記録ID: 360770
全員に公開
ハイキング
大峰山脈
秋 24km★れっつ、そーもん（双門の滝）。霧雨シャワー。年内にやれて良かった。
2013年10月22日(火) [日帰り]
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:25
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,351m
- 下り
- 2,419m
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双門の滝。日本の滝百選の一つで、百選の中では最も到達困難で最難関の滝とされる秘瀑中の秘瀑。
いつしか、心奪われ。。
ずっと、ずっと、恋？焦がれていた 双門の滝。
決行のトキが近づいてくるごとに、増幅する不安と言い知れぬ緊張感。
決行前日も、睡眠とったほうがいいのはわかっているが、眠れず。
30分ほどの転寝の後、出陣することになる。
1:30 出発
3:25 不気味なくらい真っ暗なみたらい渓谷に到着。
車のヘッドライト消してみる。かぎりなく真っ暗。月の灯りも注ぎこまない。
空を見上げると山峰の上のほうには、月明かりが。。
谷までは届かないのね。。
闇夜に、滝の音だけが、ド・ド・ド・ドと鳴り響く。なんか、怖いくらい。。心拍数が上がる。
沢ヤさんとか、巨大な滝近くでビバークって怖くないのかな？と思った。
3:30 熊渡 到着。誰もおらず。超不安。
"足で稼げない分は、早め（闇夜）に出発すればいいや" という安易な気持ちもぶっ飛んだ。。
こんな真っ暗な中の出陣は、イヤだ。。
ギリギリ明るくなるか ならないかのラインを狙って行こう。。
とっ、とっ、とりあえず、寝たほうがいいよね。
目はギンギン、ギラギラ状態で、寝付けず。。
5:00 時間を告げるアラーム。
えっ？ ヤダ。まだ、真っ暗で不気味。もうちょっと様子みよう。→軽くうたた寝。
5:30 うぉっ？ なんか、明るくなってるじゃん。ヘッデンいらないよね。
出だし遅れた。びみょーなタッチ。。なんか、アセる。
<< 1陣：双門の滝コース 今、会いに行きます！ >>
5:50 双門の滝 熊渡より出陣。
今日、お仲間（同志）は居ないみたい。（車0台）
快適な条件（ガレ落とし危険回避）と引き換えに、超不安。私一人？ ガビーン。林道を歩きだす。
5:56 河原小屋流出のお知らせあり。結局流れた小屋の形跡とかわかりませんでした。★
5:57 登山届ポスト前。あっ、書いてない。ココは、生きて帰れないかもしれないから書いておくべし。数分のロスタイム。
"まぁ、行けるトコロまで、行ってみよ。水量が多すぎてその先歩けるかもわからないし。"
と、自分が楽になるよう、慰めてみる。自分でも、やる気あるのか 無いのか わからなくなってくる。
辺りすでに、随分と明るく。。
6:04 林道のグリーンがとても綺麗。
砂利道には、えぐれたワダチ（溝）の箇所あり。
やっぱ、真っ暗闇の中 歩かなくて正解だったかも。足ぐねってたかも。。
右に左にと堰堤や滝、渓流を見送る。
6:16 白いガードレールの脇に、ビッグな、滝の流れる谷がある。
ちょっとその先が知りたくなった。ほんのちょっとの出来心で、寄り道。遡行してみる。
大岩もゴロゴロしていて、綺麗な滝が谷の奥まで続いていた。
今日は、双門の滝コースをやめて、この谷詰めてみたくなる衝動にかられる。
6:35 いけん。いけん。今日のメインディッシュは双門の滝。。
魔が差したな。。と我に返り、堰堤の裏側まで歩いて折り返す。
逃げ道を作ろうとした自分にカツを入れ林道へ戻る。
ざっと、20分ほどのロスタイム。これが、後に響かなければ良いのだけど。。
6:52 林道へ復帰して、白川八丁へと歩きだす。
なんか、巨大な落石と倒木もあった。→途中にお墓あり。
7:00 金引橋分岐到着。白川八丁への林道分岐。右=カナビキ尾根、左=双門の滝
この時、ココが、金引橋分岐ということを知らず。。
左側の林道を下っていく。白いガードレールが続いている。
広ーい、河原に出た。（白川八丁）谷の奥へと歩いていく。
7:09 山側には、巨大壁があったり。→乾いた沢にも、そのうち水量が出てくる。
沢の色は、透明。深いトコロは、エメラルドグリーンでとても綺麗。
7:16 エメラルドグリーンの滝釜あり。コレが釜滝なのか？
いろいろと、予習してきたはずが、その ほとんどが、頭に入っていない。
超MINIMUMサイズの記憶装置（脳みそ）に嫌気が。。
その先、"釜滝、一ノ滝、連続梯子、空中回廊（岩に鉄筋の足場）、宙ぶらりん梯子" が出てくることくらいしか、覚えていない。
さて、どのタイミングで出てきて、どのくらい驚かせてくれるのだろうか？
7:17 梯子現る。→登ると、右下に堰堤が見えるポジションに。。弥山ダムか？
右岸を梯子で高巻いた形となる。
7:21 堰堤滝を見送る。
その先、ダメージを受けた橋（レコで見ていた、橋の上のでっかい落石は撤去されて？いた。）、ロープ場、鎖場場、岩壁（ナナメ岩）のトラバースポイント（鎖つき）、木の根をつかんでよじ登る箇所等があり、なかなか楽しかったです。
7:30 歩くのに、不安を感じた水平梯子は、梯子の下を歩きました。
案内板や、道柱が初めのうちは、たくさんあり、安心しました。
今日は、水量が多く感じられ、渡渉したポイントも数知れず。膝下を豪快に濡らしながら遡行しています。
幸いに、水の流れがまだ、緩やかだったのが救いでした。
水温的には、3歩歩くくらいが心地良く。20歩以上になると、激ヒヤで、冷たく、底冷えしてきそうな感覚。。骨から凍りそう。。沢ソックス履いてくるんだった。
山歩きしてるうちにほっかほかしてきて、気にならなくもなるんだけどね。。
7:44 苔蒸した岩々ゾーン。を通過。
7:47 沢中の巨岩群（左岸）をよじ登ります。
見上げるほどの、スクエア・ロックもあり、足が届くかなー？と一瞬ひるみましたが、小さいながらにも、いい位置にスタンスがあり、難なくクリアすることが出来ました。
テープを追って行くと、弥山川の右岸を高巻いていくようです。
崖下を覗き込むと、旧ルートだったのか、錆びついた梯子が見え。
旧式の腐食梯子などの残骸などを見送り。。
また、途中で、その旧式の錆びついた梯子を渡ってみたりしながら、双門の滝を目指します。
7:59 痩せ尾根道をよじ登り、一ノ滝。
