鈴鹿南部もうっすら雪化粧で秋冬2シーズン体験♪
むっしゅ
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 819m
- 下り
- 806m
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| 天候 | 早朝は雨（現地では雪だったようです） スタート時には雲は多いながら晴れていました。 気温はとても低く、歩いていても手がかじかんでいました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
千種街道からタイジョウへのルートは地図にも道の表示はなく、赤テープやリボンが頼りのヒヤヒヤルートでした（汗） いくつかのコルを越えますが、登りのルートなので地形の見間違いがなければテープを辿って歩けます。 もちろん前もって地図は見ておくべきでしょうし、コンパスは必要です。 稜線では雪がうっすら付いていましたが、まだ気にするほどの危険はありません。 それより山頂から杉峠への途中にあるヤセ尾根が油断すると滑落、転落もあり要注意です。 |
写真
紙の地形図を忘れて来てしまいました！
スマホのアプリで地形図を呼び出すことはできますが、
心強いことですが、3枚ほど確認した後、見つからなくなりました。
地形図を持たない今日のルール、赤テープや地形から進む方向を判別して動くこと。
多分・・・なんて勘で判断しないこと。
どうしても判別できない時は撤退すること。
1
赤テープや地形から進む方向を判別して動くこと。
多分・・・なんて勘で判断しないこと。
どうしても判別できない時は撤退すること。
尾根道なのか巻き道かトラバース道か、状況を見てテープを追って進みます。
中身流出のピーンチ！
そういえば家を出る時にまだ雨が降ってました。
情景が脳裏に浮かびますね。
このくぼ地でテープを見失ってしまいました。しばらく探してみましたが判断材料が見つかりません。
遭難する前に撤退するか、ここは考えどころです。
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しばらく探してみましたが判断材料が見つかりません。
遭難する前に撤退するか、ここは考えどころです。
スマホの地図アプリで地形図を呼び出すと、あっけないほど簡単に現在地が判りました。尾根を辿るとやがてテープが現れ、ルートを外れていないことが確認できてやれやれです。
尾根を辿るとやがてテープが現れ、ルートを外れていないことが確認できてやれやれです。
なんだかんだと不安はありましたが、割と順調に上がって来れました。
で、シルエットで�好汽ぅ鵝蔽僉�
（案外遠方からでも目に付くんですよ！）
もう冬の手袋の出番ですね。
ひょっとしてこの古い舗装と轍は・・・？
まるで庭園のような落ち着いた山の風景です。
英語だと思って目で追うと・・・ん？ スペイン語？
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
計画書 1
ファーストエイドキット 1式
筆記具 1
保険証 1
飲料 3
ティッシュ 1
カメラ 1
タオル 1
スマホ 1
雨具 1式
防寒着 1
ストック 1
水筒 1
時計 1 高度計、コンパス
非常食 1日分
ツェルト 1
医薬品 1式
|
|---|
感想
この山が面白いと思ってしまうと何度でも行きたくなる性格で、鈴鹿のこのあたり、先月から4度目になりました。
前回途中で引き返して歩けなかったルートを今回続編として楽しむつもりです。
予定しているのは甲津畑から渋川を挟んで千種街道の対岸の尾根を登り、カクレグラからタイジョウに至るルート。
ただ尾根道の起点が特定できてなく、川沿いを歩きながら探す必要があります。
夜明けを待ってスタートしようと現地には早くに到着しましたが、車中で地図を見直そうとザックを探って地図が入ってないのに気付きました。
「地図も持たずに山に入るなんて・・・]
とよく言われるように、無防備な登山者がトラブルに逢う大きな理由です。
ただでさえ注意力散漫な私が初めてのバリルートを地形図なしに歩くわけにはいきません。
第2案は、千種街道途中の分岐からタイジョウに向かうルート。
これもバリルートですが、道標で起点は確認できるしテープと踏み跡を追って行けそうな気もします。
山頂に向かう登りのルートはまだ判別しやすい可能性はあるので、今日はちょっと冒険をしてみます。
ただし遭難しないためのルールを自分に課すことは忘れずに。
