黄葉に染まるソノド【南西へ延びる尾根を下ってみたが・・・】
岐阜県
onetotani
体力度について
- GPS
- 08:55
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,055m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 8:51
| 天候 | 晴れ 【気温】ソノド登山口：14℃ ソノド：15℃ 薮谷林道に下山：17℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【高塚山へ】：植林の入らない、自然林の尾根です。 巡視路と別れた後は、踏み跡はあてになりませんが要所にはピンクの リボンが付けられ、気まぐれに案内プレートも出てきます。 �ヾ�利林道を上がった先、398号鉄塔の巡視路入口となる階段が 登山口となります。 巡視路で鉄塔に出た後も、co550辺りまで緩むことなく急な登りが 続きます。 �∪召亡砲�、東の幾里谷側にきつい地形を念頭に、紛らわしい地形は 谷寄りをルートに取りました。 ��再び傾斜が緩み、南西方向から現れた獣除けネットに沿って右折すると 高塚山山頂です。 広い山頂は下山時に尾根の見極めが必要です。 （幾里谷側を決め手として見極めましょう。） 【高塚山から南尾根でソノドへ】：植林の入らない、自然林の尾根です。 展望には欠けますが脚に優しく、歩行を邪魔する藪もありません。 要所にはピンクのリボンが付けられ、気まぐれに案内プレートも 出てきます。 �‘Г濱廚量気ぁ△曚椣貭樟�に北向きに延びる尾根を忠実に辿ります。 穏やかな広尾根で緩やかに下った最低鞍部から、山頂までは330mを 登ります。 ��co800辺りから明るい尾根に変わり、時々東に養老、南に烏帽子〜 藤原岳辺りが展望できます。 ��プチ二重山稜が現れると、まもなく開放的な山頂に到着ですが、 展望は東側に僅か得られる程度です。 【幾里山の手前まで】テープの類は一切ありません。 ➀僅かに道型？が残る北西へ延びる尾根を下ります。 次第に明確になった尾根筋で、鞍部から登り返した尾根のTOPで 西より上がって来たネットに沿って僅かに右折すると、左手に 薮谷峠〜谷山の尾根、そして霊仙山の全貌が目に飛び込んできます。 ��足元は徐々に藪っぽくなってきます。 【ソノドから南西へ延びる尾根】：バリエーションルートです。 山頂から南西に延び薮谷林道に通じる尾根を下山ルートに 使用しましたが、co500辺りから危険な急斜面に行き詰まり断念。 やっとの思いで支谷へ不時着し、そのまま薮谷林道まで下りました。 |
写真
拍手
行動食を頬張る。
着いた、山頂だ！（三等三角点名：ソノドヲ）
昼食も終わったし、南西へ流れる尾根を下ってみよう。
感想
onetotani
新緑の季節に次いで2度目のソノドは紅葉狙いがメインだが、
他にも目的があった。
1、ソノド〜谷山の周回に備えて幾里山周辺の偵察。
2、ソノドから薮谷林道への下山ルート偵察。
日暮れが早い季節なのでソノド下山を12時と決めて行動しよう。
阿蘇橋から眺める牧田川の紅葉はこれから見頃を迎えようと
しているようだが、山中はどうだろう・・・。
No,398鉄塔の巡視路から高塚山への尾根に入り、co500辺りを過ぎると
黄や赤に色付いた樹々が現れ、やがて緑よりも黄が優勢になってくると
獣除けネットが現れ高塚山に到着する。黄葉に囲まれた広い山頂は
見頃のシーズン到来を感じさせる。
高塚山から北へ向きを変えた穏やかな尾根を下ると予感が実感に
変わってくる。
陽射しに透かして眺める紅葉は鮮やかだが、来週あたりは更に進んで
一段と見応えのある景色になりそうだ。
下り着いた最低鞍部からco700、 800と上げる標高に比例して進んでくる
紅葉に見惚れてつい足の進みも遅くなる。
全身が黄色に染まりそうなシロモジ？の林を抜け、ポッカリと空が開けた
台地を上がると黄葉に囲まれたソノドの山頂に出る。
細長い山頂はまずまずの広さだが展望には恵まれず、それでも僅かに
開けた東側にはうっすらと御嶽を眺める事が出来た。
時計を見ると食事には半端な時間だった。下山する尾根の様子は
わからないので12時には下山にかかりたい。11時をリミットに
幾里山方面の偵察に進んでみる。
道型？の残る尾根を下り、明確な尾根筋でピークへ登り返すと
林道が横切る薮谷峠〜谷山の尾根や、大きな山：霊仙山が目前に現れた。
手前のピークが邪魔して「鹿遊び」と呼ばれる幾里山の様子は不明だが
谷山に至るルートを確認してソノドへ引き返し、倒木に腰を降ろして
食事を終えると予定の時間を僅かに過ぎていた。
今回の目的二つは達成できたので、残りは南西に延びる尾根の偵察だ。
地図とコンパスをポケットにまずは明確な尾根筋に従って下り始める。
藪も無く足裏にも優しい、そして紅葉が進んだ雑木の尾根は実に
快適だったが、南へ向きを変える意識が強すぎて一本尾根を間違えて
修正する羽目になってしまった。
谷をトラバースして計画した尾根には復帰できたが、その後の尾根は
快適ではなかった。傾斜もきつくおまけに藪が尾根形状の見通しを
悪くしているので、コンパスの方角保持に注意して下るうちに
樹々も疎らで落ち葉が堆積した危険な地形になってきた。
尾根にこだわるのを諦めて谷への下降ポイントを探すと、
木の根を頼れそうな崖があった。
滑落の危険を避けて、こまめに掘り出した木の根を支点にしながら
崖のような斜面を下りなんとか谷へ不時着し、窯跡が残る谷を下ると
僅かな時間で薮谷林道に合流できた。
【ソノドと薮谷林道を繋いで歩ける尾根を探して、今回は南西に延びる
尾根を下ってみた。co700辺りまでは快適な尾根だったが、下り100mを
残して断念せざるを得ない地形だった。別のルートで100mを稼げれば
周回ルートの有力候補になりそうだ。】
〜紅葉狙い 第四弾〜
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
ソノドの最新記録
高塚の最新記録
toshimizu7566 さん
秋に霊仙山の、西南尾根から、東方向を見ますと
植林と、紅葉が混在した眺めが
不思議だなと思っておりましたが
レコを拝見して、山の中の様子が分かりました。
あの中を歩くのは、とても大変なのですね。
行き詰る斜面、その後不時着とは
厳しさが偲ばれます。炭焼きが盛んだったころは
もっと安全な道だったのでしょうね。
今後に繋がる視点が得られて
何よりです。
新緑と紅葉、二つの季節を歩きましたが、やはり自然の林は
色が豊富で良いですね。
紅葉の進み具合はこれからが本番にように感じましたが、
光を透かしたシロモジの林が素敵でした。
ソノドはピストンか谷山までの周回が定番のようですが、
ピストン以外に周回できるルートをあちこち探していますが、
今回の尾根は別ルートが見つかれば使えそうです。
行動時間が長くとれる季節になったらソノドから足を延ばして
谷山〜五僧峠の周回を計画しています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する