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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
黄葉の透過光に輝く落ち葉を踏んで歩く峠道 〜杉峠からイブネ、クラシ〜
2013年10月30日(水) 〜
2013年10月31日(木)


- GPS
- 11:50
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
28日
甲津畑林道駐車地点12:30 - 13:09登山口 - 14:09桜地蔵 - 14:45ツルベ谷出合 - 16:04杉峠 - 16:20御池鉱山跡(テン泊)
29日
幕営地6:13 - 6:28杉峠 - 7:16佐目峠分岐 - 7:41イブネ - 8:02クラシ - 9:35タイジョウ10:32 - 11:35杉峠 - 13:40登山口 - 14:00駐車地点
甲津畑林道駐車地点12:30 - 13:09登山口 - 14:09桜地蔵 - 14:45ツルベ谷出合 - 16:04杉峠 - 16:20御池鉱山跡(テン泊)
29日
幕営地6:13 - 6:28杉峠 - 7:16佐目峠分岐 - 7:41イブネ - 8:02クラシ - 9:35タイジョウ10:32 - 11:35杉峠 - 13:40登山口 - 14:00駐車地点
天候 | 1日目:晴れ 2日目:早朝は晴れていましたが、日が昇ると雲が広がりました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
もっと先の林道終点(登山口)まで行けたようで、他の車はみなそこに停めていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にありました。 投函して入山しましたが、下山時にそのまま残っていたので回収して帰りました。 杉峠までの千種街道は見どころも多く、ハイキングにはもってこいの道です。 台風の爪あとはまだ相当残っていますが、気をつけて歩けば徳に危険を感じる箇所はなかったように思います。 杉峠から御池鉱山跡への下りは全く問題なく歩けたのに翌朝峠に戻ろうとして間違えてしまいました。 単純な見落としが原因でしたが、危うく崖をよじ登る羽目になるところでした。 佐目峠分岐からタイジョウまでのルートは尾根道ですが、痩せ尾根の難所が何ヶ所も出てきます。 赤テープが少なく、巻いて進むところなどは要注意です。 尾根の分岐も数多くありますので、地図とコンパスは必携です。 ちなみに私は地形図とコンパスを持っていながらタイジョウから先のルートを見つけられず、やむなくピストンしてしまいました・・・ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 3 ヘッデン、カメラ、スマホ
1/25,000地形図 1
山高地図 1
筆記具 1式
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 4.5ℓ
ティッシュ 1
手ぬぐい、タオル 2
スマホ 1 GPS機能
計画書 1 提出用
レインウェア 1式
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 2
ストック 1
ビニール袋 3
替え衣類 1式
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
時計 1 高度・温度計、コンパス
食料 2食分
行動食・非常食 1式 1日分相当
テント 1式
ストーブ 1
ガスカートリッジ 1
コッヘル 1セット
ファーストエイドキット 1式
医薬品 1式
カメラ 1
車 1
|
---|
感想
鈴鹿のこの地域に執着して1ヶ月ほどでしょうか、とうとう歩きたかったイブネ、クラシの広い山上台地を歩くことができました。
この週末の土山マラソンに向けての練習で少し左の膝に不安を抱えてしまい、山の登り下りは良くないかもと思いながら止められないのは中毒症状でしょうね(笑)
イブネ、クラシの両山は、そこを歩く目的だけでもわざわざ行く価値のあるすばらしいところでした。
天気や季節によっていくらでも違う表情を見せてくれそうなこの山域、何度でも来たくなるのは間違いないところです!
ただ想定していた周回ルートを回りきれずに後の楽しみとしていますので、近々逆回りでもしてみようかと思っています。
膝のケアと身体の準備があるので感想はあらためて書き足します。
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イブネクラシ!!!おつかれさまでした(*^_^*)
緊張感がひしひしと伝わってきてドキドキしながらレコ読んでました
行った人しかわからないこの感覚…いいなぁ
あこがれの鈴鹿の秘境
すごく行きたいけど、すごく行けない場所…遭難多い…
もうちょっとたくさん鈴鹿の経験を積んでから行きたいと思ってます
とても参考になるレコありがとうございました
こんばんは
杉峠越えでテントを張られたのですね。
いいですね。
近くに石垣がありますね。窯跡かな?
窯跡のあるところは、災害からは比較的安全なようです。
昔の方の経験が生かされているのでしょう。
水場は近くにありましたか?
タイジョウの尾根歩きもなかなか手ごわそうですね。
churaも今シーズンに楽しめたらいいのですが・・・
千種街道は、落ち着いているようで、安心しました。
タイジョウからの広い尾根は難しそうですね!
トレーニングし過ぎはあきませんよ〜
運動、休養、栄養の3つをバランスよくしないと
強化どころか壊れてしまいます
ハーフは誤魔化しがきいても、フルの一週間前は、絶対に疲労を残さないように。
レース当日に心も体も「走りたくてたまらん!」という状態に持っていくように調整するといいと思います
イブネ、クラシは、とても心地の良い場所ですね〜。
そこを歩くことを目的にして、山を登ってしまう気持ちに同感です
その付近は、鈴鹿でありながら、自分は良く知らない場所ですが、
いつか甲津畑方面からも歩いてみたいと思います
今週末のマラソン大会、頑張ってください〜
nameを見ててっきり男性だと思い込んでました
ようこそのお立ち寄り、ありがとうございます
イベントを前にして感想をほとんど先延ばしにしていますが、一番根っこのところで共感してもらえるのはすごく嬉しいことです
私も鈴鹿はまだまだ歩き出したばかりで、初めての景色にあいさつしながら歩く程度です。
タイジョウから先のルートにもますます興味が湧いているところで、次の機会を早く作ろうと思っています
norioさん、南アルプス縦走される方なら大威張りで鈴鹿を歩いてくださいな
山はいろいろな表情を見せてくれますよ
こんばんは!