・理由のない方向判断はしない。
・どこからでも自分の踏み跡を辿って引き返せることを確認すること。
街道脇に道標を確認し、そこから沢の支流に沿って少し歩くと石垣の並ぶ集落跡に出ました。
この深い山中、いたるところに人の生活の跡が残っています。
鉱山を営むことでたくさんの人が動いていたんですね。
集落跡を抜けると山の斜面を登りますが、その斜面にはジグザグの道どころか判別できる踏み跡もなく、頼れるのは木に巻かれたテープのみです。
トラバース気味に斜めに登って尾根に出ると、いくらか進む方向の見当がつけやすくなります。
周りの山が見えていることも安心できることで、雨乞岳を見て進行方向の予測もできました。
このあたりから地面には雪が見えだしました。
夕べの雨が山では雪だったようで、うっすらとしろい地面がきれいです。
自分の足跡がはっきり見分けられるのはありがたいですね。
ピークをいくつか越えて標高1000m近くまで登り、涸れかけた池のあるくぼ地に差し掛かったときにテープが途切れました。
・・・くぼ地で周りを囲まれていると、方向感覚がなくなって進行方向を見失う不安に駆られます。
しばらくコンパスで方向を見定めて、どちらの斜面を登るのか、尾根を目指すのかを検討しましたが自信が持てず、しかたなくスマホのアプリで地形図を呼び出してみました。
するとあっけなく現在位置が判明し、ここから見えているピークの先にタイジョウが隠れていることも確認できました。
現在位置の特定が何の苦労もなくできるなんて、アプリってすごいですね・・・
紙の上でそれができて自己満足したいのが本音なんですが、ここはスマホのおかげで先へ進めることに感謝です・・・やれやれ
それでもそこそこ急登の尾根を登りきってタイジョウ山頂の表示を見ると、ここまで来れたことがとても大きなことに思えてしまってひとりでにんまりしてしまってます（恥）
身体を使って山に登ってきた疲れよりも、パズルを解いたような（？）感覚が新鮮でした。
座って食事をと思いましたが、今日は風がとても冷たくて動きを止めると途端に冷えてきます。
まだ空腹感もなく、風を避けられるポイントを探そうと杉峠に向かいました。
前回歩いた稜線ですからちょっとのんびりと、風景を眺めながら、お日さまに当たって明るい尾根道を歩きます。
白くなった山道ですが、難度を上げるのはもう少し先のようです。
真っ青の空と白い雲、葉の落ちた広葉樹・・・
前回の低い雲が覆った風景が似合ってると思っていましたが、今日の天気もいい風景を作っています！
杉峠から街道を戻りながら、途中の避難小屋で風を避けて食事を済ますこともできました。
誰にも逢わないバリルートの周回でした。
地図を忘れるなんて初歩の初歩のミスです。
無事に下りられたことに感謝しながら、反省も忘れずに！
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monsieurさん
こんにちは。
カクレグラへは甲津畑林道の最終点（渋川の橋)に車を止めてそこからさらに林道歩いてを1km程登っていくと
左手に階段があります。
その階段から急な斜面を登ると尾根に取り付くことが
出来ます。
その尾根を登っていくとカクレグラに行く事が出来ました。
私の登った時はテープも何も無かったですが登りやすい尾根でしたよ。
参考までに御連絡します。
あ〜地形図忘れたらあきませんやんか〜〜
しかし、自分ルール制定でいいことにしましょう
＞ここまで来れたことがとても大きなことに思えてしまってひとりでにんまりしてしまってます（恥）
わかるわ〜その気持ち！
ソロの醍醐味ですよね
恥ではありません！
そろそろ「鈴鹿苦手病」も克服ですね
貴重な情報をいただきました
この残したルートもですが、大峠への道やクラシ北尾根など歩きたい道がいくらでも増えていく、楽しい山域です
教えていただいた取っ付きから近々歩いてみますので、またレコで報告しますね
いつかお会いできたらよろしくです
地形図を忘れたことは実は何度かあって、そのたびに今回と同じような自分ルールを決めて歩いてます
でも地図なしで今回のような未踏のバリルートはさすがに経験がなく、どこまで行ってあきらめるかを考えながら歩いていました。
歩くほどに楽しいこのあたりの山、まだルート探索は続きそうですよ
鈴鹿のレコを拝見するたびに
ここの魅力が紐解かれる気がします
伊勢湾からそう遠くないのにそそり立つ山脈
山脈の裏側に深い森
開けたテーブルランド等々
時代に置いていかれたような不思議な空間と場所ですね