このあたりから、霧雨シャワーが降り注ぎ、滝ってすごいなぁー。なんて思っていました。
8:00 つり橋渡る。→つり橋から一の滝が見える。
8:02 直立梯子現る。黙々と登る。ステップの感覚が狭すぎて、登りにくいのデス。
そして、ガレ場の登り。ここでも、滝とは、お別れしてるのに、霧雨シャワーが。。
こんなトコまで、滝のしぶきが飛んでくるとは。。と天然ボケをかましていましたが、それは、小雨だったことに気づき、あわてて、レインウェアを着込みます。
着込むと、やむトコロが腹ただしかったです。
8:07 ガレ場登る。道ロストし、戻ってくる。→→→→→道迷いフラグその1
その先、直立梯子の連続です。
その先、木の根道やトラロープの張り巡らされた痩せ尾根道も通過します。
8:49 No.25 辺りの梯子から、振り返るとナイスビューな山峰風景を見ることが出来ます。
梯子の麓に、Noが振られているので、いくつめの梯子を登っているのか一目瞭然。
（双門のテラスまで？ 28ヶ所の登りと、4ヶ所の下りの梯子が存在するようです。その先にも、梯子や、鎖場は続きます。）
今日は、山峰から立ち上がる水蒸気の風景を見ることが出来ました。
まだまだ、ガッツリ木の根を掴んで、小さなアップダウンをこなしながら、尾根道を進んでいきます。
綺麗な鳥が飛んでいきました。
9:04 遠くの巨岩壁の間に、細く深く落ち込む高低差ある滝が見えてきます。
双門の滝のようです。ここが、双門のテラスかな？
その先も、狼平非難小屋までは、梯子や、くさり場など続いています。
そこから先の梯子は、No管理されていないようでした。
9:21 高度1250m以上になると紅葉が綺麗でした。
9:25 せっかく高巻いた分、梯子下りで標高を落とすことに。。
9:58 弥山川に降りてきます。→ケルンやテープを追いながら、遡行。
川から、山道（右岸）にとりつくトコロに、いかにも苔で滑りそうな岩あり。
足を軽く乗せてみたら、案の定ぬるぬる。気をつけて通過。
10:34 登山道近くに、岩穴あり。覗きこむと井戸のような造り？
10:44 谷の二股。
左右どちらを遡行したらいいのか？迷いましたが、何故、今ここに、鉄筋足場があるのか？ということと、どちらが大きい谷なのか？（主流なのか？）を考えて、右俣を進むことに。。→→→→→道迷いフラグその2
しばらく、半信半疑でしたが、岩の鉄筋ブースを通過し、直立岩にかけられた、宙ぶらりんの梯子が現れたので、間違ってなかったことを実感。
宙ぶらりんの梯子にとりかかります。
ここクリアしないと、その先に進めなく。。
やや、オーバーハング気味の5mほどの岩に取り付けられた宙ぶらりんの梯子を見たときには、登る前から、体力つきて、転落するのではないか？と思いましたが、自分を信じて、ガッツで登りきりました。
見た目以上に、以外とあっさり。でした。
11:09 よくおなじみの空中回廊
真下の釜をへつるのにこしらえられた4−5m区間の岩に打ち付けられた鉄筋の上を歩いていきますが、上部にしがみつける、鎖や鉄筋があるおかげで、楽々クリアすることが出来ました。
これが、足場だけだったら、恐怖度倍増です。
剱岳のカニのヨコバイもこんなもんなのかな？それ以上に難所なのかな？？
ここでの、経験は、以降で生きてくるかも？
11:23 河合・坪の内⇔弥山 分岐。
つり橋があるので渡っちゃおう。近くに小屋があるので、見学に。（狼平非難小屋）
結構快適そうな住まい？で、 1泊してみたくなりました。
先客様がいらっしゃるようなので、ご挨拶。おじさんが休憩中。
先週、双門の滝コースを歩き、今日は、別ルートでご来訪のよう。。
ちょっこしお話して、お別れ。
11:25 小屋前に、近隣マップあり。
弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳を追加するとおおよそ3時間プラスと。
うーん。微妙だな。行きで、5:30かかってる。下りで、4:30かかるとすると、＋3時間のオプショナルツアーの余裕はないな。。ということで、
弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳のオプショナルコースは、ボツ。せめて、10時には、着いてないとね。。
素直に、カナビキ尾根目指して、Go!! 苔蒸した森の風景が素敵。歩きやすい道が続く。
11:43 その先、紅葉ブースが。。
残念なことに、片側で見えるであろう、山峰展望は、ガスで、アウト！
双門コースに比べると癒しの楽勝コース。
12:11 あっという間に、金引橋分岐についてしまう。
見込み違いだったな。。こんな時間に、ココまで来れるとは。。（この札みて、金引橋が何処の何であるのかピンと来ず。）
12:35 ちょっこし道をロストしつつ、カナビキ尾根に復帰（→→→→→道迷いフラグその3）
その先、テープに沿って下る。→切り株ブースを経由
12:42 お杉林下る。→九十九折の下りへ（十辺坂）
気が抜けたのか、数箇所、なんでもない木の枝にけつまづきそうになったりする。
履きなれたスニーカーの側面がヤワなため、つま先にモロ打撃。
そういえば、岩滑り防止のため、お守りに持ってきた、祭り地下足袋、出番無かったな。。
先日、みたらい渓谷の岩歩きと、滑る木橋でさんざん滑ったから、用心して持ってきたのであった。
出番が無ければ無いで、それにこしたことはない。
しかし、この九十九折。長すぎる。遠回りさせられてる気分。
13:08 林道に出る。白いガードレールポイント。
13:10 白川八丁への林道分岐 再び。カナビキ尾根⇔双門の滝
ここより、緩い下りなので、走る。
なんか、行きより、長く感じるなぁ。なんでかな？
13:24 帰ってきました。熊渡（行きし、無かった車が2台増えてるん♪）
13:27 いやいやいやぁ〜。ここでも電波届かず。お迎え部隊にコール出来ず、ここから、2kmほど、川合方面へ移動しないと電波は入らず、歩くことに。
13:31 水場横通過
13:39 白倉トンネルより、渓谷へ岩下り。渓谷鑑賞しながら、遅めのランチ。→しばし休憩（お昼寝）
このタイムなら、弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳も周れたかも？？
<< 2陣：みたらい渓谷（白倉トンネル）→川合（遊歩道） >>
