紅葉、初冠雪の平標山から仙ノ倉山周回

2013年10月19日(土) [日帰り]

• GPS: 09:43
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,279m
• 下り: 1,265m

コースタイム

5:20 元橋平標山登山口駐車場954m 5:52
… 7:10 鉄塔広場1411m
… 7:50 松手山1613.6m 3等三角点 8:00
… 9:05 一ノ肩
… 9:40 平標山1984m 9:50
… 10:47 仙ノ倉山2026m 2等三角点 11:00
… 11:57 平標山
… 12:50 平標山の家1983.7m 13:10
… 14:15 平元(ひらもと)新道・林道分岐
… 15:35 登山口駐車場

天候

曇り
谷川連峰名物、雲の出入りの激しい一日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・湯沢IC下りて直ぐの「湯沢車のステーション」で前夜車中泊
　我々は車中泊だったが、他の数台の人達は建物内のトイレと自販機コーナーの間の
　スペース(日中は案内所だが17時頃消灯するし、暖かそう)に寝ていた。
　ここから平標山登山口駐車場まで20分。
・登山口駐車場は有料　500円/一日
　第1〜3まである。

コース状況／危険箇所等

・平標山登山口駐車場にトイレ、登山ポスト有り。
・松手山コース、平元新道コース共に危険個所無い。
　どちらを登るにしろ、下るにしても、標高差1000m。
　なかなか手強い。
・一ノ肩から平標山山頂、仙ノ倉山往復、平標山山頂から山の家、山の家から平元新道
　ほとんどが非常に良く整備されている木の階段。
　感謝。
・平元新道から水場を経て分岐から林道(上信越自然歩道)を歩く。
　しかし、土石流(台風被害)の凄まじい傷跡があり、道を塞いでいる箇所も有る。
　登山者が通れるように岩をどけて道筋をつけてくれている。
　感謝！

写真

元橋平標山登山口駐車場。
トイレ、登山ポスト、公衆電話が有り、こんな綺麗な陶板の案内板も有る。

松手山コース入口

雪国の樹木。
雪の重さに耐えて、たわんでいます。

カエデの紅葉

鉄塔台地を過ぎてもガスがとれないので、少々不安

松手山手前のダケカンバ

ナナカマドの赤い実。
葉が落ちてしまっても実は残るようだ

モチノキの赤い実

松手山1614m。
3等三角点が有る。
凄まじい風、と言う訳ではないが、風除けに雨具の上着を着、帽子をフリースのキャップに替え、耳を暖かくした

振り返れば、雲海に浮かぶ苗場山。
右：神楽峰

もう直ぐ、一ノ肩(中ほどの平たい部分)

群馬県から新潟県に流れる滝雲

松手山越しに、苗場山

平標山山頂少し手前から、仙ノ倉山が見える

平標山山頂1983.7m。
折悪しく又ガスってきた。
今日は、雲の出入りの激しい日と割り切り、仙ノ倉山へ向かう

12日の初冠雪の雪。
木道の雪は滑りそうで冷やヒヤ

振り返れば平標山。
中腹に巻道のような水平道が見える。
帰途、登り返しの際入口を探したが見つからない。
ロープも張られて踏みこむことはできない。
どうも、植生保護のため廃道となったようだ。

仙ノ倉山は3つ目のピーク

木道が続く

エビス大黒の頭。
なかなか格好いい。
仙ノ倉山から往復2時間10分。
余裕の無い私どもはパス

仙ノ倉山山頂に延々続く木道

仙ノ倉山山頂2026.2m

仙ノ倉山山頂の眺め。
中央遠景左：燧岳、右：至仏山。
手前左から茂倉岳から一ノ倉岳、谷川岳。
谷川岳右手前：万太郎山

燧岳、至仏山ズーム。

池塘を取り巻く草紅葉と仙ノ倉山

シラビソと草紅葉

平標山の家へひたすら木道を下る

とても綺麗な平標山の家
小屋の外に流れっぱなしの伏流水が有る。
木のテーブルと椅子の置いてあるデッキ横に、とても良く響く鐘が有る。

平元(ひらもと)新道のナナカマド。
後景は苗場スキー場。
その上：佐武流山

平元新道のダケカンバ

平元新道の長い木の階段

水場を過ぎると直に、林道との分岐。
水場にはコップが置いてある

周回終わり

感想

hanakane

・巻機山や平ガ岳と同じ、新潟の山の良さを存分に楽しませてくれる山でした。
　広い山頂、湿原が有り、笹の原がのんびり広がる…
　シーズンともなれば、素晴らしいお花畑が広がるようですし…
　久々の長い距離を日帰りできたことも、とても嬉しいことです。

・今回はルート上に
　水の豊富な営業小屋が有り
　登山道は非常に良く整備されていたので歩き通せたのでしょう。

・どうも、紅葉はあまり芳しくありませんでした。
　毎週のように来る台風の風で葉っぱが撚れてしまったからでしょうか。
　サラサドウダン、カエデ、ナナカマド…
　真っ赤に紅葉する木はたくさんあるのに。