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Yamareco

記録ID: 361705
全員に公開
講習/トレーニング
関東

日吉台の谷戸を歩く〜雨の東京スリバチ学会フィールドワーク〜 

2013年10月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
Junjapa その他30人
GPS
--:--
距離
14.4km
登り
238m
下り
235m

コースタイム

日吉駅発10:30
慶應キャンパス着13:00
慶應キャンパス発13:50
日吉駅着16:00
天候 [午前]雨〜曇り
[午後]曇り
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
[往路]東伏見++高田馬場++渋谷++日吉
[復路]日吉++渋谷++高田馬場++東伏見
コース状況/
危険箇所等
・特に問題ありません。
朝、10:30 東京スリバチ学会フィールドワーク集合…。大雨の日吉駅。大丈夫?かね((笑))
[標高24.4m]
2013年10月26日 10:25撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 10:25
朝、10:30 東京スリバチ学会フィールドワーク集合…。大雨の日吉駅。大丈夫?かね((笑))
[標高24.4m]
会長の皆川さんから頂いた1万分の1の地形図。
西側放射状道路の中心が日吉駅。東側には慶應の敷地が広がっています。地質学でいう下末吉面上に日吉駅や日吉商店街、慶應キャンパスがあることがよく分かる。東急線は下末吉面を乗り越えていますね。東急グループ五島慶太が、上りで混む東急東横線の下りを学生で満たそうとこの土地を慶應に提供したのが昭和4年のことでした。
2013年10月26日 10:26撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 10:26
会長の皆川さんから頂いた1万分の1の地形図。
西側放射状道路の中心が日吉駅。東側には慶應の敷地が広がっています。地質学でいう下末吉面上に日吉駅や日吉商店街、慶應キャンパスがあることがよく分かる。東急線は下末吉面を乗り越えていますね。東急グループ五島慶太が、上りで混む東急東横線の下りを学生で満たそうとこの土地を慶應に提供したのが昭和4年のことでした。
30人ちかく集まってる。台風来てるんだヨ!(笑)飛び入り参加OKなので何人来るかは集まってみないとわからない…。真ん中にいるのが雨対策バッチリの会長の皆川さんです。
2013年10月26日 10:37撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 10:37
30人ちかく集まってる。台風来てるんだヨ!(笑)飛び入り参加OKなので何人来るかは集まってみないとわからない…。真ん中にいるのが雨対策バッチリの会長の皆川さんです。
大雨の中出発です。慶應普通部は下末吉面の急崖上に立地していてそこに谷が喰い込んでいます。この谷は、多摩川や矢上川などが作る沖積低地と同じ面になりますね。
2013年10月26日 10:47撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 10:47
大雨の中出発です。慶應普通部は下末吉面の急崖上に立地していてそこに谷が喰い込んでいます。この谷は、多摩川や矢上川などが作る沖積低地と同じ面になりますね。
金蔵寺に着きました。日吉台地の急崖の下に立地しています。旧版の地形図にもしっかり伽藍が載っています。一般的に台地の岬上に神社が、そして谷底の湿地に寺が立地していることが多いですが、神社は主に雨乞いなどから天に近いところに設けられ、アクセスのよい低地の寺がそれを支配していたといわれます。[標高5.3m]なので、日吉の駅より20mちかく下がったことになる。
2013年10月26日 10:57撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 10:57
金蔵寺に着きました。日吉台地の急崖の下に立地しています。旧版の地形図にもしっかり伽藍が載っています。一般的に台地の岬上に神社が、そして谷底の湿地に寺が立地していることが多いですが、神社は主に雨乞いなどから天に近いところに設けられ、アクセスのよい低地の寺がそれを支配していたといわれます。[標高5.3m]なので、日吉の駅より20mちかく下がったことになる。
金蔵寺の口を漱ぐ(すすぐ)ところ。なかなかカラフルでした。
2013年10月26日 11:04撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:04
金蔵寺の口を漱ぐ(すすぐ)ところ。なかなかカラフルでした。
金蔵寺から大聖院に向かいます。目の前の尾根を迂回して行けますが今回はこの尾根を乗り越えます。尾根上の面に日吉駅があります。
2013年10月26日 11:08撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:08
金蔵寺から大聖院に向かいます。目の前の尾根を迂回して行けますが今回はこの尾根を乗り越えます。尾根上の面に日吉駅があります。
70段以上もある階段。さすがに斜度があって、坂道を作るのは無理ですね。しっかり段差を感じながら・・・・萌える?(笑)
2013年10月26日 11:09撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 11:09