14:41 外で、体を冷やしてしまったため、また歩きだす。
白倉トンネルより、上の白倉橋（つり橋）を渡る。
14:45 新緑トンネルの遊歩道歩き。渓谷の音を聞きながら。（ときおり、渓谷ビューポイントあり）
14:47 ベンチポイント通過
14:50 水場あり。
14:53 渡れないつり橋横を通過。→渓谷を間近に感じられる遊歩道を歩く。
14:55 プチ滝横通過
15:03 赤橋手前に出る。→ここより舗装路歩き。
15:06 みずのみキャンプ場横通過。
15:11 前方に見えてくる、プチつり橋を渡る。→街中地蔵や祠を見ながら、天川村総合案内所まで
<< 帰宅モードに。。 >>
15:48 こんにゃくの大川でこんにゃく食べてみる。みそ田楽風。プリプリの弾力で美味。
16:00前にINしたのに、うどん屋さんブースが終わってる。残念。
18:10 自宅。
ゆとりの持てる時間に帰ることが出来てよかった。
なぜに、24号線は、帰宅ラッシュ前時間の通過でもあんなに、一般車が多いのか 今だに謎。。
<< 本日のハイキングコース >>
1陣：熊渡→金引橋→白川八丁→釜滝→一の滝→双門の滝→狼平非難小屋見学→狼平→カナビキ尾根→金引橋→熊渡→白倉トンネル
2陣：白倉トンネル→川合（遊歩道）
<< 感想等 >>
☆このコースでは、リボンを見失い、道をロストして、リボンが見当たらないことに気づき、引き返してきた箇所 2箇所くらいありました。
☆歩き出すと、今まで思いつめるほどだった、脅迫概念もすっとんでしまい、ひとつひとつ、難所を丁寧にこなしていくことで、不思議と、怖さも薄らいでいきました。
☆直立梯子などありましたが、振り返ってみても、高度感こそあるが、思っていた程 怖くはありませんでした。
カッチリ設置された信用性あるものだからかも？鎖も新しくつけられた箇所もあり。これが、信用しきれない、ブーラブラなモノたちだったりしたら、恐怖度大でしょう。。
また、あまり恐怖感を感じられなかったのは、怪我をせず、無事に帰ることだけ（今、目前にある難所のことだけ）を考えていたため、景色まで、楽しめてなかったのかも？しれません。
☆歩きにくかったのが、水平梯子。手すりの鎖位置も低めなので、常に中腰を強いられ、腰に負担が。。
水平である梯子に意味はあるのか？橋じゃダメなの？それじゃ、難所にならんて？
☆今回、岩場が雨により湿っていました。天気の良い時に比べれば、滑りやすいことに間違いなく、いつもより、慎重に足を進めていきました。
梯子は、雨でも必要以上に滑るということはなく、一歩一歩、低速で登ったため、時間を稼ぐことは出来ませんでしたが、滑りすぎて困難という程ではありませんでした。（雨の量にもよるかもしれませんが。。というか、これ以上の雨量なら、川が増水しているだろうから、この梯子を渡ってる絵が想像できません。）
悪環境では、低速歩行は基本です。いきなりの豪雨には、出会いたくないものです。
☆岩の双門。。通らなかったな。。次回の宿題に。
☆このコース内で、私的難所は、1箇所、渓谷に立ちはだかる背丈以上の岩。
これを乗越えなければ、先には、進めない。片側は、深みの渓流。
取り付いてみても、つるんつるんの直立岩で、スタンス無し。しばらく、いろんな角度から、岩を見つめる。。（岩間からは、渓流がダバダバ流れている。）で、行き着いた結果、踏み抜き注意の山斜面登り。木の根つかんで、直立登りの斜面では、少々ドロんこになりました。
☆あまりに"生還すること" しか考えてなかったため、頂仙岳に寄ることをすっかり忘れていました。
☆カナビキ尾根あたりまでの下山道、遠くの山峰の風景が、ガスで真っ白に。。片側に見えるべく、展望への期待は、すべてお釈迦となりました。
☆カナビキ尾根分岐も、初めのテープから、道をロストしてしまい、強引に復帰しています。
"金引橋"が何モノなのか、わからず、カナビキ尾根への乗り口がわかりにくかったデス。（こんなところで、迷うのは、私だけかな？）
その後は、テープがひたすら道案内してくれました。
☆翌日、二の腕が若干、筋肉痛。
普段の山歩きで、腕の筋肉が使われていないことが証明されました。
☆双門の滝
レシピがたくさん存在する中でも、自分なりにルートどりを考えながら、遡行していくロングコース。
天候によっては、川の流れの形状も変化するので、毎回、レシピ通りにはいかないと思われ、時と場合によっては、自分で、コース取りを判断する能力が求められます。
これは、やりがいがありました。 一人で挑戦するには、なかなか、価値のあるコースでした。
完走出来たから言えることですけれど。。怪我なく生還できて本当に良かった。
自分の中では 今年 最大のチャレンジだったかもしれない。
☆文章や、フォトでしか見たことの無かった、双門の滝コース。
こうして、自分の目で見て、歩いてみると、違うようにも見えるものだということを感じました。
感想は、十人十色ですね。
★2陣の、みたらい渓谷（白倉トンネル）→川合（遊歩道）コースは、渓谷を見ながら、ほぼフラットに歩いていけるお散歩道です。
ご家族連れハイキングにお勧め。
少々じゅるった箇所ありますが、気をつけて歩けば問題ないです。
※フォト位置のポイントプロットは、半分テキトーなので、あまり信用しないでください。うろ覚えな部分（的確ではない部分があるかも？）があります。
いつしか、心奪われ。。
ずっと、ずっと、恋？焦がれていた 双門の滝。
決行のトキが近づいてくるごとに、増幅する不安と言い知れぬ緊張感。
決行前日も、睡眠とったほうがいいのはわかっているが、眠れず。
30分ほどの転寝の後、出陣することになる。
1:30 出発
3:25 不気味なくらい真っ暗なみたらい渓谷に到着。
車のヘッドライト消してみる。かぎりなく真っ暗。月の灯りも注ぎこまない。
空を見上げると山峰の上のほうには、月明かりが。。
谷までは届かないのね。。
闇夜に、滝の音だけが、ド・ド・ド・ドと鳴り響く。なんか、怖いくらい。。心拍数が上がる。
沢ヤさんとか、巨大な滝近くでビバークって怖くないのかな？と思った。
3:30 熊渡 到着。誰もおらず。超不安。
"足で稼げない分は、早め（闇夜）に出発すればいいや" という安易な気持ちもぶっ飛んだ。。
こんな真っ暗な中の出陣は、イヤだ。。
ギリギリ明るくなるか ならないかのラインを狙って行こう。。
とっ、とっ、とりあえず、寝たほうがいいよね。
目はギンギン、ギラギラ状態で、寝付けず。。
