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Yamareco

記録ID: 3614595
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(天神山〜一ノ倉岳〜土樽駅)ちょっと滑落

2021年10月09日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:40
距離
12.4km
登り
841m
下り
1,739m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
1:13
合計
9:07
距離 12.4km 登り 894m 下り 1,772m
8:39
0
8:39
8:40
18
9:22
9:23
46
10:09
30
10:39
10:40
17
10:57
11:25
8
11:33
11:40
14
11:54
12:07
5
12:12
12:17
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12:49
12:56
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13:13
13:17
0
13:17
13:18
21
13:39
13:41
36
14:17
14:20
65
15:25
116
17:21
14
17:46
滑落地点では時間停止を忘れてしばらく留まっていた
天候 曇時々雨
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
JR川崎〜高崎〜水上駅。ロープウェイまではタクシー4210円

JR土樽駅〜水上〜高崎〜川崎 グリーン料金800円
コース状況/
危険箇所等
雨の為ぬかるみあり。岩も滑る。
その他周辺情報 土樽駅周囲は何もない。待合室には自動販売機あり。
リフトからの風景
リフトからの風景
あいにくのガスガス。雨はほとんど降ってない
あいにくのガスガス。雨はほとんど降ってない
天神平スキー場。冬はここでデビューするかも
天神平スキー場。冬はここでデビューするかも
さあいきます
なんとなく紅葉はある
なんとなく紅葉はある
ちょっとガスがひらけたり
1
ちょっとガスがひらけたり
熊穴沢避難小屋
休憩所みたい
たまにロープ場などあり
たまにロープ場などあり
ガスが抜ける
天狗の溜まり場。やはり景色は望めず
天狗の溜まり場。やはり景色は望めず
そしてすすむ
みえてきた
肩の小屋。緩い稜線といいつつ結構登ったような
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肩の小屋。緩い稜線といいつつ結構登ったような
トイレは綺麗だった
トイレは綺麗だった
はいります
なんか頼むか
豚汁500円。でも具が大根しかなかった。おにぎりと一緒に食べた。こんな天気でも人は結構いました。
豚汁500円。でも具が大根しかなかった。おにぎりと一緒に食べた。こんな天気でも人は結構いました。
そしてトマの耳
ずっと進んで
ガスってるけど
いよいよ
オキの耳。谷川岳山頂。景色がなー
オキの耳。谷川岳山頂。景色がなー
そして一ノ倉岳へ。ほとんどがピストンのようだ
そして一ノ倉岳へ。ほとんどがピストンのようだ
すすんで
まず鳥居が
富士浅間神社の奥の院らしい
富士浅間神社の奥の院らしい
なぜここに奥の院があるかは謎だ
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なぜここに奥の院があるかは謎だ
富士のね〜このあいだいったばかりだが
富士のね〜このあいだいったばかりだが
そしてすすむ
ガスっても
幻想的だ
一ノ倉岳っぽく
ガスってなきゃ絶景がみれたんだろうか
ガスってなきゃ絶景がみれたんだろうか
ちょっとガスがひらける
ちょっとガスがひらける
ここからのぞくのかな
ここからのぞくのかな
あのてっぺんへいく
あのてっぺんへいく
一度下りて
下りて見上げる終始たまにこんなとこがある
下りて見上げる終始たまにこんなとこがある
いよいよ
一ノ倉岳
避難小屋は狭い
建築の型枠材だろ
建築の型枠材だろ
そしてすすむ
道の横は笹ばかり
道の横は笹ばかり
すすんで
ちょっとひらけたとことか風がすごかった
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ちょっとひらけたとことか風がすごかった
耐えつついく
ここから土樽駅へ出る道へ
ここから土樽駅へ出る道へ
みえてくる
茂倉岳避難小屋
トイレは汚かった
トイレは汚かった
中は広い
入口すぐ
慎ましく協力金を入れた
慎ましく協力金を入れた
そしてここからは下り一辺倒かとおもったが
そしてここからは下り一辺倒かとおもったが
しばらくは下る
このあたりから
ガスがひらけてくる
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ガスがひらけてくる
そして景色が望める
そして景色が望める
紅葉とか
今まで稜線でもガスってなんもみえなかったので
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今まで稜線でもガスってなんもみえなかったので
写真パシャパシャとった
写真パシャパシャとった
こっち側へきてよかった
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こっち側へきてよかった
遠くまで
たまにロープとか
たまにロープとか
あれが矢場の頭。誰かいる。あそこまでちょっと登る
