スカっと晴れた雪の鳳凰山


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,911m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今のところ凍結等も無く問題なく入れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※総じて樹林帯や稜線歩き中心で登攀要素などはありませんが、雪が増えてくると凍結や踏み抜きには注意が必要。 現状アイゼンやピッケル等は無くても問題なさそうですが、使う使わないにかかわらず雪山装備は万全に。 稜線は風が強いことが多い山です。 防風、防寒対策はきっちりと。 <登山口〜夜叉神峠> 現時点ではまだ夏と変わりありません。 特に問題なし。 毎年冬にここから登っていますが、登山口〜夜叉神峠まではこの時期以降は凍結多いです。雪なら歩きやすいですがそうではなく凍結。 そうなったら注意が必要だと思います。 <夜叉神峠〜南御室小屋> 一応夜叉神峠付近の登山道脇や日が当たらないところは少し雪がありますが、ルート上は凍結も積雪も殆どなく夏道です。 辻山辺りから雪が出てきます。 まだ積雪量は少なく固く締まった状態でもないのでアイゼン等不要だと思いますが、このぐらいだと場所によってはかえって滑って歩きにくいかもしれません。 使った事ないけどこういう状態だとチェーンスパイクとかがいいのかな? 南御室小屋手前辺りは日が当たらない樹林の中なので少し雪多めです。 <南御室小屋〜薬師岳〜観音岳> 南御室小屋の登り出しは雪なし。 日の当たらないところは軽く積雪。日が当たるところは溶けてドロドロ。 砂払い、薬師小屋付近は吹き溜まっているところがちょっとあるぐらい。 薬師岳手前のところ(砂払い)だけちょっとした岩場があります。 雪が多いと少し注意が必要。 稜線は厳冬期でも風で飛ばされて雪は少ないです。 吹き溜まっているところは少し深いところもあるかもしれません。 トラバース気味に歩くところが凍結していなければ歩きやすい稜線だと思います。 この日は比較的穏やかでしたが風は非常に強い事が多いです。 |
写真
装備
共同装備 |
ザック 1 35L
エマージェンシーセット 1 非常用の道具一式
行動食、非常食 1 その日の行動食と簡易非常食
水 1L
ヘッドランプ 1 予備の電池も
雨具 1
シャツと靴下の替え 1
手袋 1
地図とコンパス 1
雑記帳 1
軽アイゼン 1
アイゼン 1
ピッケル 1
テルモス 500ml
目出し帽 1
ダウン 1
予備の手袋 1
冬用シェル 1
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感想
今月は後半仕事が忙しいのであまり山には行けなそうです。
何とか予報の良いこの日に休みをねじ込んで山に出かけてきました。
自宅からもアクセスが良く(と言っても近くはないですがw)先週末積雪があったという鳳凰へ。
毎年雪の時期に登っているので、今年はいつもより少し早い時期になります。
まだそれ程難しい状況ではないと思いますが雪山の装備を一通り準備して登山口へ向かいます。
何度も登っているのでピークハントにはこだわりはないし、快晴予報なので白根三山を眺めながら雪の雰囲気が味わえればいいなという感じなので今日はのんびり歩きです。
駐車場到着はもうすっかり明るくなった7時少し前。
準備をして出発です。
とは言え、結構長いコースなのでこの出発時間だと時間が読めるところまでは少し飛ばさなきゃかな。
風も少なく、明るくなってから登り始めたので行動中は暑いぐらい。
前半はTシャツ一枚で歩きました。
登山口から夜叉神峠までは凍結もなく夏道と全く変わりなくあっという間に到着。
夜叉神峠で一応長袖を羽織り、白根三山を眺めて飲み物を飲んですぐに出発。
一旦下って激登り。
毎回登りも下りもここが一番きつく感じます。
少し緩やかな道になって気持ちいい樹林帯を歩きます。
先行者に辻山付近で追い付きご挨拶。
夏と同じようなペースで歩いてきたので少し汗かいちゃいましたが、標高も上がり止まれば寒く感じる気温になってきたので汗を拭いてこの後は汗をかいて冷えないよう、雪も出てきたので滑らないようゆっくり歩くようにします。
火事場跡や、西側が開けているところはずっと白根三山が左手に見え風も殆どないのでとっても気持ちいいです。
日影や樹林の中は少し雪が積もっていますがこの状況ならアイゼン等は無くても歩けると思います。(根雪になるでしょうしこの辺りの状況は今後変わってくると思います)
他のところに比べ雪が少し多めの樹林を抜けると南御室小屋。
行動食を摂って軽く休憩し、稜線に向けてウエアーを一枚羽織り出発。
小屋からの登りはあまり雪が無く溶けてベチャベチャだったり、泥だったり。
傾斜が一段落したところで雪の状態も落ち着いてきます。
岩が増え樹林を抜け、稜線に出ると素晴らしい眺めが待っています!
