紅葉と冠雪の鳥海山を眺める『神室山・前神室山』縦走
750RS
その他1人 - GPS
- 06:15
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,243m
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| 天候 | 晴れ、稜線部風強い |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
秋田市から距離測定・・・失念しました（涙）110kmぐらいでしょうか・・・ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※第二吊り橋〜三十三尋の滝・・・沢沿いの道、途中数カ所で沢を越える。 ※三十三尋の滝先の西ノ又沢徒渉点・・・石に目印（赤ペンキ）対岸に赤テープ ※不動明王〜クマのひるね坂・・・急な上り、胸突八丁坂 ※御田の神〜西ノ又分岐・・・西ノ又分岐からの支尾根、役内沢源流部への転落注意 ※西ノ又分岐〜山頂・・・両端の切れた狭い道 ※第三ピーク〜パノラマコース・・・急な坂 ※水場・・・西ノ又沢徒渉点までは沢水が豊富（自己責任ですが・・・私は生水可）、当然西ノ又沢も可（自己責任ですが・・・・私は生水可）西ノ又沢徒渉点より上部は水なし。 避難小屋下の水場は未確認 |
写真
拍手前面に神室山の姿が・・・見えた・・・晴れている
生まれていました（笑）
感想
10月14日（月）・・・快晴の栗駒山から冠雪の鳥海山を眺めていた。出羽富士、秋田富士の名にふさわしい容姿端麗、秀麗無比なる「鳥海山」の姿・・・その手前で鋭い峰が連なる山容を見せる神室連峰・・・来週（19日）のターゲットは決まった・・・・・そうだ・・・以前眺めた神室山〜前神室山からの鳥海山はとても近くて綺麗だった・・・神室山に行こう。我がふるさとの秀峰「神室山」より鳥海山をみたい・・・・
「はやぐ山さいぎでなー・・・」「鳥海は絶対秋田の山だべ・・・おめなんと思う・・・」
そんな話を職場でしていた・・・すると同郷（彼は湯沢市の街中の都会？育ち）で新人のT氏が「○長、俺もいぎでっし、一緒にちれでいってけねんしか・・・」（日本語です（笑））、T氏は新○大学大学院卒の期待の新人で、なかなか仕事も熱心で覚えも早い。
「おめ・・・山あるげだが？？」「何時間もあるぐなだゃ・・大丈夫だが？？」「大丈夫だんし・・」「へば、明日、雄勝の道の駅で待ってれ」・・・・
そんなことで、今回は我が職場の新人「T氏」を同行しての山行となった。
どれだけ体力があるか未知数だが・・・若い・・・私の半分以下の年齢である。実に羨ましい。私も「あの日に帰りたい・・」いゃ帰れたら人生をやり直したい（笑）
さて、話を・・・本題に戻そう。
朝5時過ぎに秋田市の自宅を出発、高速を低速？？で南下し、秋田道から湯沢横手道路へ雄勝こまちICを出て、道の駅「おがち」に立ち寄り「T氏」と合流し、国道13号から国道108号へ・・・川井橋を渡り、旧中山小学校前を右折、役内川を渡る・・・このあたりは映画「釣りきち三平」のロケ地だったと・・・思う。
役内の集落を過ぎると道は舗装道から砂利道に変わる。ほどなく鳥居のある西ノ又林道入口に到着する。ここを右折し、林道を遡る。2�劼曚匹播仍蓋�となる西ノ又登山口に到着した。
先行のクルマが数台停車している。15台くらいは大丈夫かな？？
いよいよ、登山開始・・・T氏を先行させる。T氏には自分のペースで歩くこと、疲れたら休むこと、適度に水分は摂ること・・・などなど。極力自由に歩いてもらった。なかなか良いペースで登っていく。若いなーって感心しながら後ろを付かず離れず・・・・休まない・・・あっという間に三十三尋の滝・・・徒渉点である。
「○長・・・どごわだればいいんしが？？」「ほれ、あげペンキで石さしるしっこちでらべ・・・」「わがったんし」（日本語です（笑））
不動明王でも立ち止まらず、いよいよ核心部・・・胸突八丁坂である。ここからクマのひるね坂上まで一気に高度を稼ぐ。
T氏は立ち止まらない・・・私も付いて行く・・・・いい汗だ、稜線からの寒風が心地よい。
御田の神に出たところで・・・
T氏「○長・・・こえっし、すこし休んでいいしが？？」「んだな・・やしめやしめ？」（笑）小休止し水分を補給する。
御田は地塘である。高山植物の綺麗な場所である。昔、この地塘を神の田に見立てて、その状況から作柄を占った場所だ。神聖な場所である。
西ノ又沢を挟んで前神室山が対峙する。雄大な山容だ・・・山腹の紅葉も綺麗だ。
すこし歩くと窓くぐりの登りにかかる。途中振り返ると鳥海山の雄姿が・・・見えた。やはり秀麗無比なる秋田の鳥海山である。しばらく観賞し、窓くぐりを抜けると・・・神室山やその先の小又山（神室連峰最高峰）、火打岳の雄姿が・・・
左は役内沢の源流部が・・・深い谷である。
ほどなく、西ノ又分岐である。ここを左に・・神室山へ、右は前神室山、水晶森への縦走路や有屋口（神室ダム）へ通じている。
両側が切れ立った稜線を越えると日本二百名山の秀峰「神室山」1365.2mに到着する。360度の展望である。
鳥海山は無論のこと山頂が白い月山も綺麗だ。栗駒山は・・・今日は雲の中、虎毛山も頭は雲の中である。南の神室連峰は綺麗に見渡せる。