5:00 時間を告げるアラーム。
えっ？ ヤダ。まだ、真っ暗で不気味。もうちょっと様子みよう。→軽くうたた寝。
5:30 うぉっ？ なんか、明るくなってるじゃん。ヘッデンいらないよね。
出だし遅れた。びみょーなタッチ。。なんか、アセる。
<< 1陣：双門の滝コース 今、会いに行きます！ >>
5:50 双門の滝 熊渡より出陣。
今日、お仲間（同志）は居ないみたい。（車0台）
快適な条件（ガレ落とし危険回避）と引き換えに、超不安。私一人？ ガビーン。林道を歩きだす。
5:56 河原小屋流出のお知らせあり。結局流れた小屋の形跡とかわかりませんでした。★
5:57 登山届ポスト前。あっ、書いてない。ココは、生きて帰れないかもしれないから書いておくべし。数分のロスタイム。
"まぁ、行けるトコロまで、行ってみよ。水量が多すぎてその先歩けるかもわからないし。"
と、自分が楽になるよう、慰めてみる。自分でも、やる気あるのか 無いのか わからなくなってくる。
辺りすでに、随分と明るく。。
6:04 林道のグリーンがとても綺麗。
砂利道には、えぐれたワダチ（溝）の箇所あり。
やっぱ、真っ暗闇の中 歩かなくて正解だったかも。足ぐねってたかも。。
右に左にと堰堤や滝、渓流を見送る。
6:16 白いガードレールの脇に、ビッグな、滝の流れる谷がある。
ちょっとその先が知りたくなった。ほんのちょっとの出来心で、寄り道。遡行してみる。
大岩もゴロゴロしていて、綺麗な滝が谷の奥まで続いていた。
今日は、双門の滝コースをやめて、この谷詰めてみたくなる衝動にかられる。
6:35 いけん。いけん。今日のメインディッシュは双門の滝。。
魔が差したな。。と我に返り、堰堤の裏側まで歩いて折り返す。
逃げ道を作ろうとした自分にカツを入れ林道へ戻る。
ざっと、20分ほどのロスタイム。これが、後に響かなければ良いのだけど。。
6:52 林道へ復帰して、白川八丁へと歩きだす。
なんか、巨大な落石と倒木もあった。→途中にお墓あり。
7:00 金引橋分岐到着。白川八丁への林道分岐。右=カナビキ尾根、左=双門の滝
この時、ココが、金引橋分岐ということを知らず。。
左側の林道を下っていく。白いガードレールが続いている。
広ーい、河原に出た。（白川八丁）谷の奥へと歩いていく。
7:09 山側には、巨大壁があったり。→乾いた沢にも、そのうち水量が出てくる。
沢の色は、透明。深いトコロは、エメラルドグリーンでとても綺麗。
7:16 エメラルドグリーンの滝釜あり。コレが釜滝なのか？
いろいろと、予習してきたはずが、その ほとんどが、頭に入っていない。
超MINIMUMサイズの記憶装置（脳みそ）に嫌気が。。
その先、"釜滝、一ノ滝、連続梯子、空中回廊（岩に鉄筋の足場）、宙ぶらりん梯子" が出てくることくらいしか、覚えていない。
さて、どのタイミングで出てきて、どのくらい驚かせてくれるのだろうか？
7:17 梯子現る。→登ると、右下に堰堤が見えるポジションに。。弥山ダムか？
右岸を梯子で高巻いた形となる。
7:21 堰堤滝を見送る。
その先、ダメージを受けた橋（レコで見ていた、橋の上のでっかい落石は撤去されて？いた。）、ロープ場、鎖場場、岩壁（ナナメ岩）のトラバースポイント（鎖つき）、木の根をつかんでよじ登る箇所等があり、なかなか楽しかったです。
7:30 歩くのに、不安を感じた水平梯子は、梯子の下を歩きました。
案内板や、道柱が初めのうちは、たくさんあり、安心しました。
今日は、水量が多く感じられ、渡渉したポイントも数知れず。膝下を豪快に濡らしながら遡行しています。
幸いに、水の流れがまだ、緩やかだったのが救いでした。
水温的には、3歩歩くくらいが心地良く。20歩以上になると、激ヒヤで、冷たく、底冷えしてきそうな感覚。。骨から凍りそう。。沢ソックス履いてくるんだった。
山歩きしてるうちにほっかほかしてきて、気にならなくもなるんだけどね。。
7:44 苔蒸した岩々ゾーン。を通過。
7:47 沢中の巨岩群（左岸）をよじ登ります。
見上げるほどの、スクエア・ロックもあり、足が届くかなー？と一瞬ひるみましたが、小さいながらにも、いい位置にスタンスがあり、難なくクリアすることが出来ました。
テープを追って行くと、弥山川の右岸を高巻いていくようです。
崖下を覗き込むと、旧ルートだったのか、錆びついた梯子が見え。
旧式の腐食梯子などの残骸などを見送り。。
また、途中で、その旧式の錆びついた梯子を渡ってみたりしながら、双門の滝を目指します。
7:59 痩せ尾根道をよじ登り、一ノ滝。
このあたりから、霧雨シャワーが降り注ぎ、滝ってすごいなぁー。なんて思っていました。
8:00 つり橋渡る。→つり橋から一の滝が見える。
8:02 直立梯子現る。黙々と登る。ステップの感覚が狭すぎて、登りにくいのデス。
そして、ガレ場の登り。ここでも、滝とは、お別れしてるのに、霧雨シャワーが。。
こんなトコまで、滝のしぶきが飛んでくるとは。。と天然ボケをかましていましたが、それは、小雨だったことに気づき、あわてて、レインウェアを着込みます。
着込むと、やむトコロが腹ただしかったです。
8:07 ガレ場登る。道ロストし、戻ってくる。→→→→→道迷いフラグその1
その先、直立梯子の連続です。
その先、木の根道やトラロープの張り巡らされた痩せ尾根道も通過します。
8:49 No.25 辺りの梯子から、振り返るとナイスビューな山峰風景を見ることが出来ます。
梯子の麓に、Noが振られているので、いくつめの梯子を登っているのか一目瞭然。
（双門のテラスまで？ 28ヶ所の登りと、4ヶ所の下りの梯子が存在するようです。その先にも、梯子や、鎖場は続きます。）
今日は、山峰から立ち上がる水蒸気の風景を見ることが出来ました。
まだまだ、ガッツリ木の根を掴んで、小さなアップダウンをこなしながら、尾根道を進んでいきます。
綺麗な鳥が飛んでいきました。
9:04 遠くの巨岩壁の間に、細く深く落ち込む高低差ある滝が見えてきます。
双門の滝のようです。ここが、双門のテラスかな？
その先も、狼平非難小屋までは、梯子や、くさり場など続いています。
そこから先の梯子は、No管理されていないようでした。
9:21 高度1250m以上になると紅葉が綺麗でした。
9:25 せっかく高巻いた分、梯子下りで標高を落とすことに。。
9:58 弥山川に降りてきます。→ケルンやテープを追いながら、遡行。