雪を被って真っ白になった白根三山。
振り返ると富士山。
これから向かう稜線の方向はは真っ青な空。
冬の時期は稜線に出ると乾いた冷たい風にさらされることが多いですが多少の風はあるもののそれ程強くはありません。
ここで、もう一名いた先行者にに追いつきお話ししながら写真撮ったり景色を眺めたりします。
薬師小屋は週末などは営業しているようで、まだ雪に埋もれてはいない状態でした。積雪期は吹き溜まって踏み抜きの多いところです。
素晴しい景色の砂払いから薬師岳までは少しだけ岩場の通過がありますが危険というほどではありません。注意しながら慎重に進めば問題ないと思います。
薬師岳の山頂に到着。
景色を眺めたり写真を撮ったりしてから観音岳へ向かいます。
ここがまた楽しい稜線歩きです。
厳冬期でも風で雪が飛んでしまうので積雪量はあまりありません。
稜線はずっと左手には白根三山、右手には八ヶ岳、振り返れば富士山(帰りは逆ですね)が見えています。花崗岩の山なので白い足元に奇石群。
何とも楽しいルートです。
観音岳までは景色に見とれてペースは上がりませんが、緩やかな登りなのですぐに到着。
今日は出発も遅かったし、雪もあるので薬師まででいいかなと思っていましたが、ここまで歩いて良かったです。甲斐駒や地蔵岳のオベリスクここまで来ないと見えないですしね。30分程景色を眺め下山開始。
このままののんびりペースでも地蔵まで充分行けそうですがここで満足(あとで知った話ですが、地蔵までは雪の状態が微妙で結構大変そう・・・)
明るいうちに下るには軽く休憩入れながらCT通りに歩けばOKなので後は気が緩んで滑ったり転んだりしなければ充分でしょう。
南御室小屋で一息ついて、その後SNSでお付き合いのある方が偶然同じこの山に登って来られたので、すれ違う時にご挨拶。
こういう事もあるんですね。初めてお会いする方でしたがそれが山の中でちょっとうれしいです。
苺平の辺りであまりにポカポカ陽気で気持ちいいのでコーヒー淹れて少し横になって休憩。寝ちゃったら起きれなそうですw
先にも書きましたが、あまり触れている方がいないですがこのルート日帰りする場合辻山から夜叉神峠までが個人的にはこのルートで一番つらいところだと思っています。後半に長い長い下りです。そして登り返し。
夜叉神峠で15時半。
もう少しで日が沈むのを眺められそうですが、明るいうちに下りてのんびりしたいので少しだけ休憩して下ります。
駐車場にはちょうど16時頃到着。
途中で追い抜いた日帰りの方二名は暗くなる前に下りて来られるかな?
