霊仙山〜グラデ、低山の巨人、白い大地、広大な山域を歩く


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 737m
- 下り
- 47m
コースタイム
9:32 廃村跡
9:37 山小屋(かなや) 440m
9:49 2合目 汗ふき峠 10:00 510m
10:07 3合目
10:11 大頭谷源頭(滋賀県多賀町)
10:29 4合目
10:47 5 合目 琵琶湖が見える
10:55 6合目
11:04 7合目 稜線の取り付き 平原の突端
11:16 お虎ケ池
11:40 9合目(経塚山)分岐 経塚小屋、柏原道方面 1040m
11:46 鞍部
11:59 霊仙山12:40 1080m
15:00 登山口P
登り 2:35
下り 2:20
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
☆ 醒ヶ井養鱒場の先、林道の最奥の 登山口手前の駐車場まで車が入れた ☆ 登山口手前の駐車場から東屋→ そのまま道なりに石垣のみ残る廃村の中へ 登山道→山小屋(かなや) 杉木立の坂道を2合目「汗ふき峠」へと進む ☆ 広大な山頂域を擁する霊仙山 ややもするとルートを外す目的地を確保しつつ 慎重な行動を要す ☆ 霊仙山台形の突端7合目から 展望が一気に広がる ☆ 霊仙山の最高点は隣のピークで10mほど高い □ トイレ ○ 通り道→醒ヶ井養鱒場 ● 登山口駐車場付近は見当たらなかった □ コンビニ JR醒ヶ井駅中心に左右R23沿い→4ほどキロ先に 2.3件有 ネットで確認 |
写真
感想
関ヶ原icから出た。R21関ヶ原方面へ進む。しばらく走りJR醒ケ井駅付近から右折、名神高速道路のガード潜る。
道なりに南北に細長い「下丹生」集落の中を通り抜け、仏壇屋が多な思いながら醒ヶ井養鱒場を目指す。
外れからそのまま林道に入り込む。道はやや細いが舗装されている。対抗車と遭遇したら困ると思ったが、幸い出会うこともなかった。
登山口駐車地と思われるところに差し掛かる。手前に車が2台ほど止まっていた。これより先通行止との看板、それでもそのまま最奥まで進む。
登山者のものと思われる車が3台ほど止めおかれていた。登山口付近は重機も入り込んでいて関係者はいなかったが道の整備をしているようだ。
やや荒れ気味の道、左手の道は神社方面、ソロ登山者が向かって消えた。たぶん引き返すと思ったが、その後見ることはなかった。
当方達も、どの方向に進むかと迷っていると、背後から土地の人らしき男性二人追いついてきて、進む道を案内してくれた。
石垣のみ残る廃村、最奥の山小屋の関係者と分かった。そこで話す機会があり、三峡の村人が去ったのは戦後、あれから70年経たと最大で50世帯はあったと。
一世帯3人として150人の村人はいたのだろうと想像を巡らす。古のロマンを掻き立てる。苔むした石垣が寄り添って階段上に天空まで伸びている。インカのマチュピチュそこまでいかない、一見の価値があるなと。
小屋前の僅かなスペースのテント場500円の案内、ジュース等流れる山水で冷やしていた。ご利用の人はお金をいれてくれと。利用する人がいるのかと、お化けみたいな話。
杉木立の急坂を10分ほどで2合目汗拭峠へ、この分岐で逆方向から霊仙山を目指すルートもある。
3合目4合目と高度を上げるにつれ落葉の木々の色ずきが鮮やかになる。昨日の雨後、濡れ落ち葉の坂道は足を踏ん張らないと滑る。足首も痛くなった。
6合目にかけてジグザグに高度を上げる稜線の7合目まで、一番キツイふんばりどころ。山麓から台形の見える霊仙山の突端が7合目である。
汗がタラタラとスタミナを使い切った気分。
霊仙山の山頂部は見えるが、回り込むようにつけられた登山路、まだだいぶ距離があると思えばいやになる。
迂回路を歩くような恰好で前衛の「経塚山」のピークを踏み。そして一旦鞍部まで下り、更に登り返す。
白い骨が散乱するような小山を最後の追い込み、見た目よりたいしたことはなく10分ほど、冷たい風に吹きさらされた晩秋の霊仙山に達す。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する