浅間山 爆風で前掛山は断念… トーミの頭⇔黒斑山⇔蛇骨岳⇔仙人岳／オマケで高峰山（車坂峠より周回＆ピストン）

2021年11月10日(水) [日帰り]

• GPS: 07:45
• 距離: 15.1km
• 登り: 833m
• 下り: 835m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 1:46
• 合計: 7:42

距離 15.1km 登り 846m 下り 835m

6:39 高峰高原ビジターセンター
6:41 6:42 車坂峠
6:53 6:55 車坂山
7:13 7:18 コマクサ展望台
7:37 7:47 槍ヶ鞘
7:55 8:04 トーミの頭
8:19 8:25 黒斑山
8:48 蛇骨岳
8:52 8:59 蛇骨岳標柱
9:14 9:17 仙人岳
9:30 9:31 蛇骨岳標柱
9:37 9:47 蛇骨岳
9:51 9:57 蛇骨岳標柱
10:00 蛇骨岳
10:36 黒斑山
11:35 11:42 トーミの頭
12:24 12:52 高峰高原ビジターセンター
12:53 車坂峠
13:07 尾根の休憩地
13:15 粒ケ平
13:24 高峰山
13:25 13:26 高峯山
13:31 13:41 高峰神社
13:43 高峯山
13:54 粒ケ平
14:21 高峰高原ビジターセンター
14:21 ゴール地点

天候

ガス＆爆風 ⇒ 晴れ＆爆風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高峰高原ビジターセンター駐車場を利用（無料）

写真

11/10 6:39

キツネらしき動物に駆け足で先導されたりしながら、チェリーパークラインを標高2,000mまで走破。
自宅から3時間半かけてはるばるやって来たのに、到着した高峰高原はガスガスなのね〜

