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Yamareco

記録ID: 3612495
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸

南暑寒岳

2021年10月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:41
距離
21.9km
登り
1,071m
下り
1,077m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:41
休憩
0:08
合計
7:49
6:23
6:25
43
7:08
7:08
29
7:37
7:38
66
8:44
8:46
148
11:14
11:14
61
12:15
12:16
32
12:48
12:48
40
13:28
13:30
23
13:53
ゴール地点
天候 曇り→快晴
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
夜明け直後の南暑寒荘。登山者かはわからないが既に数台の車が駐車していた。
夜明け直後の南暑寒荘。登山者かはわからないが既に数台の車が駐車していた。
1つ目の吊橋。がっちりとした造りで揺れない。
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1つ目の吊橋。がっちりとした造りで揺れない。
ここから登山道らしくなってくる。昨夜の天候のせいか石場が濡れて滑りやすい。
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ここから登山道らしくなってくる。昨夜の天候のせいか石場が濡れて滑りやすい。
途中で見える白竜の滝。近くまで行ける道もあったが、ルート沿いから見下ろすだけにした。
途中で見える白竜の滝。近くまで行ける道もあったが、ルート沿いから見下ろすだけにした。
2つ目の吊橋。けっこう揺れる。下は渓流でそこそこ高い。
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2つ目の吊橋。けっこう揺れる。下は渓流でそこそこ高い。
1時間ほど登ると、視界が開けてきた。小川が流れる横を進む。
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1時間ほど登ると、視界が開けてきた。小川が流れる横を進む。
雨竜沼湿原が見えてきた。天候が回復して暖かい。朝日が眩しかった。
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雨竜沼湿原が見えてきた。天候が回復して暖かい。朝日が眩しかった。
天気も良くて風もない。ここでのんびり過ごしたくなる。
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天気も良くて風もない。ここでのんびり過ごしたくなる。
見渡す限り湿原。別世界に来た感じ。
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見渡す限り湿原。別世界に来た感じ。
湿原を散策するだけでも楽しそう。一時間ほどの登山で気軽に来れる。
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湿原を散策するだけでも楽しそう。一時間ほどの登山で気軽に来れる。
湿原展望台からの景色。ここで休憩してランチをするのもいいかも。
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湿原展望台からの景色。ここで休憩してランチをするのもいいかも。
登山道を緩やかに登っていく。湿原がだいぶ遠ざかった。
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登山道を緩やかに登っていく。湿原がだいぶ遠ざかった。
左が南暑寒岳。右が暑寒別岳。南暑寒の山頂は近い。
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左が南暑寒岳。右が暑寒別岳。南暑寒の山頂は近い。
もうすぐ南暑寒岳山頂。ここまで急登もなく比較的登りやすかった。
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もうすぐ南暑寒岳山頂。ここまで急登もなく比較的登りやすかった。
山頂に到着。360°どこを見ても視界は良好。
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山頂に到着。360°どこを見ても視界は良好。
標高はさほど高くないが、平坦な道が多くて距離は長め。
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標高はさほど高くないが、平坦な道が多くて距離は長め。
暑寒別岳への縦走ルートは遠くからだとはっきり見えるが・・・。
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暑寒別岳への縦走ルートは遠くからだとはっきり見えるが・・・。
ロープづたいに急登を降りる。慎重に一気に下る。
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ロープづたいに急登を降りる。慎重に一気に下る。
笹藪地獄。葉に水滴が付いていて全身びしょ濡れ。
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笹藪地獄。葉に水滴が付いていて全身びしょ濡れ。
まだまだ延々と続く笹藪。時間ばかり取られてペースが遅くなる。暑寒別岳は断念。
まだまだ延々と続く笹藪。時間ばかり取られてペースが遅くなる。暑寒別岳は断念。
下に見える最低コルの前あたりで引き返した。全体の笹藪の3分の1も進んでいないことが分かり、縦走は無理だと思った。
下に見える最低コルの前あたりで引き返した。全体の笹藪の3分の1も進んでいないことが分かり、縦走は無理だと思った。
再び南暑寒岳山頂に到着。昼前になり山頂は登山者で賑わっていた。
再び南暑寒岳山頂に到着。昼前になり山頂は登山者で賑わっていた。
増毛町方面。海も見える。いつか向こうのルートから暑寒別岳に登りたい。
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増毛町方面。海も見える。いつか向こうのルートから暑寒別岳に登りたい。
雨竜沼湿原が近づいてきた。
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雨竜沼湿原が近づいてきた。
春から夏にかけては緑一面で花も咲き乱れていることだろう。
春から夏にかけては緑一面で花も咲き乱れていることだろう。
名残惜しいが暑寒別岳は別ルートでまたの機会に。
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名残惜しいが暑寒別岳は別ルートでまたの機会に。
風もなくのどかな感じ。展望台や湿原のテラスのような席では登山客がランチをしていた。
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風もなくのどかな感じ。展望台や湿原のテラスのような席では登山客がランチをしていた。
麓の雨竜町が見えてきた。
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麓の雨竜町が見えてきた。
湿原を通るため、距離は長いが経過時間は短かった。
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湿原を通るため、距離は長いが経過時間は短かった。

