皆子山(寺谷↑東尾根↓)


- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 663m
- 下り
- 650m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
先に料金500円を登山ポストそばの料金箱に入れる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登頂: 寺谷橋を渡り右岸をさらに西進すると「寺谷をへて皆子山へ」という案内板があり ます。対岸に青リボンが見えていますが、水量が多く普通の登山靴では飛び石伝いに 渡るのも難しいので、案内表示の矢印に従い寺谷橋を渡り返して迂回路を辿ることに なります。 その迂回路ですが、結構アップダウンが激しいです。寺谷の手前の沢に下りた後、 百井川の方に少し下りてから高巻いて寺谷にたどり着きましたが、これがかなり 危険を感じました。踏み跡らしきものはあり、距離は短いが幅が狭いトラバースが あり、掴まるところもありません。滑落すると無事では済みそうにありません。 手前の沢からは百井川の方でなく、上方へ回るなど、別ルートを探った方が安全 だろうと思いました。上方へ回るルートがあるかは不明です。 寺谷にたどり着いた後は、最初は沢の中を進みますが、明瞭な高巻く道が現れます。 ところが、巻き道は沢の左右に移り変わり、渡渉をするところも何カ所かあります。 沢を進まないといけないところもあります。古いテープが所々にありますが、十分な ものではなく油断するとルートを見失いかねません。東尾根ルート以外では比較的 容易なルートとして紹介されていますが、東尾根ルートほと容易なルートとはいえ ないと思います。(以上 sayup18) 廃小屋から先の急斜面にはたいていトラロープが下がっている。(kumakumo追記) ●下山:(文責kumakumo) 東尾根コースはどこもわかりやすく歩きやすい。 後半のつづら折りは細かいので少し面倒。 |
その他周辺情報 | 駐車場にも山にもトイレはない。(kumakumo) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
kumakumoが、京都府で一番標高が高いところに行ってみたいというので、皆子山へ。
私にとっては3年ぶりの皆子山ですが、その時は台風が接近中で午後からは雨予報でしたので、大急ぎの訪問でした。おかげで、ほとんど記憶が無かったのですが、今回の山行きでは、天候にも恵まれ、眺めの良さもありとても快適なものでした。先週訪れた武奈ヶ岳も見えたのが嬉しく、京都府民としては、皆子谷源頭部から愛宕山と比叡山の間に京都市内が見えたのも感動しました。
寺谷橋からのルートミスをした前回の借りも返すことも出来ましたので、思い残すこともなくなりましたが、今後は別ルートからの皆子山も楽しんでみたいと思いました。
3年前の皆子山(台風に追い立てられて、無茶苦茶急いでいて苦笑しました)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1538805.html
山行の回数や累積歩行距離が増えてくると、やはり居住府県の最高
峰たる山に登ってみたくなるのが人情。一週間前に1200mの武奈ヶ
岳を制覇したばかりではあるが、それでも最高峰と称される山には
登っておきたい。
実際、皆子山は何が有名かと言って、手元の複数の資料では異口同
音に「京都府の最高峰」を連呼するばかり。その見晴らしと道中の
おもしろみは、自分で行って経験してみるしかない。
谷間の道は賑やかで、いくつもの小さな滝とすれ違う。水は、とき
には高らかに歌い、ときには知らない言語でまくし立てながら下へ
下へと急ぐ。我々は黙々と、川なのか道なのかわからない地面を見
つめ、足の置き場を考えながら一歩一歩進んだ。岩の角、木の枝や
根を手当たり次第つかみながら斜面を平行&垂直移動していると、
ちょっと小熊にでもなった気分である。
やがて手袋の指先に穴が開いた頃、ひょっこりと頭を出した先が平
坦な地面。そこからもう少し進むと広い山頂に到着した。
既に10名ほどが、思い思いの山頂タイムを満喫している。我々も
軽食休憩を取ることになったが、この山頂には謎の物体が転がって
いたり面白い形の木がたくさんあるので、なかなか忙しかった。
源頭部とは、谷のスタート地点のことらしい。皆子谷源頭部へ行く
と、あちらからとこちらからで斜面がつながり、簡単にパノラマの
ような写真が撮れる。山頂よりもよほど広々としており、また遙か