展望を愉しみ食事と休憩のため避難小屋に下る。
小屋のドアを開けた瞬間・・・異臭？？バイオトイレ臭がする。トイレの中は・・・もっと凄い。室内は新しいが結露もひどい・・・この中では食事ができそうでは無いので・・・山頂に再度戻り、小又山への縦走路のハクサンシャクナゲの陰で風を避けながら昼食と休憩、展望を愉しんだ。
T氏「○長・・・このカップラーメンうめっし」・・・「んだべ・・あせかいで山でけばなんでもうめべ」（笑）
ここからは前神室山を目指す。
西ノ又分岐、国定公園のレリーフピークを過ぎて、有屋分岐を分け・・・水晶森の分岐に到着、前神室山の紅葉が綺麗だ。
T氏の歩きは快調だ・・・なかなかやるな！！
あっという間に前神室山に到着した。ここも360度の展望である。相変わらず鳥海山が綺麗だ。神室山からの縦走路・・・を振り返った・・・もう神室山があんなに遠い。人間の足は偉大だ・・・僅か1時間程度でここまで来られるのだから。どんなに高価な自動車でも不可能なのに（笑）
これからはパノラマコースを一気に下る。
第三ピーク付近の紅葉がとても綺麗だ。ザンゲ坂を過ぎるとブナの森になる。
なかなか明るく綺麗な・・良い森である。杉の森ではこうはいかない。
このあたりからT氏の歩きのペースが鈍ってきた。「○長・・・このくだりおかかかっねんし」「ゆっくりおりれ」・・・・ただただ下る・・・ひたすら下る。
第二、第一のピークを過ぎ、登山口まで1.0km地点を過ぎて下ると急な杉の植林地になる。転げるように下り、沢を一つ越えて、無事に登山口に到着した。
今日は私には珍しく、新人のT氏を同行しての山行となった。
T氏は若いだけあって体力もあり、なかなかの歩きを見せてくれた。あとは下りの足取りであるが・・・また同行しても大丈夫そうである。
途中、横堀温泉（タオル付き700円）でさっぱりとして、道の駅「おがち」でT氏と別れ、実家にちょっと立ち寄り秋田市に帰宅した。
神室は標高こそ1300m程度の山であるが、その広がりや山容はなかなかアルペン的でアプローチも険しく、そして・・・楽しい。それに今日は山腹の紅葉や冠雪した鳥海山や月山が綺麗でとても満足できた山旅となった。
我が職場に「山岳部」が誕生する日も近い？？かな（笑）
※文中、一部意味不明な文章がありますが・・・・秋田弁？？湯沢弁？？です。
問い合わせは・・・ご遠慮ください。推察してください（笑）
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部下との楽しいやりとりに 思わず 微笑んでしまいました。
神室山 やっぱり、魅力的な山ですね。
私も、いつか行ってみたいです！
それにしても、年齢差 1／2でも 同じ速度で歩けるような体力に脱帽してしまいます;^_^A
山岳部出来るといいですね♪( ´▽｀)
いやあーおもしれがったし(あれっ、うつったか
○長さん、普段から部下に慕われているんですね・・暖かくて活気のある職場なんですね
秋田富士の呼び名、広めて行きましょう
メッセージありがとうございます。
意味不明ではありませんでしたか？（笑）
職場では上も下も関係なく組織として必要なことはきちんと話せる（発言できる）環境づくりをしています。
山に行きたいなんて・・・若い人にしては珍しいんですが、彼は写真が趣味のようです。
山岳部よりは写真部かな？？（笑）
そうですね。神室山はとても魅力的です（笑）
是非、登ってみてください。
はい、年齢差は 1／2なんですが。まだまだ彼らには負けませんよ（笑）
育った環境が違いますから・・・物心ついたときから野山で遊び、小学校まで片道4kmの道程を雨の日も雪の日も毎日歩いて・・・（クルマでの送迎なんて・・過保護すぎです
矢口高雄さんの著書ではありませんが、まさに「僕の学校は山と川」でした。
体力維持にも努力はしていますが・・・（笑）
山岳部出来るといいですね♪
メッセージありがとうございます。
おもしぇがったんしが？？えがったんし（笑）
朝から愉しんでいただいて良かったです。
「○長さん、普段から部下に慕われているんですね」・・・さて、どうでしょうか？？（笑）
普段から・・職場では上も下も関係なく組織として必要なことはきちんと話せる（発言できる）環境づくりをしています。若い人の意見も真剣に聴きます。
仕事は忙しいのですが・・・メリハリをつけて・・・愉しむときは愉しみます。
はい、Ｔ氏の成長（仕事も山も)も楽しみにしています。
はい、うれしいです。「秋田富士」広めて、いつかは秋田県に編入しましょう（笑）
言葉の意味・・・だいたいは理解できましたよ！
職場環境、とても良さそうなので
山岳部結成は近いかも・・・ですね。
登山ブームなので、若い人も多いですよ。
写真を撮る為に山に登る・・・もありですもんね。
体力維持は、やっぱり、日々、努力の賜物ですね
こんばんは
メッセージありがとうございます。
言葉の意味・・・良かったです。
職場環境とても良さそう・・・に見えますか？？良かったです。ダメなのは上司の私だけでしょう。
登山ブーム
確かに山に登る目的はいろいろですね。
写真のために山に登るってこともアリですね。
体力維持は・・・日々これ精進？？です。
今日もご苦労様でした。
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