11/10 6:42

それでも前掛山目指して、車坂峠を出発〜

11/10 6:43

噴火警戒レベル1なので活火山であることを留意して、今回はヘルメット持参で歩きます。

11/10 6:47

往路は表コースで。
歩き始めですでにルートが火山っぽい。

11/10 6:58

しばらく進むと下り坂？
知らぬ間に車坂山を通過していたよーだ。

11/10 7:12

そして本格的に上昇開始。

11/10 7:16

苔生した倒木が、何か言いながら寝そべってこっちを見てる！？

11/10 7:22

晴れてれば雰囲気のいいルートなんだろうなー。

11/10 7:26

尾根がヤセてきた〜

11/10 7:33

階段エリアを通過すると〜

11/10 7:40

避難小屋が見えてきた。

11/10 7:40

せっかくなので避難小屋内部を通過〜

11/10 7:43

今シーズンはじめて霧氷を撮る。

11/10 7:45

そして槍ヶ鞘に到着。

11/10 7:44

もちろん展望はない。

11/10 7:50

そのまま崖沿いを進みます。

11/10 7:52

身を乗り出しても何も見えないので恐怖心はない。

11/10 7:52

復路に使う予定の中コースと合流〜

11/10 7:53

そのまま高度を上げます。

11/10 7:54

この辺りから霜が着き始める。

11/10 7:58

霧氷〜

11/10 7:59

霧氷〜

11/10 8:00

そしてトーミの頭が見えてきた〜

11/10 8:01

肝心の浅間山がガスで見えないトーミの頭に到着。
山頂標識はお約束のローアングルで。

11/10 8:03

その標識にも霧氷。

11/10 8:04

そんなトーミの頭を後にします。

11/10 8:05

振り返ってみると、かなりの断崖絶壁だったのね〜

11/10 8:07

草すべり分岐に到着。
今回はこのまま黒斑山方面に進んで、ラスボス前掛山から草すべりでここまで戻ってくる計画。

11/10 8:09

水たまりも凍る。

11/10 8:10

そして急に日が差した〜！

11/10 8:11

やった〜本日初の青空だ〜

11/10 8:13

太陽はすぐに姿を消して、再び暗いルートを進みます。

11/10 8:14

振り返っても暗めな雰囲気…

11/10 8:19

火山防災スピーカー通過。

11/10 8:22

しばらくすると再び青空出現。
このまま晴れちゃってくれ〜

11/10 8:22

そして黒斑山に到着。

11/10 8:26

頭上に青空があっても、浅間山は相変わらず姿を見せず…

11/10 8:27

そんな黒斑山を後にします。

11/10 8:31

霧氷＆青空／泥濘＆ガス

11/10 8:33

青空とガスのせめぎ合い。

11/10 8:37

むむむ？ガスが取れそう？？

11/10 8:38

むむむむむ〜〜〜？？

11/10 8:40

やった〜浅間山が見えた〜！！

11/10 8:43

しかし浅間山は再びガスの中へ。
ガスの稜線を進みます。

11/10 8:47

青空へ向かって進む。

11/10 8:48

苔にも霧氷。

11/10 8:49

ルートは生まれたてホヤホヤ霧氷に囲まれてる。

11/10 8:51

次なるピークが見えるよーな見えないよーな。

11/10 8:53

おぉぉ見えた。
蛇骨岳だ。

11/10 8:53

ここまで来るとかなりの強風に晒される。

11/10 8:55

一番高そうな岩の手前に「山」マーク。

11/10 8:55

カッコイイ岩なので「K2」風に撮ってみる。

11/10 8:56

「K2」のピークにタッチ。

11/10 8:55

その岩の向こうにあるはすの稜線が…見えない！

11/10 8:59

背景に青空を入れて、ローアングル山頂標識。

11/10 8:57

これから進む方向を見ると、爆風に乗ってガスが凄い速度で通過してる〜

11/10 8:59

そんな蛇骨岳を後にします。

11/10 9:01

ぬぉぉぉ〜
右からの爆風に煽られて真っすぐ歩けない…

11/10 9:02

この岩で防風体勢をとりながら考える。
吹き曝しのこの先の稜線を、はたして無事に歩けるのか…

11/10 9:03

吹き上げてくる爆風を撮ってみる。
写真で表現するのは難しい…

11/10 9:03

とりあえずお次の仙人岳まで行って様子を見よう。

11/10 9:05

吹き上げてくる爆風を撮ってみる。
写真で表現するのは難しい…

11/10 9:05

仙人岳の姿が薄っすらと見える？

11/10 9:06

ぬぉぉぉ〜
右からの爆風に煽られて真っすぐ歩けない…

11/10 9:07

この先に行っても大丈夫なのか？