ツルベ谷出合で幕営を予定していたのですが、御池鉱山跡で泊まってみたくて足を伸ばしてしまいました。
夜中にはシカの家族が散歩していましたが、静かな集落跡で平坦に整地された空き地に張ることができました。
石垣は集落の民家の敷地を支えるよう壁と見ました。
茶碗など食器のかけらが多数落ちていて、微かに生活の名残を見ることができました。
水場は探さなかったんです。
メジャーな水場は別として、湧き水に口を付けることに臆病で必要量(4.5ℓ)を持参しました。
時間には余裕がありながら、タイジョウでは地図読みを焦ってしまい、途中で撤退を決めてしまいました。
やみくもに尾根を下るのはどうしても怖くて数十m下ってルートの印が見つからずに登り返すばかりでした。
バリルートを踏破するのはまだまだ力不足です
クラシからの北尾根ルートもありそうで、探索の種は尽きませんね
senrakuyaさん、一番痛いところにグサッと来ますね
ここ数日、「ハーフでは何とかごまかせるかな
今週は一度も走っていなくてさっき5〜6km走ってみたのですが、足はちゃんと動いてくれています。
左ひざをカバーして右足に少し負担のかかる足運びになっているようですが、横から力のかかることを避けて走れば何とかなりそうです
(・・・といいながら、ダメだと思えばあきらめも早いです
ゆっくり寝て明日に備えます
鈴鹿では私の知らないところがまだまだたくさんあって、次々に違う方面を計画もしたいのですが、一度歩くと同じところにまた行きたくなったり続き(宿題)を残したりで、何回も繰り返し歩く羽目になっています
(間違いなくそれが楽しいんですけどね
東からだと朝明渓谷からスタートするルートもありますね。
地図を見ているだけでワクワクしてきます
雪が降ってもまた楽しそうですよ
こんにちは
石垣は、御池鉱山跡なんですね。
たしか、学校もあったのかな。
子どもたちのにぎやかな声や暮らしが想像できますよね。
杉峠から根ノ平峠や国見峠の間、秋の頃の雰囲気は確かにいいですよね。
上水晶谷をすこしうろうろしただけですが、ほんとうによかったです。
イブネ・クラシにすっかりはまってしまい、あたりを調べようと
鈴鹿の山と谷4 西尾寿一 ナカニシヤ出版
鈴鹿の山を歩く 草川啓三 ナカニシヤ出版
鈴鹿源流 辻涼一 山人舎
を読んでいます。
○○谷の場所や位置関係、古道など少し見えてきましたよ。
クラシからの北尾根ルートも歩きたいですね。
「そこを歩く目的だけでもわざわざ行く価値のあるすばらしいところ」 いい表現ですね、monsieurさんがイブネ・クラシで感じられた事がこの一文に凝縮されていると思います。
私はイブネ・クラシのエリアを歩くたび「そもそもこの鈴鹿のへそと言われるような場所がなぜこのように台地になっているのだろう?」と考えます。山上台地を覆っている苔の下にはもしかすると「ナスカの地上絵」のようなものが出現するのでは・・・
イブネ、クラシに嵌まって文献から調査ですか
このあたりの勉強のしかたが違うんだろうな・・・
仕入れられた知識のおこぼれをいただいて、私も有意義な鈴鹿歩きを、なんてずるいことを企んでいます
そんなこと書いたっけ
ちょっと見返してしまいました
yuconさんが鈴鹿に入れ込むのには追いつけませんが、歩くたびに新しい魅力を見つけることができて楽しい山歩きができています
カクレグラからタイジョウへと逆回りを早くしてみたいです
前回の鈴鹿と違う雰囲気を感じます
動物の気配、土砂が押し寄せた川、橋
人に忘れ去られ往くところが自然(猛威も含め)押し寄せられる
もっと知りたくなる場所って確かに存在するのですね
その一端を垣間見せていただいたような気持ちになります
鈴鹿の最深部と言われるだけに、邪魔が入らずに山と対峙できるスポットです。
何かを語りかけてきそうで、でもなかなか声が聞こえてこない。
「気配」なんですね
何度かそこに立てば聞こえてくるものもありそうです。
merさんなら何を感じるだろうと楽しみになったりもします
なかなか難しそうな山ですね・
普通のハイキング本では載ってない印象でした。
たしかに迷いそうな印象で一人では
怖そうですね・・・
景観、紅葉と草原の風景は解放感があって
好きなのですが、それだけ迷いそうな印象ですね。
レコを覗きに来ていただいてありがとうございます
けっして派手ではないルートを辿る山歩きでしたが、等高線と地形を見比べながら初めての道を踏むのは気持ちいいものです
ただ尾根の分岐もたくさんあって、地形を読む練習にはもってこいです。
(地形を読めないと迷ってしまうのはレコでご覧の通りです
雪景色や新緑の季節・・・季節を問わず訪れたいスポットです
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