大山三鈷峰；宝珠尾根〜剣谷

2013年11月02日(土) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,158m
• 下り: 1,159m

コースタイム

_9:20　大神山神社
_9:30　大山ユートピアコース登山口
_9:45　下宝珠越
10:15　中宝珠越
10:45　上宝珠越
11:05　ユートピア分岐
11:20　三鈷峰（所要時間2時間）
　|　　＜昼休憩＞
12:30
12:50　象ヶ鼻
13:10　1636mピーク
13:20　天狗ヶ峰手前の崩落地点＜社会勉強＞
13:40　小砂滑り
13:50　剣谷　勝間ケルン出会い
14:50　剣谷　中宝珠越分岐
15:30　宝珠越
15:50　下宝珠越
16:25　大神山神社

全工程：7時間5分

天候

晴れた。
大気の水分が多かったのか、霞んでいた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■アクセス
山陰自動車道を大山ICで降り、県道158号を南下し大山寺へ。
鍵掛峠方面から来る場合は、紅葉観光で渋滞するので注意。

■駐車場
博労座駐車場

■登山届
大山寺駐在所
その他の大山登山届　http://www.pref.tottori.lg.jp/policedaisen/

コース状況／危険箇所等

■大神山神社〜ユートピア分岐
メジャールートなので省略。他のヤマレコ参照
黄葉は中宝珠越あたりまでが見頃。

■三鈷峰
手前の灌木ヤブコキは歩きやすくなった。
中間のピークに「この先危険」の看板あり。北側にこけると滑落するので注意。
この区間は風の通り道なのか非常に風が強い。

■ユートピア避難小屋
今回はスルー。気温は11℃を示していた。

■象ヶ鼻〜天狗ヶ峰
次第に尾根が細まっていく。転倒は命にかかわる。1636mピークで引き返すのが吉。
天狗ヶ峰手前に平均台並みの細尾根がある。ここが剣ヶ峰に向かう道中の最大の難所。以前は足元の不確かなスロープだったが、通行者がえぐるので階段状になっていた。

■小砂滑り
割愛

■剣谷
剣谷へ下降するルートは、勝間ケルン出会いと上宝珠越出会いとがあるが、今回は勝間ケルン出会いを選んだ。こちらから下降するのは初めて。
スタートが急峻な砂すべりのような道であることに加え、先の大雨の影響か倒木が行く手を遮り、大変歩きにくい。登りと下りでは感覚が違うので一概には言えないが、上宝珠越出会いの方が歩きやすいのでは・・・
剣谷は、砂すべり（上宝珠沢）に変わる下山ルートにならないかと考えていたが、現状では難易度が高いように思える。
上宝珠越出会いの沢と合流する二俣まで来ると、倒木やヤブコキはなくなりいくぶん歩きやすくなるが、浮石が多い上、足運びに高低差があるので、足への負担はかなり大きいだろう。この辺りは、黄葉というよりは、三鈷峰の絶壁をはじめ奇岩を楽しむエリア。中宝珠越分岐から右岸を見上げると三鈷峰の絶壁が迫り来るように見える。
ここを過ぎると黄葉エリアが始まる。まさに黄葉真っ盛りでこれまでの道のりのご褒美のように思える。次第に伏流水が地表水に変わり、水のせせらぎが耳を癒やす。
宝珠越の看板が右手に見えると剣谷の下降は終了となる。

■剣谷〜下宝珠越
宝珠越の看板の方向に目をやるとナビテープが茂みの中に伸びているのがわかる。
茂みに潜ると別の沢が伸びている。地形図では顕著な沢だが、実際は少しわかりにくい。
しばらく沢を登るが、上り詰めてはいけない。途中で下宝珠越に向かって沢から離れなければならない。ナビテープがあるがテープに頼りきった山歩きをしていると、気付かずに直進してしまうだろう。
小さな涸れ沢に沿って登っていくと下宝珠越に出る。途中途中にもナビテープがあるが、道から外れたところに伸びているのものあったので信頼しすぎないように。

