白倉林道から中ノ尾根山〜黒沢山
- GPS
- 19:51
- 距離
- 39.2km
- 登り
- 2,410m
- 下り
- 2,543m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:19
天候 | 1日目:曇/雨、2日目:曇/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
帰り:水窪ダムから水窪駅までタクシー(約6500円) ※2021/8から市道白倉川線が崩落しており、水窪駅から白倉林道・水窪ダム方面は草木ダム経由の迂回路を使用しないといけないため、通常の倍額かかる |
コース状況/ 危険箇所等 |
白倉林道(林道白倉山線)は大崩落の復旧工事中のため、大嵐の手前で通行止め(令和5年3月まで)。中ノ尾根登山口までは14km |
写真
感想
白倉林道が1年経ってどうなってるか見たいというのと、黒沢山の南西尾根にはシャウヅ山のほか水窪100山がかなりあるのでそれを辿るのが目的でした。
今回、黒沢山の手前で倒木処理で跳ね上がった枝が右ふくらはぎを強打して、筋を傷めるというトラブルがあり、痛くて右足が全く踏ん張れなくなったので一時は下山できないかもしれないと焦ったのですが、幸い持っていたロキソニンテープが効いてくれたので、ペースは落ちたものの何とか下山することができました。
白倉林道〜中ノ尾根登山口:
大嵐の手前の桐山(最後の有人集落)で通行止めになっている。大崩落地の工事は進捗中だが、白倉権現ゲートまで車で入れるようになるのは1年半ほど先になりそう。
また、車止めの前は駐車スペースはないので注意。
1年前に通過したときは大崩落地より奥にも複数の土砂の押出があったが、中ノ尾根登山口までのすべての土砂が処理されて、車が通行できるレベルになっていた。
手前の工事個所さえクリアできれば、その先は自転車の利用もできそう。
中ノ尾根登山口〜中ノ尾根山:
踏み跡はかなり明瞭でリボンもついているので、迷うことはない。
稜線に出ると笹の海で、踏み跡は一気に曖昧になる。中ノ尾根山は尾根が広々としているので、方向を定めて歩けそうなところを適当に辿る。
中ノ尾根山〜黒沢山:
基本的には笹漕ぎが続く。笹に埋もれた踏み跡があるところでも不明瞭なので、外れては復帰を繰り返す。特に厳しいのが2066mピーク〜黒山〜2062mピークの間で、背丈を超える笹が生い茂っていて、尾根も広いので方向を定めてひたすら漕ぐしかない。中央アルプス南部(安平路山〜奥念丈岳)の笹漕ぎに近いキツさがあった。
黒沢山〜シャウヅ山:
黒沢山の先も笹が続き、下りも尾根が広がっているので、1867mのある尾根に乗るまでが一苦労。いくつかリボンがあるので、それを参考にするが、かなり頻繁にGPSで現在地を確認した。1810mを過ぎるあたりから明瞭な踏み跡が登場するので、それを辿る(尾根通しではなく尾根の北側を巻き気味に進む形)
シャウヅ山〜奈良代山:
踏み跡は明瞭。奥布山からの下りは、地理院地図のルートより東を辿るルートにリボンがついているので、それに従って下る。細い林道に合流するより先にリボンは西に尾根を下り始めるので、もし奈良代山の山頂にもよる場合は注意。
奈良代山〜水窪ダム:
林道がジグザグについているが、ショートカットできる(リボンあり)。あとは淡々と林道を辿るのが無難。ゲートを過ぎても道は悪く、かなり下った神社のあたりまで一般車の通行はかなり厳しいと思われる。松林山は林道を歩いていると道沿いに標識が立っている。
コメント
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この季節は深南部のベストシーズンなので、どなたか入っているとは思っていましたが、黒沢山までですか、ハードそうですね
中ノ尾根山の笹藪は、手ごわかったですね。下りだと適当というわけにはいかず、尾根のとりつきに到達するまで格闘してしまいました
夜中には雨になってしまいましたが、なんとか天気ももって、良かったです
水窪タクシーの運転手さんが「白倉林道を下りてきた男女を車回収のために渡元から兵越峠まで乗せた」と言っていましたが、間違いなくお二人のことですね
中ノ尾根山は山頂が広いので、ドーム・合地山・黒沢山、どれもまともに踏み跡を辿れず苦労します。
分岐から南は笹が背丈超えで更にきつかったので、いずれ水窪100山でヒコウキ平〜黒山〜黒沢山を取るときには楽しみにして頂ければ(笑)
ログを拝見したら下山時にはぐれたとのことで、無事に落ち合えてよかったですね
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