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記録ID: 361529
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山旭岳ピストン (快晴、雲海、眺望ヨシ)

2013年08月02日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.3km
登り
694m
下り
686m

コースタイム

6:01 旭岳ロープウェー
6:29 姿見駅
6:49 姿見の池
9:21 金庫岩
9:35 旭岳頂上
11:20 姿見駅
天候 快晴 雲海あり
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭岳温泉無料駐車場に駐車、朝6時前でほぼ埋まっていた。
旭岳ロープウエーで姿見駅まで。
コース状況/
危険箇所等
 基本的にはガレ場を登っていく。登山としては楽なほう、ダブルストックがあると登りやすい。
旭岳ロープウェーの雄姿、一気に天界に連れて行ってくれます。
2013年08月02日 06:09撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:09
旭岳ロープウェーの雄姿、一気に天界に連れて行ってくれます。
姿見駅付近の池、8月というのにまだ雪が残っています。
2013年08月02日 06:28撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:28
姿見駅付近の池、8月というのにまだ雪が残っています。
姿見駅です。
2013年08月02日 06:29撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:29
姿見駅です。
もう、近くに噴煙が見えていますね。大雪山は活火山であることを認識させてくれます。
2013年08月02日 06:32撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:32
もう、近くに噴煙が見えていますね。大雪山は活火山であることを認識させてくれます。
大雪山と言えばチングルマ。ここに来る人は登山が目的の人ばかりではなくて、花を愛でに来るhともいるのです。
2013年08月02日 06:33撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:33
大雪山と言えばチングルマ。ここに来る人は登山が目的の人ばかりではなくて、花を愛でに来るhともいるのです。
チシマツガザクラ?ちょっと不安。
2013年08月02日 06:36撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:36
チシマツガザクラ?ちょっと不安。
エゾノツガザクラ?ちょっと不安。
2013年08月02日 06:42撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:42
エゾノツガザクラ?ちょっと不安。
姿見の池のほとりにある鐘、先ずは鳴らします。
2013年08月02日 06:48撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:48
姿見の池のほとりにある鐘、先ずは鳴らします。
姿見の池です。
2013年08月02日 06:49撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:49
姿見の池です。
姿見の池から見た旭岳
2013年08月02日 06:49撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:49
姿見の池から見た旭岳
北海道教育大パーティーの遭難後建てられた慰霊碑。11人遭難して生きたのはリーダー1人。10名遭難死という大きな事故だった。
2013年08月02日 06:50撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:50
北海道教育大パーティーの遭難後建てられた慰霊碑。11人遭難して生きたのはリーダー1人。10名遭難死という大きな事故だった。
雲海上に見えるのは夕張山地でしょうかね。芦別岳の尖峰が印象的です。
2013年08月02日 06:52撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:52
雲海上に見えるのは夕張山地でしょうかね。芦別岳の尖峰が印象的です。
避難小屋です。北海道の山は基本的に無人の避難小屋ばかりです。
2013年08月02日 06:54撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 6:54
避難小屋です。北海道の山は基本的に無人の避難小屋ばかりです。
雲海が見えますね。
2013年08月02日 07:19撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 7:19
雲海が見えますね。
火山を眺めながら登っていきます。
2013年08月02日 07:36撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 7:36
火山を眺めながら登っていきます。
雲海上にそびえたつ夕張岳と芦別岳です。
2013年08月02日 07:36撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 7:36
雲海上にそびえたつ夕張岳と芦別岳です。
こんな道を登っていくのです。
2013年08月02日 07:50撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 7:50
こんな道を登っていくのです。
十勝岳連峰。十勝岳の噴煙がきれいです。
2013年08月02日 08:47撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 8:47
十勝岳連峰。十勝岳の噴煙がきれいです。
金庫岩までたどり着いたらあと少しです。
2013年08月02日 09:21撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 9:21
金庫岩までたどり着いたらあと少しです。
ようやくつきました旭岳山頂。現在私の写真にしています。
2013年08月02日 09:35撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 9:35
ようやくつきました旭岳山頂。現在私の写真にしています。
火口が見えていますね。
2013年08月02日 09:36撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 9:36
火口が見えていますね。
ガスがかかってきまsh多。どうやらこの後に登った人たちは眺望がなかったそうです。
2013年08月02日 09:42撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/2 9:42
ガスがかかってきまsh多。どうやらこの後に登った人たちは眺望がなかったそうです。
撮影機器:

