前掛山：紅葉の浅間山荘から往復
SamT
- GPS
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- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,131m
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- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:23
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
浅間山荘の玄関に張り紙があり、早朝スタートの場合は下山後に支払うようにとあり、そのようにしました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に危険な所はありません。迷い安い枝道や分岐には標識や案内表示があります。避難壕手前の北側の登山道や前掛山に向かう尾根道には残雪がありますが、登山道に残雪はありません。登山ポストは登山口の鳥居の20m位先の左側にあります。 |
| その他周辺情報 | 下山時、火山館のトイレを使用しました。協力金２００円。入浴は天狗温泉浅間山荘を利用しました。８００円、駐車場利用者は２００円割引。鉄分を含んだ茶色の湯で、湯上りに体を拭いたら、手拭いが茶色くなりましたので、要注意。 |
写真
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外輪山の一番手前の岩場から噴煙（蒸気）が出ているのが確認できました。火山館で聞いたら、ここというよりここより少し前掛山よりに火山ガスを噴出している所があるとのことでした。
感想
10／24に志賀高原の赤石山に登った時、横手山の山腹に浅間山の上部だけ見え噴煙を上げていました。その記憶があり、前掛山に登り、噴煙をより近くから、と言うより、間近から見たいと思い登ることにしました。
浅間山自体に登るのは5回目、前掛山は4回目、浅間温泉からの往復は2回目でした。最初に登ったのは1983年、38年前でした。入山規制されて今の登山道も整備されていない頃でした。賽ノ河原からつい衝動で
直登しました。しかし、火口の稜線に出る直前にガスが巻き始め、稜線に出て少し進んだ所で、前方から噴煙が立ち昇ってきました。動転して、慌てて下りました。登山道もなく、登山知識や装備もそろっていなかったので、簡単な磁石だけを頼りに西に巻いて下ったつもりでしたが、賽ノ河原には辿り着かず、結局真北側に下っていました。途中から、意を決して、北の長野原に下ると決めて沢や薮を越えて下山しました。
その時登ったのがどの辺りだったのか、気になっていたのですが、今の釜山ではなく、前掛山の外輪山のどこかだったのかもしれないと思っていました。今回前掛山に登り、下山途中で避難壕の1つの近くで休憩したのですが、その時ふと外輪山の岩場から微かに白い蒸気が上がっているのが見えました。火山館に立ち寄った時、係の人に私が38年前に経験したこととこの日見た微かな蒸気のことをお話ししたら、そこより前掛山寄りに火山ガスの噴出口があると教えてもらいました。今は微かですが、38年前にしっかり噴煙を上げていたのかもしれないと想像し、合点がいきました。
朝、浅間山荘に着いた時、車の温度計は2℃でした。少し寒い位の薄着でスタートしましたが、賽の河原分岐で厚手のシャツを着、避難壕で薄手の防風ヤッケとニット帽を着用しました。それでも寒い位でしたが、前掛山頂上に着いてみると、不思議に風もなく暖かかったです。直前までガスの中だったようですが、私が到着した頃からガスが次第に薄れ晴れてきました。幸運でした。中には、避難壕の辺りで見掛けたご夫婦が、晴れてきたのでもう1度登り返していて、感激していました。
北アルプス方面には雲が湧いていましたが、雲間から槍ヶ岳が確認できました。黒斑山方面はよく見えましたし、四阿山から志賀や草津方面辺りまでは次第によく見えるようになってきました。赤石山は目立たないので確認はできませんでした。この日、平日なのに、60人位の人が登っていたようです。火山館の方のお話だと、平日で50人、土休日だと300人位の人が登っているとのことでした。
今回は上りでも下りでも両膝に痛みがあり、特に下りは大変でした。ゆっくりゆっくり下りました。登山後結構ダメージが残っていましたが、1日経って楽になっているのでホッとしています。また、次の登山はどこに行くか考えることができそうです。
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