川から、山道（右岸）にとりつくトコロに、いかにも苔で滑りそうな岩あり。
足を軽く乗せてみたら、案の定ぬるぬる。気をつけて通過。
10:34 登山道近くに、岩穴あり。覗きこむと井戸のような造り？
10:44 谷の二股。
左右どちらを遡行したらいいのか？迷いましたが、何故、今ここに、鉄筋足場があるのか？ということと、どちらが大きい谷なのか？（主流なのか？）を考えて、右俣を進むことに。。→→→→→道迷いフラグその2
しばらく、半信半疑でしたが、岩の鉄筋ブースを通過し、直立岩にかけられた、宙ぶらりんの梯子が現れたので、間違ってなかったことを実感。
宙ぶらりんの梯子にとりかかります。
ここクリアしないと、その先に進めなく。。
やや、オーバーハング気味の5mほどの岩に取り付けられた宙ぶらりんの梯子を見たときには、登る前から、体力つきて、転落するのではないか？と思いましたが、自分を信じて、ガッツで登りきりました。
見た目以上に、以外とあっさり。でした。
11:09 よくおなじみの空中回廊
真下の釜をへつるのにこしらえられた4−5m区間の岩に打ち付けられた鉄筋の上を歩いていきますが、上部にしがみつける、鎖や鉄筋があるおかげで、楽々クリアすることが出来ました。
これが、足場だけだったら、恐怖度倍増です。
剱岳のカニのヨコバイもこんなもんなのかな？それ以上に難所なのかな？？
ここでの、経験は、以降で生きてくるかも？
11:23 河合・坪の内⇔弥山 分岐。
つり橋があるので渡っちゃおう。近くに小屋があるので、見学に。（狼平非難小屋）
結構快適そうな住まい？で、 1泊してみたくなりました。
先客様がいらっしゃるようなので、ご挨拶。おじさんが休憩中。
先週、双門の滝コースを歩き、今日は、別ルートでご来訪のよう。。
ちょっこしお話して、お別れ。
11:25 小屋前に、近隣マップあり。
弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳を追加するとおおよそ3時間プラスと。
うーん。微妙だな。行きで、5:30かかってる。下りで、4:30かかるとすると、＋3時間のオプショナルツアーの余裕はないな。。ということで、
弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳のオプショナルコースは、ボツ。せめて、10時には、着いてないとね。。
素直に、カナビキ尾根目指して、Go!! 苔蒸した森の風景が素敵。歩きやすい道が続く。
11:43 その先、紅葉ブースが。。
残念なことに、片側で見えるであろう、山峰展望は、ガスで、アウト！
双門コースに比べると癒しの楽勝コース。
12:11 あっという間に、金引橋分岐についてしまう。
見込み違いだったな。。こんな時間に、ココまで来れるとは。。（この札みて、金引橋が何処の何であるのかピンと来ず。）
12:35 ちょっこし道をロストしつつ、カナビキ尾根に復帰（→→→→→道迷いフラグその3）
その先、テープに沿って下る。→切り株ブースを経由
12:42 お杉林下る。→九十九折の下りへ（十辺坂）
気が抜けたのか、数箇所、なんでもない木の枝にけつまづきそうになったりする。
履きなれたスニーカーの側面がヤワなため、つま先にモロ打撃。
そういえば、岩滑り防止のため、お守りに持ってきた、祭り地下足袋、出番無かったな。。
先日、みたらい渓谷の岩歩きと、滑る木橋でさんざん滑ったから、用心して持ってきたのであった。
出番が無ければ無いで、それにこしたことはない。
しかし、この九十九折。長すぎる。遠回りさせられてる気分。
13:08 林道に出る。白いガードレールポイント。
13:10 白川八丁への林道分岐 再び。カナビキ尾根⇔双門の滝
ここより、緩い下りなので、走る。
なんか、行きより、長く感じるなぁ。なんでかな？
13:24 帰ってきました。熊渡（行きし、無かった車が2台増えてるん♪）
13:27 いやいやいやぁ〜。ここでも電波届かず。お迎え部隊にコール出来ず、ここから、2kmほど、川合方面へ移動しないと電波は入らず、歩くことに。
13:31 水場横通過
13:39 白倉トンネルより、渓谷へ岩下り。渓谷鑑賞しながら、遅めのランチ。→しばし休憩（お昼寝）
このタイムなら、弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳も周れたかも？？
<< 2陣：みたらい渓谷（白倉トンネル）→川合（遊歩道） >>
14:41 外で、体を冷やしてしまったため、また歩きだす。
白倉トンネルより、上の白倉橋（つり橋）を渡る。
14:45 新緑トンネルの遊歩道歩き。渓谷の音を聞きながら。（ときおり、渓谷ビューポイントあり）
14:47 ベンチポイント通過
14:50 水場あり。
14:53 渡れないつり橋横を通過。→渓谷を間近に感じられる遊歩道を歩く。
14:55 プチ滝横通過
15:03 赤橋手前に出る。→ここより舗装路歩き。
15:06 みずのみキャンプ場横通過。
15:11 前方に見えてくる、プチつり橋を渡る。→街中地蔵や祠を見ながら、天川村総合案内所まで
<< 帰宅モードに。。 >>
15:48 こんにゃくの大川でこんにゃく食べてみる。みそ田楽風。プリプリの弾力で美味。
16:00前にINしたのに、うどん屋さんブースが終わってる。残念。
18:10 自宅。
ゆとりの持てる時間に帰ることが出来てよかった。
なぜに、24号線は、帰宅ラッシュ前時間の通過でもあんなに、一般車が多いのか 今だに謎。。
<< 本日のハイキングコース >>
1陣：熊渡→金引橋→白川八丁→釜滝→一の滝→双門の滝→狼平非難小屋見学→狼平→カナビキ尾根→金引橋→熊渡→白倉トンネル
2陣：白倉トンネル→川合（遊歩道）
<< 感想等 >>
☆このコースでは、リボンを見失い、道をロストして、リボンが見当たらないことに気づき、引き返してきた箇所 2箇所くらいありました。
☆歩き出すと、今まで思いつめるほどだった、脅迫概念もすっとんでしまい、ひとつひとつ、難所を丁寧にこなしていくことで、不思議と、怖さも薄らいでいきました。
☆直立梯子などありましたが、振り返ってみても、高度感こそあるが、思っていた程 怖くはありませんでした。
カッチリ設置された信用性あるものだからかも？鎖も新しくつけられた箇所もあり。これが、信用しきれない、ブーラブラなモノたちだったりしたら、恐怖度大でしょう。。