70段以上もある階段。さすがに斜度があって、坂道を作るのは無理ですね。しっかり段差を感じながら・・・・萌える?(笑)
普通部のわきを通りまた沖積低地への急崖を下ります。この崖、自然林が保存されていてほっとする空間でした。
2013年10月26日 11:16撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 11:16
普通部のわきを通りまた沖積低地への急崖を下ります。この崖、自然林が保存されていてほっとする空間でした。
日吉緑地保全地区に指定されているようです。
2013年10月26日 11:18撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:18
日吉緑地保全地区に指定されているようです。
きれいなアザミが咲いていました。
2013年10月26日 11:18撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 11:18
きれいなアザミが咲いていました。
大聖院に着きました。まだ雨は降っていますね。慶應の太田先生によるとこの地下には日本軍の艦政本部が置かれていたとのことです。慶應のキャンパスの地下壕も有名です。
写真の大木は、イトヒバ。葉を見たときにヒノキかな?と思ったけれど掌のような広がりがなかったので何かなと思ってました。
2013年10月26日 11:27撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 11:27
大聖院に着きました。まだ雨は降っていますね。慶應の太田先生によるとこの地下には日本軍の艦政本部が置かれていたとのことです。慶應のキャンパスの地下壕も有名です。
写真の大木は、イトヒバ。葉を見たときにヒノキかな?と思ったけれど掌のような広がりがなかったので何かなと思ってました。
立派なお寺さんです。井戸も3つほどあるそうです。かなり深いらしい。[標高7.2m]
2013年10月26日 11:29撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 11:29
立派なお寺さんです。井戸も3つほどあるそうです。かなり深いらしい。[標高7.2m]
崖沿いに東に進みます。諏訪神社。小さなお社ですが、地元の崇敬を集めている神社とお見受けしました。
2013年10月26日 11:30撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:30
崖沿いに東に進みます。諏訪神社。小さなお社ですが、地元の崇敬を集めている神社とお見受けしました。
その看板。もともとはこのあたり箕輪村の鎮守としてスタートしたようです。
2013年10月26日 11:31撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:31
その看板。もともとはこのあたり箕輪村の鎮守としてスタートしたようです。
不動明王にしいたげられた餓鬼たちだそうです。背中が直線的になっていることを考えると以前はなにか台のようなものの四隅に据えられていたのかも知れません。
2013年10月26日 11:33撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:33
不動明王にしいたげられた餓鬼たちだそうです。背中が直線的になっていることを考えると以前はなにか台のようなものの四隅に据えられていたのかも知れません。
ちょっとちゃんと見えませんが疱瘡神と書いてあります。むかし疱瘡が流行ってころは神様にお祈りをするしか方法がなかった。そんな感じがします。
2013年10月26日 11:34撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:34
ちょっとちゃんと見えませんが疱瘡神と書いてあります。むかし疱瘡が流行ってころは神様にお祈りをするしか方法がなかった。そんな感じがします。
少し行くと井戸がありました。
2013年10月26日 11:36撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:36
少し行くと井戸がありました。
民家にはいらせてもらって急崖の下にいくとしっかり池があって感動! 水も湧いていました。こんな都会でも、地下水脈は生きているんですね。
2013年10月26日 11:39撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 11:39
民家にはいらせてもらって急崖の下にいくとしっかり池があって感動! 水も湧いていました。こんな都会でも、地下水脈は生きているんですね。
池には金魚が泳いでいました。
2013年10月26日 11:40撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:40
池には金魚が泳いでいました。
一部は水を引いて生活用水にしているようでした。
2013年10月26日 11:40撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 11:40
一部は水を引いて生活用水にしているようでした。
東横線を横切りながら箕輪町一丁目に入りました。このあたりは東横線を境にして急崖が人工的に改変されているせいか緩斜面になって下末吉面へと導かれます。それでも最後は階段ですね。
2013年10月26日 11:53撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 11:53