あれが矢場の頭。誰かいる。あそこまでちょっと登る
矢場の頭
振り返る
ここからは下る
いよいよ
樹林帯に入る
矢場の頭を20分ほどすぎて、木の根っこを乗り越えたり
矢場の頭を20分ほどすぎて、木の根っこを乗り越えたり
まあ普通に進むんだけど。わかりやすく矢印を
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まあ普通に進むんだけど。わかりやすく矢印を
リボンのある根っこを踏みつつ慎重にいく
1
リボンのある根っこを踏みつつ慎重にいく
そして、ここが滑落箇所。右足で着地しちょっとよろめいて左足で矢印右下の草を踏んだら地面がなくてストーンと落ちる
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そして、ここが滑落箇所。右足で着地しちょっとよろめいて左足で矢印右下の草を踏んだら地面がなくてストーンと落ちる
うう。滑落停止状態時に向き直って撮影
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うう。滑落停止状態時に向き直って撮影
うううう
低木を掴んでいる
低木を掴んでいる
上を見上げる。完全に草木に埋もれました。目線上は身長以上だからその倍は滑落したか
上を見上げる。完全に草木に埋もれました。目線上は身長以上だからその倍は滑落したか
踏ん張る。多少傾斜はある。自力で登る
踏ん張る。多少傾斜はある。自力で登る
崖の草木にばらけていたストックを回収し上にぶん投げる
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崖の草木にばらけていたストックを回収し上にぶん投げる
滑落痕か
指先あたりか、右の滑落痕らしきものは滑落時でなく、登った時の後だと思う
指先あたりか、右の滑落痕らしきものは滑落時でなく、登った時の後だと思う
すっかり体が埋まったからな。メガネを探そうと足を下ろしたらほぼ垂直だった。途中から若干傾斜がつく感じ。メガネはループコードのおかげで首にかかっており、無事だった
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すっかり体が埋まったからな。メガネを探そうと足を下ろしたらほぼ垂直だった。途中から若干傾斜がつく感じ。メガネはループコードのおかげで首にかかっており、無事だった
滑落の瞬間崖外側に向き直って低木に左頬あごを強打
滑落の瞬間崖外側に向き直って低木に左頬あごを強打
このあたりか
あの低木にぶつかったと思われる。これが多少ブレーキにもなったのかも。擦り傷できたが目や頸動脈でなくてよかったよ
あの低木にぶつかったと思われる。これが多少ブレーキにもなったのかも。擦り傷できたが目や頸動脈でなくてよかったよ
滑落場所の先の道。こんな根っこむき出しの道が続いていた
滑落場所の先の道。こんな根っこむき出しの道が続いていた
振り返って。あの低木の下に落ちた。大事なくて良かったが、だが帰宅後、翌日にやはり右足膝に負荷がかかったんだろう痛みが出た
振り返って。あの低木の下に落ちた。大事なくて良かったが、だが帰宅後、翌日にやはり右足膝に負荷がかかったんだろう痛みが出た
滑落してもお天道様は変わらんな〜。行方不明の人ってなんでもないとこで人知れず滑落するんだと思う。あんなとこ落ちたら捜索されても見つけられないよ。
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滑落してもお天道様は変わらんな〜。行方不明の人ってなんでもないとこで人知れず滑落するんだと思う。あんなとこ落ちたら捜索されても見つけられないよ。
気分直して慎重に進んではい、これがベストショットかも
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気分直して慎重に進んではい、これがベストショットかも
うーんまあここは道が広いがだいたいこんなところってあるよね。気を付けましょう
うーんまあここは道が広いがだいたいこんなところってあるよね。気を付けましょう
そして延々と樹林帯を。お約束の下山マジック。段差のある下りを疲労した足では難儀した。
そして延々と樹林帯を。お約束の下山マジック。段差のある下りを疲労した足では難儀した。
ロープ場がある。ひっぱったとこ。とにかく下りが苦手。現在、軽アイゼンかロープ又は紐を靴の滑り止めに思案中。
ロープ場がある。ひっぱったとこ。とにかく下りが苦手。現在、軽アイゼンかロープ又は紐を靴の滑り止めに思案中。
ずっと続いてもうすぐだがまだ下る、まあこのあたりでは高速を走る車の音が聞こえてくるんだが。
ずっと続いてもうすぐだがまだ下る、まあこのあたりでは高速を走る車の音が聞こえてくるんだが。
そして出る
舗装した道へ
土樽駅へ
暗くなって。結構歩いた
暗くなって。結構歩いた
みえてきた
土樽駅。18時8分が水上行き最終電車です。数人の登山者がいた。おしまい。
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土樽駅。18時8分が水上行き最終電車です。数人の登山者がいた。おしまい。

感想

東日本大震災以来の震度5弱、おかげで翌日の谷川岳は中止を余儀なくされた。天気は良かったんだけど。そして様子をみて電車も普通に回復したのでその翌日の10月9日に決行することに。

ルートは天神山までロープウェイとリフト、そこから縦走開始、谷川岳から一ノ倉岳を通過して茂倉岳を経由して矢場の頭をまわって土樽駅に出るコースを計画。状況によってはピストンと考えた。少しでも時間を貯金したかったので高崎駅前のホテル前泊と水上駅からタクシーを利用することに。うまく時間を節約できた。

