谷急沢


- GPS
- 05:32
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 552m
- 下り
- 552m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
携帯電波あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
国民宿舎に入る道の途中に登山ポストがあった。 ヒルは全く見かけず。 旧女道は多少悪い部分もあったが予想以上にはっきりしており、目印も多くて歩きやすかった。 |
その他周辺情報 | 風呂:妙義グリーンホテル(720円、JAF会員は410円)。女風呂の露天はゴルフ場のグリーンから丸見え??サウナは無し |
写真
感想
沢納め第一弾。
翌日の市ノ萱道平川が納めとしては本命で、近場のエリアとして東京起点100から抽出。
下降の選択肢が何パターンかあるが翌日の前泊行動も考慮して、最短ルートである右俣遡行→途中から旧女道→中俣下降→左俣下降を選択。
7時遡行開始を目指して早朝移動したところ、裏妙義はめちゃくちゃ寒い!
迷うことなくネオプレンとレインウェアを装着したがそれでも寒く、ザックを背負ったら背中に暖かみを感じた笑
手もかじかんでしまい、開始前からけっこうやる気を持っていかれる。
入渓はトポ記載の深沢橋ではなく星穴沢橋から。
水量大したことなくて秋向きですねーとか会話していたら急に目の前に釜。
巻くのも微妙な感じだったので突っ込んだら腰までビショビショに…
初手でこれはキツイ。
その後すぐに深沢橋からの入渓点となり、我々はただ寒い思いをしただけということに。
過去レポから入渓点を選択したが調査不足だった…
沢としては水がきれいで階段状の滝が美しく、厳しい登攀もない感じ。
とは言えせっかくの沢納めなのでロープは3回出した。
1回目は500m末広がりの6mで僕がリード。
フリクションばっちりだし登れそうな滝ではあったが、開始早々で体が冷えており、フリクションのみで登ることになんとなく嫌な気配を感じて。
1発ハーケンを決めその後は問題なく落ち口へ。
しかしその後の支点構築に難儀した。
近くに木はなくクラックもリスもない。
目の前に直径5mほど?の大岩があるのでそれにロープを回すかと画策するも、30mのメインロープは足りてないし補助ロープを回そうにも思ったより岩がデカくて上手くいかない。
最終的にいったんメインロープを解き、落ちないように固定しつつ遠くの木から補助ロープを伸ばした。
めちゃくちゃ時間ロス。
迷った時の検証の仕方に難ありで、もっと判断スピードを上げなければ。
2本目はtartletさんリード。ビレイ中が寒かった…
3本目は760mの6mにて。
普通に登れる巻きだが、もう遡行終了が見えてきていたので場数増やすため出した。
が、今度はハーケンすら刺さらない…
大薙沢でも同様にランナーの取れない滝があったが、ここはナメでもなくパッと見では打てそうなのに岩が割れるような隙間か打っても全く入っていかないとこしかない。
登ってからの支点も左岸上部に木があるくらいで何もない。
木まで行こうとしていると途中でようやくハーケン打てそうな箇所を発見。
1本は決まったがそこから少し離れた位置に打ったV字ハーケンは甘かった。
1本目をランナーとして、上部の木まで登った方が良かった…
やはり総合的な判断力不足か。
そうこうするうちに脱渓ポイントに。
旧女道は、最初分かりにくかったが地形図通りに820mピークの西側についていて、いったん入ってしまえば大量のピンクテープが導いてくれ外れることはない。
当初は沢下降しようと思っていたが寒さであまりモチベーションも上がらず、風呂を優先してそのまま旧女道下山としたらあっという間に林道。
ロープ3回出したのに昼には下山できてしまい改めて短いなぁと実感。
翌日のムーブへ移る。
・メインロープを解く時は絶対に落とさないよう中間エイト&カラビナとかで自身や朽木等に固定してから解くべきか
・支点次第で固定分散に。要練習
・支点次第で引き上げ時のセルフは別に取る
沢納めの週末、土曜日は谷急沢へ。1級上で遡行時間が4時間弱、のわりに沢地図がやたら小さい?と思ってたら、本当にコンパクトな沢でした。
キャンプの時間を長く取りたい!ってことで、7時遡行開始を目指して早朝集合。予定通りに6時半現地着。寒気が入っているだけあって、さすがに寒い。旧国民宿舎から出発、最初は林道を歩く。トポとは違う橋の名前だけど、入渓可能なポイントってことで一つ手前の橋から入渓。が、水がほとんどない??なんだ?と思ったら、すぐに水流が出てきて、更に深みがある流れに突き当たる。どう見てもへつれない、巻くのも危ないし面倒そう。「どうする?」となるも、腹を括って正面突破。気温10度ほど、山行開始15分でパンツが水の餌食になった。
ロープを出した個所は3カ所。1カ所はトポ上は「初心者にはロープ利用」とある6m滝。ここはutagリード。セオリー通りに左をへつって左を登る。1ピン目上の一歩が悪く、何気にここが一番いやらしかったかも。滝上も支点を作れる場所があまりなくていやらしい。2回目は8m滝、tartletリード。一見難しそうだけど、水流右は足場がしっかりしていて問題なく登れる。1ピン目はちょうどいいクラックが見つからずV字ハーケンを打ったものの、回収時に岩がはがれたらしい。強度に難があったか・・・反省。支点は0.75カムだけでは不安だったのでちょっと遠い立木を使って分散させたが、スリングの長さと数がギリギリで手持ちを総動員。スリングをもうちょい借りておくべきだった。これも反省。3回目は男気じゃんけんに勝ったutagが、滝の簡単な巻きでリード練ってことでロープを出すものの、ハーケンもカムも打てずに支点が作れないという。ビレイヤーの私も岩に近付いてあちこち試すけど、全く無理。支点作成練習と割り切ってフリーで登る。
ってかんじでそれなりにロープを出したものの、あっという間に沢パートが終わってしまった。本当に地図通りにコンパクトだった。下山はバリ系な登山道を下って、比較的簡単に下山ができてしまった。というわけで、12時過ぎには下山、時間もあるしパンツも濡れたしで、私にしては珍しく風呂に入りたいと主張。さっぱりとしてからお楽しみのキャンプパートに。やっぱり焚火は最高!夜には翌日の山行参加のjt0327も合流。素晴らしい沢納め前夜祭になった。
【備忘録】
・気温は10度ほど。フラッドラッシュ、ラピッドラッシュにペラペラパーカーでちょうど良し。
・泊まり沢でタイツだけだと寒いけどダウンパンツを沢臭くしたくない・・・ということでユニクロでふわふわタイツを購入、焚火で投入したが、かなり暖かい。見た目がアレだが、来年投入してみるか。ダウンよりは軽いし。
・スモアリベンジ。どうせならチョコ入りマシュマロを焼いてクラッカーに乗せればいいんじゃね?と試したら、マシュマロとチョコの一体感はかなり良くなったものの、マシュマロ内のチョコがあっという間に溶ける。落とさないように焼くのが大変。クラッカーに乗せたものの、やはりビスケットのほうが良いような。まだ改良の余地が大いにアリ。
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