な眺望からは、京都のなじみの山を探して楽しんだ。
あとは再び皆子山山頂を通過し、東尾根をゆるゆると下りながら、
散らかった頭の中を通常モードに戻していく。そうすると、いろい
ろな楽しかったことや面白いと思ったことは、決して一つの表現に
かためることができないという結論に達するのであった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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渡渉点の情報もありがたいです。
皆子山は晴れていると景色がよくて楽しいですよ。
迂回路は結構大変ですので、渡渉した方が安全なような気がします。
京都府民としては、一番高いところには是非とも行ってみてくださいね。
林道から寺谷への徒渉はいつも膝下ぐらいだと思います。
昨年の2月の積雪時にこの迂回路を使いましたが、寺谷の手前の沢に下りた時に目の前の急斜面を登りました。
登り切った時に、その横にロープがあることに気づきました。
この迂回路はご免ですね。
手前の沢に下りたあとで、目の前の急斜面を登るのはいやだなと思い
かえって危険な所を通る羽目になってしまったようですね。
私も、寺谷へは迂回路より渡渉の方が安全なのではないかと思いました。
ただ、夏場なら迷わず裸足で渡渉すると思いますが、
当日は気温が0度に近くとても川に入る気にはなりませんでした。
いろいろと情報をありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
追記です。
積雪時だったのでロープは雪の下にあり見えませんでした。
山行を諦めて林道に戻った時は、5の写真より百井川の方で飛び石伝いに靴を濡らさずに渡れました。
過去のレコです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2213877.html
ゴミ袋に靴を差し入れ、アイゼンを履いて渡ったこともありました。
アイゼンを履いているのでゴミ袋が破れることはありませんでした。
45Lはぎりぎりだったので75Lの方が良いと思います。
ヤマレコの容量節約のため肝心の写真がカットされていますが過去のレコです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1737411.html
返信不要です。
情報ありがとうございました。
今回のコースは「京都府の山(山と渓谷社)」でも紹介されているコースですので、
他の方々の参考にもなると思います。
以前、西芳寺川でゴミ袋渡渉作戦を決行したことがありますが、
あっという間に穴があいて、靴が水浸しになった苦い経験が(笑)。
今度決行することがあれば、慎重にやってみます。
sayup18さん kumakumoさん こんばんは。
いいお天気に恵まれ 京都府最高峰の山「皆子山」お疲れさまでした。
私達が登ったコースは急峻でしたが、明瞭な登山道・・お二人が
登られた寺谷からのコースをは記録写真で拝見すると相当荒れて
あり、油断するとルート見失い・・という厳しいコースだったん
ですね(*´Д`)💦
普段から山行記録に お二人の お顔などを掲載されていませんので
山頂でお出会いしても全く 気づかず、私の記録にコメント頂いて
初めて いつも拝見している お二人だと知りました。
またどこかで お出会いする際は ご挨拶させていただきます(*^-^*)
京都府内の 山にも時々お邪魔しておりますので お出会いするのを
楽しみにしています。
今後とも宜しくお願い いたします<(_ _)>
いつもご覧くださってるとのこと、ありがとうございます。
山頂は、プレートや三角点の確認・撮影等々けっこう
忙しいものですが、ibuki89さん御夫妻はそれらをテキパキと
こなして次へ行かれたので、ただ者ではないなという気が
していました。
わかりやすく要を得た山行記録の数々は、あのようにして
生み出されるのですね。
存じ上げなかったとはいえ、私の方こそ素っ気ない態度で
失礼いたしました。ご夫人とも衣装のことなどもっと
お話しできたかもしれないのに、惜しいことでした。
紆余曲折の末辿り着いた山頂ですが、源頭部などなかなか
見られない光景が楽しめてよかったです。
いつかまたお目にかかれる機会を楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
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