東日原〜八丁山〜鷹ノ巣山〜ノボリ尾根


- GPS
- 09:02
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,493m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
10:20 八丁山
11:10 お伊勢山
12:00 ヒルメシクイノタワ
12:30 鷹ノ巣山着
〜小休止〜
12:50 鷹ノ巣山発
13:10 石尾根-榧ノ木尾根分岐
13:50 榧の木山
14:30 1190mピーク
15:45 雨降りバス停
16:20 坂本バス停着
天候 | 晴れ 気象庁発表:当日の小河内 (標高530m)の気温 07:20 8.4℃ 16:20 12.8℃ 鷹ノ巣山頂上での実測 (標高1736.6m)気温 12:45 9.0℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車:JR青梅線・奥多摩駅 バス:西東京バス・東日原バス停 【帰り】 バス:西東京バス・坂本バス停 電車:JR青梅線・奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 【東日原バス停〜八丁山】 ・集落跡に出たら、西側に進んで尾根へ登ります。踏み跡も僅かにあります。北北西方向にも道があり、先には小さい墓地、更に進むと露岩が見えますが、他の方の記録を見ると、こちらは八丁山へのルートとしては違うようです。 ・少し登ると赤テープがあり、更に少し進んで炭焼き窯跡があれば正解。 ・西方向に、少しずつ尾根を登る道があり。テープがたまにあります。 ・広く開けた場所に出たら、尾根へと登ります。 ・熊の監視カメラ付近で尾根に出ます。ここから八丁山までは尾根に沿って進みます。 ・途中、ちょっとした岩場がありますが、足場がしっかりしているので見た目よりはずっと難易度は低いと思います。浮き石に気を付ける程度。 【八丁山〜鷹ノ巣山】 ・山頂から南南西の鞍部へ向けて一旦下りますが、比較的見晴らしがあるので特に迷わないと思います。 ・鞍部に出た後、お伊勢山まで細かいアップダウンが続きます。この辺りは痩せ尾根が多いので、道の両側に注意。 ・鞘口ノクビレからは尾根に沿って登ります。巳ノ戸谷へ続く下り道は立ち入り禁止で、ロープが張られています。 ・しばらく緩い登りが続きますが、ヒルメシクイノタワ直前からルートが消滅(少なくとも見つけられませんでした)。凄い急登が暫く続きます。 ・ヒルメシクイノタワには尾根に向かって直登するだけなので、特に迷う事はないと思います。 ・鷹ノ巣山の山頂まで登りが暫く続きますが、特筆するような箇所は特にありません。 【鷹ノ巣山〜榧の木山】 ・防火帯の途中から石尾根へ入ります。標識が出ています。 ・石尾根-榧ノ木尾根分岐で、標識の示す榧ノ木尾根側へ入ります。 ・榧の木尾根-水根分岐で、標識の示す榧の木尾根側へ入ります。 ・榧の木山へ至るまで、特に危険箇所はないと思います。 【榧の木山〜1190mピーク】 ・石尾根縦走路-倉戸山・熱海の標識のある所で、いずれにも行かず、南西方向の尾根(ノボリ尾根)を下山します。 ・危険箇所はありませんが、散乱する小枝が多いので、足を取られない程度には注意した方が良いと思います。 ・倒れたばかりと思われる大きな倒木が5,6本ありますが、尾根が広めなので少し横を迂回する程度で済みます。 【1190mピーク〜雨降りバス停】 ※ここからはルートを誤ってノボリ尾根を外れてしまいました。正しいルートを参考にされたい方は、他の方の記録をご参照下さい。 ・1013mピーク方向の尾根と分かれ、10分ほどで急激に傾斜がきつくなってきます。雨上がりや雪のある時の下山は危険だと思います。 ・上記の尾根が分かれた地点から350mほどは、道らしき痕跡は何もなし。 ・350m過ぎたあたりから、尾根の上に踏み跡らしきものが段々出て来て、多少傾斜が緩やかになります。(※写真34) ・更に150mほど下ると、やっとまともな道が出て来ます。他から合流している形跡が見当たらないため、ここが道の開始点に見えます。(※写真35) ・後は下るだけなので特に迷う点はありませんが、車道に近付くと藪が少し出て来ますので、道を見失わないよう。 ・祠の前を通り、作業小屋らしき建物を2軒通った後、車道と合流します。(※写真38) 登山ポスト: ・雨降りバス停付近には見当たらず。 ・奥多摩駅は、駅構内にあります。 |
写真
感想
今回も訓練的に、GPS地図はザックへ入れてログだけ記録、紙地図とコンパスのみを見て山行してみたのですが、ノボリ尾根の下山途中から道を誤ってしまいました。
【誤った内容】
1190mピーク付近の尾根分岐にて、南の尾根(ノボリ尾根)へ下るべきところ、そのまま直進してしまい、南南西側の別な尾根を下山してしまいました。
【考えられる原因】
ノボリ尾根を下山時、尾根分岐に出たら左に曲がるというイメージで居たのですが、その分岐を見落としてしまい、その後で見つけた別な分岐をノボリ尾根と誤解して下山していました。
思い返すと、傾斜や尾根の下り方向に、地形図との不一致が所々感じられましたが、以下の4点によって、間違った確信を持ったのだと思います。
・前調査でノボリ尾根が急登だと聞いていたこと。(この尾根も傾斜が急)
・1013mピーク方向へまだ尾根が伸びていたこと。
・この間違って下った尾根も、ノボリ尾根と似たカーブを描いていたこと。
・地図上ではノボリ尾根の西側に広葉樹林、東側に針葉樹林の記号が並んでいたこと。(この尾根も写真33あたりがそうなっていた)
【間違いに気付いたきっかけ】
もう車道とも合流する直前、いつまで経っても西へ曲がる点線迂回ルートがなく、さすがに変だと感じ始めました。
樹木の間から見える限りの民家と、ガードレール、かすかに見える道路向かいの斜面形状、それから下って来た地形を総合的に判断して、
やっと間違いを悟りました。
【反省点】
間違いに気付くのが非常に遅くなり、そこまで、あまり疑問を持たなかったことが悔やまれます。
セオリーに従えば、気付いた時点で尾根まで遙々(恐らく登りだと1時間半少々)掛けて引き返すべきなのですが、
もうしっかりした道の上まで出ており、近くに家や車も見えているため、このまま下山を決定しました。
車道に出てみれば、ノボリ尾根の正規の登山口から僅か100mほど離れた場所ではありましたが、ここに至るまでのルートをGPSログから検証すると、ノボリ尾根とは谷を挟んで大きく離れており、辿って着たルートは大きく違います。
結果的にバス停まで辿り着けたとはいえ、道が途中で消滅して、それ以上下山できなかった可能性もあるわけで、危険な選択だったと思います。
もっと早期に間違いを察知する嗅覚を身に付けるべく、今後も精進致します。
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