また、あまり恐怖感を感じられなかったのは、怪我をせず、無事に帰ることだけ（今、目前にある難所のことだけ）を考えていたため、景色まで、楽しめてなかったのかも？しれません。
☆歩きにくかったのが、水平梯子。手すりの鎖位置も低めなので、常に中腰を強いられ、腰に負担が。。
水平である梯子に意味はあるのか？橋じゃダメなの？それじゃ、難所にならんて？
☆今回、岩場が雨により湿っていました。天気の良い時に比べれば、滑りやすいことに間違いなく、いつもより、慎重に足を進めていきました。
梯子は、雨でも必要以上に滑るということはなく、一歩一歩、低速で登ったため、時間を稼ぐことは出来ませんでしたが、滑りすぎて困難という程ではありませんでした。（雨の量にもよるかもしれませんが。。というか、これ以上の雨量なら、川が増水しているだろうから、この梯子を渡ってる絵が想像できません。）
悪環境では、低速歩行は基本です。いきなりの豪雨には、出会いたくないものです。
☆岩の双門。。通らなかったな。。次回の宿題に。
☆このコース内で、私的難所は、1箇所、渓谷に立ちはだかる背丈以上の岩。
これを乗越えなければ、先には、進めない。片側は、深みの渓流。
取り付いてみても、つるんつるんの直立岩で、スタンス無し。しばらく、いろんな角度から、岩を見つめる。。（岩間からは、渓流がダバダバ流れている。）で、行き着いた結果、踏み抜き注意の山斜面登り。木の根つかんで、直立登りの斜面では、少々ドロんこになりました。
☆あまりに"生還すること" しか考えてなかったため、頂仙岳に寄ることをすっかり忘れていました。
☆カナビキ尾根あたりまでの下山道、遠くの山峰の風景が、ガスで真っ白に。。片側に見えるべく、展望への期待は、すべてお釈迦となりました。
☆カナビキ尾根分岐も、初めのテープから、道をロストしてしまい、強引に復帰しています。
"金引橋"が何モノなのか、わからず、カナビキ尾根への乗り口がわかりにくかったデス。（こんなところで、迷うのは、私だけかな？）
その後は、テープがひたすら道案内してくれました。
☆翌日、二の腕が若干、筋肉痛。
普段の山歩きで、腕の筋肉が使われていないことが証明されました。
☆双門の滝
レシピがたくさん存在する中でも、自分なりにルートどりを考えながら、遡行していくロングコース。
天候によっては、川の流れの形状も変化するので、毎回、レシピ通りにはいかないと思われ、時と場合によっては、自分で、コース取りを判断する能力が求められます。
これは、やりがいがありました。 一人で挑戦するには、なかなか、価値のあるコースでした。
完走出来たから言えることですけれど。。怪我なく生還できて本当に良かった。
自分の中では 今年 最大のチャレンジだったかもしれない。
☆文章や、フォトでしか見たことの無かった、双門の滝コース。
こうして、自分の目で見て、歩いてみると、違うようにも見えるものだということを感じました。
感想は、十人十色ですね。
★2陣の、みたらい渓谷（白倉トンネル）→川合（遊歩道）コースは、渓谷を見ながら、ほぼフラットに歩いていけるお散歩道です。
ご家族連れハイキングにお勧め。
少々じゅるった箇所ありますが、気をつけて歩けば問題ないです。
※フォト位置のポイントプロットは、半分テキトーなので、あまり信用しないでください。うろ覚えな部分（的確ではない部分があるかも？）があります。
| 天候 | 曇り。 雨量なしと信じていたが、時々霧雨シャワー（小雨）が。 滝の水しぶきと勘違いするが、滝を離れた樹林帯でも降っていたのと、下山した麓でも降っていたので、小雨だった模様。 他の方の、"雨の日 双門レコ" を待つ間に、まさか、自分がこの環境で、双門の滝を歩くことになるとは思いもしませんでした。 昨日、濁流と化した、吉野川と弥山川（みたらい渓谷辺り）も、1日寝かせれば、すっかり透明色の川になっていました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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双門の滝
いざ、出陣。
さいなら。逝って（死んで）参ります。あぼ~ん。
↑↑大げさ。。
いざ、出陣。
さいなら。逝って（死んで）参ります。あぼ~ん。
↑↑大げさ。。
河原小屋流出のお知らせあり。
結局流れた小屋の形跡とかわかりませんでした。★
結局流れた小屋の形跡とかわかりませんでした。★
登山届ポスト前
登山届け（死亡届け）はめずらしく出してゆきます。
↑↑絶対死体になんかならんどぉー。
登山届け（死亡届け）はめずらしく出してゆきます。
↑↑絶対死体になんかならんどぉー。
白いガードレールの脇に、ビッグな、滝の流れる谷がある。
ちょっとその先が知りたくなり、ほんのちょっとの出来心で、寄り道。
ちょっとその先が知りたくなり、ほんのちょっとの出来心で、寄り道。
この梯子は、
下を歩きました。
水平梯子は、橋なのか？よくわからなくなってきます。
下を歩きました。
水平梯子は、橋なのか？よくわからなくなってきます。
鉄筋岩を振り返る。
画像縮小しすぎて、何の絵だかわかりづらく。。
スンマソ。
画像縮小しすぎて、何の絵だかわかりづらく。。
スンマソ。
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岩登ってるMOVIEは、みたらい渓谷（白倉トンネル近く）の岩場へのアクセスルートでの撮影となります。
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恐れ入りましたーー この天気に 単独トライですか？
このコース 特別 危険だとは思いませんが 濡れてる時は別ですね！！
この時期 涼しくなって 体力的には 楽になりますが（大汗かかなくて済みます）
日照時間が短くなって あせりますよね。
初めてだから いろんな事考えて 不安になりますが
慎重に歩けば そうでもないコースだったでしょ？
次回は 岩の双門も 行ってみて下さい コースのすぐ傍にありますから。
でも 登るのはどうかな？ やばそうでしたから・・・・
それにしても すばらしい体力ですね 私では とうていご一緒できませんね。
変な質問ですが 動画の後半で映ってる ヘルメットって 二輪用？？
