記録ID: 3589903
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰
日程 | 2021年10月03日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 晴天 |
アクセス |
利用交通機関
■正規の登山口脇に8台(車がとまっている場所) https://goo.gl/maps/nD4kfGHdyi85ZFAD6
車・バイク
トイレの前にも10台程度駐車可能。他にも駐車場あり。 ■夏油スキー場入口から温泉までの道が若干狭いクネクネ道です。スレ違い時注意。 ■トイレはあるが古めかしい。 ■Myラストコンビニはファミリーマート 奥州いさわ店
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
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コース状況/ 危険箇所等 | ■夏油温泉〜牛形山:足元が悪い場所もあるが基本的には快適なブナ林歩き。山頂付近のロープ場と木道は滑らないよう注意 ■牛形山〜鷲ヶ森山:白っこ森から下る長いロープ場は結構高度感あり。濡れている時は注意 ■鷲ヶ森山〜夏油温泉野営場:道は明瞭だがそれまでに比べると足元は鬱陶しい。丸子峠直下がぬかるんだ下りで注意が必要 |
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その他周辺情報 | ■夏油温泉元湯夏油 http://mizuki.sakura.ne.jp/~geto/ ■夏油温泉観光ホテル http://www.youihome.co.jp/geto/ その他付近にも多数 |
過去天気図(気象庁) |
2021年10月の天気図 |
写真
感想/記録
by kokotarou
台風一過で青空ボーナス確定かつ各地に発令されていた緊急事態宣言明けの日曜日。人気の山はどこも混雑必至であろうから人気(ひとけ)を避けつつ紅葉が楽しめそうな牛形山へ。
車をとめ登山口へ向かう。夏油元湯の建物の間を通過するらしいのだがプラのチェーンが張ってありその先には渡り廊下があり通行してはいけない雰囲気。どこかから回れるのかとウロウロしていたら宿の方からそこを通って良いと教えられ廊下を踏まないように通過した。
鳥居をくぐり登山道に合流する。経塚山の分岐を過ぎブナ林をゆるゆると登っていく。ブナの葉はようやく色付き始めといった具合であったが青空と清々しい秋の空気と相まってとても快適に歩くことができた。
六の標識までくるとブナの背丈も低くなり黄葉のほのかに甘い香りが鼻腔をくすぐる。短いロープ場を登ると視界が広がり岩手、秋田の名峰が見渡せた。この日は思ったより霞が強く遠望はきかなかったが空気の澄んだ日に登れば絶景が広がっていることであろう。
山頂へ続くぬかるんだロープ場を登るといよいよクライマックス。牛形山の北西面が最高の彩りになっており右手を向けばこちらも丁度色付いた焼石連峰が眼前に現れ目を奪われた。
山頂は360度見渡せる展望台であった。最高の紅葉日和のなか、百名山を終えられたという御夫婦にコーヒーやらお菓子やらリンゴやら御馳走になりながら北アルプスの貴重で楽しい話を伺い思いがけず大変心嬉しい時間を過ごさせていただいた。そうこうしている内に驚きの出会い。まさかこんなところでお会いするとは(笑)。人の少ない山で知り合いに会えるのは殊更嬉しいことだ。
ひと時の会話を楽しみ白っこ森へ移動する。小さな沢を越えるところがあるのだがそのまま沢沿いに進まないように注意されたし。急峻に見える白っこ森だが時計回りであれば登りは何ということはなかった。ただし、下りの長いロープ場は高度感があり高いところが苦手の人はちょっと怖いかもしれない(そんな人は登山してないかもしれないが)
紅葉した灌木帯を抜けた後、イチイのトンネルをほぼ匍匐前進で通り抜け分岐を左に入ると鷲ヶ森山の山頂だ。こちらも見晴らしは良かったが思いの他風が冷たかったため長居せずさっさと下山、丸子峠へと進む。鷲ヶ森山から丸子峠への道はそれまでと比べると刈り払いは頻繁にされていないようで足元が見づらいうえに見晴らしも特になかったため足早に通過。丸子峠の分岐を右に入ると少し急でぬかるんだ道が待っていた。転ばぬように注意して下っていくと勾配が緩くなり道も広がり再び癒しのブナ林歩き。野営場の手前あたりで巨木を眺めつつ夏油温泉へと戻ってきた。