冬景色も間もなく 雪の似合う山だと思っています
鈴鹿の山道は地図に載っていなくとも色々歩かれていますがテープを信用し過ぎは要注意かと。
千種街道からタイジョウへは道標がありますが決して一般向けではないですね。
200m.Postも単なる目印に過ぎず、私も途中で見失いました。
でもその時は予め想定していたルートを突っ切りました。
道標の行先はタイジョウから北西側へ450m程のコル辺りに出るそうです。
鈴鹿の山奥は、もう雪があるのですね〜、冬の訪れを感じます。
バリエーションルートで、地図が無いと不安になりますよね。
状況とてもよくわかります
困ったときに、スマホのアプリが大活躍でしたね
スマホのアプリ、現在地特定機能はすごいです。
自分も最近の山歩きで、よく助かっています。
機械に頼ってはいけないとはわかっているのですが、、、
スマホは、本当にGPSのように役に立ちますね！！
パズルが解けて、無事下山できてよかったです
おはようございます‼
私もnakato932さんと同感で「テープ」の信頼度は50％程度と考えています。辿るも辿らぬも自己責任かと
カクレグラ〜タイジョウのルートはRonaldさんの解説どうりですね、私は初めての千種街道の時こちらが千種街道と間違ってしばらく歩きまた引き返した経験があります。あまりにも厳しそうな道なので「どうも違うぞ？」と言うわけでした。後程調べてみるとタイジョウへのルートと判りました。タイジョウは石楠花の季節が最も良いと地元の方に伺った事があります。
来年の石楠花のシーズンにまたご一緒しましょう
鈴鹿シリーズ（？）、気に入ってもらえましたか
その時々の気分で琴線に触れるモノが変わるので、写真もわけのわからない地味なものが多いです
（私が見る側だったらと考えるとちょっとコワイ
いつも細かいところまで見てもらえて嬉しいことです
何ヶ所かテン泊適地もあるので、もう少し自分の庭を広げてみますね
おっしゃる通り、テープに頼りすぎるのはリスクが大きいですね
いつも地形図を片手に持って、等高線を地形と照らし合わせながら歩くようにはしているのですが、今回は登りのルートだったことでまだ判り易く、救われた感もあります
地形図を見る限り決して複雑な地形ではないので、あらためて等高線を読みながら歩いてみようと思っています
slowlifeさん、こんにちは！
今回はアプリに助けてもらって感謝感謝です
slowlifeさんも使うシーンがあるんですね
普段使うことが少ないのは、先のルートの状況を予想したり、広い目で地形を見たりするにはスマホの画面はあまりに小さくて適していないと感じています。
ただ今回のように現在位置の特定などピンポイントで目的を絞って使う分にはドンピシャの応え方をしてくれました
失敗からでも何かを学べれば･･･なんて負け惜しみかな
yuconさんは私を鈴鹿にどっぷり浸からせてしまおうと企んでいますね
石楠花シリーズですか！
･･･いいじゃないですか
これだけ迷いながら山を歩いていると、迷わずに歩くこと自体現実的な目的ではないような気がしてきます。
何かがおかしいことに早く気づく、センサーの感度を上げることが深みに嵌まらない予防のひとつかと思います。
カクレグラ経由タイジョウルートは近く歩きます
なかなか歩けない道に、自分の中で期待が膨らんできました
期待して入る山に裏切られたことは一度もないので、この道もきっと素晴らしいコースですよ
おかえりなさい。
コンパスで方向を確かめ、尾根をたどる山歩きは楽しいです。
この季節、見通しもよくなっているので助かりますよね。
雨乞、御在所など見慣れた山が分かればほんとに心強い。
このごろ、経験者と歩いているので甘えてしまってますが、地形図をできるだけ先読みして、予想するようにしています。
あれれ、と思ったら、アプリを持っていないので、同行の仲間の意見やGPSロガーで緯度経度を出して、地形図にも緯度経度をプリントアウトしておき、現在地を確かめています。
churaさん、こんばんは！
木々が葉を落としてくれていたのは本当に助かりましたよ
見通しがいいだけで気分が楽でしたから、前向きに歩けました。
昔かたぎの山男ではないので（昔のことは知らないので）今使えるものを使って便利に歩ければいいと思うのですが、私ごときでも基本は地図を読むことかと思っています。
現在地の特定だけでもできると歩き方が広がりますよね
修行はまだまだ続きそうです
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