と思いながら片付けして一休みしていると二名ともしっかり明るい時間に下りてきました。さすがです。
夜叉神の森より下はカラマツの紅葉がなかなかのもので、それを眺めながらゆっくりと車を走らせ、帰宅途中のかじかの湯で温泉に浸かって帰路に着きました。
まだ積雪はそれ程多くはないですが、雪山の雰囲気も味わえ、素晴らしい景色も堪能でき、このぐらいの時期からは普段人に会うこと少ないですが、今日は4名の方とお会いしお話ができ楽しい山歩きが出来ました。
相変わらず快調なペースですね。
辻山付近で追い付かれた先行者は恐らく私の友達ですね。
鳳凰山、今年は行けずに終わりそうです。
mamepyonさん
kenpapaがコメントしていますね。
kenpapaは良く知っています。
私の友達、、とkenpapaがコメントしているのが
私のことですね。
静岡つながりなんですか、、。
Y-chan
こんばんは
前半は少し早めに歩きましたが、その後はところどころ休憩しながらののんびり歩きでした。
下山したときにヤマレコやってるというお話を聞いて、帰ったら記録を調べてY-chan様だと分りました。
ボクも富士山と竜爪山を除けば一番登ってる山は鳳凰だと思うのですが、Y-chan様はそれ以上に登っていてだいぶ慣れてらっしゃるようでした。すぐ近くだということで羨ましいです。
しぞーかつながりです(笑)
昨日は暖かくて良い条件に恵まれた山でしたね
鳳凰は好きな山で、地元の低山や子供の頃から数え切れないほど登っている富士山を除けば一番たくさん登っている山だと思います。
いい山が近くにあって羨ましい
これからもきっと何度も登る山だと思いますのでまたここでお会いするかもしれないですね。
快速か、と思えば、コーヒーにお昼寝タイム。
スカッと晴れてると、いいですよね。
雪のテント場にポツンとペンタ君、可愛いですね。
快晴の稜線散歩、気持ち良さが伝わってきます。
mamepyonさんの山行は、ハードな時でもホッとタイムがあるので、メンタルのコントロールがお上手だなぁと、いつも感心しています。
ペン太くん、やはりペンギンですね。
雪が背景の方がウレシそうに見えます。
林道のカラマツの黄金色の紅葉もキレイでしたね。
私たちも下山後季節が逆戻りしたカンジで戸惑いました。
mamepyonさん、こんにちは。
コメント久々でごめんなさいw
夜叉神峠からと、焼け跡からの白根三山は大好きです。
特に冬の真っ白なお姿が
今季も雪山開幕しましたけど、登れるお山も限りがあるので色々悩みます。
きっとまたこの白根三山見に行くことになるかもしれません。
実は薬師岳、観音岳からスカっと晴れた北岳を見たことがないんですよねぇ。。。いつもご機嫌ナナメで。。。
この自由さが一人歩きの良いところでしょうかね
きつい時は休憩しないで一歩でも先へ進むので休憩いっぱいの時は時間にも体力にも余裕たっぷりの時です
晴れて気分がいいと先の景色が見たくて早足になりがち。で、素晴らしい景色が広がると動けなくなってしまうという・・・。
ペースバラバラですね
ぺんたはやっぱり雪が好きなようです
メンタルのコントロールですか?
実は・・・何も考えてません(笑)
出来るだけ楽しく歩こうってのがモットーです
コーヒーやお酒は正直なところ山の中で肉体的にはあまりプラスにならないですが気分的にはとってもプラスになるので必ず持って行きます。
元気の素ですね
ぺんたもボクも寒いの大好きなので(この日も稜線出るまでは半袖Tシャツ一枚で歩いてたw)雪の時期はテンション上がります
思ったより紅葉良かったので下山後に温泉&紅葉狩りなんかも良かったかな
こんにちは〜
コメントありがとうございます。
無雪期は青木鉱泉から周回、積雪期は夜叉神からと何度も歩いてる鳳凰ですが冬場は比較的晴天率が高くて、アクセスも割といいのでだいたい毎年訪れています
稜線に出てからの白根三山の眺めはホント素晴らしいです。もし登る時があったらお天気に恵まれてど〜んと見えるといいですね
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