ヤマレコでは周回する人が多いようだが、ピストンが好きでないとか歩き回るのが好きという人出なければ温泉から牛形山までのピストンでも十分魅力的なコースではないかと感じた。
車をとめ登山口へ向かう。夏油元湯の建物の間を通過するらしいのだがプラのチェーンが張ってありその先には渡り廊下があり通行してはいけない雰囲気。どこかから回れるのかとウロウロしていたら宿の方からそこを通って良いと教えられ廊下を踏まないように通過した。
鳥居をくぐり登山道に合流する。経塚山の分岐を過ぎブナ林をゆるゆると登っていく。ブナの葉はようやく色付き始めといった具合であったが青空と清々しい秋の空気と相まってとても快適に歩くことができた。
六の標識までくるとブナの背丈も低くなり黄葉のほのかに甘い香りが鼻腔をくすぐる。短いロープ場を登ると視界が広がり岩手、秋田の名峰が見渡せた。この日は思ったより霞が強く遠望はきかなかったが空気の澄んだ日に登れば絶景が広がっていることであろう。
山頂へ続くぬかるんだロープ場を登るといよいよクライマックス。牛形山の北西面が最高の彩りになっており右手を向けばこちらも丁度色付いた焼石連峰が眼前に現れ目を奪われた。
山頂は360度見渡せる展望台であった。最高の紅葉日和のなか、百名山を終えられたという御夫婦にコーヒーやらお菓子やらリンゴやら御馳走になりながら北アルプスの貴重で楽しい話を伺い思いがけず大変心嬉しい時間を過ごさせていただいた。そうこうしている内に驚きの出会い。まさかこんなところでお会いするとは(笑)。人の少ない山で知り合いに会えるのは殊更嬉しいことだ。
ひと時の会話を楽しみ白っこ森へ移動する。小さな沢を越えるところがあるのだがそのまま沢沿いに進まないように注意されたし。急峻に見える白っこ森だが時計回りであれば登りは何ということはなかった。ただし、下りの長いロープ場は高度感があり高いところが苦手の人はちょっと怖いかもしれない(そんな人は登山してないかもしれないが)
紅葉した灌木帯を抜けた後、イチイのトンネルをほぼ匍匐前進で通り抜け分岐を左に入ると鷲ヶ森山の山頂だ。こちらも見晴らしは良かったが思いの他風が冷たかったため長居せずさっさと下山、丸子峠へと進む。鷲ヶ森山から丸子峠への道はそれまでと比べると刈り払いは頻繁にされていないようで足元が見づらいうえに見晴らしも特になかったため足早に通過。丸子峠の分岐を右に入ると少し急でぬかるんだ道が待っていた。転ばぬように注意して下っていくと勾配が緩くなり道も広がり再び癒しのブナ林歩き。野営場の手前あたりで巨木を眺めつつ夏油温泉へと戻ってきた。
ヤマレコでは周回する人が多いようだが、ピストンが好きでないとか歩き回るのが好きという人出なければ温泉から牛形山までのピストンでも十分魅力的なコースではないかと感じた。
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コメント
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牛形山からの焼石連峰は絶景ですよね!大好きな焼石の全貌が見られる山頂はとても気分が良かった記憶があります。以前、山開きで登ったのですが、山頂でお神酒を振舞われて、さすがに下山でふらついてはと丁寧に辞退しました。
その時、鷲ヶ森山方面にはクマがいるからと地元の方に言われて、絶対一人では行かないと思いました。
今なら、クマなんて、どこにでもいますよねーと笑い飛ばすのにね
当初は牛形山の紅葉はどんなものかとだけ期待して行ったので正直焼石の事は頭になく、九合目に着いてみたら間近にそびえる紅い焼石連峰が目に飛び込んできて驚くとともにとても興奮いたしました
鷲ヶ森山からの下山途中、藪の中からガサガサと音がして焦ったのですがキノコ採りの人でした(笑)その方は自分の後ろを歩いていたはずなのに野営場まで下りてきたらいつの間にか先に到着されていて二度ビックリ
色々と楽しい思いの連続だった牛形山、自分の中ではとっても印象の良い山となりました
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