もしかして ずっと かぶってたのでしょうか？ 少し気になりました。
メットは、帽子代わりにずっとかぶってました。
尾根道でずっこけする私ですから。。
あったかいし。
これ、スノボ用なんです。
山用は、もうちょっと軽いみたいですが、部屋の中もいろいろごちゃごちゃしてきて、置き場も無く。
無駄にいろんなもの買う必要もないかな？と。。
実際、スノボで使うこともなく、押入れで眠っているコイツを、山で使うことにしました。
2輪用は、メットインがいっぱいになって、仕方なく着用のまま、片手には、なぜかスーパーのお買い物袋で、低山を歩いたこともあります。2回ほどかな？
非常に重く、しかも夏で、暑かったです。
＞慎重に歩けば そうでもないコースだったでしょ？
NANIWANさん、良く言うー。
初めて、一人で。どんだけドキドキだったか。。
決行前（現場見るまで）までですけれど。。
「日本の滝百選の一つで、百選の中では最も到達困難で最難関の滝とされる秘瀑中の秘瀑」
というフレーズと
下見に行った、登山届ポスト前の注意書きにビビらされ。。
「そっ、そうなん。なん。なん。」と脳裏に決行を妨げるワードが、リフレイン。
登る前から、行動を抑制する方向に、洗脳されました。
このコースを決行する1週間前から、へんな妄想に悩まされ。
夢にもうなされる日も。。
「そっ、そ、う、もんっ。。」力つきる。。みたいな。。
気がついたら、わけのわからない おたけびをあげていました。（オカルト＆コメディー）
この悪夢から開放されるためには、はやく、双門コースをやっつけてしまわなければ。。と決行に至りました。
1週間前からお天気をチェックするも、
台風やらなんやらで、予定日がぶっ飛び。。
夏だとバテて歩ききる自信が無かったので涼しくなる日を待ってました。
涼しくなると、上着の荷物が増え。軽量化の案、打ち砕かれ。
なんとか、やりきれました。
横で、NANIWANさんに励まされながら歩くのも良かったかもですね。
＞私では とうていご一緒できませんね。
NANIWANさんのレコ見てると、ルー･ファイとガッツリ系の道を歩いてることもあり、逆に、私のほうが、ついていけるか。
ところで、岩の双門って何処にあるの？
高巻いたところかな？
質問その２
バリゴヤノと神童子谷 は歩いたことありますか？
双門の滝を見るポイントから少し登った左手奥にあります
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-308053.html
ログ アップにして見てください。
なかなか 見ごたえありますよ。
バリゴヤの頭と神童子谷 ← 行ったことないです。
もしかしたらバリゴヤは行くかもですが 神童子谷は行かないかと・・・
稲村の宝剣とかも よく聞かれますが 今現在の 私の興味には 該当してません。
頑張って登った先に 絶景が待ってる ← 私のスタイルです。 なーーーんてね！
ラフティングは好きですが 沢登りは苦手なんでね。
もうじき 落葉しますから バリルート やり易くなります。
そしたら バリゴヤ 行ってみようかな？ 稲村からでなく モジキ谷からとかで。
とんがったトコロにあるのですね。
見たいな。来年かな。。
バリゴヤに行くのは、4ルートあるようで。
稲村からが一番易しいのかな？ と検討中です。
麓からガッツリ攻めてみたいのですが、
皆さんのレコを参考にしていると、ロープワークが必要なのかな？
だと、ちょっと技術的に自分がレベル上げねばならないので、実現が遠くなるかな？と考えていたところです。
行けるところまで行ってみて、敗退。って手もありますが。
行くからには、頂点に立ちたいなぁ という願望も。。
バリゴヤレポ楽しみにしてますね。
濡れたら寒いこの時期によく行きましたね、
おみそれいたしました
本当に人の少ないルート、暗くなったら危険です、
無理なさらないようにね
＞本当に人の少ないルート、暗くなったら危険です
おっしゃる通りです。
年内、２度目は無いかな。。
来年、また、コンディションと天候の良いときに、
ちょっこし変化球（ルート変えて）で、チャレンジしたいです。
tengu-さん、こんにちは
何時もレポ拝見しながら、快速・早足に驚いています。
熊渡−狼平で６時間を切れれば早いといわれているようですので、かなり早いと思います。
私は、カナビキ尾根の上り下りで八経・弥山往復２度ほど歩きましたが、カナビキ尾根は２度とも下りで道迷いしました。
下りだと勢いで、進んでしまって「あれれ？」ってなりますね。
私としては、双門ルートはいまだ憧れでして・・
ハートがチキンなのでトライに至らずです。昼時間が短くなりつつあり年内は厳しいかなぁ？
あっ、私、登山口までバイクツーリング気分＋山登りってパターンが好きなのですが、気温が１２〜１３℃を下回るとバイク移動は辛くなりますね。
そろそろ車移動にスイッチの気候です。
わたしも、ツーリング＆山登り好きです。
特に、夏なんか、風きってサイコー！
でも、山に登りだすとバテちゃいますが。。
夏の低山は、ツーリングと山登りの比率が５０／５０で、体力
的にはちょうど良いです。
このくらいの時期になると、長距離は、キツかですね。
でも、興味のある山だと、通ってしまいます。不思議。。
ひとつ終わらせると、行きたい山が次々と出てきて、頭を悩ませます。
やらなきゃ、後悔する性格なので、気持ちの熱いうちに 出陣です。
もう、脳内をナニモノかに、支配されています。
今回は、自分なりにベストをつくしました。初めてにしては、いい出来だったな。と思いました。
実は、双門やる前に、他のお山で、免疫つけるために、ちょこちょこ沢歩きの練習してたので。。
ＤＣＴさんも、絶好の日和を選んで慎重に歩けば。きっと大丈夫だと思います。
友が島の険しそうな岩礁帯を歩いた人ですから。。
「五所の額」と「観念窟」を見に行ける人は尊敬しちゃいます。
私にとって元祖ウヒョヒョ〜なコースです。
弥山ブルーは堪能できましたか
濡れると滑りまくる白川八丁手前の木の通路は無事に通過しましたか＾＾（私は見事にすっ転んでます。）
少しのスリルと、とびっきりの山深さ、綺麗な水とたくさんの岩魚（もちろん釣りません）とハシゴ
そんなところを歩いている自分ってのに少し酔いしれながら歩けるのも、ここの良いところですね。
今回は紅葉の中での双門の滝、凄く綺麗です。