感想

消費カロリー:2040kcal、水分摂取量:2.5L
当初は南暑寒岳→暑寒別岳の縦走を目論んでいたが、縦走ルートが笹藪で覆われていて断念した。
午前3時半出発で滝川ICまで高速道路に乗り、そこから1時間ほどで現地に到着。合計2時間15分ほどで、午前6時に登頂を開始できた。
現地に向かう途中の標識で気づいたが、本年は令和3年10月11日よりゲートパークを閉鎖し、雨竜沼湿原方面登山は受付終了となるようだ。
尾白利加ダムを過ぎたあたりからは対向車がすれ違えないくらいの砂利道と2車線の舗装道路を繰り返す。対向車に注意が必要な感じだった。
南暑寒荘前の駐車場はかなりのスペースがある。夜明け前でも既に数台の車があった。南暑寒荘で環境美化整備協力金として500円を支払うと、雨竜町で使えるクーポンがもらえる。
南暑寒荘からはしばらく砂利道を歩き、2つ吊橋を越えると本格的に登山道になってくる。昨日の天気や朝露のせいなのか、地面が濡れていて石が滑りやすい。
1時間ほど登ると視界が開けて雨竜沼湿原に到着した。のどかな湿原が広がっていて、ここに来るだけでも価値がある。一方通行で時計回りに湿原を散策できるようになっていて、通路はよく整備されていた。今度は春から夏にかけての緑豊かな時期に来てみたい。
雨竜沼湿原を抜けて少し登ると展望台があり、その先が南暑寒岳への登山ルートになる。しっかり整備されているが、背丈ほどの笹藪に囲まれているので視界は悪い。
緩やかな登りが続き、展望台から1時間ほどで南暑寒岳山頂に到着した。360°展望が開けていて、周囲の暑寒別岳や群別岳、黄金山などが見渡せた。
登山口から南暑寒岳山頂までで2時間40分ほど。時刻は8:45くらい。まだ時間に余裕があったので、暑寒別岳への縦走ルートへ向かってみることにした。
かなり急な下りを降りることになるがロープが下まで続いていて、そこまで危険ではなかった。しかし降りきったところから笹藪に行く手を阻まれた。縦走ルートはあるのだが、180センチ以上もある笹藪を平泳ぎをするようにかき分けて進まなければならなかった。藪こぎどころか藪泳ぎをしながらある程度進んでみたが、足場も見えづらく、体力と精神力が一気に削がれる。笹が濡れていて全身びしょ濡れ。おまけに途中で水が流れる方に進んでしまってルートを逸脱し、滑って大きな水溜りに左半身を浸してしまうアクシデントで士気がだだ下がりに。なんやかんやして時間のロスが大きく、最低コルの手前くらいで暑寒別岳への縦走は断念した。
また笹藪を泳ぎ、ロープを使いながら急登を登り返し、2時間半ほどで南暑寒岳山頂へ戻った。すでに昼前になっていたので山頂にはたくさんの登山客がいた。
山頂で少し休憩して下山を開始。1日中快晴が続いていたので、途中で増毛町方面の海も見渡せた。下山時には地面も乾いていて滑ることはなかった。
南暑寒岳までのルートは平坦な道が多く距離が長いが、急登がなくて比較的登りやすかった。下山後に南暑寒荘の管理人から聞いたが、現在は南暑寒岳・暑寒別岳どちらのルートからも縦走を禁止にしているらしい。

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