だがタクシーでロープウェイに近づくと雨がパラパラ、え?とこれは山頂の景色はよくないかと。てんきとくらす予報ではAになってたんだけど。やむを得ない。途中の駐車場にはけっこう車がとまってました。こんな天気でも人はいるようだ。

ロープウェイとリフトは空いていた。天神山では案の定のガスガス。まあこんなこともあろう、風雷は大丈夫だろう。状況によってピストンするか進むか判断しようと谷川岳へいく。

人は天神平からの合流地点から多かった。なだらかな稜線と聞いていたが結構登ったような。ちょっとした岩場ではちょい待ちの時間が。下に石落とさないようにと慎重になるのが難ではある。途中雨がパラパラと。雨具を着込んだが、着ると止むんだよね不思議と。

肩の小屋では風があり雨具のままちょうどよかったかも。人は多かった。しばし食事休憩後に頂上へすすむ。トマの耳、オキの耳までわずかでガスガスの状況ですすんで到着。どちらも人が多く休憩していた。景色はみえず。

そして当初の予定通り進むことに。まずは一ノ倉岳。こちらへ行く人はまばら。ガスガスの中、途中登りに入る手前でガスがちょっと開けて頂上や一ノ倉谷が一瞬かすかに見える。幻想的な雰囲気の中、到着。避難小屋があったがせまくて数人しか入れないようなドーム状のとこだった。富士浅間神社の奥の院が途中にあったのは不思議だった。さらに茂倉岳へはすぐ。そこからは避難小屋を経由して矢場の頭を目指す。

さてさていい加減こちら方向へ行く人はいずに避難小屋ではひとりの登山者と遭遇。小屋内で小休止後、土樽駅18時8分の最終電車に乗り遅れると駅舎で過ごすことになる。ここから3時間はかかるものと思われるので余裕をもって出発。

さあここからは下りと思いきや矢場の頭手前ではピークがあるものと思われる。そこまではガスがようやく開け、まだ稜線なので綺麗な景色がやっと望めてこちらへ回って正解と思った。あのままではただガス行脚だっただけだから。紅葉の稜線など写真を撮りまくったような。さすがに疲労してピークまで一汗かいたが、雨もガスも風もなくなったのでその手前で雨具を脱いだ。

矢場の頭から先は下り一辺倒で樹林帯に入ります。ガスを見飽きた状態では樹林帯の緑や紅葉が新鮮にみえた。ここで疲労も相まってか?はじめての滑落を経験することになるんだけど。

矢場の頭を過ぎて20分ほど下って木の根むき出しの大木の道をしばらく進む。まだ尾根ともいえるだろうか。

狭い道で根っこを乗り越え、着地してすぐによろめいて左足で崖側の草を踏んだら地面がなかったという典型的な例でほぼストーンと滑落。滑落すぐに崖外側に体が向いて低木に左頬と顎を強打、擦るように背中を背にそのまま滑落。しまった!と思って両手で草木を掴んで停止。向き直って安否を確認。その際ついでにと写真を撮影。

すっかり草木に埋もれた。背丈以上登ったから2メートルプラス自分の身長分滑落しただろうか。右足になんとなく痛みがそれでも左頬、顎の擦り傷以外には怪我がなかったのが不幸中の幸い。草直下はほぼ垂直でそれから多少傾斜が付いてるようなところだった。草木が抵抗・手掛かりになり、なければそのまま滑落。だがなければより注意して滑落には至らないかもしれないけど。

自力で登って自分で現場検証実況見分。やれやれ行方不明の人ってなんでもないところでこんな感じで滑落するんだろうか。あそこで滑落したら捜索しても誰も気づかんような所だった。

魔の山だからだろうか、結局油断をしていただろうかとしばし反省。段差のある下りに疲労した足で難儀しながらさらに進む。うーん似たような環境はあるもんだ。気を付けないとね。ちなみに頭に挟んでいた骨伝導ヘッドフォンは滑落の衝撃で外れて落としたようだ。大ケガせず無事だったのでなんてことのない損害だが。まあ帰宅後にやはり右足膝に滑落時負荷がかかったんだろう、翌日に痛みが出ましたが。

この先しばらく続く下りには辟易した。地味な道ではあった。登山口を出た後はすっかり暗くなったが無事に土楢駅に到着。おしまい。

下りがとても苦手。滑りそうなことありで下山時には疲労しているから当然なのだが靴に滑り止めをなにか思案している。以前はぬかるみ道などではチェーンを付けたことがあるが、木道や木の階段があると傷つけるのが難なのでめったに使用は控えている。

今回は帰宅後に一番軽いアイゼンをモンベルで購入し、それを改良して使ってみることに。着脱が容易ってのが絶対条件なんだけど。麻紐など簡易だが着脱不便で痛みやすくて頻繁に替えるようであまり使用しようとは思いないんだけど。




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