11/10 9:08

おぉぉ、ガスが途切れた。

11/10 9:08

と言っても爆風は吹き続ける…

11/10 9:09

仙人岳はすぐそこだ。
なんとか辿り着こう。

11/10 9:12

そしてピークが見えてきた。

11/10 9:13

爆風吹き荒れる仙人岳に到着。
ローアングルで山頂標識を撮ったら〜

11/10 9:13

これから向かうJバンド方面を確認。
行くべきか行かざるべきか。

11/10 9:14

三角点と山頂標識。

11/10 9:16

ますます風が強くなってJバンド方面も再びガスの中に。
Jバンド手前に滑落注意な岩場もあるようだし…

11/10 9:17

さらに前掛山登山口への急降下は、モロに爆風を受けながらやる事になる…

11/10 9:17

ここは安全第一ってコトで、悔しいけど引き返すことに決定。

11/10 9:20

後ろ髪引かれながらも、撤退を決意して仙人岳から下ります。

11/10 9:22

白ゾレを戻る。
左からの爆風が私を飛ばそうとする。

11/10 9:28

ここは吹き上げてくる爆風を避けられる安全地帯。

11/10 9:30

左からの爆風はおさまる気配がない。

11/10 9:32

そのまま蛇骨岳まで戻ってきた。

11/10 9:32

撤退バージョン山頂標識。

11/10 9:33

爆風の中、草に着いた霧氷も急激に成長中。

11/10 9:35

しかし蛇骨岳を過ぎると、風はほぼ吹いていない。

11/10 9:37

ルート脇の霧氷が悲しい…

11/10 9:38

予定外のピストンを続けます。

11/10 9:39

トボトボ…

11/10 9:42

ここまで風がないのはおかしい…
ひょっとしたら蛇骨岳より先の、あの爆風もおさまったのでは？？

11/10 9:45

ってコトでここで回れ右〜
再び蛇骨岳に向けて歩きはじめます。

11/10 9:51

そして本日3度目の蛇骨岳に到着すると〜

11/10 9:56

やっぱり爆風が吹き荒れてた〜

11/10 9:59

ってコトで再び引き返します。

11/10 10:01

たまに青空は見えるのに…

11/10 10:02

トボトボ…

11/10 10:04

ここは20分前に回れ右した場所。
立ち止まってもう一度よく考えてみる…

11/10 10:11

そしてようやく撤退の方向に歩き出したのに、前掛山が姿を現し誘惑する。

11/10 10:12

「山は逃げないよ」
「次来る時は噴火警戒レベルが上がって前掛山は立入禁止かも？」
いろんな心の声が自分を悩ませる…

11/10 10:13

ガスが抜けた眼下の湯ノ平。

11/10 10:14

刻一刻と変化する風景。

11/10 10:15

あの中を歩きたかったなぁ…

11/10 10:17

名残惜しさを引きずりながら、この水たまりを越えて復路に戻ります。

11/10 10:24

ガスが完全に抜けて、歩くはずだったルートの全貌が見えた。

11/10 10:37

黒斑山は密状態なのでスルー。

11/10 10:39

火山防災スピーカー通過。

11/10 10:41

さらに進んで〜

11/10 10:43

浅間外輪山＆浅間山

11/10 10:43

浅間山＆剣ヶ峰

11/10 10:46

この展望をおかずに、ここで第1回おにぎりタイム開始〜

11/10 10:54

食後のデザートは望遠レンズで。
まずは前掛山と浅間山噴火口。

11/10 10:55

浅間外輪山から切れ落ちる急斜面。

11/10 10:56

そんな斜面を縦位置で。

11/10 10:56

今回は断念したJバンドと鋸岳。
あの濃厚ガスは何処へ？

11/10 10:56

さっき登頂した仙人岳。
ピークから下りる2人の登山者が見える。

11/10 10:58

2人組が爆風の白ゾレを通過。

11/10 10:57

それにしてもイイ斜面だ。

11/10 10:56

再び浅間山噴火口。
噴煙も見える。

11/10 10:58

その手前には左から右に延びる前掛山の稜線。
あそこを歩くはずだったのに〜

11/10 11:07

そしてトーミの頭。
かなりの高度感。
ピーク直下にかなりデカいクラックが…大丈夫なのか？

11/10 11:07

その足元には陽の当たるテラス。

11/10 11:17

食後のデザートも終わり先に進みます。
それでも外輪山＆浅間山を何度も振り返る。

11/10 11:18

かなり雲も取れて来た。
爆風もおさまったように見えるぞ？

11/10 11:38

これじゃやっぱり無理してでも行くべきだったか？
そんなコト考えながら到着したトーミの頭では、吹き飛ばされるくらいの爆風が吹いていた。
よかった〜これで吹っ切れた。