■下宝珠越〜大神山神社
メジャールートなので省略。他のヤマレコ参照


■温泉
今日は、「豪円湯院」のオープンの日でしたので、さっそく入浴。
http://www.goenyuin.com/

○料金（大人）　土日祝：1000円、平日：700円
○営業時間
　5月〜11月平日　：10:00-22:00
　5月〜11月土日祝： 8:00-22:00
　12月〜4月平日　：10:00-20:00
　12月〜4月土日祝： 8:00-20:00
○湯船
　内湯「神の湯」
　露天「火の神岳　野天の湯」
○アメニティ（無料）
　タオル
　シャンプー・コンディショナー・ボディソープ（業務用）

温泉の効能が書いてなかった（見つけられなかった？）ですが、弱アルカリ性でお肌がツルツルになりました。
店内のそこら中に大山関連の写真が飾ってあって見ていて飽きません。女湯の飾ってある写真が見られないのが非常に残念です。

写真

11/4 0:04

今日は、山ガールと一緒です。

11/4 0:26

宝珠尾根のブナ林

11/4 0:27

三鈷峰

11/4 0:28

ユートピア分岐

11/4 0:28

三鈷峰手前のピーク
「この先危険」の看板が設置してあります。

11/4 0:29

三鈷峰から見る大山北樹海。

11/4 0:29

11/4 0:30

三鈷峰

11/4 0:36

お昼ごはん

11/4 0:31

一番好きな景色

11/4 0:31

11/4 0:31

11/4 0:31

象ヶ鼻

11/4 0:32

天狗の鼻（仮称）を渡る人たち

11/4 0:32

11/4 0:32

11/4 0:11

天狗ヶ峰手前の崩落箇所
階段ができてますね。

11/4 0:32

11/4 0:33

11/4 0:33

11/4 0:33

11/4 0:33

剣谷；勝間ケルン出会いの沢
けっこう荒れています。

11/4 0:33

11/4 0:34

中宝珠越分岐
三鈷峰が迫る。

11/4 0:34

紅葉ゾーンに突入

11/4 0:34

11/4 0:34

11/4 0:34

11/4 0:35

11/4 0:35

11/4 0:35

伏流水が表流水に変わってきました。

11/4 0:35

11/4 0:35

宝珠越

11/4 0:35

11/4 0:35

11/4 0:35

11/4 0:36

下宝珠越に合流

11/4 0:36

11/4 0:36

11/4 0:36

11/4 0:36

11/4 0:36

11/4 0:03

下山後は、今日オープンした「豪円湯院」へ。

撮影機器：

GR DIGITAL III リコー

GALAXY S III SC-06D サムスン

感想

yasam.ixx

後日blog掲載予定

毎年恒例の紅葉登山。
参加者を募るも今年はみなさん予定が詰まっていて参加者は山ガールひとりでした。

ユートピアまでは一緒に行ったことがあるので、特に問題もなく2時間で到着。いいペースです。
連れは初の三鈷峰。別に怖がりもせず難なく到着。ユートピア小屋は人が多そうなのでここで昼食を取りました。三鈷峰から見える香取から大山外輪山の紅葉が美しかったです。
前日が夜の2時まで仕事だったのでずっとバタバタしていたような気がします。ようやくほっとしたひとときでした。
三鈷峰がへっちゃらだったので、稜線歩きもしてみようと天狗ヶ峰方面へ。こちらも問題なく行けそうで、逆に心配になり、天狗手前で引き返すことを提案しました。ここをこえちゃうときっと剣ヶ峰までいかないと気がすまないでしょう（お互い）。
稜線からはショートカットを使って剣谷へ進入。勝間ケルン出会いからは結構荒れていて、えらいとこに連れてきてしまったなとちょっと後悔しましたが、疲れは見え始めたものの最後まで歩き通してくれました。ええ根性しています。
剣谷下流では黄葉がまっさかりで大変綺麗でした。がんばってもらった甲斐がありました。

下宝珠越で、鉄人ろっじさんにお会いしました。なかなかの長距離を回ってきなったようです。しばらくお話をしたいところでしたが、あっという間に見えなくなってしまいました。