南暑寒岳
- GPS
- 07:41
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 7:49
天候 | 曇り→快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
消費カロリー:2040kcal、水分摂取量:2.5L
当初は南暑寒岳→暑寒別岳の縦走を目論んでいたが、縦走ルートが笹藪で覆われていて断念した。
午前3時半出発で滝川ICまで高速道路に乗り、そこから1時間ほどで現地に到着。合計2時間15分ほどで、午前6時に登頂を開始できた。
現地に向かう途中の標識で気づいたが、本年は令和3年10月11日よりゲートパークを閉鎖し、雨竜沼湿原方面登山は受付終了となるようだ。
尾白利加ダムを過ぎたあたりからは対向車がすれ違えないくらいの砂利道と2車線の舗装道路を繰り返す。対向車に注意が必要な感じだった。
南暑寒荘前の駐車場はかなりのスペースがある。夜明け前でも既に数台の車があった。南暑寒荘で環境美化整備協力金として500円を支払うと、雨竜町で使えるクーポンがもらえる。
南暑寒荘からはしばらく砂利道を歩き、2つ吊橋を越えると本格的に登山道になってくる。昨日の天気や朝露のせいなのか、地面が濡れていて石が滑りやすい。
1時間ほど登ると視界が開けて雨竜沼湿原に到着した。のどかな湿原が広がっていて、ここに来るだけでも価値がある。一方通行で時計回りに湿原を散策できるようになっていて、通路はよく整備されていた。今度は春から夏にかけての緑豊かな時期に来てみたい。
雨竜沼湿原を抜けて少し登ると展望台があり、その先が南暑寒岳への登山ルートになる。しっかり整備されているが、背丈ほどの笹藪に囲まれているので視界は悪い。
緩やかな登りが続き、展望台から1時間ほどで南暑寒岳山頂に到着した。360°展望が開けていて、周囲の暑寒別岳や群別岳、黄金山などが見渡せた。
登山口から南暑寒岳山頂までで2時間40分ほど。時刻は8:45くらい。まだ時間に余裕があったので、暑寒別岳への縦走ルートへ向かってみることにした。
かなり急な下りを降りることになるがロープが下まで続いていて、そこまで危険ではなかった。しかし降りきったところから笹藪に行く手を阻まれた。縦走ルートはあるのだが、180センチ以上もある笹藪を平泳ぎをするようにかき分けて進まなければならなかった。藪こぎどころか藪泳ぎをしながらある程度進んでみたが、足場も見えづらく、体力と精神力が一気に削がれる。笹が濡れていて全身びしょ濡れ。おまけに途中で水が流れる方に進んでしまってルートを逸脱し、滑って大きな水溜りに左半身を浸してしまうアクシデントで士気がだだ下がりに。なんやかんやして時間のロスが大きく、最低コルの手前くらいで暑寒別岳への縦走は断念した。
また笹藪を泳ぎ、ロープを使いながら急登を登り返し、2時間半ほどで南暑寒岳山頂へ戻った。すでに昼前になっていたので山頂にはたくさんの登山客がいた。
山頂で少し休憩して下山を開始。1日中快晴が続いていたので、途中で増毛町方面の海も見渡せた。下山時には地面も乾いていて滑ることはなかった。
南暑寒岳までのルートは平坦な道が多く距離が長いが、急登がなくて比較的登りやすかった。下山後に南暑寒荘の管理人から聞いたが、現在は南暑寒岳・暑寒別岳どちらのルートからも縦走を禁止にしているらしい。
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