素敵な景色をゆったり独り占めできるのは堪りませんね！
他の方も書いてますが、あの近くにある石門は是非一度見学に行きたいなぁと思ってます。
tengu-嬢さまの詳細レコ、期待しててもいいですか？
techikoさんにとっては、2度も、訪問している双門の滝。
ウヒョヒョ〜を通り越して、かなり、enjoyされてますね。（余裕の川遊び＆テン泊）
野生の動物たちと共に、テン泊は良い経験ですね。
遊び心もあり、大変余裕を感じます。
釜滝でテントとは、また、贅沢なひとときをお過ごしですね。
お魚ビューポイントがあったとは。。うーむ。メモメモ。。
次は、わたしも、ちょっこし遊びを入れて楽しむぞ〜！
techikoさんの
初回 双門コースレコでは、解説がとても親切ですね。
それと、鈴鹿の山が詳しそう。
もっと、鈴鹿のお山を開拓してくれるとうれしいなぁー（軽くリクエスト）
ヒルをさけるには、10月下旬から何月までがお勧めですか？
※岩の双門 軽く期待しててね〜。
と言っている間に、techikoさんのほうが、先に終わらせちゃってたりして。。
※滑る木橋はなかったような。。
初めての時は「とにかく無事に帰りたい」という気持ちだけで歩いてましたよ。
前日には下見のつもりで行者還TNから八経を歩いて、当日には緊張してしまい中々寝付けず、ただでさえ弱力なのに更にハンデを背負い込む結果に・・・
釜滝でのテントですが、ホントはもう少し上で張って翌日に楽をしたろうと思ったのですが、ちょうど良いテント場&ふんだんに水もあるということで不法占拠いたしました。
魚は多いですね。さすが禁猟区！
水の透明度もあって毎回楽しませてもらってます。
しかし、初めて行ったときには狼平の手前（下流）に破損して放置された釣竿があり非常に憤りを感じました。
河原小屋跡地をすぎた先の淵なんかは夏場ならひと泳ぎしたい衝動に駆られます。
今年は頻繁に河原でマッパになっており、もはや羞恥の欠片も残っておりませんので来年こそは・・・でも真夏はたどり着く自信が無いかも
1回目の双門コースの解説ですが何回か改良してます。
日帰りで行くコースとしては凄く充実していると思いますが体力不足や道迷いをやらかすと帰宅困難者になってしまう可能性大です。
少しでもお役にたてたならば凄く嬉しいです。
鈴鹿のお山は大好きです
ただ、私の場合は未熟者ですので実線専門ですし、できるだけ傾斜がゆるそうなところを探しながらのハイキングです。
tengu-嬢のように藪こぎ愛好家ではありませんので御期待には添えないかもです
ヒルにつきましては、場所によっては10月中頃からOKみたいですよ。
6月、雨が多くなる頃は餌になる可能性大ですよね。
以前、藤原岳近くの立ち寄り湯の脱衣場にヒョコヒョコクネクネやっている黒い物体が・・・そして浴室には胸元からタラタラ出血しているおっさん一名！！「お前か！連れてきたのは！！」と叱り飛ばしたくなりました。
岩の双門は大きく期待してます！
私が先にやるようなことは絶対にありませんので御安心を
「滑る木橋」はカナビキ分岐から白河八丁に降りる手前に木の板を張った道があります。
思い出すのも忌々しい派手な尻餅をついてます。
参考：弥山のはしご登りも大変楽しくて大好きですが、もしも気が向くようでしたら三方崩山にも足を運んでみてください。
私の師匠いわく、「アルプスのバカ急登と比較しても遜色ない」くらいの腹立たしい急登の先に里山とは思えない絶景が待ってますヨ
どうも趣味嗜好が少し似ているところがあるような感じ（失礼）ですのできっと気に入っていただけると思います
＞初めての時は「とにかく無事に帰りたい」という気持ちだけで歩いてましたよ。
私も同じ気持ちでした。
こんなときに、気心知れた人や、頼りになる人がいたら、精神的には楽なのかもな〜？と思いましたが、
それでは、どこまで自分が、通用するのか？チャレンジにも なんにもなんないので、気合入れてがんばりました。
このコースでは、逆周り（下降）が許されてないというトコロがまたネックで。。
実はそこが、このルートの難易度を上げているのではないか？と考えてみたり。
途中でやばそうなら（水量とか）、最悪、引き返すことは、出来るんじゃないかな？と個人的には思ってみたり。。
禁止されてる以上は、下降はいたしませんが。
後続者などに迷惑にならないように下降するなれば。。
状況により、行く手困難の増水とか、生と死を考えた場合には、自己責任で、アリかもですね。
大渋滞が起きるような箇所とかなら、論外だと思いますが。
お天気をきちんと読んでいれば、そういうシチュエーションは、そうそう無いのかもしれませんが。。
というか、最近のレコで、雨の日エスケープルート、ルー･ファイしてる方たちのルートが参考になりますね。ありがたや。ありがたや。
なので、ありもしないこと、あれこれ想像しながら、歩いてました。小雨だったもんで。。
沢ハズレまで、これ以上、増水するなよー！って。
＞河原小屋跡地をすぎた先の淵なんかは夏場ならひと泳ぎしたい衝動に駆られます。
とても綺麗でしたもんね。
夏は、水浴びすると気持ちよさそう。そして、また、お日様に焼付けららるのだ。。フフフ。。
※岩の双門は、雪どけから、オオヤマレンゲが綺麗に咲くころまでには、訪れてみたいなと思っています。
ナマケの虫が出てこないうちは。。笑
※ヒル情報ありがとうございます。
＞「滑る木橋」はカナビキ分岐から白河八丁に降りる手前に木の板を張った道
あ〜っ。そんなトコあったかな〜？ってぐらい、そこんトコは記憶が飛んでるかもしれません。
次歩くときは、気をつけてみてみます。
＞三方崩山「アルプスのバカ急登と比較しても遜色ない」くらいの腹立たしい急登の先に里山とは思えない絶景
気になる〜ん。いいな。いいな。
切れ落ちたナイフリッジもジャンの練習になるかもー！
情報ありがとうございます。＾＾
憧れのコース、前日の不安、一人の不安、すっごくわかります。全く同じでした。慎重に行くと案外大丈夫だったとか、道に迷ったこととか、ほんと共感できるところだらけです。自分のレコ以上に詳細を思い出させてくれましたよ
あのコースを歩ききれたら自信になりますね。また楽しいレコを待ってます
やはり、足を運んだ人にしかわからない感動ポイントなどがありますね。
共感できてうれしいです。
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