東横線を横切りながら箕輪町一丁目に入りました。このあたりは東横線を境にして急崖が人工的に改変されているせいか緩斜面になって下末吉面へと導かれます。それでも最後は階段ですね。
いったん、慶應高校の南のグランドに出たあと尾根を乗り越して矢上川側の急な斜面を下ります。
2013年10月26日 12:02撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:02
いったん、慶應高校の南のグランドに出たあと尾根を乗り越して矢上川側の急な斜面を下ります。
急なために階段はジグザグとなっています。これも萌え?(笑)
2013年10月26日 12:03撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:03
急なために階段はジグザグとなっています。これも萌え?(笑)
崖があまりに急なために岩の露頭がありました。何かの口が開いていて、みんなでここは日本軍の要塞の明かり取りが非常口かもなんて話をしました。降り着いたところが、ちょうど新幹線が下末吉面の台地をトンネルで通過するところ。沖積低地では高架だった線路がここでは急にトンネルになってしまう…あたりがスリバチ観察の面白さかな(笑)。
2013年10月26日 12:04撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:04
崖があまりに急なために岩の露頭がありました。何かの口が開いていて、みんなでここは日本軍の要塞の明かり取りが非常口かもなんて話をしました。降り着いたところが、ちょうど新幹線が下末吉面の台地をトンネルで通過するところ。沖積低地では高架だった線路がここでは急にトンネルになってしまう…あたりがスリバチ観察の面白さかな(笑)。
崖線沿いに日吉五丁目の街を歩きます。このようなお地蔵さんがあるのも楽しい。
2013年10月26日 12:09撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:09
崖線沿いに日吉五丁目の街を歩きます。このようなお地蔵さんがあるのも楽しい。
熊野神社に到着。向こうに見えるのが台地。この台地の斜面に神社はあります。地形的には舌状に伸びた台地のほぼ先端といっていいでしょう。
2013年10月26日 12:12撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:12
熊野神社に到着。向こうに見えるのが台地。この台地の斜面に神社はあります。地形的には舌状に伸びた台地のほぼ先端といっていいでしょう。
地形観察をしながらもしっかりお願いするものはお願いして…げんきん。
2013年10月26日 12:14撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:14
地形観察をしながらもしっかりお願いするものはお願いして…げんきん。
雨で増水した矢上川を観察したあと、遠く下田町4丁目あたりから流れ出して矢上橋のたもとで合流している河川をたどります。途中にあったお地蔵さん。
2013年10月26日 12:27撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:27
雨で増水した矢上川を観察したあと、遠く下田町4丁目あたりから流れ出して矢上橋のたもとで合流している河川をたどります。途中にあったお地蔵さん。
台地がU字状になって抱いている通称マムシ谷に立ち寄ります。その入口には禅寺がありました。名前は保福寺。谷の奥はテニスコートなどで開析されていますが、谷頭を急崖に囲まれた立派な”谷”ですね。
2013年10月26日 12:34撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:34
台地がU字状になって抱いている通称マムシ谷に立ち寄ります。その入口には禅寺がありました。名前は保福寺。谷の奥はテニスコートなどで開析されていますが、谷頭を急崖に囲まれた立派な”谷”ですね。
額縁には保福禅寺とあります。
2013年10月26日 12:38撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:38
額縁には保福禅寺とあります。
慶應キャンパスの台地と理工学部のある矢上台の間の広い谷を行くと、理工学部側の丘の北端に日吉神社がありました。
2013年10月26日 12:45撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:45
慶應キャンパスの台地と理工学部のある矢上台の間の広い谷を行くと、理工学部側の丘の北端に日吉神社がありました。
理工学部の丘は独立峰となっていますが、慶應キャンパスが下末吉面であるのに対して武蔵野面とのことで形成要因は違うようです。いずれにせよ、この平地にこんなに(><)と思わせるような急な階段を登ります。滑りやす〜い!
2013年10月26日 12:46撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:46
理工学部の丘は独立峰となっていますが、慶應キャンパスが下末吉面であるのに対して武蔵野面とのことで形成要因は違うようです。いずれにせよ、この平地にこんなに(><)と思わせるような急な階段を登ります。滑りやす〜い!
これが日吉神社の沿革です。
2013年10月26日 12:48撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 12:48