11/10 11:48

ってコトで、そのまま小走りで中コースへ〜

11/10 11:55

サクサク進んで〜

11/10 12:03

サクサク進んで〜

11/10 12:05

浮石ゾーンは慎重に。

11/10 12:16

サクサク進むと〜

11/10 12:25

あっという間に車坂峠に帰還。

11/10 12:52

時間もまだ早いし何だか物足りないので、もうひと山やるか〜
ってコトで愛車で第2回おにぎりタイム開始。

11/10 12:55

食べ終わったら反対側の高峰山へ。

11/10 13:05

クマザサが覆う樹林帯を程よく登って〜

11/10 13:07

登り切ると高峰山に続く稜線が目の前に。

11/10 13:15

その稜線を小走りで進んで〜

11/10 13:16

T字路に到着。

11/10 13:17

ここは高峯山へ。
「高峰山」と「高峯山」は別物？

11/10 13:25

そのまま稜線を進むと〜

11/10 13:28

大きな岩が目の前に出現。

11/10 13:28

それを左に巻くと〜

11/10 13:30

高峰山山頂標識の裏に出た。

11/10 13:30

山頂標識の向こうに何かある？
あれが高峰神社か？

11/10 13:32

ってコトで展望良好な広場の先に進んで〜

11/10 13:33

高峰神社に2礼2拍手1礼。

11/10 13:35

その傍らに立つ剣を逆光シルエットで。
雲の掛かった太陽から、縦に伸びる不思議な光条が出た。

11/10 13:35

今日やった浅間外輪山。
その向こうに浅間山が先っちょだけ見えてる？

11/10 13:36

改めて山頂標識の元へ。
手前にあるのは三角点では？
地理院地図には載ってないが？？

11/10 13:37

ここでもやっぱりローアングル山頂標識。

11/10 13:46

そんな感じに追加でひと山踏んだので、来た道を戻ります。

11/10 13:52

ちょっと前に下山した山を別の山から眺める。

11/10 13:54

T字路に到着。

11/10 13:55

このままピストンじゃつまらないので、高峯温泉口に降りてみよう。

11/10 13:56

歩きやすいルートを進みます。

11/10 13:57

途中でスキー場のリフトが見えた。
それが何故か稼働中だった。

11/10 13:59

篭ノ登山＆水ノ塔山が見えた。
これから登っちゃおうかと思ったけど、時間的にちょっとムリがあるかな〜

11/10 14:08

ってコトで今回は素直に車坂峠に戻ります。

11/10 14:10

下界に着陸したらUターンしてダート道を進みます。

11/10 14:14

ここはもしかしてスキー場のコース内？

11/10 14:17

リフトを何基か潜って〜

11/10 14:21

しばらく進むと駐車場が見えて来て〜

11/10 14:22

高峰高原ビジターセンターに無事帰還〜

11/10 14:39

そして唐松黄葉のピークを過ぎたチェリーパークラインを急降下して帰路に就いたのでした。

11/10 18:19

次回リベンジを誓って、こちらのバッジをゲット。
風のない黄葉ベストシーズンにまた来ようと思います。

撮影機器：

NIKON D7200 NIKON CORPORATION

感想

しゃとる

現在の浅間山は噴火警戒レベル1。
最近の地殻変動具合からして、いつ警戒レベルが上がってもおかしくないのでは？
そんな勝手な予測から、今のうちに前掛山に登っとかなきゃ！という考えに至って、今回は浅間山まで行って来ました。

チェリーパークラインの凍結を恐れてスタッドレスタイヤに履き替えてまでやって来た早朝の高峰高原は、期待を裏切りどんより暗〜いガスの中…
それでも上に突き抜けて雲上に出れば絶景間違いなし！という期待も裏切り、予報通りの強風とそれによって発生し続けるガスの中…
そして、ちょっとくらい風が強くても何とかなるよね〜なんて甘い考えをあざ笑うかのような爆風の洗礼を受けて、仙人岳より先に行けずに前掛山を踏む事が出来ませんでした…

撤退を決めて引き返していると、ガスも取れて予報通り晴れ間も広がり、初めての浅間山を拝むことが出来たので救われましたが、完全な不完全燃焼に終わったのは言うまでもありません。

ってコトで、早いうちにリベンジしに行かねば！
来年の黄葉シーズンまで待っていられるかなぁ〜

コメント

テヘ

いやいや、そんな日もありますね^o^

こんばんは😄

勇気ある撤退という事でよろしいのでは？
黒斑山の先の稜線を爆風にさらされながら、
レコを見てる私にも緊張感が伝わりました。

雨や雪は何とか凌げても風は厄介です。
特に稜線だと怖いと思います。

まぁ山は逃げませんから^o^

しゃとる

teheさん　コメントありがとうございます。

これは勇気ある撤退なんだ！
と自分に言い聞かせて引き返した訳ですが、
2日経って思い返してもやっぱり悔しさが残ってます。

前掛山は警戒レベルが上がると登れなくなる「逃げる山」なので、
そうなる前にリベンジしたいと思います。

えっちゃん

いや〜撤退は悔しいですよね😢
一昨年の自分とも重なりました笑
ガスってて強風だとほんと不安になるんですよね。なのに戻ったら晴れるとかって、、、勘弁してーって😅
この日は都内でも強風だったので山ではとんでもない爆風だろうなーって思ってました😆
次回の黄葉シーズンに。浅間山は天気と風と火山レベルもで難しいですね💦

しゃとる

etchanさん　コメントありがとうございます。
いつもetchanさんのハイレベルな山行レコで楽しませてもらってます。

いや〜悔しい！
今となるとあそこで引き返した事を後悔してる自分がいます。
予定していたルートを同じ日に踏破した人もいる様なので、
頑張れば行けたんじゃないかと自分の度胸のなさを痛感しちゃってます。

この悶々とした状態で次の黄葉シーズンまで待てそうもないので、
近いうちにリベンジしちゃうかも？