすそうで、いずれも照度が強く欲しくなってしまった。(ヘッデンを替えても歩行速度はたいして上がらんだろうが…)
随分早い出発だったので危険箇所の歩行が心配だったが、暫くは安全めな道をダラダラ歩くそうで問題ないとのことだった。
明るくなってきて水平歩道を歩くが前日から同じような所を歩いているので飽き気味だったが、ワンミスでアウトなので緊張感を持って歩かなくてはならずなかなか神経を使った。
途中大太鼓やトンネルなど変わった場所もあって楽しめた。
肝心の紅葉は流石に時期が早かったようでまだまだな感じだった。
水平歩道を歩き終えて欅平へと降りるといきなり人が沢山になってビビる。
トロッコ電車の切符を黒薙まで購入して黒薙温泉に浸かって汗を流したが、この日は快晴で気温も高く駅に戻る600mの道で再び汗をかいてしまった💦
黒薙から宇奈月へ移動し昼食とソフトクリームを食べて、黒部電鉄に乗って黒部で車を拾って扇沢に戻って解散した。
2日間であったが内容はとても濃くて絶景と温泉を楽しめて最高の山行だった。
また紅葉の時期にでも訪れたい。
同行してくれたOさんには感謝感謝。またどこかへご一緒したい。
刺激的な写真、いっぱい
たぶん行ってみてなんぼの景色なんだろうな
刺激入れてくれてありがとう
行った後で引っ張ってでも連れていけば良かったと思いました🤣
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