これが日吉神社の沿革です。
あ〜、ハラ減ったぁ。日吉キャンパスの学生食堂で昼ごはん。グリーンカレーを。これがまたウマ! 400円で安っ!
[32.1m]
2013年10月26日 13:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 13:14
あ〜、ハラ減ったぁ。日吉キャンパスの学生食堂で昼ごはん。グリーンカレーを。これがまたウマ! 400円で安っ!
[32.1m]
午後は東横線沿いに元住吉方面に下って日吉不動尊を参拝。
2013年10月26日 14:04撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:04
午後は東横線沿いに元住吉方面に下って日吉不動尊を参拝。
キレイな額縁ですね。
2013年10月26日 14:04撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:04
キレイな額縁ですね。
それから、日吉二丁目の丘に登ると、台風が過ぎて視界のよくなった先に、新宿副都心が見えました!
2013年10月26日 14:24撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:24
それから、日吉二丁目の丘に登ると、台風が過ぎて視界のよくなった先に、新宿副都心が見えました!
台地からいったん北の矢上川沿いにくだるとこんな昭和レトロなお店も。街歩きの楽しみかな。
2013年10月26日 14:30撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 14:30
台地からいったん北の矢上川沿いにくだるとこんな昭和レトロなお店も。街歩きの楽しみかな。
再び尾根上に登り返します。よいトレーニングだな。こりゃ。尾根上は「井田平台」という名前のようです。尾根と沖積低地との斜面はもっぱら住宅地となっていますが、このような緑地もあったりします。
2013年10月26日 14:33撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:33
再び尾根上に登り返します。よいトレーニングだな。こりゃ。尾根上は「井田平台」という名前のようです。尾根と沖積低地との斜面はもっぱら住宅地となっていますが、このような緑地もあったりします。
井田二丁目です。
2013年10月26日 14:33撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:33
井田二丁目です。
このあたりの住宅はみな斜面にたっていてそれをうまく利用してガレージを作ったりしていますね。
2013年10月26日 14:34撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:34
このあたりの住宅はみな斜面にたっていてそれをうまく利用してガレージを作ったりしていますね。
井田病院。現在新しい建物に建て替え中のようで、病棟がバッサリカット! 
2013年10月26日 14:37撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:37
井田病院。現在新しい建物に建て替え中のようで、病棟がバッサリカット! 
また尾根から矢上川低地に下ります。谷戸にはこのようにカキがたくさんなっていました。秋だな〜。
2013年10月26日 14:42撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:42
また尾根から矢上川低地に下ります。谷戸にはこのようにカキがたくさんなっていました。秋だな〜。
カキ!たわわなる…。
2013年10月26日 14:43撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:43
カキ!たわわなる…。
谷戸には小川が流れだしていました。これを遡ると・・・・
2013年10月26日 14:47撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 14:47
谷戸には小川が流れだしていました。これを遡ると・・・・
このような池が出現。こんなところも自然として残されているんですね。おおきなサギなどもいましたよー。
2013年10月26日 14:48撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 14:48
このような池が出現。こんなところも自然として残されているんですね。おおきなサギなどもいましたよー。
流のソバにはキレイなムラサキシキブがなっていました。
2013年10月26日 14:49撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:49
流のソバにはキレイなムラサキシキブがなっていました。
場所の名前は中原区市民健康の森。そうここは川崎市なんですね。
2013年10月26日 14:51撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:51
場所の名前は中原区市民健康の森。そうここは川崎市なんですね。
…という場所です。
2013年10月26日 14:57撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:57
…という場所です。
尾根上で新興住宅地のようでした。
