記録ID: 3708455
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無雪期ピークハント/縦走
北陸
取立山〜大長山 加越国境を歩く(最高潮の紅葉に染まる大滝)
2021年11月05日(金) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
谷区林道通行協力金500円徴収されます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全区間、すばらしく明瞭な登山道。 ・鉢伏山〜大長山の区間だけ、かなりの激下り&急登(つづら折りではなく、ほぼ直登)。そして刈った笹の茎と、まだ柔らかい土で、足場に注意が必要。 ・取立平避難小屋は、「スズメバチの巣がある」との注意書があった。 |
写真
やがて鞍部からしばらくして、急登(ほとんど直登)が始まる。
補助ロープや木の根を使い不安定な土の壁に体を引き上げていく感じ。刈った笹の茎もあり滑りやすいので、慎重に通行した。
写真を撮る余裕がない(笑)。
補助ロープや木の根を使い不安定な土の壁に体を引き上げていく感じ。刈った笹の茎もあり滑りやすいので、慎重に通行した。
写真を撮る余裕がない(笑)。
想定どおり、大長山と鉢伏山の区間は帰りも大変!笹で靴底が滑り1回尻もちをついた…。
鉢伏山まで戻ってひと安心、広場でモグモグタイム。先に休憩中だった女性登山者としばし談笑し、再出発。緩やかなアップダウンを繰り返して一気に取立平へ。
(写真は取立平の標識、今回はパス。)
鉢伏山まで戻ってひと安心、広場でモグモグタイム。先に休憩中だった女性登山者としばし談笑し、再出発。緩やかなアップダウンを繰り返して一気に取立平へ。
(写真は取立平の標識、今回はパス。)
感想
10月末に小原から大長山に登った際、山頂広場の横に最近拓かれたらしい登山道の入口が「鉢伏山へ」の小さなプレートとともに控えめにアピールしていた。そのとき「来年かなー」と思ったのだが、…案の定というべきか(笑)。
取立山から三ノ峰へ連なるいわゆる加越国境の未踏区間は、あと大長山から鉢伏山までの区間のみだったし、取立山の大滝コースは一度も歩いたことがなく紅葉も期待できそうで、居ても立っても居られなくなってしまった。
終わってみると、計画を達した大満足の山行になった。今年の紅葉は、自分的には石川県側2000m前後はやや赤茶けた印象を受けてきたが、福井県側1000mより下部は非常に鮮やかなようだった。
全体を通じて、とにかく驚嘆したのは、おおむね地形図に記載されている破線どおりの立派な登山道がどこまでも続く、素敵な県境ルートだったこと。ところどころ、朽ちた丸太や苔むした階段のように配置された岩があったり、掘り込まれて古道のようになった区間もあったり、以前はよく歩かれていた道なのだろう…と想像しつつ、藪を払い再整備された管理者さんのご苦労に感謝した。福井側から三ノ峰まで、さらに岐阜の石徹白まで降りられる貴重なルートのはず、利用されなくなったのはいつ頃だろうか?…興味は尽きない。
※県境に取立山からのショートカット道が突き当たるT字路の表示板の矢印が逆と思われます。(管理者さんに無断で変更するのも躊躇われたので、そのままにしました。)
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