感想

 大雪山国立公園は、アイヌ語では「神々の遊び場」という言葉を与えられているように非常に雄大で、国立公園に指定されている区域だけでも神奈川県と同じ広さがあります。表大雪よ呼ばれる旭岳や黒岳、広義にはトムラウシ山を含むエリア、東大雪と呼ばれるニベソツ山や石狩岳を中心としたエリア、北大雪と呼ばれる石狩川より北側のエリア、そして十勝岳連峰に分かれている。その中でも最高峰が旭岳で2290mある。
 私は車もあるのでロープウェー往復で旭岳のみ登る予定ですが、車で来ない人は旭岳から黒岳へと縦走し黒岳ロープウェーで降りてくる、テント宿泊でトムラウシ山を狙う、十勝岳連峰縦走など日程と体力に応じてさまざまなコースがある。

 まずは、15分ほど歩いて姿見の池にたどり着く、ここで山行の安全を願って鐘を鳴らす。ここまでは木道でいよいよ本格的な登山になります。
 ストックを使いながらゆっくりと登っていきます。足の筋肉に乳酸がたまったり、呼吸が苦しくなってくると小休止です。立ったままで呼吸が落ち着くのを待つ。小休止を数回繰り返すと岩に座って休みます、私はこれを中休止と呼んでいます。中休止を数回繰り返すと岩に座って水を飲んだり行動食(すぐ栄養になるもの、今回はピーナッツを持っていきました)を食べたりします、私はこれを大休止と呼んでいます。

 そしてこの時には晴れています、山の麓を見てみると見事なまでの雲海です。石川県から来たという30代の女性と話しながら登ります、が私の遅さにその女性も先に行ってしまいます。
 私を追い越していく5人家族、父、母、3人姉妹、長女(中1)と次女(小4)はもう大きいザックを背負っている、3女(幼稚園?)のみ手ぶらで登っているがそれでも私を追い越していく。黒岳まで行ってテント泊するのだそうだ。
 
 北海道の山行が厳しいのは、途中に山小屋がないので気軽に飲み物や食べ物の補給ができないことである、「北アルプスは手ぶらでも登れるけど、北海道の山は全部背負わないといけないから大変だ」と言ってきたおじさん、「これでも十勝岳や斜里岳は登ってるんですよ・・・。」と言わなかった。
 また、気候が本州では3000mクラスの山と同じぐらいであり、真夏でも凍死してしまう人がいる。2009年7月に起きたトムラウシ山の集団遭難事故を思いだす人も多いと思います。

 左にはいまだに活動している噴気孔、右には十勝岳連峰、白煙を出しているのが十勝岳である。
 
 8合目を超えると急登になる。左上に金庫岩が見える。ちょうど立方体の形をしている大岩である。金庫岩とはいい名前を考えたものであります。
 9合目を超えると山頂が見えてきます、そこにはニセ金庫岩があります。金庫岩よりもちょっと小さめの岩で形はほとんど同じです、登りの時はいいのですが、下りの時に霧などで金庫岩が見えず、ニセ金庫岩にそって降りてしまうと登山道を外れてしまいます。
 1984年に下山の時にここで道を間違い、忠別川源流部に出てしまい、木でSOSを作ったが助けは来ず、1989年になって動物にかじられた跡がある人骨が発見されたという遭難事故も起きています。それ以降、ニセ金庫岩のところにはロープが張られ登山道を外れないように誘導されるようになったそうです。

 午前9時37分、無事に旭岳登頂。山頂は晴れ渡り、トムラウシ山、北鎮岳、黒岳などの表大雪の山を見下ろせる。また、遠くには夕張岳、芦別岳、暑寒別岳等も見える。水を飲みしばし休憩、石川県の女性ともまた話をする。いやあ、気分が良い。

 しばらくしてから下山する。下山は楽、ダブルストックがいい感じ。落下するエネルギーをうまく分散させながらスピードをコントロールする。そして膝の負担を分散させることができる。11時頃5合目にたどり着く。
 その頃には、姿見の池にはたくさんの観光客がきていました。ロープウェーでここまで来て、散策をしてまた戻る人たちなのでしょう。姿見の池を超えて登山をしている人も結構いましたが、サンダル、ハイヒール、スーツ、赤ちゃん連れ・・・など場に合わないような服装の人もいた。確かに初級者でも登れる山だが、服装や装備はそれなりのものをそろえての話なのだが・・・。

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