2013年10月26日 14:58撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 14:58
尾根上で新興住宅地のようでした。
・・・・まで来ましたよ。
2013年10月26日 15:00撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:00
・・・・まで来ましたよ。
尾根を乗り越えて南に下ると下田神社。これも井田平台の南の岬上にあるって感じですね。
2013年10月26日 15:02撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:02
尾根を乗り越えて南に下ると下田神社。これも井田平台の南の岬上にあるって感じですね。
下田神社の全容。
2013年10月26日 15:03撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:03
下田神社の全容。
商店街の尊崇を集めているようでした。
2013年10月26日 15:11撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:11
商店街の尊崇を集めているようでした。
・・・です。
2013年10月26日 15:15撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:15
・・・です。
…まで来ました。
2013年10月26日 15:18撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:18
…まで来ました。
こちらは横浜市。駒林小学校です。
2013年10月26日 15:22撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:22
こちらは横浜市。駒林小学校です。
この上が駒林神社です。やはり台地の岬の突端といった地形の場所に建てられていますね。
2013年10月26日 15:23撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:23
この上が駒林神社です。やはり台地の岬の突端といった地形の場所に建てられていますね。
この神社の石垣の由来。
2013年10月26日 15:24撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:24
この神社の石垣の由来。
駒林神社への階段。
2013年10月26日 15:24撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:24
駒林神社への階段。
ふたたび尾根上に登りそこから金蔵寺へと竹林を下ります。登ったり下りたり…。健脚だなー、みなさん。
2013年10月26日 15:32撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:32
ふたたび尾根上に登りそこから金蔵寺へと竹林を下ります。登ったり下りたり…。健脚だなー、みなさん。
再び、金蔵寺へと戻ってきました。舗道も靴もすっかり乾きました。
2013年10月26日 15:37撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:37
再び、金蔵寺へと戻ってきました。舗道も靴もすっかり乾きました。
これが、大きな数珠。引き下ろすとこの珠(たま)が下に落ちてきて爆竹のような音を立てる。8回(8個)鳴らすといいのだそうだけれど、一気に落ちてきてなかなか8個にならないのだ。
2013年10月26日 15:41撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:41
これが、大きな数珠。引き下ろすとこの珠(たま)が下に落ちてきて爆竹のような音を立てる。8回(8個)鳴らすといいのだそうだけれど、一気に落ちてきてなかなか8個にならないのだ。
欄間には唐子が描かれていました。なんだか可愛らしいですね〜!
2013年10月26日 15:42撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/26 15:42
欄間には唐子が描かれていました。なんだか可愛らしいですね〜!
日吉山王権現の由来。鹿島田・矢上・小倉・北加瀬・・・・・などは、部落の名前だったんですね。
2013年10月26日 15:43撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:43
日吉山王権現の由来。鹿島田・矢上・小倉・北加瀬・・・・・などは、部落の名前だったんですね。
急崖には洞穴がいくつかありそこに祀られていました。
2013年10月26日 15:44撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 15:44
急崖には洞穴がいくつかありそこに祀られていました。
普通部通りに戻ってきました。
2013年10月26日 16:08撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 16:08
普通部通りに戻ってきました。
日吉駅に戻ってきました。雨もあがりいつもの駅ウラの表情に。さぁー、軽く行きますか!
2013年10月26日 16:11撮影 by  iPhone 5, Apple
10/26 16:11
日吉駅に戻ってきました。雨もあがりいつもの駅ウラの表情に。さぁー、軽く行きますか!
撮影機器:

