新穂高〜涸沢岳西尾根《ピストン》(22km)

2021年10月27日(水) [日帰り]

• GPS: 13:46
• 距離: 21.8km
• 登り: 2,164m
• 下り: 2,206m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:29
• 休憩: 0:19
• 合計: 13:48

5:10 新穂高温泉無料駐車場
5:17 5:17 新穂高温泉バス停
5:21 5:21 新穂高温泉駅
5:33 5:33 小鍋谷ゲート
5:55 6:03 穂高平小屋
6:32 6:33 白出沢出合
11:49 11:49 蒲田富士
13:14 13:20 蒲田富士
17:38 17:38 白出沢出合
18:06 18:09 穂高平小屋
18:31 18:31 小鍋谷ゲート
18:45 18:45 新穂高温泉駅
18:50 18:50 新穂高温泉バス停
18:57 19:00 新穂高温泉無料駐車場
19:00 ゴール地点

天候

晴れ
てんくらは、C強風
自分で天気図を判断して吉と出た A微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

P5駐車場を利用
5:00 車0台

コース状況／危険箇所等

1700〜2000m 180cmの笹薮
2000m以上 積雪
ハイマツ群

写真

10/27 21:08

車内で2時間半、横になって出発

10/27 5:32

夜が明けてきた。

10/27 6:02

穂高平で、笹薮装備に換装。
暑いので1枚脱ぐ。

10/27 6:22

良き林道

10/27 6:36

穂高連峰

10/27 6:43

笹薮こきスタート。

10/27 7:01

腐れ倒木多し。
この上渡って飛び降りる。
ちょっと怖い。

10/27 7:07

最初は背丈が低い。
が、

10/27 7:17

直に背丈を超えるほど成長する。
顔に当たらなければストレスは無い。

10/27 8:53

笠ヶ岳方面？

10/27 9:14

2000mを超えると、ゆき

10/27 9:47

新雪のゆるふわ雪
踏むとずり落ちる

10/27 10:19

一服

10/27 10:36

ここまでは、笹なんて余裕じゃんと、タカをくくっていた

10/27 10:50

斜度がきつくなり、立っては登れない
四足歩行。ときおりずり落ちる。

10/27 10:58

ようやく二足歩行に。
目の前に穂高連峰。

10/27 10:59

進む方向に蒲田富士。
意外と遠くてビックリ

10/27 11:07

雪の稜線が360度見渡せる、晴れ。
無風ときおり微風

10/27 11:16

西穂でしょ？

10/27 11:15

昨夜、雪が降ったらしい。
雪の穂高連峰が拝めて良かった。

10/27 11:27

ロープ多すぎでしょと思ったが、下りには絶対必要。

10/27 11:51

尾根は更に雪が深くなる。

10/27 13:04

涸沢岳どれよ？

10/27 11:56

ブロッケン

10/27 12:05

ここまでツボ足。体力を奪われる。

10/27 12:43

涸沢岳行こうにも、岩に目印がない。
右側の雪壁の斜面を行ってみると、
四足歩行でもずり落ちて登れない、ゆるふわ雪。

10/27 12:46

時間もないので、回れ右。
無念だが新雪を分かっていなかった。グレート陽希君が雪で引き返して、翌日アタックした場面が頭に浮かんだ。

10/27 12:47

膝下

10/27 13:17

ガスが出てきた。

10/27 13:54

これいくの？
もううんざり。

10/27 14:16

笹のSNOWスライダー。
危険!

10/27 14:39

15mほど滑落 帽子が吹っ飛んだ。
滑落中は頭の中真っ白だね。

10/27 16:03

笹薮装備に換装。

10/27 16:15

この中を埋もれて下ってきた。
笹の根本は基本下を向いている。
踏んだら滑るということだ。

10/27 17:08

日が暮れた。目印も見当たらないし、GPSがおかしい事になっている。
まさかの遭難？
もがいてなんとか白出沢ルートに出られてホッとした。

撮影機器：

Xperia XZ2 Premium SOV38 au SONY

感想

Ntraverse

奥穂高岳に日帰りで行きたい！そう思って計画したが、昨夜降った新雪に阻まれた。
しかしこの時期にゆきと戯れたことは良かったと思う。

4時間かけてA.M1:00、平湯に到着。気温4度。
車の中で2時間半横になり、新穂高に移動して、5時10分登山開始。新穂高気温8度。
西尾根ルート、笹薮に関して言えば、虫除けネットのお陰で顔に当たらないので、ストレスを感じない。
しかし次に現るハイマツは手強い。
硬いし痛いし行く手を阻む。
今回は雪のおかげで多少楽をさせてもらったが、fullで食らうと思うとちょっと躊躇する。
雪はゆるふわで、軽アイゼンは持っていたが出番はなかった。涸沢岳の取り付きが分からなかったが、暗くなる前に西尾根を降りるため、引き返した。
このコースは登りよりも降りが厳しい。
元々足の置き場に神経を使う山容の上に、笹で足元が見えにくいのに足元には倒木、穴など危険が多数ある。
スピード下山が出来ないので面白くない。
満身創痍です(*^^*)
もう二度と降りはやりません。
時期について言えば、雪が降る前の晩秋(笹とハイマツ地獄はあるが)、若しくは、雪が固まっている厳冬期から春先のみ有効でしょう。
今回は滑落と遭難の不安が体験でき、いい勉強になりましたので、今後に活かせそうです。