感想

 台風27号の接近で、屋根の音で目を覚ますほどの豪雨でした。
 さすがに逡巡していると、よくご一緒するIさんが「行ってみます」というメールをくれたので、背中を押されて出かけることにしました。

 日吉の駅についてみると、狂信的な?(笑)スリバチ教信者たち30人ほども集まっていて、台風なのにとビックリするやらウレシイやら呆れる(笑)やら…?
 1万分の1の地形図のコピーをスリバチ学会の会長の皆川さんに頂いて、さっそく雨の中を出発です。

 金蔵寺は、慶應普通部のわきを通って下った谷戸の崖線にありました。
 本堂には巨大な数珠の輪がぶら下がっていて、引っ張ると爆竹のような音をたてて上からでっかい数珠がパンパン落ちてくる。落ちてくる数がぴったり8つだと煩悩が取り除かれるらしいのですが、慎重に引っ張っても一度に勢いよく玉が落ちてくるので9つになったら10個になったりする。みんなで大笑いしました。

 大雨の中を、普通部方面に戻り目の前の70段ちかい階段を登って尾根上へ。
 地質学的には、鶴見川の沖積低地面から下末吉面へ上がることになります。
 普通部のわき道を通って再び尾根の向こう側の大聖院へと下ります。
 日吉界隈でも一番の急崖のひとつ。美しい竹林ですね。

 崖線下の手入れが行き届いている寺院が大聖院です。
 先ほど訪れた金蔵寺の末寺のひとつのようです。
 境内の芝生がほどよく手入れされ、雨に映えていました。

 スリバチ党の衆(笑)が雨のなかからわいわい現れたので、いぶかしげに住職さんが出てきました。
 若い住職さんによると鎌倉時代創建とのこと。
 太平洋戦争のときに米軍艦載機に空襲にあい寺はすべて焼け落ちました。
 慶應の太田先生によるとこの下は旧日本軍の艦政本部があったとのことで、長さにして2.4kmもの遺構があるようです。
 崖線なので井戸などはないか?には、境内に3つほどあるという。
 今は飲み水などには使っていないが、災害などがあった場合には使えるように当局からの指示があるといいます。
 昔は、目の前の谷戸に川がながれ、その水で水田が営まれていて、なんだかほのぼのとした田園風景を彷彿とさせてくれます。
 境内の立派なイトヒバの木は、シンボルツリーで遠くからでも目につくようにと江戸時代に植えられました。
 太平洋戦争のときに、油脂焼夷弾の被害を受けウロができたしまったそうです。

 崖線ぞいに日吉駅方面に向かいメンバーの知り合いの民家の敷地にいれてもらい崖線の麓まで行きました。
 感動的なことに小さな池があり、水が崖側からたくさん湧きだしていました。
 崖から湧きだした水は一部生活用水にも利用していました。

 東横線をくぐると箕輪町に入ります。
 旧版の地形図を見ると道路を横切ったあたりの左手奥,谷頭に大きな池がありました。
 昭和42年の地形図にもまだ掲載されているので、昭和40年代に埋め立てられたのかも知れません。
 開析の進んだ斜面を登り尾根をひとつ乗り越して再び急崖を下りました。

 矢上川側もこのあたりでは一番の急崖で、岩の露頭すらありました。
 地下設備の遺構のようなものも目につきましたが、日本軍の地下防空壕になにか関係があるかもしれません。
 
 熊野神社に立ち寄り矢上川を覗いたあと、慶應理工学部がある矢上台の北端にある日吉神社へ。
 ちなみに矢上台は地質学的には下末吉面ではなく一段高い武蔵野面の残丘のようです。

 キャンパスへ戻り、学食で昼ごはん。
 グリーンカレー美味!

 午後は再び日吉駅を通過して日吉不動尊に参拝したあと日吉公園の尾根を尾根スジに沿い井田病院へと向かった。

 下田神社から慶應テニスコートを経、再び朝方訪れた金蔵寺へと戻ってきました。雨もあがり舗道も靴も急速に乾いてきます。

 金蔵寺では午前中登ることのできなかった裏手の山の上にも行ってみました。
 日吉と言う地名は、この金蔵寺にある「日吉権現」から名づけられているそうです。

 普通部通りを逆にたどって日吉駅まで戻ってきました。
 この日吉の商店街も戦時中に米軍が慶應キャンパスを接収し、その物資が流れたことが発展のいしづえになったようです。

 雨ではありましたが、日吉に刻まれた深い地形の表情とそこに暮らす人々の生活の営み、そして村社や寺院などの歴史の重みなどなどをたっぷり味わうことができました。
 終了後、スリバチ信者たちとともに慶應キャンパス内HUBで出た汗をアルコールで補給して疲れを癒しました。
 
歩いた水平距離が14.4km。歩数は27034歩。まずまずの一日でした。

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